優しいこころ | 裏庭のないしょ話

裏庭のないしょ話

心の中のこと

こんばんは。

雫石雪乃です。

 

今日は、子供達の学校に道徳の授業を見に行って来ました。

次男くんの学年は『命の大切さ』がテーマ。

長男くんの学年は『いじめ』がテーマ。

 

私は「いじめ」という言葉が嫌い。

「不登校」という言葉も嫌い。

 

どっちも適切じゃないと思うから。

 

いじめている人は、いじめている自覚がないから忘れてしまう。

だから、他人を思いやる優しい心を育みましょうというけれど、

じゃあ、なぜ他人を痛めつけても痛む心が育まれるのかということは誰も気にしない。

なぜ、他人を傷つけていると思えないかは誰も気にしない。

 

人は本当はみんな優しい心を持っているのに、

その心はいつどのようにぺしゃんこにされて、

どのように残虐な心が育まれて行くのかは気にも留めない。

 

いじめをする人、心ないことをするひどい人、という扱いでおしまい。

酷い人、酷い人、と他人を攻撃して、自分はいい人であるような勘違いをして、

酷い人を攻撃しているという自分のことは全く無視で、

 

なんだかな、と思うのです。

 

 

そういう人にならないようにしましょう、

人の心の痛みがわかる人になりましょうで

なれるものならみんななってるよね。

 

頭で考えて育まれるものではないんだよ、人を思いやる気持ちって。

想像力の問題でもないんだよ、他人の気持ちを慮るって。

 

先日、気功の先生のところにクライアントさんを連れて行って来ました。

その時、先生の口からこんな話が出ました。

 

「どんなにすごい社長さんとかでもさ、心にぽっかり穴が開いて空洞になっているように見える人がいて、そういう人は僕が気を入れてあげるとすっかり懐いちゃう(笑)

 

寂しくてしょうがないから、ぽっかり開いた部分を埋めてあげると嬉しくなっちゃうんだよね。

 

みんなの前で立派なことを言ってて、たくさんの人に愛されているように見える人でもそういう人がいるんだよ。

 

心に穴が開いてたら、お金があっても人気があっても意味がないんだよね」

 

私もこの「心にぽっかり穴が開いている人」をたくさん見て来ました。

その穴はまるでブラックホールのようで、いくら優しさを注いでも、全てを飲み込んで満たされない人たちを。

 

悲しいと感じられるならまだいい、

寂しいと感じられるのならまだいい。

 

心にぽっかり穴が開いてしまっている人たちは、

自分が悲しいのか寂しいのかすら良くわかっていません。

 

ただなんとなく生きている実感が得られない。

どんなに頑張っても満たされない。

 

なぜ私はペットが死んでも悲しいと思えないんだろう??

なぜ私は幸せだと感じられないんだろう??

 

そんな人たち。

 

セッションには、昔いじめられていた人、親に虐待を受けていた人、親に虐待を受けていたことすら気づかなかった人、そんな人の他に昔お友達をいじめていた人もかなりの確率できます。

 

お友達の家に行って物を盗んで来た人、

親の財布からお金を取っていた人、

お友達を仲間はずれにしていた人、

言葉の暴力でお友達を傷つけていた人。

 

いじめていた人たちは、いじめていたことなど忘れてしまう、もしくは気づかないという人がたくさんいます。

 

実際、いじめていた人たちに話を聞くと、ほとんどの人がいじめていたことなど覚えていなかったり自覚がなかったりします。

 

私は、その人の中から意地悪な心を受け取って、

 

「昔、お友達にこんなことをしたことがあるようですが、覚えていますか??」

 

そんな風にして少しずつ思い出してもらいます。

 

そこでようやく、「自分がしたこと」を思い出すのです。

でも、彼女たちはなぜ自分がそんなことをしたのか分からない。

 

なぜお友達のものを取りたくなったのか、

なぜお友達に必要以上に酷い言葉をかけたかったのかが分からない。

 

それは、もうすでにその時点で

 

心をぺしゃんこに潰されていたからです。

 

子供はどんな子でもお母さんが笑ってくれるように、お母さんが喜んでくれるように、

一生懸命、自分なりにいいこと、お母さんが喜んでくれそうなことを必死でします。

 

どの子も例外なくです。

 

それだけ「人を思いやる心」というのは、本能的に備わっているのです。

だから、本当は「人を思いやる心」は育むものじゃない。

持って生まれて来ているもの。

 

お母さんに褒められたくて、

お父さんにもっと愛されたくて、

 

子供はいろんなことをする。

 

でも、その気持ちを受け取ってもらえなかったらどうなるでしょう??

 

自分のやりたいこと、やってあげたいことを無視されて

 

「そんなことはいいからあれやりなさい、これをしなさい」

「なんでこんなこともできないの!?」

「そんなことをする前にやることがあるでしょう?」

「なんでダメって言ったのにまたやるの!?」

 

そんなことを言われ続けたとしたら?

 

お前はダメだと言われ続けたとしたら??

 

クライアントさんの話を聞いていると、どんな人も自分の心が傷つかない方法を幼い頃に身につけています。

 

心をキュッと硬くする人。

何も感じないように、頭を真っ白にする人。

体全体を硬直させて、痛みや辛さを感じないようにする人。

 

日常的に言葉や肉体的な暴力を受け続けると、

 

心がキュッと硬くなったままになってしまいます。

何も感じないままに生きて行くすべを身につけてしまいます。

 

そうして、自分が何も感じないものだから、何も感じないままにいろんなことをしてしまうのです。

 

いいことをしてもお母さんがこっちを向いてくれないなら、

悪いことをしてこっちを向いてもらおうという気持ちが生まれることもあります。

 

自分に向けられる愛情が欲しくて欲しくてたまらないのです。

 

自分の心がこれ以上傷つかないように守ることに必死で、

周りを思いやる余裕などまるで無くなります。

 

それが過剰防衛という形で出る人もたくさん見て来ました。

 

お前はダメだ、と言われ続けて来たことで、

みんなが自分をダメだと思っているように、全ての言葉が自分を攻撃しているように思えてしまう人たち。

 

そういう人は、やられる前にやろうとします。

何もしていないのに攻撃的な言葉を発したり、何もしていないのに怒り出したり。

 

そして、また怒られたり、否定されたり。

そうやって攻撃が重症化すると、残虐な心が育まれるのです。

 

じゃあ、いじめの原因は親なのかというとそうじゃない。

きっと、お友達に嫌なことをしてしまう子を育てた親だって、きっと自分の両親に同じことをされたのです。

 

そしてその両親もしかり。

 

正しい子、世間に笑われない子を育てようとするあまり、

心を潰してしまった。

 

でも、そういう育て方をすることが心を潰してしまうなんて知らなかった。

ただそれだけのことです。

 

誰も悪くなかった。

 

誰も悪くなかったんですよ。

 

ただ知らなかっただけで。

 

だから、これから知ればいい。

誰も悪くない。

 

私たちにできることは、

 

「そんなことをしたらダメだよ」

 

ということではないんです。

 

あれはダメ、これはダメ、それは間違ってる。

 

そういうことも攻撃だということを知ればいいだけです。

 

私たちは、何が正しくて何が間違っているかを知りたいわけじゃない。

ただ、自分という人間を受け入れて欲しいだけ。

 

差し出した愛情をそのままに受け取って欲しいだけ。

 

だから、受け取る方もまた

 

お礼しなくちゃだとか、

自分にはそれを受け取る資格はないだとか、

 

そんなことをごちゃごちゃ考えないで、

ちゃんと受け取ってあげる。

 

それだけで、自分の周りから世界は少しずつ優しい方へと変わって行くのですよ。

 

 

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