ハイチ地震は2010年1月12日16時53分(日本時間では21時53分)に発生しました。マグニチュード7.0(阪神・淡路震災は7.3)。改正メルカリ震度X(破滅的な揺れ 震度6弱~6強相当)。震源は首都ポルトープランスの西南西約15キロメートルで深さは10キロメートル。

ハイチは北アメリカプレート(バハマ諸島を乗せている)とカリブプレート(ハイチを含むヒスパニョーラ島およびキューバを乗せている)という異なるプレートが衝突している境界近くにあって、今回の地震はこれらの活動による典型的な直下型地震だそうです。逆断層成分を持つ左横ずれによって発生しましたが、これは阪神・淡路震災と同様な地震メカニズムのようです。

ハイチはプレート境界近くであるにも関わらず直下型地震の少ない地域でした。ただし地域には断層としてはセブタントリオナル断層、エンリキロ断層の2つの断層があり、いずれも横ずれ断層で18世紀以降に数度の大地震が発生したことが記録されています。

2008年にアメリカ地質調査所の地震学者はマグニチュード7.2程度の地震が発生することを推定していました。

地震による被害は多くの建物が倒壊し、15日時点で死者は最大20万人と予測されています。水道・電力供給などのライフラインにも壊滅的な被害が発生しました。被災者は推計で300万人、刑務所が倒壊し囚人が脱走しているという情報もあるそうです。

建物の倒壊の多くは天井と床が重なって倒壊するパンケーキクラッシュで、これは政情不安定によって安全整備が手薄となり、それに呼応するように手抜き工事が蔓延したためのようです。

1ヶ月前のことです。


寝室のベッドの枕元に読書用の蛍光ライトがあるのですが、そのスイッチを押そうとして右腕をひねって後方に回したら突然右肩に鋭い痛みが走りました。


五十肩でした(笑)。それから徐々に右肩の痛みが激しくなり、挙手はまあまあですが・・・背中の方に(後方に)右腕を回せなくなってしまいました。加齢現象のひとつですが・・・自分が情けなくなりました。まず、40代の後半に老眼となって、脂肪の代謝が悪くなり太ったと思ったら五十肩ですよ。


それから1ヶ月経った今でも右腕を後方に回せません。困るのはトイレ時です(笑)。これは大変・・・徒思って見てもなかなか治療にはいけません。ネットの記事を参照してリハビリしてます。


wikipediaを参照すると「肩関節を校正する筋肉群が損傷した結果、後日に拘縮と呼ばれる変化を来し、運動制限、特に挙を上げるのが困難になる。進行すれば骨・軟骨・靭帯・関節包をも悪くしてしまう」とあります。


ううん・・・嫌ですね。


重症化すると洗髪、歯磨き、炊事、洗濯干しなど生活に支障を来し、電車のつり革につかまることもままならなくなるそうです。


恐ろしいのは片方の肩(僕の場合は右肩)が発症すると、もう片方(僕の場合は左肩)も発症するそうです・・・ううう、片側の五十肩を予防しようとしても絶対に無理なようです。ですから、もうじきに左肩も発症するのですね。これは怖いですね。しかもリハビリを行ったとしても元の可動状態に戻すことは難しいそうです(涙)。


どうしましょう?本当に痛いんですよ・・・。

明日は阪神・淡路大震災から15年目を迎えます。

1995年1月17日午前5時46分52秒、北緯34度35.9分、東経135度2.1分、深さ16kmの明石海峡を震源として発生したマグニチュード7.3の兵庫県南部地震(阪神・淡路大震災は政府によって閣議了承された名称)は、兵庫、大阪、姫路と広域にわたって大きな被害を出しました。

被害の内訳は死者6,434人(兵庫県内の死者が最も多く6,402人で全体の99.5%)、行方不明者3人、負傷者43,792人(重傷者は兵庫県内で10,494人で全体被害の98.2%)。

避難人数は30万人以上、住家被害は全壊104,906棟、半壊144,274棟、全半壊合計は249,180棟(約46万世帯)、一部損壊は390,506棟、火災全焼は6,148棟、全焼損(非住家・住家とも)合計では7,483棟、罹災世帯9,017世帯、道路10,069箇所、橋梁320箇所、河川430箇所、がけ崩れ378箇所・・・被害総額は約10兆円という戦後最大最悪の震災となりました。

日本人は・・・というか人間は、常に災害に見舞われていれば何かしらの防御策を打つのですが(日本では江戸時代がそうでしたね)、長年に渡って泰平状態が続くとついつい油断してしまうのです。

「いつ死んでもいいように毎日を生きる」のが武士でした。一見、潔いように思いますが、彼らは残された人々のことを考えているようで全く考えてはいません。よく考えれば実に無責任な生き方と言わざるをえません。

現代の日本ではそうはいきません。私たちは大切な人々の命を守らなければならないからです。もちろん自分自身の命もです。

あなたは防災を心がけていますか?

突然の大地震・・・地震に限りません・・・台風や火災に水害・・・などに襲われたとしたら、あなたはどう対処しますか?倒壊した家から衣服や食料にお金も取り出せずに、着の身着のままで避難所に向かう。瓦礫の山の中を素足で歩く。阪神淡路震災は真冬でした。トイレに行きたくてもどうにもならない・・・そんな状態ではなにもできませんし、今は新型インフルエンザの季節ですから罹患したら・・・していたら・・・と考えると恐ろしくなります。

少なくとも僕は嫌です。

だから微力ながら震災対策を講じてはいます。寝るときは衣服を枕元に置き、非常持ち出しセットには安全靴にヘルメットにマスク・・・も置いています。笑ってはいけません。死ぬのが怖いのか?ええ、死ぬのは怖いですし、身近な者が傷ついたり死んだりするのも見たくはありませんから。

震災後にゴタゴタが続くハイチ地震のようにならないように普段からひとりひとりが防災準備を心がけなくてはならないと僕は思いますよ。

福岡県で衰弱した生後7ヶ月の長男を受診させずに殺害したとして宗教法人職員夫婦が逮捕されました。


アトピー性皮膚炎を発症した長男に適切な診療を受けさせなかったことによる殺人容疑です。子供を遺棄したり、健康を損なうほどに不適切な養育をしたり(養育していないと同じですが)、子供に関して生死に関わるような重大な不注意などを「ネグレクト」と言うそうです。今回の場合は医療に関する責任を怠ったので「医療ネグレクト殺人容疑」となるようです。


最近ではよく耳にするようになった子供の虐待・・・「栄養不良」「不潔な状態」「病気を発症させるほどの養育怠慢」「教育の放棄」などがネグレクトに該当しますね。


ネグレクトというのは英語での「無視すること」を意味します。明確な理由がないのに育児放棄する「積極的ネグレクト」と育児のための経済力不足や精神的疾患を抱えていたりして育児ができない「消極的ネグレクト」の2つがあります。


日本では刑法第217条の遺棄、第218条の保護責任者遺棄等、第219条の遺棄等致死傷などで扱われ、放置された側が、それによって負傷、死亡した場合に処罰されます。(wikipediaネグレクトより)


ハイチ地震によって死亡した方は10万人ともいわれています。いずれにしても予想を超えた大地震のようです。ハイチは独裁時代の弊害(脆弱な社会インフラや国家をあげての防災対策の遅れなど)によって今回のような大きな被害を生んでしまったようです。治安維持のための駐留している国連部隊にも大きな被害が出ているようです。正常不安定な国家・・・このままでは暴動などの社会混乱に陥る可能性が高いのです。


wikipediaによればハイチ共和国は中央アメリカ西インド諸島、大アンティル諸島内にあるイスパニョーラ島西部に位置する(随分複雑なところにあるんですね)共和制国家です。現在まで混乱が続く閉鎖的な国です。


もともとはアラワク人(タイノ人)が住んでいましたが、1492年にコロンブスによって発見されると、四半世紀のうちにタイノ人はスペイン人入植者によって絶滅させられ、その後、金鉱が発見されるとカリブ人を奴隷として使役したのですが、疫病と過酷な労働によって次々に死亡したため、西アフリカの黒人奴隷を使い植民地経営が行われました。島の片側をフランスによって占領されると、その後、島の3分の2がフランス領となり、その後は黒人奴隷を酷使してコーヒー栽培を行い富を得ました。TVドラマ「ルーツ」のクンタ・キンテの話が有名ですね。

その後、フランス革命によってハイチも独立しましたが、現在まで利権を巡って多くの国が関与し、国政は安定しませんでした。1957年にクーデターによって軍事独裁政権が誕生しても、幾度となく独裁者が交代するだけで近代国家としての基本は成り立ちません。

そして今年の1月12日にマグニチュード7の地震に襲われてしまうのです。

震源の深さは10キロで、震源は首都ポルトープランスの西南西約15キロと推定されています。北アメリカプレートとカリブプレートの境界となっているエンリキロ断層系で発生しました。今回の地震の構造は逆断層成分を持つ左横ずれだということです。ポルトープランスと周辺では改正メルカリ震度階級(1902年にイタリアの火山学者ジュゼッペ・メルカリによって考案された。地球表面の構造物に与える影響や人間が感じる揺れの大きさに基づいて人が判定する)ではⅦ(非常に強い)~X(破壊的。頑丈な建造物が半壊し多くの建造物が全壊する)相当の揺れがあったと想定されているそうです。いずれにしても相当強力な地震であったと想像されますね。


ちなみにハイチはこれまで幾度もハリケーンなどの天災によって壊滅的な被害にあっています。


政情不安定→脆弱な社会インフラ+防災対策の遅れ=幾度もの天災地変による壊滅的被害・・・ということです。しかし、これはあくまでも社会的構造であって、安定した近代的国家においても国民ひとりひとりに防災意識がなければ、ハイチ地震以上の被害が起こる可能性はあるのです。

隅々まで清潔に管理された現代人である私たちは疫病を知りません。
ですから感染爆発・・・パンデミックなどと言っても言葉だけが独り歩きして、現実にはその苦しみや状況を想像するしかないのです。新型インフルエンザ(ウイルス)といっても、その感染力と毒性の強弱のみが取りざたされて、感染力はあっても弱毒であり致死率が低いと知ると(実はそうではないかもしれません)、街を歩くにもマスクをしないし、うがいや手洗いも励行しない人たちが横行しているのです。

マスクを買わずともせめてハンカチで口や鼻を被うくらいはできるでしょうが、それもしようとしません。密閉された冬の電車内で平気で大きなくしゃみをする人たちがいます。それは若者にも老人にもいます。考えれば恐ろしいことです。

映画「感染列島」を改めて見てみましたが、なかなかよくできた映画です。新型インフルエンザ(H5N1亜型トリインフルエンザ)か?否・・・正体は未知のウイルスでした。残念なのは、ウイルス感染の描写は見るものの恐怖を煽っているのですが、SFやホラーっぽい印象で、肝心の感染予防を真剣に考えるように仕向けられているようには思えなかったことでしょうか。マスクや薬品の宣伝ではいけませんが、あれだけ感染恐怖を描いているのですから、未知の強毒性ウイルスに効果は低いとしても基本の感染予防はどうすればいいのかぐらいは描いて欲しかったです。

幕末のコレラ騒ぎもドラマ化されていましたね。これは朝日新聞社から出ている本「幕末狂乱(オルギー)コレラがやってきた!」に詳しく載っています。

日本は何度か国を揺るがすほどの疫病流行がありましたが、海外のようにペストやコレラといったもではなく、天然痘やはしかでした。日本は長い間、鎖国状態にあったために疫病を逃れることができたのです。幕末以前にも何度かコレラが流行したことがあったのですが、長崎から入ったコレラは箱根を越えて江戸に入ることがなかったのです。これは当時の人々の感染防止努力にあったのです。封建社会のいいところもあるのです。関所で強制的に人の流れを止めることが可能だったからです。
新型インフルエンザ感染者の死亡が151人となりました。引き続き、感染予防に努めてください。

150例目
1月8日に死亡、兵庫県神戸市在住の3歳男児、基礎疾患なし、12月19日に38度から40度の発熱、20日呼吸困難、嘔吐、意識低下で病院を受診、ICUで治療開始(人工呼吸器使用)、21日、新型インフルエンザ感染を確認、25日、脳浮腫確認、瞳孔散大、血圧不安定、1月8日になって死亡

151例目
1月8日に死亡、鳥取県大山市在住の63歳女性、基礎疾患に慢性呼吸器疾患、慢性心疾患、1月4日に38度の発熱、1月6日に病院へ搬送され入院、呼吸不全あり、簡易検査A型陽性、インフルエンザ肺炎確認、タミフル服用、酸素マスク使用、7日、せん妄症状あり、38度台の発熱、8日朝に意識低下、呼吸症状悪化、死亡、新型インフルエンザ確認

お亡くなりになった方々のご冥福をお祈りします。

生命保険の代理店となるべく研修会に参加してきました。生命保険というと、「しつこい保険のおばちゃん」的なイメージがあって、よく知りもしないで「イヤラシイ」感じがして毛嫌いしていましたが、研修に参加してみるとなかなか立派な仕事(仕事に立派も立派じゃないもありませんが・・・)で、言うなれば一種のコンサルティングなのですね。ライフコンサルティングなる形容もあるようですね。だから保険のおばちゃんもきちんと勉強して営業活動をしている・・・人も中には(笑)いるんですね。


もちろん、保険会社としての儲けを考えた上で営業活動をする(ここにイヤラシイイメージがある)わけですが、それはお客さんの将来を手助けするという意味では実に合理的でかつ考えられた仕事なのだと思ったわけです。


そしてなかなか頭を使う仕事なのです。そういう意味では僕向きではないのかもしれませんが(笑)、ま、生活のために我慢して代理店免許を取得しようと考えたわけですね。


繰り返しますが、生命保険については常にイヤラシイイメージが纏わり付いていて、それが研修を受けていくうちに洗脳という意味ではなく、徐々に悪いイメージは払拭されていったのです。


研修のテキスト冒頭にこういうクダリがあります。


「相互扶助の理念によって助け合う仕組みが生命保険で、わが国では慶応3年に福沢諭吉が欧米の近代的保険制度を紹介したことが発端となり、明治時代に入って生命保険会社が設立された(社団法人 生命保険協会 一般課程テキストより)」


福沢諭吉なんかどうでもいいですが、知識としてこんなことも知らなかった自分が恥ずかしくなりましたね。


研修を積んでいくと、生命保険の仕組みから種類、契約と実務、コンプライアンス、隣接業界、社会保障制度に・・・そして税・相続などの法律についてもかなり知らなくてはならないのです。本当に勉強嫌いな僕向きではありません。


生命保険代理店の方々にはフィナンシャルプランニングを勧められる資格CFPにAFPなどの有資格者もかなりいて(研修の先生は60過ぎのおばあちゃんなのですがAFP資格まで持っていました)、実に僕にとっては全くの別世界なのです。そのためか研修参加者には若い起業家の卵もいたりと、僕とは無縁な感じでしたが、我慢を重ねて、ようやく研修を終えて模擬試験を受けてみれば、情けなや・・・合格点には至ったものの8人中最低の点数でした。前述した企業家の卵などは満点で、他の方々もみな90点以上なのです。


果たして・・・僕は本試験に受かるのでしょうか?

厚生労働省発表資料によれば新型インフルエンザ感染者の死亡が143人となりました。


134例目:愛媛県松山市在住の80歳代女性

135例目:埼玉県在住の1歳男児

136例目:福井県在住の40歳代男性

137例目:千葉県四街道市在住の43歳男性

138例目:宮崎県高千穂町在住の50歳代男性

139例目:愛知県名古屋市在住の68歳男性

140例目:熊本県宇土市在住の30歳代男性

141例目:岐阜県在住の60歳代女性

142例目:福島県在住の30歳代男性

143例目:兵庫県尼崎市在住の50歳代女性


お亡くなりになった方々のご冥福をお祈りいたします。

クラウド・バスターの安全対策

クラウド・バスターの安全対策

クラウド・バスターの安全対策

明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。

写真は本年1月1日に自宅ベランダから撮影した初日の出です。本年が、この太陽のように明るく力強い年であるように心からお祈りします。

反対側のベランダからは富士も見えます。よく見るとスカイツリーも見えるのですね。今頃気がつきました。

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新型インフルエンザの感染が小康状態に入ったようです。12月に入ってから3週連続で減少傾向にあります。2009年第51週の定点当たり感染患者報告数は108,071件です。これまでの推計患者数は1,653万人、2009年12月28日時点での感染死亡者は133人です。

感染者の死亡:130例目:新潟県(94歳男性、基礎疾患は慢性新疾患)、131例目:愛知県(春日井市在住45歳女性、基礎疾患は呼吸不全・循環不全・敗血症)、132例目:群馬県(60歳代男性、基礎疾患は多発性骨髄腫・糖尿病・高血圧)、133例目:大分県(別府市在住40歳代の女性、基礎疾患は高血圧)

小康状態でも正月休み明けからは十分な注意が必要です。うがいに手洗いを習慣づけ、外出の際のマスク装着を忘れてはいけません。油断は禁物です。