2019年5月に父が亡くなりました。
そのあと、実家の片づけをはじめました。(途中です)
その体験をオンタイムでこちらのブログで記録していましたので
まとめてみます。
●母のプロフィールと実家の間取り:収納家具→★
●収納家具や空き部屋から考える→★
ときました。
父が亡くなるずっと前から、このモノの多い状況だったことは見ればわかりました。
この根っこは、どこにあるのかを知ることが大事だなと思ったのです。
「見る」「聞く」そして
「親の家の床や柱を拭く」ということで
現状の把握はできます。
汚れ具合、汚れ方にも癖があります。
特徴ですね。
それが、またどれほど蓄積されたモノか。
いろいろ考えながら水で拭いていきました。
まず、水ですよね。
注意深く、素早くです。
水で洗い流すようなイメージです。
人間だって、なにかをするときに、まず水で流して
そのあとに、いろいろ手当をしたり治療しますね。
同じことです。
中で何が起こっているのか何が必要なのかを
水拭きしながらさぐっていきました
そして、もうひとつは、
散歩して、実家から離れた場所を歩きながら「話を聞く」です。
これだろうな、というモノがわかったのです。
直感もありました。
当時の記事では、このような表現になっていますね。
blogって、ほんと便利です。
わたしは、どうしても気になることがありました。
それが
古い仏壇と放置された神棚。
実家の間取り図の中で1階の和室があります。
四畳半の和室に、
①仏壇
②神棚
③父の祭壇(在宅介護中は父のベッド)
④テレビ、テレビ台
⑤ミニテーブル
がありました。
なくなったあと,①②が、母の心を重たくしていたのです。
①は、母の実家から引き受けたものですが位牌が4つもおさめてありました。
②は、父の実家から引き受けたもの。
どうしたらいいのかわからない。
という気持ちと
現状を変えたくない、という心の中の抵抗を強く感じました。
理屈じゃないんだろうな、とわかりましたが
それでも、
現状を理解していくことからはじめました。
ここに相当時間をかけました。
その時間のかけ方は、一度に説明ではなく
毎日、または一日おきに、少しずつ同じ話を繰り返し
結論をせかさないように慎重にしました。
わたしには妹がふたりいます。
すぐ下の妹は、伝えることがとても上手なのと
母の信頼があついので、まかせました。
①の仏壇は、母の実家のお寺に相談し、処分の方向
②の神棚は、処分(高い場所で手が届かない、お世話ができていないでしょう)・・など
お世話ができないならば、お寺や神社にお返し、お任せしましょう、という方向で話を進め
結構時間かけました。
ということで、
大丈夫そうだと、なったときに
私が動きました。
次は「時間と速さ」についての記事にします
何事も、スピード。手を付けたら、7割まではいっきに仕上げていくということが
高齢者に負担を書けない、という点についてです。