13日の午後9時46分ごろ、東北地方を中心に大きな地震があり、福島、宮城、山形などの各県で震度4の揺れを観測した。気象庁によれば、震源地は福島県沖で、震源の深さは約80キロ、マグニチュードは5.7と推定されます。


福島県といえば僕の出身地なので心配です。今後の大きな地震につながらなければいいのですが。

税理士でフィナンシャル・プランナーである小栗悟さんがお書きになった「プロが本気で教える!生命保険の選び方・見極め方」(株式会社インデックス・コミュニケーションズ社刊)という本を購入しました。保険代理店となったばかりの僕は、代理店としてお客様に適正な保険を勧めるための勉強ができていません。これから日々、保険のことを勉強していかなければなりません。その一環として購入した本ですが、この中に法人と保険の項目があり、企業の事業継続にも保険が必要なことを改めてわかった次第です。


申し訳ありませんが、今回は勉強のための覚え書きです。興味のある方は小栗さんの本を購入してみてください。いずれかの保険会社に関連するものではなく、生命保険の選び方がよくわかる本です。


企業の事業継続を妨げる要因といえば、地震や火災などの天災や、企業システムデータの外部漏洩、さらに企業の脱税などの違法行為の隠蔽などを対象にします。


ところが一番重要な事を忘れているのです。それは事業継続のための資金です。資金がなければ事業の継続など不可能です。


日本の大多数を占める中小企業では経営者という代表者に経営責任のすべてを依存していることが多いのですが、この経営者に万が一のことがあった場合を考えて見ましょう。


遺族は経営経験未経験の配偶者とまだ幼い子供だけであったとしたら事業の継続は可能でしょうか? 従業員は後継者となる配偶者や関係者を受け入れてくれるでしょうか? さらに取引先と金融機関は、これまで通りのお付き合いをしてくれるでしょうか? 万が一の場合に対応できる資金準備がなければ事業継続は難しいでしょう。


事業の継続が不可能となれば、会社が負っている債務返済にも支障が出るでしょうし、従業員の退職金も支払えません。


事業継続のためにはかなりの資金を用意しておかなくてはならないのです。さらに遺族を考えれば生活資金や相続税の納税資金も用意しなくてはならないのです。


「法人リスク」


経営者死亡時の法人リスクには次の3つがあります。


①事業継続資金
②死亡(生前)退職金・弔慰金資金
③事業承継対策資金


①事業継続資金

代表者に万が一のことがあった場合を想定すれば、その際に必要な費用はどのくらいになるでしょう? 例えば・・・月の人件費が800万円、固定費が200万円、借入返済70万円、営業債務3000万円とすれば、年間合わせて1億5,840万円もの金額が必要になるのです。


②死亡(生前)退職金・弔慰金資金


万が一の場合に①の事業継続資金があれば会社は安泰ですが、遺族のことを考えた場合には別に個人的な保険か会社で死亡退職金を用意しておく必要があります。この資金は遺族のための生活費にあてる目的以外に相続税の納税資金としても重要になります。同時に社内規定も整備しておく必要があるでしょう。
役員退職金の支給の場合には次のような算式で計算します。


「最終報酬月額×役員通産年数×功績倍率+功労加算金」


功績倍率には会長・社長3、専務2、常務1.8、取締役1.4など会社の規模と業績などを考慮して設定します。


功労加算金は退職慰労金の30%を越えないように設定します。法人税では同業他社や業績などの状況に応じて不相当に高額な役員退職金については損金として認めないことになっています。これは同族会社がお手盛りで高額な退職金を支給することを防止する目的もあるのです。そのために役員退職金規定を作成しておき、一定のルールで運用できるようにしておくことが重要です。


遺族の受け取る死亡退職金では、家族に支給された死亡退職金のうち「500万円×法定相続人数」までは非課税で、残りの金額がみなし相続財産としてほかの財産と合算されます。


弔慰金の非課税率


上記の範囲内であれば損金処理が可能で、遺族にとっても相続税の対象にはなりません。よくあるのは死亡退職金と弔慰金の合計で○○円と決めてしまうケースです。これでは総額が死亡退職金扱いにされ、不相当に高額な役員退職金として判定されてしまうことがあるので注意しましょう。


退職金と弔慰金の計算例


役員在任年数20年、最終報酬月額100万円の社長に万が一のことがあった場合(業務上)
死亡退職金 7,800万円(30%の功労加算あり)
弔慰金   100万円×36=3,600万円
必要保償額は①+②=1億1,400万円


③事業承継対策資金


事業承継対策資金は相続税の納税資金として考えます。上場企業の株式であればオーナーに相続があった場合でも株式市場で容易に売却して納税資金にあてることができます。


しかし、中小企業の自社株は会社の経営者以外には何の価値もありませんので第三者に株を売って換金することができません。したがって換金されないようなものに対してまで相続税が課税されることになります。自社株に対する相続税を納付するためには別に納税資金を用意しなければなりません。


これを賄うために保険に加入することも手ですが、今では会社が自社株を買い取ることができるようになりました(金庫株)。会社が相続開始後に納税資金用に自社株を買い取った場合には20%の譲渡所得税のみの課税で済みます。


しかし、自社に株を買い取る資金がなければ意味がありません。事業承継対策のための自社株の買い取り資金として生命保険に加入する必要があります。ただし、買い取ることのできる株式総額には一定の制限がありますので注意しましょう。


業務上の死亡→最終報酬月額×36ヶ月
業務外の死亡→最終報酬月額×6ヶ月

今回はコマーシャルです!



クラウド・バスターの安全対策

「NTTデータ流 ソーシャルテクノロジー」 著者:Nexti運営メンバー有志 リックテレコム刊 1050円


巷ではインターネット技術の進歩によって生まれたSNSやTwitterなどの情報交流の媒体(場)が、もてはやされています。今では一般ユーザーだけでなく企業もそれらの新しい媒体に注目して、単なる掲示板のような“交流の場”から新たな事業発想や製品開発など事業促進に活用されています。

内部情報流出などの面で導入に踏み切れない企業が多い中で、強固なセキュリティを築くと同時に企業内ソーシャルネットワークをいち早く立ち上げたのがNTTデータでした。社員の交流の場として利用するだけでなく、新しい事業の芽を摘みとれるような情報交流の場としたことが成功の理由でした。

たった132ページの本の発行までに、実に3年以上の時間を費やしたと聞きます。この本は著者であるNexti運営メンバー有志の血と涙の結晶なのです。

どこかの国の政治家たちのように、その有効性を理解しようともせずにTwitterなどの新しい媒体に飛びつくのではなく、企業として新しい情報交流の場を作って社員の集合知により事業拡大を目指しましょう!

寒い・・・本当に寒いですね。ちょっと前に初夏のように暖かかったのが嘘のようです。


この寒さは北極振動が原因だと言われています。


最近の異常気象は南方振動(エルニーニョ)と北極振動の極端な活動のためだと言います。夏のように蒸し暑い日はエルニーニョの影響で、真冬のような寒い日は北極振動の影響だというのです。両極端な異常気象は時には大きな災害を引き起こすことがあります。


昨年に書いたと思いますが、赤道近くの海面の気圧が大きく変化して気候に影響するのがエルニーニョ現象ですが、この現象による影響で日本上空に積乱雲が発生して竜巻などの強い突風や地域的な集中豪雨が発生します。昨年は日本各地でエルニーニョによる異常気象が見られ、災害も多発しました。

wikipediaによれば、北極振動(Arctic Oscillation:AO)は、北極と北半球中緯度で気圧が逆の傾向で変動する現象のこと??だそうです。ん?何やら難しいですね。大気振動のひとつで気温や上空のジェット気流にも大きな変化をもたらすそうです・・・。これも分かりにくい・・・。



1988年にデヴィッド・トンプソンとジョン・ウォーレスという方々によって提唱されたものだそうです。彼らは科学者なのでしょうか?調べてみましたが不明でした。



とにかく彼らは北半球の海面気圧の月平均の平年からの偏差を主成分分析して、第一主成分として変動が取り出されることを提唱した・・・うーん、全然わかりません。



どうやら、北極域と日本などの中緯度地域との間の気圧変動のことを北極振動と言うようです。


冬季にはこの北極振動が起こりやすいと言うのですね。逆に南極振動というのもあるそうです。これは南極側南半球の気候変動です。



あ、ここで筑波大学の田中先生の資料 を見つけました。



あ・・・なるほど、前記の2人(トンプソン&ウォーレス)は、ワシントン大学の教授でしたね。書き直せばいいのですが、面倒なのでこのままご勘弁ください。



北極振動は周期的な振動ではなく、北半球環状モード(NAM)とも言われるようですね。振動は北緯約60度を挟んで南北に海面更生気圧場が相関性を持つというものです。



北極振動指数が正の時には北極域で塀圧偏差、中緯度地域で高圧偏差が起こるそうで、この場合にはヨーロッパでは偏西風の影響で暖かく雨が多くなり、日本付近では温和な天候になる。逆に負の場合には気圧場や気温場の符号が反転して極域では高圧偏差、中緯度では低圧偏差が生じるのでヨーロッパでは晴天となり、日本では寒気の流入で寒冷化するというもの・・・。こちらの方がなんとなくわかりやすいですね。



要は北極から影響を受けやすい北半球中緯度の国々では異常気象が起こりやすいというのですね。


でも、専門家というのはなんでわかりにくい文章表現をするんでしょうか?



僕もよくわかっていれば、わかりやすく書けるのですが・・・ね。



過去の北極振動現象は1989、1990、1993、1995、2000、2002、2003、2007、2008・・・の冬季に発生しています。つまり近年では毎年発生していることになります。

チリ地震による現地の死者は300名以上となった模様です。


日本では津波到達に備えて各地で津波警報を発令し警戒に当たりましたが、思ったよりは小さな津波で、大きな被害はなかったようです。しかし、相手は自然・・・油断してはいけません。過去にも避難時に被害が出なかったために、油断した人たちが自宅に戻って大きな被害に遭ってしまった例がいくつもあるからです。












チリ地震(M8.6、チリ中部沿岸で発生、東西方向に圧力軸をもつ逆断層型)による津波が日本沿岸に到達するのは午後。気象庁は太平洋沿岸、特に宮城県から岩手県の三陸沿岸に最大3メートルの大津波警報を発令しています。到達時間には海岸に近づかず高台に避難し、様子を見ることが重要でしょう。


気象庁による各地の津波到達時間予測は以下のようになっています。


北海道太平洋沿岸:13時00分、同日本海沿岸:14時30分、オホーツク海沿岸:13時30分、東北地方太平洋沿岸:13時30分、東北地方日本海沿岸:14時30分、関東地方:13時30分、伊豆・小笠原諸島:13時00分、東海地方:14時00分、瀬戸内海沿岸:16時00分、近畿四国太平洋沿岸:14時30分、九州地方西部:15時30分、九州地方東部:15時00分、薩南諸島:14時30分、沖縄県:14時30分となっています。



チリでマグニチュード8.8という大きな地震が発生しました。100人以上の死者が出ている模様です。


チリ地震・・・といえば、1960年(昭和35年)に発生した地震が有名です。このときの表面波マグニチュードは8.5、モーメントマグニチュードは9.5で、有史以来に観測された地震の中では世界最大規模の地震でした。最大震度は気象庁震度階級で言えば震度6相当と考えられています。チリ本国の地震による被害は死者1743名、負傷者667名という大きな被害を出しました。


チリの近海を震源として、この地震の影響によって日本など太平洋に面した国々で津波も発生しました。特に地震発生直後に訳18メートルという大きな津波がチリ沿岸部を襲い、15時間後には10メートル以上の津波はハワイ諸島を襲い、61名が死亡したのです。


遠く離れた日本でも地震発生の22時間後に最大6メートルの津波が岩手県大船渡市、宮城県志津川町、北海道浜中町霧多布などの三陸海岸および北海道沿岸を襲い142名が死亡しました。特に浜中町では52年の十勝沖地震から復興し、8年目を迎えたのに二度目の市街地壊滅となりました。


今回の地震もかなりの被害を発生させてしまうと思いますが、少なくとも昔のように津波の被害を大きくしないように太平洋沿岸の各地では十分に注意しましょう。津波の到達は明日の13時頃だそうです。気をつけてくださいね。


記事制作にあたりwikipedia「チリ地震」 を参照しました。

 全国的に自転車による事故が多発しています。警察庁の発表では交通事故の約20%が自転車が関連するケースだそうです。痛ましい死亡事故も発生しています。


 ご存じの方も多いと思いますが、自転車は道路交通法上では自動車などと同じ「車両」の一つに分類されます。原則としては自転車は車道左端を走るものであり、歩道を走ったり車道の右側を走ってはいけないのです。これに反すると、道路交通法上の罰則は、3か月以下の懲役または5万円以下の罰金/2万円以下の罰金または科料となっています。


 ただし、道路標識などで通行が許可された歩道では自転車も通行することができます。その場合には車道寄りを徐行(走るのではありません)し、歩行者の通行を妨げることのないような速度と走行方法を心がけなければなりません。この場合の罰則は2万円以下の罰金または科料となっています。


 自転車は「車両」扱いですから夜間には前照灯の点灯義務 酒気帯び運転の禁止 二人乗りの禁止 並進の禁止も厳守しなくてはなりません。中でも罰則の重いものが酒気帯び運転で、5年以下の懲役または100万円以下の罰金となります。当然ですが、携帯電話で通話しながらの走行も違反となります。


 しかし、上記のような罰則はあまり実行されたことがないようです。たまに見せしめのように違反者を取り締まったりしますが、ほんの数えるほどにすぎません。


 僕の住む街の自転車運転マナーの悪さは目に余るものがあります。特に私の最寄り駅である某私鉄駅では東口から西口へのコンコースを乱暴に走り抜ける人間が多いようです。コンコースは駅の内部施設であり“人が集まる場所”であるのですが、道と勘違いしているのか生まれつき頭の構造がおかしいのか全速力で駆け抜けていく輩が多いのには憤慨してしまいます。


 駅前歩道の走行、夜間における前照灯未点灯、携帯電話での通話走行など、老人から子供まで年齢に関係なく守られていません。特に目につくのが前後に赤ちゃんを乗せた若い主婦です。彼女たちは生まれつき育てられ方を間違えられたのでしょう。さらに携帯電話で話しながら物凄いスピードで駆け抜けていくのです。


 この駅前には交番もありますが、駅コンコースの違反駐輪や走行には注意するところを見たことがありませんし、また駅の担当者による注意の呼びかけや走行を禁止する対策も取られていないように思えます。一度だけですが船取線方向から歩道を走ってきた原付自転車がそのままコンコースを西口に走り抜けるのを目撃したことがあります。


 こういったケースは、単にモラルの低さで片付けられるものではありません。日本は・・・いえ、世界は、法律や規則を守らない者たちによって席巻されようとしているようです。不正や暴力がまかり通り、強い者が生き残るのは正しいとばかりに、まさに無知な弱肉強食の世界です。


 それは今の子供たちを見ればわかります。髪の毛を染めたり化粧をしたり、やたらだらしのない恰好をしている子供たち・・・それを許す親や学校のモラルというか意識の低さ・・・。彼らの日常はゲームとしての万引きであり、売春であったり、軽い気持ちの人殺しであったり、滅茶苦茶です。恰好と同様に思考は原始に戻ってしまったのでしょうね。


子供たちばかりではありません。かつては世の中を牽引した老人たちも社会貢献の引退と同時に欲望本能をむき出しにしてつまらない争いごとや殺人事件を起こしたりしています。


もはや年齢に関係なく本能のおもむくままに生きるようになってしまったのです。


 おっと・・・脱線してしまいました。自転車です。


 警察の方々に言いたいのですが、隠れて自動車の取り締まりをして日銭を稼ぐことよりも、もっと件数の多い自転車の違反者を取り締まった方がもっともっと儲かるかもしれませんよ。


 僕はそれに期待しています。


クラウド・バスターの安全対策

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たまには息抜きで・・・日記です。


今日は朝から雪・・・でしたが、生保代理店研修受講のために柏市まで出かけました。雪で電車が遅れ、遅刻してきた(笑)Iさんから珍しい蜜柑をいただきました。Iさんは研修仲間では一番の若者ですが、なかなかのしっかり者であるばかりか、若い割には人当たりが良いので、すぐに誰にでも打ち解けてしまうといった良い性格の持ち主であるようです。


でもIさんの蜜柑おすそわけの本当の目的は、保険会社の若い女性社員の誰かに自分をアピールするためのようです(笑)。


さて、その蜜柑・・・。香川県三豊市の「袋かけ早生みかん」・・・です。なんで2月・・・今頃になっての蜜柑なのか?ミカンといえば秋口から冬にかけて出回るものであって、ピークは正月の鏡餅の頂上・・・ではありませんか?


1月中旬からは傷んだミカンが多くなって・・・2月には店頭から蜜柑の姿をほとんど見かけることはありませんが・・・。


一体なぜ???


「袋かけ早生みかん」は、明治23年に栽培がスタートした由緒正しき蜜柑で、魚粉、有機質の肥料で蜜柑樹を栽培するという、それを聞いただけでも栄養豊富(βカロテンが通常栽培蜜柑の1.5倍もあるそうです)で、しかもなかなか美味しそうではありませんか?


ネットで調べてみると・・・三豊市曽保地区で40件ほどの農家が「越冬袋かけ完熟蜜柑」の栽培を行っているのだそうです。


袋かけ蜜柑は、通常であれば11月に収穫する早生蜜柑の中では、果実の大きさ、糖度基準をクリアした一部の蜜柑樹にだけ袋をかけ、さらに2カ月以上も樹上で熟成させる・・・という手間をかけているのです。収穫した蜜柑は糖度が13度も高く、通常のものより1~2度も高いそうです。


前述したようにβカロテンは通常栽培蜜柑の1.5倍もありますが、さらにがん抑制やメタボ予防に効果があるというβクリプトキサンチンも、通常栽培の蜜柑より0.3倍多く含まれているそうです。


実際に食べてみると・・・本当に甘いです。旨い!こりゃ通販で買いたいくらい・・・(笑)。

みなさん、保険ってどういったイメージがありますか?


生命保険と言うと「保険金殺人」や「保険金不払い」などでマイナスイメージがあるのと、昔から売り上げだけに傾いてしまったごり押しの加入促進営業のイメージがあって、「保険」というとどうしても嫌なイメージがあるのですね。


僕もそうでした。弱くなった人の心につけこんだカルト宗教の勧誘のようなイメージがあって、どうも納得のいかないものでした。保険の保障内容をよく知りもせずに保険屋さんの言いなりで、なんだかよくわからない保険商品を買っては、ある時期が来ると補償を上乗せしましょうとかいって掛け金が増えていく・・・しかも掛け金の払戻率が悪いといった保険に騙された・・・という方ばかりだと思います。


知らぬ間に“インチキ”っぽいイメージばかりが蔓延してしまう・・・。


僕が今月からめでたく保険の個人代理店を開業したからではありませんが、保険をよく知って、将来に備えるというのは決して悪いことではありません。しかもインチキな商品ばかりではありません。


確かに多額の掛け金の割には解約時や満期の払戻率は悪いのがほとんどです。貯蓄性が高い“終身保険”でも払った分に上乗せはされますが、思うような金額は返ってきません。しかも今は掛け金が高くなっていますので、不景気の中で毎月の支払いは大変だと思います。


「払った分の掛け金は返ってこない」ということであれば、払戻率のできるだけ良い保険を選んで購入すればよいのです。また掛け金が安い掛け捨て保険と貯蓄性の高いものを組み合わせれば、保障は厚いし払戻金はあるわでそれほど損をした気にはならないから不思議です。


おっと・・・宣伝になってしまうのでこれぐらいにしておいて・・・。それに勉強中なので詳しくはないのです(笑)。


「保険に入れない職業とある行為・・・」


さて・・・保険に入れない職業ってご存知ですか?あ、あくまでもこれは保険会社によって異なりますが・・・。


死亡、医療、災害などの保険に入れない(加入しにくい)職業とは、無職(自分で書くのも辛いですが・・・)、失業者、ボランティア、易者・占い師、風俗営業、曲芸師、スタントマン、格闘家、探検家、プロボクサー、プロレスラー、ラグビー選手、レーサー・・・などです。


職業差別になるのかもしれませんが、理由は死亡する確率とモラルの問題のようです。ただし、無職でもアルバイトやパートなどをしていらっしゃる方は“制限付き”で入れます。それでも上記のような職業のアルバイトやパートは不可となります。さらに生命保険には入れませんががん保険には入れたりします。


意外なのは「刺青」です。刺青をしている方は保険に加入できない(できる保険会社もあるようですが)のです。

最近は“タトゥ”と洋風の呼び方で若者の間に流行していたりします。もともと日本では「その筋の方」のトレードマークでしたが(失礼)、随分前から欧米のミュージシャンやタレントたちがファッションの一つとして彫っているのを見て、「なんとなく強そう」とか「綺麗」といった軽い理由で日本でも若者たちを中心に流行しているようです。


広い部分に・・・ではなく軽い気持ちで蝶や花などの刺青をワンポイントで腕や首に入れてしまう・・・といったこともよくあるようですが、実はワンポイントでも刺青があれば保険には加入できないのです。モラル・・・の問題ではなく(あるかもしれませんが)、刺青をするとC型肝炎の発症率が高いからだそうです。


「保険なんか入れなくてもいいじゃん」と笑っていられるのも若いうちですよ、きっと。ワンポイントや衣服に隠れる場所に入れているから加入時の告知で黙っていればわからない・・・なんていうのも告知義務違反になってしまい、肝心なときに保険金が支払われないということもあるかもしれません。


一応、痛い思いをして刺青を消してさえあれば・・・保険に加入できるかもしれませんが・・・そこまでして刺青を入れたい気持ちがおじいちゃん(年齢が近づいてきた)にはわかりません。