仙台いろはvol.3~『は』ちどり(HaTiDORI)~
仙台は美味しいもの、偉大な人物、素敵な観光地が数多く存在する都市です。
多くの人に宮城・仙台の良さを知ってもらいたい、仙台の基本から応用まで、いろんなあれこれを皆に知ってもらいたい!
そうして立ち上がったのがこの企画、その名も「仙台いろは」。
宮城・仙台の魅力あるモノ・ヒト・コトをいろは順に紹介していきます。
唐突ですが、以前アラバキで取材した素敵な団体を覚えていますか?
“は”から始まる名前でしたよね?
仙台いろは三回目は……
『は』ちどり(HaTiDORI)
今回は『HaTiDORI』のイベントについてがーすーがご紹介します。
『HaTiDORI@ PANGEA 2013 6/8(sat)』
『HaTiDORI』とは……?
東日本大震災による原発事故が起こったことをきっかけに、これからのエネルギーとわたしたちの未来についてみんなで話し合える場と、音楽・アートを融合したイベントを仙台で定期的に開催している団体です。イベントで集められた寄付金は週末母子保養プロジェクト「ちいさなたびジャパン」に寄付されています。
詳細はこちらから!
●「HaTiDORI」
●「ちいさなたびジャパン」
きっとみなさん、こんなことを思われているのではないでしょうか?
「自然エネルギーについて?」「原発問題?」「なんだか敷居が高そうなイベントなのかも……?」
実は私もその中の1人でした……。
■17:00 OPEN
店内は主催者みずほさんによる手作りキャンドルなど、彩り鮮やかな雑貨にあふれています。
テーブルではなく、参加者が円になって話やすい場になるように座布団に座るという形式。まるでお茶の間でお勉強をしているような気分です。講演会というと、会議室にパイプイスのセットで少し堅苦しい感じですよね。HaTiDORIでは話やすい雰囲気を意識して空間を作っています。
FOODにもこだわりがあり、
・かぼちゃスープ
・ハニーチキンマスタードサンド
えみっくす食堂によるこれらのお料理には、はちみつを使用しています。
はちみつを使うのには理由があり、蜜を作るみつばちは持続可能の象徴、未来のエネルギーを語る場にぴったりな食品だからとのこと。
これらのお料理の収益はちいさなたびジャパンに寄付されています。
■18:00 映画上映会「シューナウの想い~自然エネルギー社会を子供たちに~」
ドイツ南西部の小さな町シューナウ市。チェルノブイリ原発事故後、シューナウの市民たちが子供の未来を守るため、「市民の市民による市民のため」の自然エネルギーの電力供給会社を作るまでのドキュメンタリー映画です。
「?」
つまりどういうことなのでしょうか。
電力を野菜に例えてみると↓
野菜を生産する農家:電力を生み出す発電所
野菜の小売りをするスーパー:電力を配給する電力会社
シューナウの住民は電力の小売りをする仕組みを自分たちで作ったということになります。
実は日本でも地域の発電所を作ろうという動きはありますが、なかなか実現するのは難しいそうです。
■19:30 お話会&参加型ワークショップ
『私たちの未来とエネルギー』浦井彰さん(エネシフみやぎ・環境エネルギー政策研究所(ISEP)研究員)
化石燃料の有限とそれに代替する自然エネルギーの強みと弱みについて……
というと、自分には関係がないと他人ごとのように目をそむけがちですが、
「これからは、いかに少ないエネルギーで効率良く生活していくか、1人1人の省エネの意識が必要。 明日から1つ1つ実践することにより10年後の社会を作り出していくことになる。例えば自分自身の生活や使っているエネルギーについて考えてみるといったように自分を中心に考えてみるのもいいかな」
浦井さんが言う「自分を中心に考えてみる」その視点は今までありそうでなかったと感じます。
自分のことだからこそ熱心になる。当たり前のことだと思いますが、なかなかエネルギーについて考えるきっかけは見つかりません。参加しているみなさんはその言葉の意味を噛みしめ、近くに座っている人同士で自分たちの生活の無駄にしている電力や、省エネのために実践していることなど熱心に話合っていました。
『bunbuncafeという語り合いの場いついて』斎藤晴美さん(bunbuncafe主催者)
おいしいお菓子とお茶でなごみながら原発や放射能に関するおしゃべりと情報交換の場を提供されています。
「話し合ったところで、原発がなくなったり、何かが解決するわけではないですが、少しでも不安が解消できる情報交換の場になればと思います」と語る斎藤さん。
悩みや不安は話すだけでも心が落ち着きます。私自身も悩みを1人で抱え込み悲観した時期がありました。
同じ悩みを持つもの同士「話す」
結果がどうであれ心の負担が軽くなることで、明日をもっと楽な気持ちで迎えることができるのではないでしょうか。
詳細はこちらから!
●「bunbuncafe」
■21:30 ミニLIVE chiro&YASSにて終了!
HaTiDORIのイベントには出身地も年齢も違う様々な人が参加しています。
自身も原発について考えており、アンテナをはっていたことで、このイベントを知ったという参加者にお話しを伺うと「こんなに人が集まるということは、みんな何かしら興味を持って来ているということだから、色々な意見を聞いて自分の考えもまとめていきたい」と、直接話し合える場に参加することの意義を感じたそうです。
最初は「難しそうだな、話についていけるかな。」と不安でしたが、どんなに些細なことでも発言し、グループワークを行い、周りに意見を飲み込んでもらい、受け入れてもらうことで、「自分たちの未来について考えることはこんなにも気軽なことで、自分の意見も誰かの意見と繋がりがある」のだと再発見させられる時間だったと思います。
若林区にあるカフェ「café de muiex」が作られたもので、ハチドリ(ナスカの地上絵バージョン)のアイシングが素敵!こんなに可愛いお土産を用意されているのもHaTiDORIのイベントならでは。
HaTiDORIの主催者みずほさんが企画されるイベントが開催されるので、みなさんぜひ足を運んでみてください。
『せんきょCAMP仙台』
日時:2013/7/18(thu)20:00~22:00(開場19:30~)
場所:Forsta(仙台青葉区大町1-4-10ココエステート1F)
『せんきょCAMP』とは……?
多くの人にとって「他人ごと」となっている政治や社会づくりを「自分ごと」にしていくためのオープンな対話の場。若者の投票率を上げるため、全国15か所で以上で開催されています。
詳細はこちらから!
■せんきょCAMP公式サイト
■せんきょCAMP仙台facebook
■イベント詳細HP
『寺フェス』
日時:2013/9/29(sun)10:00~18:00
場所:徳泉寺(仙台市宮城野区榴ヶ岡三丁目10-3)
お問い合わせ:工藤(mimimimimi@m3.gyao.ne.jp)
FASHION JOURNAL 番外編 ~女子が調べるメンズトレンド~
みなさんはじめまして!
COLORweb学生編集部に新しく加入したすずしゃんです。
近頃、ジメジメした日が続き、梅雨真っ只中……といった天気の毎日ですが、そんな天気の日こそオシャレをして気分を上げていきたいですね!
さて、今回のFASHION JORNALのテーマは「女子が調べるメンズトレンド」!
ズバリ!以前取り上げた「男の知らない女の世界」というテーマとは逆に、今回は女性目線で男性のトレンドに注目していきます。
さっそく編集部の男性陣の協力のもと「男のトレンド」について調査してきました!
すると、次々に興味深い単語がでてきます。
・ビッグショーツ
・ハイテクスニーカー
・ビーニーキャップ
・カリマー
・サンタクルーズ etc
中には、思わずハテナが浮かんでしまうようなトレンドワードも……。
この中から、今回は「ハイテクスニーカー」を取り上げます!
■ハイテクスニーカーって?
ハイテクスニーカーの「ハイテク」とは文字通りハイテクノロジーの略のこと。
メーカーごとに最先端のテクノロジーを駆使しシューズに盛り込んだものをいいます。
特徴は、ゴムやナイロン、プラスチック等の素材の使用。靴底部分に空気を入れるなどボリューム感のある形。そして、蛍光色等を取り入れた近未来的なデザインです。
まさに「ハイテク」ですね!
ハイテクスニーカー?じゃあローテクスニーカーなんてものもあるのかな……?
そう思った方大正解!実はローテクスニーカーというものもあるんですよ。
ローテクスニーカーは、キャンバス生地やレザー等、昔ながらの素材の使用。靴底部分はゴムで薄く、シンプルな形・色合いをしています。
ハイテクスニーカーブームが到来したのは1990年代のこと。
ナイキやリーボック、ニューバランスを筆頭に、スニーカー専門のファッション雑誌が登場し始めたのもこの頃だそうです。
こちらは、都会派スニーカーの先駆けであり、トレンドの最前線であるニューバランス。
履き心地が抜群なんだとか。
ここから徐々にスニーカー人気は高まります!
スニーカーは徐々に進化し…
この驚きのフォルム!

こちらはリーボックのポンプフューリーです。
靴にポンプを装着することでフィット感が増すという、まさにハイテクスニーカーの代名詞とも言える名品。
このタイプのハイテクスニーカーを履いている人を街中で見かけることは、まだ少ないかな?と思います。
お洒落男子は一体どんなコーディネートに合わせるのでしょうか?
■女性にもオススメ!
最近では、ハイテクスニーカーを履く女子もよく見かけます。
ハイテクスニーカーは色合いもポップでカラフルなデザインが魅力なので、コーディネートのポイントになりますね!
ニューバランスを履いている女の子っておしゃれでかわいいですよね!ハイテクスニーカーを持っていない私ですが、買ってみようかな~なんて思い始めています。
「あまりスニーカーは履かない」という方もこれを機にスニーカーに挑戦してみてはいかがでしょうか?
今回は女子目線でお届けしました。
メンズトレンドも興味深い世界ですね……!
次回のFASHION JORNALもお楽しみに!
ARABAKI ROCK FEST.13に潜入!!③~ライブレポート後半~
もう7月に入り、汗ばむ陽気に夏が感じられるようになりましたね。
そんな中、皆さん覚えていますでしょうか……?
3度にわたってお送りしました、ARABAKIレポート!
実はライブレポートの後半が残っていたのです。
待ちくたびれた方、申し訳ありません!
夏のロックフェスティバルの時期が近付いてきた中、ARABAKIを振り返ってみては?
ではさっそく、ARABAKIライブレポートの後半、どうぞお楽しみください!
アラバキ会場内にある全部で6つのステージ。
それが陸奥(みちのく)・荒吐(あらはばき)・鰰(はたはた)・津軽(つがる)・花笠(はながさ)・磐越(ばんえつ)。
いよいよ後半は
津軽・荒吐・磐越のレポートです!!!
◆津軽

こんにちは!僕です!アラバキレポート津軽偏です。
津軽とは文字通り青森県北部の「津軽」の名を冠したステージ。エコキャンプみちのく内にある釜房湖に囲まれているためか、他のステージには無い神秘的な空気が漂っているんです。そのステキな空気に癒されつつ、大好きなバンドの音楽を聞く……。アラバキ最高マジ最高!
さてさてそんな津軽で僕が参戦したのはEGO-WRAPPIN'の演奏です。ご存知とは思いますが、力強さと繊細さを併せ持ったスッバラシーーーーー!!!バンドなんです。敢えて説明するなら、ジャズとロックとで唯一無二の世界観を作るバンド。
そんなバンドを前に僕は、いえ僕だけではなく収容人数を遥かに超える観客全員が熱狂したのでした。
後に僕氏はこう語っています。「天国は、アラバキにあった。」と。(こうた)

◆荒吐

荒吐ステージは、アラバキロックフェスの玄関口に設けられ、グッズ販売や出店などとも近く、人々が立ち寄りやすいステージでした!
そんなこのステージでアラバキロックフェスのエンジンをかけたのがHEY-SMITH!!パンクロックを中心にスカのリズムを取り入れた独特なサウンドとライブパフォーマンス、そして大阪ノリのMC!お客さんの笑顔がまぶしく、それを見てるこちらも楽しかったです!(まーたく)

◆磐越

磐越はキャンプサイトに囲まれた、荒吐10周年を記念して企画された第6のステージ!現在、SLばんえつ復活運行中の福島県の観光路線「磐越西線」より命名されました。そんな開放的なステージで私たちが聴いたアーティストは、andymori!実はコピーバンドをしているくらい大ファンな私、今回もたまらなく熱いライブでした!
リハーサルの「Life is party」から既に盛り上がりを見せる会場内。本番が始まり「ベンガルトラ」「革命」などハイテンポの曲になると皆のテンションも一気に上昇、とにかく物凄い熱気です!同じ磐越で演奏する奥田民生さんのカバー曲も披露。曇り空が多かった今年の荒吐、ようやく晴れた空の下で風を感じながら聴く「青い空」は最高でした。(もえ)

自然豊かな中で聴く、それぞれのアーティストが送る熱いステージ。
桜が咲く季節、ちょっと肌寒いけど皆で体を動かし 音楽を心から楽しむことができる、それがアラバキです!
様々なアーティストによる1つ1つのステージはとにかく圧巻!
カラフルなフェスコーデに身を包み、皆が開放的になって1つの音楽を楽しむ、こんな楽しいイベントはありません!
今回アラバキに参戦した学生編集部メンバーも、来年はテントに泊まりたいねと企んでいます…。
2013年4月27、28日に行われたARABAKI ROCK FEST.13!
とにかく最高!!!!!!!!
第3弾までお送りしましたアラバキレポート、これで以上となります。
第1弾・第2弾と続きここまで読んで下さった皆さん、ありがとうございました!
来年のアラバキが今から待ちきれない!以上、もえのレポートでした。




