尿路結石のおよそ8割はカルシウム結石です。

 

カルシウム不足が続くと、身体は骨から溶かしだしてそれを補おうとします。

骨から溶け出たカルシウムはリンも同時に血液中に流れ出ることで血管や腎臓などでカルシウムが再結合して結石になるとされています。

 

ホウレンソウやチョコレート、タケノコ、紅茶、ココアなど、シュウ酸を含む飲食によって結石ができやすくなる傾向もあります。

 

いわゆる灰汁を減らす工夫や、一緒に摂ることで結石予防になる食材の組み合わせもあるのでご参考にしてください。

 

日本人の多くはカルシウム不足といわれ、さらに骨からカルシウムが溶けやすく、結石ができやすいのは、カルシウム不足というサインなので、積極的なカルシウム摂取を意識しましょう。

 

前回、小腸内で細菌が異常繁殖してしまう病気SIBOについてお話ししましたが、それを改善に導く注目されている食事法が 低FODMAP食です。

 

FODMAPとは、4種類の発酵性糖質を指す用語の頭文字をとったもので、FODMAPが高い食品は発酵性糖質を多く含むことになります。

 

FODMAPが高い食品には、パン、ラーメン、ピザ、パスタ、牛乳といったもの以外にも腸に良いとされている納豆やヨーグルトも含まれます。

 

このように高FODMAPだから悪いという短絡的な考えではなく、納豆を食べてお腹の調子がいいという人ももちろん居るということで、個人差も大きいのです。

 

しかし、一般的には低FODMAP食によってお腹の張りが軽減したり、下痢便秘の症状も改善する可能性もあるということで摂取比率を増やすことをおすすめします。

 

ちなみに、低FODMAP食はその他、過敏性腸症候群の症状軽減できる研究報告もあります。

実は、腸内細菌については通常、小腸にはほとんど生息してなくて大腸に近づくにつれて増えていくのですが、何らかの原因で小腸にいないはずの腸内細菌が棲みついてしまい、食べ物の発酵分解によりガスが発生して不調を起こす原因になります。

 

これをSIBOという病気といって最近研究が行われています。

 

小腸で細菌が異常に増えすぎるとお腹が張ったり、げっぷや逆流性食道炎、下痢、便秘などの原因になってしまい、さらに、小腸にガスが発生することでお腹の張りだけでなく、タンパク質、ビタミン、ミネラルなどの栄養素の吸収にも影響することも考えられます。

 

対処としてまずは、小腸内に雑菌を増やさないような食事をしていくことで、そのためには、小腸で消化せず、大腸で発酵する糖質を含む食事(低FODMAP)を優先し、SIBOを引き起こす可能性のある食品を控えることがポイントです。