前回、小腸内で細菌が異常繁殖してしまう病気SIBOについてお話ししましたが、それを改善に導く注目されている食事法が 低FODMAP食です。
FODMAPとは、4種類の発酵性糖質を指す用語の頭文字をとったもので、FODMAPが高い食品は発酵性糖質を多く含むことになります。
FODMAPが高い食品には、パン、ラーメン、ピザ、パスタ、牛乳といったもの以外にも腸に良いとされている納豆やヨーグルトも含まれます。
このように高FODMAPだから悪いという短絡的な考えではなく、納豆を食べてお腹の調子がいいという人ももちろん居るということで、個人差も大きいのです。
しかし、一般的には低FODMAP食によってお腹の張りが軽減したり、下痢便秘の症状も改善する可能性もあるということで摂取比率を増やすことをおすすめします。
ちなみに、低FODMAP食はその他、過敏性腸症候群の症状軽減できる研究報告もあります。