フィトステロールとは、野菜、果物、および穀類の中にもともと存在する植物由来の脂質をいいます。

 

動物においてコレステロールがあるように、植物においても独自の「ステロール」が存在しています。

しかし興味深いことにこの植物油を摂取していくと、食事からのコレステロールの吸収を抑制することができるのです。

 

主に、トウモロコシ、ごま、ピーナッツ、大豆、ナッツ、ごま油、菜種油、アボカド、チョコなどに多く含まれます。

研究報告では、コレステロールの薬を飲んでもLDLコレステロールが130以上ある人にフィトステロールを食事でLDL、総コレステロールが基準値に低下したというデータがあるとのこと。

 

脂質も3大栄養素の一つで、健康にとても大切な栄養素であることには変わりありません。

できるだけ、良質の脂質を選択することはとても大切なことです。

動物性脂肪を減らして良質の植物性脂肪の摂取比率を変えることで身体が喜ぶ食事になりそうですね!

 

横紋筋融解症(おうもんきんゆうかいしょう)とは、文字通り、横紋筋などの筋肉が破壊される病状です。

 

そのまま放っておくと、起き上がることや歩行困難になり、腎不全なども併発する怖い病態です。

 

症状としては、肩、太もも、腰、ふくらはぎなどの筋肉痛や筋肉のだるさがあり、障害があれば患部を押さえると痛みが出てきます。

その他に足がむくむという症状が見受けられます。

 

さらに、マラソンランナーなどスポーツをされている方にも見受けられるケースですが、排尿時に赤~赤黒い色になる尿(これをミオグロビン尿といって、筋肉溶解によって筋肉中の赤血球が流れ出ることで起こります。)で、これになると腎臓に大きな負担となるため、一気に腎不全が進行するためとくに要注意です。

 

横紋筋融解症の原因としては、

1 スタチン製剤の副作用(コレステロール低下させる薬)

2 熱中症

3 事故などで筋肉を損傷

4 スタチン製剤以外の横紋筋融解症の副作用がある薬剤(中性脂肪を下げるフィブラート系薬剤、一部の抗生物質、精神科の薬、パーキンソンの薬など)

 

処方せん薬が原因の場合、血液検査などでクレアチニンキナーゼ(CK)の値がかなり高くなることがありますが、原因となる薬をやめると数週間で改善されます。

 

 

ムシムシする梅雨時期は気温も上昇するため熱中症になりやすい季節です。

熱中症になると大量の汗をかくので、脱水状態を伴います。

 

腎臓の弱い方は特に要注意で、脱水状態になると腎臓への血流が減少するため、老廃物をろ過することができなくなり、腎炎や糸球体自身がダメージを受けることで腎臓の機能低下に影響します。

 

さらに、横紋筋融解症という筋肉が破壊される状態が起きてしまうと急性腎障害を引き起こすことがあるため、熱中症に気を付けてまめな水分補給やミネラルのバランスよく摂取することに気をつけましょう。

 

熱中症かな?と思ったら、まずは涼しい場所に移動し、頸部、鼠径部、わきを冷やして、水分、塩分を補うことです。

 

暑さや高湿度にさらされると、体内の熱の発散がコントロールできなくなり、症状としては、めまい、吐き気、けいれん、意識障害などを起こします。 状態によっては、我慢せずに病院などで診てもらいましょう。