ミドリ安全さんからマスクのサンプルをいただきました。「SH202」というサージカルマスクの新製品です。ミドリ安全さんは安全靴やヘルメットなどの安全保護用品を扱う老舗のメーカーさんですが、インターネット通販サイト「ミドリ安全.com」を立ち上げてから安全靴やヘルメットだけでなく、それまでは企業向けに販売していたユニフォーム、保護メガネ、作業手袋、保護用品なども通販で販売するようになりました。


また「ミドリ安全.com」の立ち上げ当時からN95マスクから手指の消毒剤など単体だけでなく、それらをセットした「新型ウイルス対策セット」なども販売しています。


最近では抗ウイルスマスクの「バリエール」 や啓蒙DVD「H5N1新型インフルエンザの脅威」 なども追加され、H1N1新型ウイルス、H5N1高病原性トリインフルエンザなどに対する感染予防対策用品のラインナップを充実されています。


おっと・・・「SH202マスク」 でした。


SH202は、口紅が着きにくく呼吸が楽な立体構造のサージカルマスク(細菌を含む平均粒子4.0~5.0μmの除去率が95%以上のもの)で、10枚ずつがコンパクトにパックされているので携帯に便利ということが大きな特徴でしょう。新型ウイルスが本格化すると、外出時のマスク交換も頻繁にしなくてはならないので、重宝するでしょうね。10枚パックが5個入って計50枚が1セットになっています。


マスクの上部がハート型にカットされており、顔にフィットしやすくなっています。耳かけ紐は柔らかくて耳に負担を感じないのも大きな特徴でしょうね。


最も有効な新型ウイルス対策は、「感染しないように過剰防衛すること」だと思います。身を守るには少し過剰な方がいいのです。日頃からうがいや手洗いを習慣づけすることと、外出時には必ずマスクをする、食事などで一度マスクを外した場合には新しいものと交換する、帰宅したら、うがいと手洗い、さらに消毒剤で手指の消毒を行うといった具合です。


新型ウイルスや新型インフルエンザは未知のウイルスなので、医療対応にも限界があります。まずは感染しないように普段から感染防止対策を心がけるべきなのです。


マスクは新型ウイルスや新型インフルエンザ対策だけでなく、今では花粉症などのアレルギー対策にも必須なものですね。年が明ければすぐに花粉症の季節がやってきます。ちなみに僕は花粉症だけでなく黄砂アレルギーがあるようで、1年中を通してマスクを手離せなくなっています。


僕の場合には、まずは免疫力を上げることが最も重要なのかもしれません(笑)。

厚生労働省発表「新型インフルエンザ患者国内発生について」(12月24日発表)より

新型インフルエンザによる12月22日までの入院患者数は13784人で、そのうち1~4歳(2704人)、5~9歳(6093人)、10~14歳(2295人)と、入院患者さんでは若年層の感染患者さんが多いようです。

入院患者さんが持つ基礎疾患では多い順に「慢性呼吸器疾患(3131人)」、「慢性心疾患(238人)」、「糖尿病(222人)」、「慢性腎疾患(174人)」、「疾患や治療に伴う免疫抑制状態(199人)」、「その他(1431人)」となっています。

さらに急性脳症罹患者さんは(417人)、人工呼吸器を利用された方は(545人)でした。

患者さんの状態では、「集中治療室入院:人工呼吸器利用あり(57人)」、「集中治療室入院:人工呼吸器利用なし(87人)」、「集中治療室以外に入院中:人工呼吸器利用あり(26人)」、「集中治療室以外に入院中:人工呼吸器利用なし(1637人)」、「退院“転院含む”(11720人)、「死亡(112人)」、「不明(145人)」となっています。

12月22日時点での新型インフルエンザ感染死亡者の年齢別内訳では「1歳未満(2人)」、「1~4歳(12人)」、「5~9歳(11人)」、「10~14歳(4人)」、「15~19歳(1人)」、「20~29歳(5人)」、「30~39歳(9人)」、「40~49歳(20人)」、「50~59歳(19人)」、「60~69歳(16人)」、「70~79歳(15人)」、「80歳以上(14人)」と40歳以上の方々の死亡が目立ち始めています。
最近では若年層の死亡例が少なくなっていましたが、今回は3歳と12歳の女児がお亡くなりになっています。小さなお子さんをお持ちの方は充分に気をつけてください。

128例目
12月21日に死亡、新潟県に在住の3歳女児、基礎疾患は気管支喘息、11月8日発症、発熱39.8度、病院受診、簡易検査せず、インフルエンザの疑いありでタミフルを処方、帰宅後に呼吸器症状が悪化、11月9日未明入院、10日に新型インフルエンザ感染を確認、入院加療中に12月21日になって死亡、死因はインフルエンザ脳症

129例目
12月23日に死亡、栃木県在住の12歳女児、基礎疾患はてんかん、12月20日に38度の発熱、吐き気および嘔吐、21日に病院を受診、簡易検査でA型陰性(治療の有無不明)、22日の午前7時半頃に吐き気悪化、39度の発熱、呼吸促拍状態、肺炎の疑いがあり再受診、午前8時半頃に別な病院を受診、受診受付時にけいれん、心肺停止状態となる、同日の10時45分に死亡、23日に新型インフルエンザ感染を確認、直接の死因は急性心筋炎

お亡くなりになった方々のご冥福をお祈りします。

クラウド・バスターの安全対策

クラウド・バスターの安全対策

東南アジアで発生したH5N1新型インフルエンザ

クラウド・バスターの安全対策

従来は鳥から鳥だけの感染であったトリインフルエンザが変異を繰り返して生まれた

クラウド・バスターの安全対策

クラウド・バスターの安全対策

鳥や豚などの家畜と日々接する機会が多い国で発生

クラウド・バスターの安全対策

クラウド・バスターの安全対策

変異したウイルスは鳥から人に感染するようになった

クラウド・バスターの安全対策

クラウド・バスターの安全対策

そして・・・人から人へ感染

クラウド・バスターの安全対策

感染したウイルスは、あっという間に人の体内で増殖。より強力なウイルスに変異を繰り返していく・・・

上記画像はDVD「新型インフルエンザの脅威」の一部映像を撮影したものです。

「強毒性H5N1型 “新型インフルエンザの脅威”」というDVDを入手しました。本編18分、特典映像26分という短いものですが、「新型インフルエンザ(トリインフルエンザH5N1型)」の恐ろしさがしっかりと伝わってくる力作です。

今、日本で流行している新型インフルエンザ(新型ウイルスと呼ぶのが正式なようですが・・・)はH1N1型です。以前からWHOや世界中の国々が感染拡大を恐れて警戒していたH5N1型のトリインフルエンザと比較すると弱毒性のものです(だからと言っても油断は禁物です。ウイルスは変異を繰り返して強毒性を増すからです)。

このDVDの主人公(悪役です)は、その強毒性H5N1型の新型インフルエンザです。高病原性トリインフルエンザ(HPAI)とも呼ばれています。このインフルエンザに世界中が恐怖し、感染を警戒している理由は致死率が高いからです。

本来、トリインフルエンザはその名の通り、野鳥の間でウイルス感染するのですが、そのウイルスが突然変異を繰り返して鳥から人、人から人へと感染するようになるのです。元々致死率が高いH5N1ウイルスは、変異を繰り返すうちに、より強力な毒性を持つように進化するのです。

監修は国立感染症研究所ウイルス第三部長でWHOの緊急委員会委員でもある田代眞人氏。原案は日立製作所リスク対策部長の小島俊郎氏。それに新型インフルエンザの達人(批判もありますが・・・)と言われる岡田晴恵氏・・・。専門家の方々が関わっておられるだけになかなか凝った作りの映像です。編集は映画「ホワイトアウト」で日本アカデミー賞を受賞した深沢佳文氏、音楽はNHK「天地人」の音楽担当でお馴染の大島ミチル氏・・・とちょっとした映画のような完成度に驚かされます。

新型ウイルス(豚インフルエンザ)の弱毒さに油断した今の日本国民に新型インフルエンザの恐ろしさを伝えるには格好の内容です。多少大げさな部分もありますが、未知のものに対する恐怖感を表現するためには仕方のないことです。

家庭を守るための危機意識や企業人の事業継続意識を喚起するにはもってこいのDVDです。現在流行中の新型ウイルスの強毒性への変異や、本物の新型インフルエンザ(H5N1)の世界感染拡大も予測されているのですが飽きっぽくてお金にならないものには食指を動かさないわが国のマスコミは、実際にコトが起こるまで報道しようとはしません。

でも実際に感染発症してから報道するのでは手遅れなんですけどね・・・。



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DVD「強毒性H5N1型 新型インフルエンザの脅威」ミドリ安全.com にて特別価格600円(税込)で販売。


監修:田代眞人:国立感染症研究所ウイルス第三部長、WHO緊急委員会委員

監督:島村達雄:株式会社白組代表取締役社長

企画:岡田晴恵:日本経済団体連合会21世紀政策研究所シニアアソシエイト

原案:小島俊郎:日立製作所リスク対策部長

プロデューサー:早船健一郎:株式会社カイロス代表取締役社長

編集:深沢佳文:映画「ホワイトアウト」で日本アカデミー賞編集賞受賞

音楽:大島ミチル:NHK「天地人」、日本テレビ「ごくせん」などの音楽を担当

音楽プロデューサー:中村暢之:NHK「女は度胸」、フジテレビ「ちびまる子ちゃん」やCM音楽などを担当

映像:株式会社白組


123例目

12月18日に死亡、茨城県に在住の40歳代女性、基礎疾患は喘息、12月10日、発熱38.9度、自宅療養、12日になって病院を受診、心不全・呼吸困難・肺炎症状があったために入院、簡易検査A型陽性、12日から16日まで胃管カテーテルでタミフル投与、15日症状が悪化したため人工呼吸器を装着、新型インフルエンザ感染を確認、18日死亡、直接の死因は新型インフルエンザ感染による呼吸不全と心不全、腎不全の悪化

124例目

12月19日に死亡、京都府舞鶴市在住の50歳代男性、基礎疾患は慢性腎不全に糖尿病、12月10日、咳、胸苦しさ、血痰あり、12日に病院へ簡易検査A型陽性、入院、酸素吸入、タミフル処方、呼吸状態悪化により人工呼吸器装着、15日に新型インフルエンザ感染を確認、19日に死亡、直接の死因はウイルス性肺炎

125例目

12月18日に死亡、京都府京都市左京区在住の82歳男性、基礎疾患は小脳梗塞・閉塞性動脈硬化・腎機能不全・膀胱がん術後・糖尿病の疑い、12月12日に咳と喉頭痛、16日に咳、喉頭痛、めまい、悪寒、呼吸困難の症状、市内の病院に緊急搬送、発熱38.2度、簡易検査でA型陽性、リレンザ投与、17日、新型インフルエンザ感染を確認、18日死亡、直接の死因は肺炎

126例目

12月21日に死亡、広島県福山市在住の50歳代男性、基礎疾患は糖尿病・間質性肺炎、12月3日の夜、病院を緊急受診、4日、重症肺炎のため別の病院へ緊急搬送、入院、簡易検査A型陽性、タミフル投与、人工呼吸器を装着、7日、新型インフルエンザ感染を確認、21日になって死亡(死亡まで2週間)、直接の死因は医師の見解によればインフルエンザ肺炎

127例目

12月21日に死亡、福島県在住の60歳代男性、基礎疾患不明(他疾患で病院に入院中であったとのことだが疾患名記入なし)、12月20日38.3度の発熱、簡易検査A型陰性、21日午前6時台の検温時に呼吸困難あり、同7時30分に死亡、同日に新型インフルエンザ感染を確認、直接の死因は肺炎(新型インフルエンザ感染との関連性は不明)


お亡くなりなった方々のご冥福を心からお祈りします。


新型インフルエンザ感染者の死亡が122人となりました。以下に掲載するのは厚労省確認の段階のもので、実際にはもっと増えていると思われます。


厚労省ホームページをご参照ください。


118例目

12月17日、岡山県在住の40歳代男性、基礎疾患は糖尿病、12月7日に発熱、翌8日に病院を受診、簡易検査A型陽性、タミフル処方、同日深夜に心肺停止状態で緊急搬送、9日に心拍再開、意識は回復せず、10日に新型インフルエンザ感染を確認、17日になって死亡、医師の所見:肺炎なし、インフルエンザによる脳炎脳症否定できず、唐脳病性昏睡に至った可能性もあるが推測の域を出ず


119例目(厚労省発表順にしています。時系列順ではこの方が118例目となります)

12月16日、福岡県北九州市在住の71歳女性、基礎疾患は慢性閉塞性肺疾患、12月8日発症、9日に慢性閉塞性肺疾患悪化のため入院、簡易検査A型陽性、タミフル投与開始後に呼吸状態悪化、16日に死亡、17日に新型インフルエンザ感染を確認


120例目

12月17日、福島県在住の30歳代男性、基礎疾患なし、11月18日40度の発熱、19日に病院受診、簡易検査A型陰性、急性肺炎のため入院、抗生剤による治療開始、22日、病状悪化のため他病院に転院、簡易検査A型陰性、23日、人工呼吸器装着、簡易検査A型陽性に、タミフル投与治療開始、24日に新型インフルエンザ感染を確認、12月17日になって死亡、直接の死因はインフルエンザ肺炎


121例目

12月17日、茨城県大子町在住の70歳男性、基礎疾患に慢性呼吸器疾患、12月1日、呼吸困難のため病院に搬送されそのまま入院、37.8度の発熱、人工呼吸器装着、簡易検査A型陽性、3日に新型インフルエンザ感染を確認、11日対外式膜型人工肺を装着(肺の機能である酸素と炭酸ガス交換を膜型人工肺装置によって体外循環させて補助するもの)、17日に死亡、直接の死因はインフルエンザ肺炎


122例目

12月17日、愛知県刈谷市在住の59歳男性、基礎疾患はてんかん、12月13日発症、39.6度の発熱、14日日進市内の病院受診、簡易検査でA型陽性、タミフル処方、16日になって発熱が続き呼吸困難のため刈谷市内の病院に緊急搬送、搬送時の体温38.3度、重症肺炎による敗血症性ショック、ICUに移動人工呼吸器装着および循環作動薬を使用して治療、17日病状悪化により死亡、同日新型インフルエンザ感染を確認、直接の死因は敗血症性ショック(肺炎球菌肺炎も合併)


亡くなった方々のご冥福をお祈りします。


私個人の考えですが、これまでの情報からタミフルなどの抗インフルエンザ薬の投与後に容体が悪化している方々が目立っていると思われます。これは体内の免疫力が異常に活性化しているためだと予想できますが、医療専門家による発表がないのでなんとも言えません。


従来の季節性インフルエンザでのタミフル投与後の事例はどうなのでしょうか。

17日の午後から18日(本日)にかけて伊豆地方で群発地震が発生しています。震源地は伊豆半島の東方沖、中でも最大の地震は本日の午前8時45分頃に発生したものでマグニチュードは5.3でした。震度は5弱です。


今後、10日間に最大でマグニチュード6、震度5強程度の地震が発生する可能性もあるということです。伊豆、静岡、神奈川など東海沿岸地方では充分に注意しましょう。



115人目
12月10日、大阪府茨木市在住の41歳男性、基礎疾患なし、12月9日の夜に体調不良を訴える、10日午前に発熱38.4度、近くの病院を受診、風邪薬を処方される、帰宅後、床に倒れ、家族の119番通報により高槻市の病院に緊急搬送、搬送先で死亡確認、14日に新型インフルエンザ感染を確認

116人目
12月15日、愛知県名古屋市在住の49歳男性、基礎疾患に急性前骨髄球性白血病の寛解状態(*)・サイトメガロウイルス肺炎・真菌性肺炎・帯状疱疹など、10月25日発症、26日に病院を受診、簡易検査でA型陽性、タミフル処方、27日38度の発熱、30日に発熱のため豊明市内の病院を受診、肺炎合併と帯状疱疹合併、11月5日に発熱のため病院へ、簡易検査A型陽性、リレンザ処方、24日にも発熱のため病院を受診、同A型陽性、タミフル処方、30日にも発熱のため病院へ、同A型陽性、肺炎増悪、12月1日、豊明市内の病院へ入院、サイトメガロウイルス肺炎、真菌性肺炎の治療、新型インフルエンザ感染を確認、7日、発熱続く、A型陽性、リレンザ処方、14日発熱が続き、肺炎増悪、A型陽性、タミフル処方、15日に死亡
*寛解状態とは病状の軽減状態のこと

117人目
12月14日、兵庫県神戸市在住の40歳男性、基礎疾患は糖尿病(服薬治療中)、12月11日に38.4度の発熱と喉頭痛のために自宅近くの病院を受診、簡易検査A型陰性、リレンザ処方、13日に容体が急変、市内の病院へ緊急搬送、病院到着時には心肺停止状態、簡易検査A型陰性、14日に死亡確認、15日に検体採取し検査の結果、新型インフルエンザ感染が確認される

111人目


12月10日、東京都に在住の64歳男性、基礎疾患は血液疾患、11月4日発熱、5日に病院を受診、簡易検査A型陽性、肺炎確認のため入院、酸素とタミフルの投与を開始、9日病状悪化、10日に新型インフルエンザ感染を確認、12月9日に呼吸不全のため死亡


112人目


12月10日、兵庫県尼崎市在住の59歳男性、基礎疾患は高血圧症、基礎疾患に脳梗塞(後遺症あり)、気管切開による気管狭窄、12月8日咳と体調不良を訴える、10日の午前8時20分に39度発熱のために往診を受ける、簡易検査でA型陽性、タミフル処方される、同日午前11時50分に呼吸困難が悪化したため市内の病院に緊急搬送、気管狭窄のため酸素挿管不能、同日午後6時4分低酸素血症により死亡、11日に新型インフルエンザ感染を確認


113人目


12月12日、兵庫県たつの市在住の50代女性、基礎疾患に重症の筋無力症および脳梗塞(全介助の状況)、同市内の社会福祉施設の入所者、12月10日37度の発熱、咳、鼻水などの症状、11日、38度の発熱、咳、往診受診、簡易検査A型陽性、タミフル処方ののち夕食を摂取、12日午前4時30分に職員が水分補給、会話あり、午前7時に心肺停止状態を確認、隣接診療所の医師往診、死亡確認、同日午後5時30分に新型インフルエンザ感染を確認


114人目


12月14日、愛知県安城市在住の62歳女性、基礎疾患は悪性リンパ腫、11月22日、37.8度の発熱、咳などの症状を訴え市内の病院を受診、簡易検査A型陰性、アスペルギルス症肺炎治療のため病院に入院、23日~12月4日まで著しい変化なく経過、12月7日、ICUに移動して人工呼吸器を使用、11日、新型インフルエンザ感染を確認、14日死亡、直接の死因は肺炎


以上、お亡くなりになった方々のご冥福をお祈りいたします。

*12月に入ると、これまでの若年層の死亡多発状況から40歳以上の働き盛りの年代の方々の死亡が多くなってきています。ご注意ください。

以下厚労省報道発表資料から抜粋

105例(厚労省の発表順。ここでは時系列順)
12月4日、大阪府茨木市在住の50歳男性、起訴疾患にリウマチおよび拡張型心筋症、12月3日に咳、4日に発熱し自宅療養、7日になって呼吸困難など状態が悪化によりかかりつけの病院に緊急搬送入院、簡易検査A型陽性、集中治療開始、人工呼吸器装着、タミフル投与、血圧低下により対処療法も実施、レントゲンで肺炎を確認、同日新型インフルエンザ感染を確認、8日状態悪化により死亡、直接の死因は重症肺炎

104例(厚労省の発表順)
12月6日、神奈川県厚木市在住の50歳代男性、基礎疾患なし、12月4日に悪寒・食欲低下・全身に倦怠感、5日に病院を受診したが血圧低下など重症傾向であったために緊急入院、ショック状態と診断されて別な病院に搬送される、心筋炎診断、簡易検査A型陽性、昇圧剤、人口心肺等を装着し集中治療、6日に死亡、8日に新型インフルエンザ感染を確認、直接の死因は急性心筋炎

106例
12月7日、福岡県福岡市に在住の40歳代男性、基礎疾患なし、12月6日以前に咳があり、同日に発熱があったために病院を受診、簡易検査でA型陽性のためタミフル処方で帰宅、7日に朝食後の昼近くになり呼吸停止状態になっているのを家族が確認、救急車要請、市内の病院に緊急搬送後に死亡確認、8日に新型インフルエンザ感染を確認、直接の死因はくも膜下出血(新型インフルエンザとの関係は不明)

107例
12月7日、愛知県弥富市在住の64歳男性、基礎疾患はパーキンソン病、12月4日普段より体温が高いことから市内の病院を受診、簡易検査A型陽性、タミフル処方、5日変化なし、6日夜になって市内の病院を再診後に入院(症状不明)、7日になって死亡を確認、8日に新型インフルエンザ感染を確認、直接の死因は敗血症

108例
12月9日、神奈川県平塚市在住の40歳代男性、基礎疾患は肝硬変、11月30日に発熱・咳・下痢などの症状あり、12月3日になって病院を受診、簡易検査A型陽性、レントゲンで肺炎所見があり入院を勧めるが本人の希望によりタミフルと抗生物質処方のみで帰宅、5日、状態が改善せずに同病院を再受診、体温37.6度、血圧86/54mmHg、レントゲン撮影で肺炎悪化の所見、タミフル、抗生物質を投与し、酸素吸入を開始、7日に新型インフルエンザ感染を確認、9日に呼吸不全のため死亡、直接の死因は新型インフルエンザ肺炎と呼吸不全

109例
12月9日、東京都内在在住の83歳男性、基礎疾患に小脳出血と心房細動、11月2日に発熱・咳、11月9日に都内の病院受診、抗生剤投与、11月18日に病院を再診し重症肺炎と診断される、19日に神奈川県川崎市内の病院へ転院、体温37.5度、抗生剤投与、20日に簡易検査でA型陰性、タミフル投与(5日間)、人工呼吸器装着、25日に新型インフルエンザ感染が確認される、28日に呼吸状態が不安定となり気管を切開、12月9日になって死亡、直接の死因は肺炎

110例
12月9日、宮崎県宮崎市在住の51歳男性、基礎疾患は肺気腫・慢性閉塞性肺疾患・慢性呼吸不全、10月28に日季節性インフルエンザワクチン接種、11月25日に新型インフルエンザワクチン接種、12月8日の夜から呼吸困難と悪寒の症状、9日に容体悪化のため宮崎市内の病院に緊急搬送、搬送時の体温37.5度、呼吸不全と低酸素血症が確認された、簡易検査A型陽性、入院後に38度台に体温上昇、人工呼吸器装着しタミフルも投与するがその後死亡、直接の死因は慢性閉塞性肺疾患の悪化、10日に新型インフルエンザ感染を確認