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『満室経営 365』 ~名古屋賃貸管理の現場から~

リクルートで、不動産情報誌の仕事をトヨタ自動車で賃貸住宅部門の立ち上げに参画、現在は名古屋で不動産会社CLASS ONEを経営しています。実際に日々、賃貸管理、賃貸仲介、売買仲介を行っている立場から、実感した「空室対策」をほぼ毎日綴ります。



良い物件なのに、なぜか空室が埋まらない・・・という物件があります。


原因は、もちろん物件により様々ですが、



その1つに、


「大家さんが原因で、仲介会社がお客様に紹介しづらい」物件になっている、


ということがあります。



では、どんな大家さんの物件が紹介しづらいのか。



それは、ズバリ、


入居者とトラブルが多い、


入居者からのクレームが多い、物件。



仲介会社には、入居した後も、入居者さんから色々な連絡が入ります。


その中には、大家さんへの不満も含まれています。



内容によっては、明かに入居者さんのワガママ・・というケースもありますので、


もちろん、すべて大家さんが悪いわけではありませんが、



あまりにも特定の大家さんにクレームが集中すると、


仲介会社もその大家さんの物件を紹介することに後ろ向きになります。



今さら言うまでもありませんが、



「入居者は、お客様」



「賃貸経営はサービス業」



の意識を強くもって、日々対応していきましょう。







名古屋での賃貸経営・管理のご相談は

CLASS ONE(クラス・ワン)まで

http://www.classone.co.jp/







前回、満室大家さんの共通の特徴として、


「自分の物件の近隣物件の状況や相場を常に気にかけている」


「自分の物件の評価を冷静にヒアリングする」


という点をご紹介しました。



今回のご紹介は、


「仲介会社の営業マンに対して、非常に丁寧に対応される」


という点。



営業マンも人の子です。



日頃から、気持ちよくコミュニケーションがとれる大家さんの物件を


優先して紹介する、ということがおこるのは当たり前です。




言うまでもなく、彼ら、彼女らは、自分の物件の大切な営業マンです。




気持ちよく働いてもらうためのマネジメントを心がけましょう。



気をつけなければいけないのは、「空室がない時の対応」です。



仲介会社が空室確認の電話をしてきた時、素っ気無い対応をしていると


空室が出たときに態度を急変させても、ダメですよ。



営業マンへのマネジメントは業績に直結する・・・という強い意識が必要です。






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この経営環境が厳しい時代に、


「満室経営」を続けている大家さんがいます。



今後、機会があるごとに、「満室経営」を続けている大家さんの特徴をご紹介していきます。



今回ご紹介の特徴は、


「常に近隣(競合)物件の情報に敏感であること」



毎週のように電話をかけてきて、営業マン達に


「最近、00マンションは実際、いくらの家賃なの?」とか


「うちのまわりの物件はどんなリフォームしているの?」とか


加えて、「うちの物件と比べてどう感じる?」と


本当に熱心に聞いてこられます。



この行動で凄いことが2点。


・現在、自分の物件に空室がなくても、聞いてこられる点。



・自分の物件への「冷静な評価」を素直に聞いてこられる点。

 (これが意外と難しい・・)




しっかり「経営者」の感覚をお持ちですよね。




満室経営を成し遂げるには、ちゃんと理由があります。




どんどん真似て、空室を決めていきましょう。






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 以前、このブログでもご紹介いたしましたが、


 弊社では昨年から


 「賃貸なのに内装オーダー!オーダールームサービス」


 というサービスを実施しています。



 これは、入居者が自分好みの内装(壁紙や床材の一部)を選ぶことができる。


 というサービスです。



 昨年末あたりから、TVCMをやっている大手仲介会社でも


 同様のサービスを開始しはじめました。



 このサービス、入居が決まってから(申込書をいただいてから)


 リフォームをするので、大家さんのリスクは大きくありません。



 通常使っている壁紙よりも単価の高い素材を使うケースが多いので


 普通に原状回復工事をするよりも少しコストはかかりますが、


 空室で長期間、家賃が入らないことを考えれば、十分価値のある投資です。



 サービス導入には、お客様への見せ方の方法や、

 

 契約時の注意事項等、いくつか検討する必要はありますが、


 行う価値は十分あります。



 こんな時代ですから、


 「これをやれば絶対満室!」なんて対策はありませんが、


 可能な対策はすべて研究し、対応可能にしておくことが重要です。




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 あけましておめでとうございます。


 (すでに7日も経過しております。遅い挨拶で申し訳ございません)



 本年も「満室経営 365」よろしくお願い申しあげます。



 さて、今回は、昨年末に私の友人(女性)から聞いた話をご紹介です。



 その友人が以前入居していた賃貸住宅では、


 入居後すぐに必要になる生活必需品、


 具体的には、洗面器、歯ブラシ、タオル、小さなゴミ箱・・・だったらしいですが、


 これらの備品を入居時にプレゼントされたらしいです。



 「高級な品ではなかったけど(笑)、引越しでバタバタして、準備する時間が


 なかったので、すごく嬉しかった!」との事。



 たしかに、嬉しい『心配り』ですよね。



 物件選びの「決め手」になる!というアイデアではありませんが、


 「住む人」の立場にたった、『心配り』を感じてくれる人は少なくないと思います。




 費用対効果の高い空室対策になる可能性大です。



 今年も厳しい経営環境が予想されます。


 できることは、どんどんトライしていきましょう。






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