Day30    晴れのち曇り時々雨

8時前に出発。途中でトイレしたくなり、その辺で。。。


9時半前にエル・ブルゴ・ラネロに入る。



スムージー休憩。


6ユーロ高い。味も微妙・・・ほうれん草、パイナップル、バナナ、ブロッコリー・・・野菜の味だ。




いつの間にかバルに誰もいなくなっていた。再出発。


やはりスムージーを飲んだあとはトイレが近くなる。またまたその辺で。。。




途中、日本人4でブルゴスからレオンまで歩いている山好きのグループに遭遇。そのうちの夫婦は、ルピュイから毎年少しずつ歩いているとのこと。ルピュイの道はこのフランス人の道に比べるとかなり中継地点やバルが少ないため、食料は持ち歩かないといけないらしい。最初ルピュイから歩こうと思っていたけど、そうしなくて良かったとつくづく思う。。。




13時過ぎ、目的地のレリエゴスのアルベルゲに到着。今日はこの後雨で、洗濯しても乾かなさそうなので、先にランチをしに行く。


豚肉がちょっと獣臭い・・・。他は美味しい。特にトマト。甘くて美味しかった。




アルベルゲに戻ってシャワーを浴び、ネットをして、いつの間にか寝てしまっていた。




気が付いたら19時。喉が渇いたのでコーラを買いに行き、夕飯はレトルトのサラダと、

物足りなかったのでインスタントラーメンを食べた。




ちょっと晴れてきたので外へ。


今日は何だか孤独を感じる日やったなぁ。。。

アルベルゲに人はたくさんいるのに、私は常に1人。人と交流するのをなるべく避けているからやけど。


日本人グループに、「外国人の友達はできましたか?」と聞かれ、速攻で「ないです」と答えた。「英語喋れないので」とは言ったものの、多分そういう問題ではない。友達を作ろうともしていないし、交流しようとも思っていないのだ。


歩いている間はずっと音楽を聴いているし、他の人とすれ違う時も「ブエンカミーノ」と言って会話にはならないようにしている。日本人とは話すけど、連絡先の交換は基本しない。何回か会えばするけれど。そもそも一緒のペースで歩いている人はほとんどいない。


友達なんて、そう簡単に作れるものではない。それは今までの旅でも、日本での生活でも証明されている。旅中に仲良くなった人がいても、その後余程頻繁に連絡を取り合ったり会ったりしていなければ交流は続かない。他の人は違うのかもしれないけれど、私の場合はそうだ。


昔は違ったのかな?SNSなどなければ、年に1回ほどハガキや手紙を出して交流が続いたのかな?

Day29    晴れ


起きて外を見たら朝焼けが綺麗だったので、外に出る。


8時過ぎに出発。


サン・ニコラス・デル・レアル・カミーノは通過。


Iglesia de San Nicolás


この村を出る頃、歩いている日本人Sさんに会う。韓国人かと思ってた。私と同じミレーのバックパックを背負っているが、重そうだ。8kgほどとのこと。

Sさんは奈良から来ていて、小学校教師をしていたとのこと。ずっと教師をしているので他の世界も見てみたいと転職しようと思ったが、すぐに転職するのももったいないのでスペイン巡礼に来たとのこと。友達が最近サリアからサンティアゴまで歩き、良かったよと勧められ、その時初めてスペイン巡礼を知ったらしい。

今日サハグンまで行ったら、バスと電車でマドリードの友達に会いに行き、また(どこからだったか忘れたが)再開するとのこと。




サハグン到着。


久しぶりに見る鉄道駅。サハグン駅。


バルにて休憩。これで3ユーロ。



さて、あと11km。





途中で違うルートに行く分岐があるので、地図アプリを見ながら間違えないようにする。




にしても暑い!

朝は半袖Tシャツの上から薄手のフリースとレインウェアを着て少し寒いくらいやったけど、今は半袖のみである。


13時半過ぎ、ベルシアノス・デル・レアル・カミーノに到着


宿へ行く途中に村で唯一のスーパーがあったため、速攻でコーラを購入。


宿に到着するも、またもや荷物がない!郵便局にメールをして待つ。


16時、郵便局から返事は来ない。もう一度、アルベルゲの荷物が置かれてるという場所を見てみると、あった!!あれ、さっきは見えなかったのに。死角に隠れていた・・・。もっと隈なく探せば良かった。ってか、オスピタレラも一緒に見に行って、「ないね」って言ってたのに。郵便局に謝罪メールを送る。自分が嫌になる。待ってる間に1人不貞腐れていたのが恥ずかしい。


こんなに天気が良かったのに、今からじゃあ洗濯物が乾くかも分からないので、洗濯はやめておく。シャワーもクレンジング以外はお湯だけで。




18時過ぎ、みんなで夕食の準備をしているので、何かできることはないかとオスピタレラに尋ねると、テーブルのセッティングをしてとのこと。テーブルセッティング。





19時半よりコミュナルディナー。知らない人たちとコミュニケーションを取るのは嫌やけど、食事は野菜たっぷりで美味しかった。サラダもスープもおかわりした。本当に栄養たっぷり。




デザートはヨーグルト。


その後のチャペルでのリフレクションタイム、夕陽を見に行くレクリエーションはパス。そういうの苦手凝視

Day28    晴れ


夜中に何度か咳込む。喉がイガイガで、Mさんにもらった飴ちゃんを舐めると喉が楽になり、眠ることができた。




朝、ほとんどみんな荷物を整理をして出て行ったので、最後らへんに出発したと思ったら、みんなカフェで朝食摂ってた。


ちょびっと観光しつつ、8時前に出発。

Iglesia de San Martín de Tours



歩いてる人割と多い・・・出発時間被ったな。この抜きつ抜かれつが好きではない。周りに人が多いのは嫌だ。




1時間半ほどでレディゴスに到着。


今日は12.5kmしか歩かないし、アルベルゲのチェックインは14時からなので(そう思っていたが実際は12時やった)、休憩。風邪ひいてるのでビタミンを摂ろうと、ストロベリーとラズベリーのスムージーを注文。


5.9ユーロと高いが(冷凍されていた果物のパックと牛乳を混ぜてミキサーにかけていただけ)、美味しいー!風邪よ飛んで行けー!!


また歩き出すが、周りにほとんど人がいなくなっているー!嬉しい。ゆっくり休憩すると人がいなくなるのか。


また3キロほど歩き、テラディリョス・デ・ロス・テンプラリオスに到着。


Iglesia de San Pedro


キラキラのアルベルゲ広告


トイレに行きたくなったので、ここでも休憩(スムージーの効果よ)。上記のアルベルゲ&バーへ。

カフェコンレチェ。1.3ユーロ。安っ!


アルベルゲも併設している分かりにくいバーやけど、居心地が良かった。のどかで、スタッフも優しくて、広告のヘビーな感じとは違ってニコニコここに泊まっても良かったなー。3人ほどチェックイン待ちっぽい人がいた。

バーを出ても攻めた感じのオブジェが。


また歩き出す。人は全然いない。


のどか。トラクターが畑で作業している。


今日は歩くのが楽しい。距離は短いし、アルベルゲの予約は取ってあるから安心やし、休憩は楽しいし、周りに誰もいないし、天気が良いし。こういう巡礼がしたかったんだなぁきっと。




12時過ぎ、目的地のモラティノスのアルベルゲに到着。


チェックインは12時からだったのでできた。先客は1名のみ。シャワーを浴び、洗濯をし、お腹が空いたのでレストランへ。


目玉焼きとハム 6ユーロ。


レモネードを頼んだらサングリアみたいなのが出てきて、これがスペインのレモネードなのか・・・と思いながら飲んだらやっぱりアルコール入ってるっぽい。。。


食事を下げにきた店員さんに聞いたらどうやら間違えてサングリアを出したらしく、レモネードを持ってきた驚き


あぁ、、、風邪なのにアルコールは飲みたくなかった。持ってきた時にちゃんと聞くんやった。。。そしてサングリアは1.8ユーロ、レモネードは2.2ユーロと、レモネードの方が高いという凝視


ちょっとしか飲んでないけど、アルコール弱いので酔っぱらい。宿で休む。




アルベルゲは、1部屋に10ベッドあるのに2人だけ。みんなあまり泊まらない場所なのかもしれない。同室のドイツ人のおじさんはドイツ語しか喋れなさそうなので(珍しいな)、翻訳アプリを使って話す。彼は25日にサンティアゴに到着予定だそうで、それまでぎっしりBooking.comで予約をしていた。その後はフィニステーラまで歩くそうだ。私がアルコールで酔っ払っていたので「巡礼中にお酒はおすすめしません」と言われたが、彼はランチでビール3杯飲んだらしい。人のことは言えていない 笑。「パエリアに付いてきたんだよ!」と。ユーモアがある。


酔いが覚めてきたので、近くの高台に登ってみる。



高台より。


この高台の下は昔貯蔵庫になっていたらしい。

「ホビットは住んでいません」と看板に書いてあった 笑。

今日は暖かく、半袖でも過ごせる。風邪よ飛んでいけ!!




夕食はコミュナルディナー。ほぼフランス人とオランダ人。スペインのコスタブランカ在住のオランダ人夫婦は、家からサンティアゴまで自転車で行き、今は帰りの途中だそうだ。そういう人もいるのね。自転車を漕いでいるとすれ違いざまに「ブエンカミーノ」「ブエンカミーノ」と言われて大変だと言っていた泣き笑いまたフランス人夫婦は、ナヘラからここまで歩いてきて、あとは来年サンティアゴまで歩く予定とのこと。みんなアルベルゲの同室じゃないから、ダブルルームとかに泊まってるんかな?


夕食

野菜スープ



ミートボール


デザートのアイス


Day27    晴れ


7時半過ぎに出発。綺麗な場所が多いので写真を撮りながら歩く。


マヨール広場


Puente Mayor


ブエンカミーノ


時計台




しばらく道沿いに進み、その後も同じような平坦な道が続く。今日は目的地の17.2km先まで村はない。


案の定、トイレに行きたくなり、途中でその辺で・・・。休憩を取っていると、後ろから人が来る来る。休憩取るまでは2人前方にいるだけやったのに。




その後もベンチのある場所で休憩を一度取り、12時前にカルサディージャ・デ・ラ・クエサに到着。この村も少し低地にあり、近づくまで見えなかった。



アルベルゲは予約しておらず、11時からチェックインだったため、先客が6人。そんなもんか。収容可能人数が少ない村は、予約していないと不安である。


シャワーを浴び、洗濯をし、明日の宿を予約。本命の所は電話したら一方的に捲し立てられて(何言ってるか分からなかった)切られたので、感じ悪いのでやめた。予約の電話をして感じの悪いところはやめておくに越したことはない。

whatsappでも連絡していたんやけど、「予約は予約サイトでしてください」とのこと。そういうことだったのか。booking.comで予約すると割高になるからなぁ。。。


昼食は隣のバーでパエリア。


大きな鍋に入ってて、それをお皿に移してレンジでチンしてた。それで8ユーロ。。。高いー。味はまぁまぁ。そもそもレトルトとそんなに違う?




寒い。体調が悪い。やはり鼻と口の間の違和感が続いている。このまま喉が痛くなって咳が出てきて喘息悪化がいつものパターン。あぁ、これで巡礼も中断かな?一度中断したら再開はあるのだろうか?もう来ないかもしれない。暗い考えがぐるぐる・・・寒くて暗い部屋にいるからかな?




村で唯一の?バーが18時までのため、17時過ぎに夕食。Lomoのプレート。


パンが付いてくると思ったけど付いてこなかった。まぁいいや。10ユーロ。普通に美味しい。栄養満点!


部屋にいると暗い気持ちになるので、アルベルゲの庭で過ごす。こちらの方が陽が当たって暖かいし明るい。今までに使ったお金を計算していると体調悪いのを忘れる。


19時過ぎ、もう歯磨きもして寝る準備。早いけどすることないから。しかも寝てる人多いし。早い!


喉がイガイガしてきた。なんか予定通りで怖い。近くには病院も薬局もない。。。咳が出始めたら咳止めがまだ残っているのでそれを飲もう。


部屋はまだ2段ベッドの上のベッドがいくつか空いている。予約不可のアルベルゲならまだ余裕があるのかもしれない。

Day26    晴れ時々曇り


7時半頃出発。今日はみんな起きるの早かったなぁ。5時半ぐらいからゴソゴソしてた。


今日は天気が良い。



後ろを振り返ると、太陽の光で草が白く光っている。神々しい。



ビリョビエコ(村)?

なんか、いつの間にやら遠回りルートを歩いてしまっていたようだ・・・。仕方ない泣くうさぎ

でもこっちの方が道路沿いじゃなく自然が多いルートなのかも。

晴れていると気分良く歩けるし、写真もよく撮る。

なんかコーヒーゼリー食べたいなうさぎあー、コーヒーゼリーラブラブ日本が恋しい。




トイレに行きたい・・・。




大きな建物が1棟見えてきた。あれは何だ?豪邸?

近くに行くと、それは教会だった。


Ermita de la Virgen del Río

中でスタンプを押してもらう。

でもトイレなさそう・・・。こんな大きな建物なのに。

マフィンを1個食べ、再び歩き出す。




20分ほどでビリャルカサル・デ・シルガに到着。


Santa María la Blanca


トイレ休憩&おやつ?ランチ?

ピザとカフェコンレチェ

これは栄養満点だ!4.8ユーロ。

このレストラン、プレートメニューも美味しそうやったなぁ。プレートメニュー食べたかったけど、食べたら歩けなくなりそうで、渋々我慢。。。


可愛い村やったし、休憩したレストラン、ホステルもやってて、できればそこに泊まりたかったなー。そして夜プレートメニューを食べたかった。



見えてきた、カリオン・デ・ロス・コンデス!


少し都会な気がするぞ。



12時半過ぎ、目的地の宿に到着。ここでまたMさんと遭遇!やはりペースが同じなのか?

シャワーを浴び、本当は洗濯機使いたかったけど1台しかなく使用中・・・。仕方ない、手洗いで泣くうさぎ


薬局へ行きがてら散歩。


マヨール広場


湿布を買おうと薬局へ行くも、温湿布(6ユーロ)か値段のはる薬用湿布(16ユーロ)、痛み止めのゲル(8ユーロ)しかない。安い冷湿布が欲しかったんやけどなかった。。。これから行く村で探してみよう。


なんか、鼻と口の間に違和感。私のいつもの風邪の初期症状だ。だいたいこじらせて喘息が悪化する・・・どうしよう?鼻噛むの面倒くさくて我慢してたからかな?


夕食は昨日に引き続きパエリア。巡礼メニューの気分ではなかったので。節約節約。




夕食後、Mさんといっぱい喋った。Mさんは東京出身やけど札幌住まい。東京には戻りたくないらしい。札幌は家賃が安く、風呂・トイレ・ウォシュレット付きでなんと22,000円!その代わり冬は暖房代が1万円を超えるそうだ(それはうちも同じ。節約しても8,000円台にはなる)。で、冬は暖房を使わないように電気・ガスを止め、沖縄に出稼ぎに行くそうだ。サトウキビの工場で住み込みで2ヶ月半働き、80万円稼げるとのこと。ただし休みはなしで1日12時間労働。その代わり沖縄なので、半分ぐらいは休憩らしい 笑。楽しそうだ。

Day25    曇りのち晴れ


外はどんより曇り。でも雨は降っていない。

Iglesia de San Pedro Apóstolに寄って(外から見ただけ)、8時前に出発。



少し前に一人歩いているだけで、後ろはかなり離れたところを歩いている人しかいない。こういうのが好き。


土の地面にカタツムリがよくおり、油断していると踏んでしまい罪悪感が・・・。


なかなか次の村が現れない。




やっと着いたボアディージャ・デル・カミーノ。


でも何もない。道を間違えたのか、バーも見当たらず、そのまま歩く。あと8km。




晴れ間が見えてきた。歩いている間にこんなに晴れるのは久しぶりだ。





もうすぐ目的地のフロミスタだ!


11時過ぎ、フロミスタに到着。


Iglesia de San Pedro de Frómista


さて、ミッション!ATMでお金をおろすのだ。

CajamarのATMで、いざ!!


300ユーロ→49,810円(エポスカードの出金メールが届いた)

6ユーロの手数料を取りますとの案内が出たが、それでも1ユーロ166円と好レート。現在1ユーロ165円台。あれ、こんなにレートいい?クレジットカードのキャッシングなので、支払日までの利息はプラスされる予定だけども・・・。


昼食。


冷たくて下のパンが野菜の水分のせいでかなり湿ったサンドイッチとカフェコンレチェで6.5ユーロ。高すぎる。。。でもトマト、玉ねぎ、レタス、卵、ツナが入っており、栄養はある。

バーでMさんに会う。今日はあと10kmほど歩くとのこと。がんばれ!


San Martín de Frómista



アルベルゲのチェックインが13時半からなので、アルベルゲに行く。チェックインで並んでいると、昨日カストロへリスでバッタリ会った韓国人のケイが!また会えた!ケイも私のことを覚えていてくれた。明日は35km歩くとのこと。強い!チップスを分けてもらう。


チェックインするが、荷物が届いていない・・・どこへ行った?電話するもスペイン語の自動音声が流れるだけでよく分からない。メールをして待つ。。。荷物がないとシャワーも入れないし洗濯もできないんだよなー。せっかく天気がいいのに。


昨日泊まっていたアルベルゲに電話すると、私の荷物はまだあるとのこと。もう一度メールして待つ。いつもはわりとすぐに返事が来るのに、今日は来ない。


15時半、アルベルゲのオスピタレラに郵便局に電話してもらうが、やはり自動音声のループとのこと。そんな時に郵便局からメールが届いた!配送のバンが事故で配送が遅れているとのこと。


そしてもう一通メールが。もう一度確認したところ、昨日の宿が私が荷物を持ち去ったと伝えたらしい・・・バックパック受付の近くに置いておいたのに。宿のスタッフがちゃんと確認していなかったのか?宿に電話した時もOh!ある!とか言ってたし・・・。


17時前にやっと荷物が届いたけど、なぜか「宿にスタッフがいなかったので届けられませんでした。オフィスまで荷物を取りに来てください」というメールが。いや、スタッフずっといたし、荷物も届いたけど・・・。ちゃんと連絡取れてる??


やっとシャワーを浴びたけど、お湯を浴びて顔のクレンジングをしただけ。洗濯も今からしても多分乾かないから、速乾タオルと靴下だけ洗濯して、靴下乾かなかったら明日リュックに干して歩こう。明日はしっかり洗濯したい。




夕飯はレンジでチンするだけのパエリア。


うん、普通に美味しい。


共有スペースの暖炉が焚いてあったので、靴下を1時間ほど暖めてみる。

Day24    曇りのち雨


7時半過ぎに出発。今日もどんより曇り。歩くと股関節が痛い・・・。あと時々咳が出る。風邪?風邪をこじらせると喘息が悪化するので怖い。


トイレ行きたい・・・でも後ろから人が付いてくるからできない・・・。


コンベント・デ・サン・アントン。


通過。トイレない・・・。


なんか村が見えてきた。でもあと4kmぐらいあるはずじゃ?ト、トイレしたい。でも後ろに人が・・・。


あれ、もう着いた?


あ、バーがある!トイレ!!

はぁ、良かった。


さて、カストロへリスではミッションがある。ATMでユーロを下ろすのだ!もう残金が75ユーロしかない。全部カードでできれば良いが、時々現金しか受け付けない宿やお店、レストランがある。今日行く予定の宿もそうだ。


Ibercaja

お、日本語画面が選択できる!でも250ユーロ下ろそうとしたら44,233円やって!レート悪すぎ!!手数料もあるやろうけど、このままだとレートは1ユーロ176円。現在1ユーロ164円やからぼったくり〜!でも日本円に変換しなければもう少し安くなるかと思って、NOのボタンを押したら取引できず。YESのボタンを押しても取引できず。ダメじゃん。他のカードを使っても取引できず。日曜日やから?


Cauxabank

手数料もレートも悪いので有名な銀行。嫌やけどやってみる。・・・取引できず。ダメだこりゃ。


仕方がないのでスーパーでマフィンを買い、 再出発。なんだかんだでこの村に1時間ほど滞在。今日の宿を予約した時に、「2時に電話して」と言われたので、2時まで開かないのかもしれない。なのでのんびり行くことにする。


 ATMを行ったり来たりしている時に、韓国人女性に会った。昨日、オンタナスの宿が一杯で泊まれず、32km歩いたので、今日はこの村に滞在(休息日)しているとのこと。やっぱ予約してないと泊まれないのか??

なんか感じのいい人やった。またどこかで会えるといいな。



カストロへリスの村を過ぎると、キツい登り坂が。

こんなところを登ってきた。

息を切らしながら頑張って登る。その後は急な下り坂。あ、またトイレしたくなってきた・・・。今回は前後に人がいなかったので、ちょっと見えにくそうな場所で。。。




何もないところをひたすら歩く。どんより曇り空でおもしろくない。ここ最近ずっと曇り空が続いている。




何だか人がたくさん(でもないけど)いるなぁと思ったら、ログローニョの宿で会ったMさんが!「今日この宿に泊まるの」と。ここ宿?小さな修道院で、修道院の端っこにあるベッドで泊まらせてもらえるとのこと。ここがプエンテフィテロの予約できないアルベルゲか。できればここに泊まりたいと思っていたけど、予約ができないから諦めたのだ。でも寒そう・・・。


コーヒー飲めるから持ってきなよと言われ、スタンプを押し、コーヒーを持ってきて喋る。またMさんと喋ることができて嬉しい!前回は連絡先を聞いていなかったので、今回は連絡先を聞いた。なかなかスローペースの仲間がいないので嬉しい。私は4/12にサンジャン出発、Mさんは4/16にサンジャン出発で、それでも知ってる人は誰もいなくなったと言っていた。


雨が降ってきそうだったので、お別れして先に進む。


すぐに雨が降ってきた・・・ポンチョを着て先に進む。目的地まではあと2km弱。




14時過ぎ、目的地のイテロデラベガに到着。



アルベルゲは開いており、電話する必要はなかった。ドナティーボのアルベルゲと書いてあったが、夕食こみで20ユーロとのこと。それでも安い。現金で支払う。あぁユーロがぁ・・・。


明日の宿の予約のため、電話するが2つ満員で断られ、残りの1つの宿に行くことに。もう前日予約じゃダメってこと?

Mさんに聞いてみたら、公営のアルベルゲは半分だけ予約とってあとは当日早い者勝ちなんじゃないかとのこと。確かに、電話の向こうで色々言っていたこら、そういうことなのかもしれない。




夕食は、かぼちゃのスープとパン、じゃがいもとにんじん・玉ねぎ・肉のスープとヨーグルトorオレンジorコーヒーor紅茶。


まさかのスープ&スープ。でも美味しかったしそれぞれお代わりしたからお腹いっぱい。これぐらいがちょうどいい。


今日は6人部屋に4人のみ。他の部屋にも3人しかいなさそう。ということは結構空きがあるはず。予約しなくてもベッドはあるってことかな?

Day23    雨のち曇りのち時々晴れ


昨日は女性ばかりで油断していたが、イビキのすごいのがいた!笑 イヤホンをして音楽を聴きながら寝ることができた。


宿の朝食はトーストしたフランスパンにマーガリン&ジャム(梅のジャムがあったので付けてみたら普通に美味しかった)、オレンジジュースにカフェコンレチェ。ビスケットもあったけど食べなかった。その代わりパンは4枚食べた。


外に出ると雨が降っている・・・。ポンチョを着て7時45分頃出発。何もないのでどんどん歩く。


最初の村が見えてきたのは約1時間半後。トイレ休憩をし、代わりにバナナを2本購入。1.4ユーロ、高い驚きスーパーなら2本で0.5ユーロくらいなのに。


まだ雨が降っていたので、またポンチョを着て歩き出す。あと11km。少しゆっくりめに歩いてみる。今日は調子がいい。昨日少なめにしておいたせいか、今日ゆっくり歩いているせいか、あるいは包帯の巻き方や靴紐の締め具合が良いのか?今日は穏やかな気持ちで歩くことができている。


少し晴れ間が出て来た。


いつもこんな感じ。昼前になると少し晴れ間がのぞく。


風車がたくさんある。


スペインあるある、ヨーロッパあるある。


12時に目的地オンタナスに到着。けっこう早かったな。直前まで村が見えず??になったけど、珍しく谷間にある村やった。ひょこっと出現。

いつも大体平地か丘の上にあるんやけどね。


宿は一番乗り。これは良い部屋や!


広い!そしてロッカーもある(鍵はない)。洗濯場と干す場所(透明な屋根があって風通しもある)もあったので、手洗いしてみた。今日は乾くかな?


ちょっとお散歩。

Iglesia de Nuestra Señora de la Concepción

受胎の聖母教会?


中はこんな感じ。


1ユーロだったか2ユーロ払うとキャンドルに火を点けられるっぽかった。





昼食はトルティージャ。


初めて食べたけど美味しい。じゃがいもの入ったオムレツ。




部屋でのんびり過ごすが、教会の鐘の音が不協和音で気になる・・・。




夕食は隣のレストランで苦手なコミュナルディナー。とりあえず大きめのテーブルに1人で席に着く。この前みたいに2人きりにならないように真顔


すぐにアメリカ人男性ととオーストラリア人夫婦が同じテーブルに着き、自己紹介が始まる。あぁ英語圏に囲まれた・・・。でも隣に座ったオーストラリア人の奥さんが色々話しかけてくれて、お互いの住んでいるところや仕事の話などすることができた。彼女は家具のデザインをしていて、成人した子どもが2人いる。彼女が住んでいるアデレードは100万人ぐらいの人口で、四季があるという。富山と同じぐらいの人口。近くにタスマニア島があり、よく行くとのこと。タスマニアデビルが有名な場所。

向かいに座ったアメリカ人は、私が富山出身だと言うと、以前富山県の高校生をホームステイで受け入れたことがあると言っていた。オレゴン在住とのこと。


豆の野菜スープ。ほぼ豆泣き笑い

まぁまぁ。


牛肉のシチュー?

肉は美味しいけどポテトはちょっと硬い。


チーズケーキ

これは美味しかった!


夕食を終え、レストランの外に出ると晴れている。日中にこの天気だといいのに。


Day22    曇り時々晴れ


9時半頃出発。昨日洗濯をしたところ、全く乾かず。部屋が多少暖かくても、やはり風がないと乾かない。朝食後にヒーターが付いていたので上に乗せてみたが、しばらくして消えた・・・。歩く時にカバンにぶら下げておけば乾くと言われたが、靴下をぶら下げるのが限界(私のペラペラのリュックには)。新聞紙と一緒にビニール袋に入れ、配送用のバックパックに入れてしまう。


ブルゴスは都会なので、カミーノサインがほとんどない。出発後、maps.meを見ながら進むべきか迷ったが(歩道のないアスファルトの道かもしれないので)、そうするしかないのでそのまま進む。しばらくするとカミーノサインがありホッとする。この時間なので他に巡礼者はほぼいない。


曇り空の中1人で歩いていると、嫌なことが頭に浮かんでくる。お金がかかりすぎていること。円安もあるが、捻挫したせいで1日あたりの歩く距離が短くなり、結果、他の人より宿泊費が多くかかってしまう。食事を自炊するのが嫌なのでそれもお金がかかる。あと洗濯物が乾かないのがかなりのストレス。洗濯機と乾燥機を使うと8ユーロかかってしまうので躊躇してしまう。


でも、別にお金ないわけじゃないんやから、いいやと思ってきた。ご飯を宿で準備してもらうのも、その土地の食べ物を食べることができていいと思うし、宿のオーナーとのふれあいもできるのでいいんじゃないか?宿泊する場所が多いと、それだけ現地の方とのふれあいも多くなるし(スペイン語分からないから、深い関わりはできないけれど。でも挨拶だけでも、意思疎通ができると嬉しい)。


あぁ足痛い。捻挫した部分もやけど、膝関節も股関節も痛い。もう歳や。軽い気持ちで来てしまったけど、軽い気持ちで来るもんじゃない。こんな曇り空の下、1人で歩くのは全く楽しくない。よほどトレッキングが好きな人とかじゃないと。他の巡礼者と話すのもあまり好きではない。英語喋れないし理解できないことが多いのもあるけど、喋ったところで世間話である。どこから来たのか、どこから歩いているのか、どうして来たのか・・・話したところでその場しのぎでしかない。何が楽しいんやろう?そもそも楽しむものではない??ひねくれる私。


晴れ間が出て来た。もうすぐ到着の予定。



12時半前に目的地であるラベ・デ・ラス・カルザダスに到着。





同室になった韓国人が洗濯機と乾燥機のシェアを提案してくれ、3人で8ユーロを折半。私は2ユーロでいいと言われ、安く洗濯することができた。洗濯ができれば全て良し!




昼食は、宿に来る時に通りがかって美味しそうと思ったレストランLA FUENTE のプレートを。コーラも注文して14.4ユーロ。


これは美味しい!特に豚肉が。

この量をペロリと平らげ、しばらくするとまたお腹が空いてくる不思議。


やっぱ、この巡礼で、美味しいものを食べるのが楽しみやニヤニヤ

あと綺麗な景色を見ること、現地の人や巡礼者と挨拶だけだとしても関わること、居心地のいい宿に泊まること。




洗濯・乾燥終わったけど、まだ乾燥が不十分てことでもう一回乾燥させてもらった。でもやっぱりまだ不十分・・・結局ベッドにロープを張り、干しておくことになる。今回は折半やったから良かったけど、これ8ユーロ払ってたら完全に乾くまで回してもらわないとクレームよ!




そんなにお腹は減ってないけど、このままだと数時間後にはお腹が空きそうだったので、19時半にまたもや先ほどのレストランへ。

SOPA CASTELLANA(カステージャのスープ)5ユーロ


卵のちょっとしょっぱいスープ?食べやすいんやけどね。

Day21    曇り時々晴れ時々雨


今日は22km歩く。長い・・・。

7時半過ぎに出発し、曇っているのでひたすら歩く。


最初の村アタプエルカはスルー。


有名な場所かな?なんかブログで見たことある。この十字架の周りに持って来た石を置くといいみたいなことが書かれていた気がする。石持って来てなかったけど。。。


次の村カルデニュエラ・リオピコでトイレ休憩。


バルに人がいっぱいいるから、トイレだけでもバレない。先が長いのでカフェコンレチェは禁忌(トイレ近くなるから)。


次の村オルバネハ・リオピコもスルー。


その後はほぼアスファルトの道をひたすら歩く。空港の横の道を通るので(でも空港は見えない)、近くに飛行機が飛んでくるのが見えた。台湾出身の子(日本語も少し話せる。名前忘れた・・・)としばらく喋りながら歩き、韓国人は多いけど、アニョハセヨと声を掛けてきて、うちらが韓国人じゃないと分かると「ならいいです・・・」ってされることが多いよねという話をしてた。なんか寂しいよね。少し英語で喋ってくれてもいいのにね。


彼女は大学で英語を専攻しており、貿易の仕事をしていたとのこと。今回仕事を辞めてきたらしいが、私と同じ、軽い気持ちで来たとのこと。キリスト教でもない。台湾でカミーノは有名なの?と聞くと、そうでもないと。彼女はインターネットで知って来たらしい。


その後、スウェーデン出身の74歳のヨハネと喋りながら歩く。彼は時間がたっぷりあるから、ゆっくりペースでも大丈夫と言っていた。それでもサンジャンをスタートしたのが19日なので、私よりは断然速いペース。ブルゴスで2泊するとのこと。


スウェーデンは自然が豊かで、ヨハネは釣りをするのが好きらしい。6ヶ月、別荘で過ごすみたいなことも言ってて、優雅やなぁと思った。スウェーデンで有名な食べ物は何?と聞いたら「ミートボール」やって。本当?サーモンは?と聞いたら、サーモンも有名だと。塩と砂糖を半々で掛けて食べるって言ってたけど本当かな?あと胡椒。私の英語力ではよく分からない泣くうさぎ


そんなこんなで、都会の中を11km歩いて来た。長かった。


工場や会社、お店が並ぶ広い道を通り、

教会を通り、


高層ビル群の中を通る。



喋っていたら足の痛さはあまり気にならなかったけど、やはり痛い。20kmオーバーはキツイ。明日はセーブした方がいいな。




宿の近くにドラッグストアがあり、クレンジングオイルと洗濯用洗剤を探す。クレンジングオイルはほとんどなく、ジェルやクリームばかり。でもオイルの方が日焼け止めしっかり落ちてそうでいいんだよなー。また後で買いに来よう。


13時半過ぎに宿のチェックインを済ませ(けっこう時間がかかる。そして部屋に入れるのは15時から)、お腹が空いたのでカフェで昼食。サンドイッチとカフェコンレチェ。これで4ユーロは安い!

冷たい。温めてくれればよかったのに泣くうさぎ

この量けっこう多いなと思ったけど、ペロリと平らげる。


ブルゴスの大聖堂を見に行くがどんよりと曇っている。雨が降ってきた・・・。


宿に戻り、部屋へ。シャワーを浴び、部屋が暖かかったので洗濯する。・・・が、外に干す場所ないやん。こんなんで乾くか?と心配になる。とりあえずベッドに洗濯干しのロープを張り、干しておく。乾かなさそう・・・。


晴れ間が見えて来たのでブルゴスの大聖堂へ。

晴れた時にパチリ(以下の写真は全て晴れた時に撮ったもの。何回か見に来た)。


彫刻がすごく綺麗で見とれる。サグラダファミリアにも似てる気がする。




夕食。焼きうどんを想像して買ったけど、違う味やった。。。


街中



教会と思ったらホテルやった。

NH コレクション パラシオ デ ブルゴス







さて、こんなペースでサンティアゴデコンポステーラまで行けるんかな?


一人作戦会議。


サンティアゴデコンポステーラまであと493.0km(Camino Ninjaアプリより)。


あと30日(目標6月1日ゴール)でサンティアゴデコンポステーラまで行くには、休みなしで1日16.5km歩かなくてはならない。


ただし、喘息の吸入薬を少しずつずらしていけば、6月5日の帰国便に乗るぐらいまでなら延長できそう。。。


とりあえず目指すは6月1日ゴール!

明日は12kmしか歩かないけど泣き笑い