亜鉛(Zn)は味覚、発毛、精子の生成などに関与している大切なミネラルです。

欠乏することにより味覚障害、皮膚炎、脱毛、貧血、口内炎などを引き起こし、糖尿病、慢性炎症疾患、慢性腎臓病の多くは亜鉛欠乏状態といわれています。

 

糖尿病患者において亜鉛を補った場合、血糖値、HbA1cの改善が見られることはよく知られています。

 

日本人の食事摂取基準は成人男性10mg/日、女性8mg/日とされており、食品でいえば牡蠣やハマグリなどの貝類に多く含まれています。

 

ただ、毎日このような貝類を食する訳にはいかないため多くの方はサプリメントを活用することと思われますが、亜鉛単独のサプリメントの摂取には注意が必要です。

 

亜鉛をむやみに摂りすぎると、吐き気や腹痛などの消化器不快症状やアミラーゼやリパーゼなどの数値が上昇したり、亜鉛は銅を追い出す作用があるため汎血球減少などの症状が出ることもあります。

 

ゆえに過剰摂取はもちろん良くありませんが、普段の食事からでも不足しがちな栄養素なので、亜鉛単独のサプリメントではなく、精製の良い「牡蛎肉エキス」のサプリメントでバランスよく補うのが安心です。

 

①  砂糖、小麦(グルテン)、乳製品(カゼイン)、アルコール、カフェインを大幅に減らす。

 

小麦粉に多く含まれるグルテンは大きく影響しますので減らします。

とくに「パン」は小麦のグルテンだけでなく、ドライイースト、砂糖、植物油などリーキーガットを生む因子を複数含むから危険です。

個人差はありますが、小麦カットを3週間から2ヶ月やめるだけでも体調の変化が期待できるはずです。

 

②  睡眠をしっかりとる

 

もともと無理な生活習慣の負荷によって起こるケースが多いものですから睡眠はとても大切です。

とくに、22~2時は極力眠っていることが大切です。 さらに、7時間目標にしてしっかり身体を休めましょう。 きちんと睡眠をとることは腸を休ませる意味でとても大切です。 

 

③  レジスタントスターチ(オートミール、玄米、レンズ豆、豆類、冷ご飯、冷やし芋など)

酵素製剤により短鎖脂肪酸を腸内で増やし、腸のバリア機能を強化する

 

水溶性食物繊維(きのこ類、海藻、根菜類)ネバネバ成分を含むものを摂り、腸内環境を整える

ぬか漬けやキムチ、味噌、納豆などの植物性乳酸菌を摂る(ヨーグルトはカゼインを含むため逆効果)

 

④  腸粘膜修復に必要な栄養素を補う

ビタミンB、A、D、亜鉛、タンパク質

 

⑤  副腎疲労を伴うリーキーガット症候群には副腎疲労の改善に取り組む必要があります。

※副腎をサポートする栄養素(ビタミンB、C、亜鉛、マグネシウム、エゾウコギ、甘草)

 

腸壁はホチキスの針のようなタンパク質で細胞同士が結合しているのですが、この部分が緩むことで隙間ができて異物が血液に混入して炎症を起こします。

これをリーキーガット症候群といいます。 

 

そして、その炎症物質が血液に乗ってその他の臓器に炎症を引き起こすことで、アトピー性皮膚炎、喘息、肝炎、認知症、うつ、自己免疫疾患、過敏性腸症候群、がん、…など様々な病気を招いてしまうといわれています。 

 

このように腸壁のバリアが壊れることで起こる「微小炎症」を放置しておくことが問題なのです。 微小炎症は食あたりでお腹が痛いなどの急性炎症とは違い、自覚症状はほぼなく発熱や痛みなどの不快症状を感じません。

 

 しかし、腸壁のバリアが壊れた体内では絶え間なく免疫反応が起こっているわけです。 

腸内のバリアが壊れる原因には、食事からのカゼイン、グルテン、砂糖、化学調味料、アルコール、食品添加物、薬品、副腎疲労、偏食による栄養不足などによって腸環境悪化から始まります。

 

色々心がけているのにも関わらず、慢性疲労、不眠、イライラ、原因不明の発熱や身体の痛み、アレルギー、など…なかなか良くならない不調が伴う方は今一度「リーキーガット」を疑うのも必要かもしれません。

 

次回は、リーキーガットの改善法についてのヒントをお伝えいたします。