最近では若年層の死亡例が少なくなっていましたが、今回は3歳と12歳の女児がお亡くなりになっています。小さなお子さんをお持ちの方は充分に気をつけてください。
128例目
12月21日に死亡、新潟県に在住の3歳女児、基礎疾患は気管支喘息、11月8日発症、発熱39.8度、病院受診、簡易検査せず、インフルエンザの疑いありでタミフルを処方、帰宅後に呼吸器症状が悪化、11月9日未明入院、10日に新型インフルエンザ感染を確認、入院加療中に12月21日になって死亡、死因はインフルエンザ脳症
129例目
12月23日に死亡、栃木県在住の12歳女児、基礎疾患はてんかん、12月20日に38度の発熱、吐き気および嘔吐、21日に病院を受診、簡易検査でA型陰性(治療の有無不明)、22日の午前7時半頃に吐き気悪化、39度の発熱、呼吸促拍状態、肺炎の疑いがあり再受診、午前8時半頃に別な病院を受診、受診受付時にけいれん、心肺停止状態となる、同日の10時45分に死亡、23日に新型インフルエンザ感染を確認、直接の死因は急性心筋炎
お亡くなりになった方々のご冥福をお祈りします。