こんにちは。
雫石雪乃です。
先々月、とても面白いセッションが2つ続きました。
セッションって同じテーマが続くことがあって、本当に面白いのですが・・・。
1つ目は、刷り込みによる勘違い。
2つ目は、ご主人に子供が欲しいと言えないまま子供を授かるには難しい年代になった方たちのセッション。
今日は、1つ目の「刷り込みによる勘違い」について書きたいと思います。
1人目はオンラインセッションにお申し込みしてくれたMさん。
ご相談内容は、10年以上前から電車が苦手になり体調も良くない、大勢の中や人に合わせるのが苦手なのですが、どうしたらいいでしょう?とのことでした。
育った環境を聞くと、お父さんは子煩悩、お母さんも気が短いけれど、私はベタベタに可愛がられて育ったし、パパもママも良い人なので大好きです!というのです。
でもね、お話を聞いている限り、私から視たら
パパもママも全然良い人じゃないのね
さらに視ていくと、幼いMさんが長時間真っ暗な押入れの中のようなところに入れられている姿も見えてきて、どうも狭いところとか密閉した空間が怖いというのはこの時のトラウマのようで、
「ええと・・・・ええと・・・・・。
私にはMさんのお母さんがMさんがいうように良い人には見えないんですが・・・。
そして、Mさんもそれほどお母さんのことが好きではないように感じるのですが・・・・。
(しどろもどろ・・・)
どうしてそれでもMさんはご両親に可愛がられたと思っているんですか??」
「え?
だって、私は初めての子供で・・・・・
親戚中から”あなたは甘やかされてるから”とか、”可愛がられているから”って言われていたし・・・」
「そうなんですね。
じゃあ、Mさんから見てお母さんはどういう人でしたか?」
「ええと・・・人の話を聞かない人でした。いつも自分のことばかりで・・・」
「Mさん、そこ!!そこなのよ!!
Mさんは、周りに”可愛がられている”と言われていたから、自分は可愛がられているんだなって思ってた。
でも、実際はお母さんに受け入れられてなかったんじゃないですか??
何を言っても聞いてくれない、自分のことばかりでMさんが何を考えているかは二の次。
そんな状況がずっと続いて、Mさんはずっと寂しくて悲しかったんだと思いますよ。
でも、可愛がられてるって言われていたから、そんなわけないって自分の気持ちを否定していたんじゃないですか??
本当のMさんは受け入れてもらえないことが寂しかったんですよ。
だから、”どうせ受け入れてもらえない”っていうのが根っこにあるから、大勢が苦手になったり、人に合わせるのが苦手になってしまうんです」
そこまでいうと、Mさん号泣。
そしていきなりアハハハハ〜!!と笑い出し、
「本当だ!うち、パパもママも良い人じゃないじゃないですか!
ママも嫌い!!
ぎゃーーーーー!!
何これ!?何なのこれ!!
うわー!どうしよう!どうしよう!!
すごーい!!本当に、そうだ!!
雪乃さん、すごーい!(←すごくないw)
そうだ、そうだ!
うん!もう私、幸せになる!!
そう高らかに宣言してくれました。
ウンウン。思い込みに気づいて手放していく。ただそれだけなんだよね❤️
もう1人のNさんは、ご主人以外に好きな人ができてしまって苦しいんです、というご相談。
このNさんも旦那さんがダメというわけでもなく、新しくできた好きな人がどうというのでもなく、彼女自身に
甘えたい
という満たされない気持ちがあることが彼女にとっての問題でした。
甘えたいっていうのも、逆にいうと「受け入れられていない」「満たされていない」からなのですよね。
上手に甘えることができないから、甘えられる人を探してしまう。
でも、何度恋に落ちようと、結局「甘えられない問題」が解決されない限り、誰と付き合っても上手に甘えられない関係が続いてしまうのです。
彼女もまた
「Nさんはすごく甘えたいんですよね。甘えたいっていうのがすっごく出ています」
というと、
「え!?薄々、私、甘えたいのかな?って思ってたけど、本当にそうなんですか!?
びっくり!!
だって、私、末っ子でいつもお母さんに甘えてて、周りからも末っ子だから甘やかされて・・・って言われてたし」
「うん。そうかもしれないですね。甘えてたかもしれない。
でも、その甘えを”受け入れられてる”って感じたことはありますか??」
Nさん無言・・・・(笑)
そうそう。
どれだけ甘えたとしても、それを
「ハイハイ」
ってあしらわれたりして、自分が心の何処かで”受け入れられてないな〜”と感じていたとしたら、それは
甘えさせてもらっていない
と同じなんです。
だから、十分に満たされていない。
その満たされていない部分を誰かに埋めてもらおうとしているだけ。
これも誰が悪いわけじゃない。
そう感じた自分がいて、
そう感じるとは思わなかった親がいるというだけのこと。
だから、親のせいで!!なんて思わないで欲しいな、と思います
(関連記事『優しいこころ』)
そうじゃないと、今、子育てをしている人たちは、みんな困ってしまうと思うのです。
自分が良かれと思ってしていることが、もしかしたら子供には良くないんじゃないかと思って何にもできなくなってしまうから。
何しても良いし、何もしなくても良い。
何を言っても良いし、何も言わなくても良い。
お母さんはただ幸せでいて。
(関連記事『お母さんは可愛いだけじゃダメ?』)
昨日、スーパーに寄ったついでにミニバラを買ってきました。
バラは病気になりやすく、虫がつきやすいので大量に薬が散布されています。
そのせいか、このバラからは全く生命の息吹のようなものが感じられません。
バラは弱いもの
その概念だけで、このバラは肥料も葉っぱも薬まみれで育てられています。
売り物にならなかったらシャレにならないし、それは仕方のないこと。
でも、バラというカテゴリーではなく、「この子」としてじっくり見てあげたとき、
本当に病気になりそうだったら、ちょっとだけ薬を散布してあげる。
本当に花を咲かせる力が弱そうだったら、必要な分だけ栄養をあげる。
そんな風にして少しずつ薬を抜いてあげて、
この子の生きる力を育んであげたいな、と思います。
弱いもの、という目線で見るのではなく、
この子(本当の私)はどうだろう?という目線で見てあげる事が大事なんじゃないかな?
何事も。
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