厚生労働省発表「新型インフルエンザ患者国内発生について」(12月24日発表)より

新型インフルエンザによる12月22日までの入院患者数は13784人で、そのうち1~4歳(2704人)、5~9歳(6093人)、10~14歳(2295人)と、入院患者さんでは若年層の感染患者さんが多いようです。

入院患者さんが持つ基礎疾患では多い順に「慢性呼吸器疾患(3131人)」、「慢性心疾患(238人)」、「糖尿病(222人)」、「慢性腎疾患(174人)」、「疾患や治療に伴う免疫抑制状態(199人)」、「その他(1431人)」となっています。

さらに急性脳症罹患者さんは(417人)、人工呼吸器を利用された方は(545人)でした。

患者さんの状態では、「集中治療室入院:人工呼吸器利用あり(57人)」、「集中治療室入院:人工呼吸器利用なし(87人)」、「集中治療室以外に入院中:人工呼吸器利用あり(26人)」、「集中治療室以外に入院中:人工呼吸器利用なし(1637人)」、「退院“転院含む”(11720人)、「死亡(112人)」、「不明(145人)」となっています。

12月22日時点での新型インフルエンザ感染死亡者の年齢別内訳では「1歳未満(2人)」、「1~4歳(12人)」、「5~9歳(11人)」、「10~14歳(4人)」、「15~19歳(1人)」、「20~29歳(5人)」、「30~39歳(9人)」、「40~49歳(20人)」、「50~59歳(19人)」、「60~69歳(16人)」、「70~79歳(15人)」、「80歳以上(14人)」と40歳以上の方々の死亡が目立ち始めています。