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西宮酒くらルネサンスに行ってきたよ

メイン会場の西宮神社.jpg


10月ですよこんにちは。
連休中日に兵庫県西宮市で行なわれた『西宮酒くらルネサンス』 に行って来ました。

美味しいお酒が試飲し放題!
相方Eに連れられて数年前に一度行ったきりだったなあ、するめいかをキュ~ッて焼いてるのをアツアツのまま買って食べて日本酒くいっとやったのがおいちかったなあ、久しぶりに行くけどまた美味しい物があるといいなあ…などと空想しつつ、メイン会場の西宮神社へ。
ちょうど新酒番船パレードなるものに遭遇。のぼりを振り回し、えびすさんのコスプレの人を中心に練り歩く50人程度のコンパクトなパレード。
参道の脇に参加業者の店舗があるのだが、まあどれだけ振舞うのさ!ってくらい次から次へと試飲の酒がお盆に乗せられている。ちょっとした利き酒大会だ。

当たり前ですね。右下には甘酒ソフトが。

にごり酒が美味くて、何度ももらいに行く。
皆そんな感じだったので気にせず色んな種類を飲ませてもらった。

試飲して気に入ったお酒を購入して、神社敷地内の仮設テーブル席で飲めるようになっている。居酒屋コーナーって看板が立っていた。そこには名物という『酒蔵鍋』のテントがあり、相方Eは去年参加した際食べそびれたリベンジに燃えていた。またリベンジかい!
空いた席を確保して、相方Eがつまみを買いに行くのを見送り、ぐるりと居酒屋コーナーを見渡す。
老いも若きも皆楽しそうにお酒を飲んでいる様子が良い。

酒蔵鍋とキュウリの浅漬け

秋晴れの午後、松の木陰で酒蔵鍋とフランクフルト、揚げたてコロッケとキュウリの浅漬けを食べつつ日本酒をちびり。
デイリーポータルZで読んだドイツのビール祭についての記事 をふと思い出し、「日本のオクトーバーフェストやー」などと浮かれながらまたちびり。
うわー、大人でよかった。天気が良くてよかった。日本酒大好きだー!!
水深5ミリの試飲も盃が積もれば良い塩梅になるですよ。
あちこちのテーブルから楽し気な笑い声が響いていた。
次々新しい酒を買って来て皆で飲んでるグループ、将棋をさす人、読書する人、潰れて顔を真っ赤にして眠りこけるお父さん等等。

焼き立てホクホクでした。はばタン饅頭(こしあん)

サテライト会場にも行きたいという相方Eをなだめつつ、少し早目の帰宅と相成りました。
楽しかった&美味しかった午後でした。

はばタン(ナマ)も来ていた。

好きなことに対する姿勢

ある同人誌作家がホームページの日記で、こんなことを書いていた。

彼女は、少し勘違いした読者から、「お前の作品は間違っている、私の設定が本当だ」といった内容の感想?が来た事に対して、こんな風に語っている。


『趣旨が違う人から本を読んでいただけるのはありがたい事だが、読むことによってこちら側の作品内容が自分の好みや解釈と違うから変だと作品内容を否定し、自分の思考を押し付けるのなら読まないで欲しいというのが本音だ。書き手は読み手の都合のいい萌え製造機では在りえない。自分の描きたい内容を形にしたくて同人誌を出していて、だから原作・本編に絡ませた話でこういう解釈も有る程度に思っていただけるだけでいい。所詮一個人の妄想なので他人に押し付ける気はなく、逆に「間違い」と言われる筋合いもないのだ。アニメなり原作なり見る側の解釈は人それぞれなので違うのは当然だ。』(以上抜粋、以下省略)

二次創作に付き物のマイ設定ってあるけど、それはあくまで自分だけのもの。

今回の同人作家も言っているが、作品の設定を他人に押し付けてはいけないしそのつもりもないが、気に入らないから反論されたり、それどころか難癖をつけられるリスクも承知で発表していても、凹むものは凹むのだ。

作者のマイ設定そのものが二次創作の味とも言えるので、判断が難しいところだ。
だが、少なくとも本を買う前に内容を改めることは可能だ。

ま、たまに検品した上で買って帰ってじっくり読んだら、内容が予想していたのと違っていたりして、ガッカリしたり腹が立つこともある。

われわれ読者は、作家が作品を発表して、それを自ら手にとった時点で、そういうことがあると覚悟をしておくべきだと思う。

それが待ちわびたプロ作家の新作でもあることだから。


わたしたちにはモノを選ぶ権利があって、それは作り手も買い手も持っている権利。
だからこそ、自分の理想・好みの創作物(含む二次創作)と出会えたらすっごく嬉しい。

この作家さんは、今までたくさんこういう目にあってきたけど、それに負けていないところも好きだ。
けっこう毒吐きだったりギャグは下ネタ多かったりするけど、シリアス作品はすごく読ませてくれるのだ。

出会いって良いことも嫌なこともあるけど、だからこそ楽しみでもある。



そして、今月初めにコミックマーケットの米沢代表の訃報を知った。

晴海会場で一言だけ話をさせていただいたことがある。

オタクばかりの参加者のなかで、飄々とした米沢代表の印象が、まるで普通のおじさんだったのが嬉しかったのを覚えている。

趣味が高じてそれが職業になってしまったけれど、全然凹んでは見えなかった。

この人がいなければ、今日現在のコミックマーケットは存在していない。

かなりの制限が設けられていても、それはわれわれを守ることから始まっていた。

オタクはのびのびと萌えを補完できることはなかっただろうし、もっとアンダーな存在のままだっただろう。

米沢代表の姿を最後に見たのはいつだっただろう。

今年の夏にテレビでインタビューに答えるところを見たけれど、映像はいつのものだったのか。

ひらめきと度胸と柔軟な感性。誰にあるものでもないものを、彼は持っていた、使い方を知っていた。

オタクと社会を繋ぐこと、簡単なことではない大変なことを、彼はやってくれた。

だからコミックマーケットは日本を代表する文化的存在になった。

肺がんであったという。まだ50代。

大事な大人を、青春の思い出をくれた人を失ってしまった。

米沢代表、今までありがとうございました。本当にお疲れ様でした。

またいつか、あなたの開催するお祭りに参加したいです。

今は、安らかに……

おいしいはず…

会社近くの道路に、週3回くらい『AZUKI SWEERS』という自転車にワゴンをくくりつけたお菓子屋さんが来る。
店名のとおり、あずきを使ったまんじゅうと大福を扱う。
とても小ぶりで一口サイズと言ってもいい。
薔薇、枝豆、焼きもろこしなど色々な種類の味が楽しめるのだ。
少々お値段は高いかもしれない。
でも素材にこだわったものに相応しく、優しい味わいの甘さが良い。
たまの贅沢…というか、わたしの場合、仕事でへこんだ時にワゴンを見かけたら買ってしまうといったところだ。

で、唐突だがわたしはトマト味が好きだ。
トマトそのものも勿論好きだが、トマトジュース、ケチャップが大好きなのだ。
そして、この『AZUKI SWEERS』にも「プティ・トマト」という味がある。
あんを包む皮がトマト味なのだ。
ずっと気になっていたのだが、いつも売り切れていた。
人気商品に違いない。

最近、昼休みの時間がずれたりして、『AZUKI SWEERS』にめぐり合うことがなかなかできずにいたが、今日久々に遭遇!
ワゴンの上にはあと焼きもろこし味が3個残っているだけであった。
駄目もとで販売員のお姉さんに聞いてみた。
わたし「あの~、トマトはまだありますか?」
販売員「はい、ありますよ」
わたし「!」
「プティ・トマト」は、ワゴンの下の保冷バッグから出てきた。
販売員「こしあんとつぶあんがありますが」
わたし「あ、じゃあ両方ひとつづつ…」
販売員「ありがとうございました~」
嬉しさに高鳴る胸を押さえつつ、午後の仕事を大車輪でこなし、帰宅。
わくわくと包みを開け、その色鮮やかな赤に目を奪われつつ、いっただっきま~す!



……
………
ト、トマト過ぎる!!
何なんだ、この遠慮ないトマト臭さは!
あずきが一緒なのに、こんなにトマトトマトしてても良いのか!
これはまるで、シャレにならないくらい本気でトマトの青臭さ爆発にノックアウトされた『ラ・トマト』以来だ!

常日頃から、食べずにいるより、食べて後悔する方がいいと思っている。
やらないよりやった方がいいというカンによる。
自己責任だから、外しても文句言えない。
不味くない…けど、これまた何であんこと一緒にしちゃったのかなあと首をかしげる一品。
機会があったら是非どうぞ。

ルールって

自宅の最寄り駅前のスーパーに寄って買い物をして、駅前駐輪場を横切って帰宅の途につくわけだが。
その日は、50メートル先にある2階建駐輪場の入り口、スロープ上からパッと火花が散るのが見えた。
バチバチと音と煙をたてた花火を1本、小学校高学年くらいの子供5、6人がスロープ下の1階部分に放り投げた。
「?!」
うわー火事や~とフザケ調子のぬる声を上げながら、不自然なくらい早足でその場から立ち去る子供達。
幸い、直ぐに消えて自転車に燃え移る事がなかったので良かったが、もしかしてこれは放火の現行犯じゃないのか。
カッとなって、子供達を追い掛け捕まえて、警察呼ぼう!と思ったが、既に彼等はどこかへ行ってしまったようで見失ってしまった。

警察を呼ばずとも、自分達がどれだけ悪い事をしたのか教えたかった。
未成年がライター類の火種を持ち歩いている、それで火をつけた花火を駐輪場に投げ込む。
無人だったから良いのか? 爆弾じゃなくて花火だから良いのか? 直接自転車に火をつけるんじゃないから良いのか?
そうじゃない、そうじゃないぞ。
イタズラでは済まない、下手をすると他人に怪我をさせ財産を奪い、そして自分も傷付くことになりかねない。
物を大事にするとか思いやりを持つとか、そういう基本の所をちゃんと知っていれば、こんな『遊び』はできないだろうと思うんだ。
そういうことをきちんと教えないと、彼等は好奇心だけで動き、結果を見ない、知らないまま大きくなっていく。

そして別の事も考えた。
彼等のような子供の親も、こんな感じなのかなと。
警察に説諭されて親が迎えに来た場合、警察や通報者に逆切れするタイプ。
今回の場合はわたし相手に逆切れ。何故息子を怒るのか、別に自転車を燃やしたわけじゃないし、あんたの自転車でもないのに出しゃばって来るんじゃないよ等等。
ありそう、ありそうで怖い。
電車とかレストラン内など、公共でのマナーがなってない親子が該当するのか。例外もあるけど、ほぼ当てはまる気がする。

この話を同僚H(先日の詫びに美味しいお菓子を進呈して関係は修復されました)にしたところ、Hは即座に頷き、自分もそう思っていたと言う。
同僚H「それより、子供追っかけて行かなくて正解ですよ、こわいこわい」
わたし「まあ全員捕まえるのは無理だったけどね」
同僚H「そうじゃなくて、あなたが逆に捕まってボコボコにされてましたよきっと」
わたし「小学校5、6年生くらいのちびっ子だったけど…?」
同僚H「ライター持ってるような子でしょう。全員でよってたかって羽交締めにして、お金取られてボコボコですよ」
わたし「…ボコボコ…」
同僚H「ボコボコです」
子供達の見てくれは、金髪でも茶髪でもなく、服装が乱れてない入れ墨もない、ごく普通の小学生だった。
でもライター持ってるだけでこんなイメージだ。
多少突っ張ってスタンドバイミーを気取りたい年頃ではある。
が、やって良い事と悪い事があるくらい分別つけてほしい。
やはり追っかけて雷落としておくべきだった。
同僚H「だから返り打ちにあいますって。ボコボコにされても良いんですか」
わたし「ケンカ上等だけどな……(ガツン)痛っ!」
机下に落ちたボールペンを取ろうとして、机の角におでこをぶつけてしまった。
Hがそのくらいで済んだと思って大人しくしてて下さい、とかわりに拾ってくれた。

本当は、面倒で臆病になったから追い切れなかったのか、体力切れなのかとも思う。
昔のように、皆で育てるような子育てが出来ない今の世の中で、理想論だと言われても、願う事だけはやめない。
どうか子供達が伸びやかに健やかに、笑って暮らせますように。
大人の都合に無理矢理合わさせられて泣いたりしないような世の中になりますように。

ホントに申し訳なかったはなし

同僚Hがのどを涸らしていた。
風邪ではないが、先週末から少しずつ涸れていたらしい。
我が総務課は外線電話を各営業に繋ぐ業務もしている。
そんなHが頑張って電話をとっているのが気の毒で、つい。

わたし「キャラメルあるけど、食べる?」
同僚H「あ、ありがとうございます。いただきます」
わたし「ホントに食べるよね?」
同僚H「? ハイ」
わたし「じゃあ、これ」
同僚H「………」

躊躇しながらHは包み紙を開け、匂いを嗅ぎ、一瞬顔を歪めたが思いきって口に放り込んだ。
徐々に、眉間の皺が酷くなる。目尻が苦痛で下がる。口はもうこれ以上動かせない。
泣きそうな顔であった。
同僚H「…出しても良いですかコレ」
わたし「い、良いに決まってるだろ、出しておいでよ」
小走りに総務課脇のパントリーへ消えるHの背中が怖い。

そして、ジンギスカンキャラメルの破壊力が、Hの堪忍袋を爆発させた。
同僚H「自分って、言動もトロイ上に味音痴だと思ってましたけど、こんなに不味いものは初めてですよ!不味いって分かる不味さですよ!!」
わたし「ご、ごめん、ごめんなさい」
同僚H「何でこんなモン買ったんですか!北海道は何考えてんですか!何で食べさせるんですか!」
わたし「ホントにごめんなさい、もうしませんから」
同僚H「買っても良いけど勧めないで下さいよ!」
ガラガラ声のH、魂の叫び。
日頃、怒ったりしない人が怒ると本当に恐い。
わたしは、ひたすら謝りたおした。
寄食・ネタ系は、自分までで止めた方が良いと思った。
これで懲りた。
本当に申し訳なかったよ、H。
美味しいキャラメルを進呈することで許してくれてありがとう(泣)