前回までは…。
1話はこちらから♡
「神アイテム」と
「マストアイテム」という
2つの秘密兵器を手に入れた
わたしは晴れ晴れとした
気分になっていきました。
行動的になり、
これからの日々に淡い期待を
抱くばかりです。
でも、わたしはポジティブに
なっていけばいくほど、
その気持ちとは裏腹に
こころの中に後悔と反省の
気持ちが黒いシミのように
広がっていったのでした。
それは…。なぜ?
わたしだけこんなふうに
解放的な気分になっても
いいのかしら?
ついこの前までは、
いつもイライラしていて
こどもたちに当たって
しまったこともあった。
もっと優しく
すればよかった…。
わたしは自分のことしか
考えていない
身勝手な母親…。
考えれば考えるほど
自分が嫌な人間に
思えてきてしまったのです。
妻はこうあるべき
母はこうあるべき
わたしはこうあるべき…と
自分で自分を縛って
こころに壁と闇を作っていた
わたしがいたのです。
それは幼いころからの
生育歴もまた、
そうさせたと言っても
過言ではありません。
幼いころからわたしに
きつく当たる母の
気に入られるために
絶えず顔いろをうかがい
言いなりになって
しだいに自主性や自分軸を
失っていく…。
夫にもまた同じように
接していくうちに
それが習慣となり
当たり前になって
いました。
それが急に目の前の
視界が開けてきて、
戸惑いと同時に心の闇が
ムクムクと
頭をもたげてきたのです。
晴れ晴れとした
私の気持ちは
一転して
どんよりとしたものに
なってしまいました。
しばらく悶々とした日々を
送っていましたが、
ある日、めずらしく夫が
「最近元気がないけれど、
どうしたの?」
と声をかけてきました。
今までのわたしなら、
「大丈夫。」
と、ひとこと言って
済ませていたと思いますが、
そのときの夫の言葉に
ハッとしたのです!!
夫ばかりを責めていた
わたしだけれど
自分の態度にも
原因はあったのだと
いまさらながら
気づかされたんです!!!
そこには夫に対し、ごく自然に
「心配してくれて
ありがとう♡もう大丈。」
と素直に言える
わたしがいました。
2つの秘密兵器が
わたしに劇的な変化を
もたらしたのです。
わたしのこころの壁と闇が
ガラガラと音を立てて
崩れていった瞬間でした。
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