昔からとりあえずの終着点として挙げられることが多い1対1

 

女子学生は基本的に数学が出来ない

半ば自明なこととも言えますが、女子学生は基本的に数学が出来ません。原因はいくつかありますが、

 

①基本的に数理科学に興味が無い(大体医歯薬農系に流れる)

②職業訓練としての医療学部には嵌り(資格を取得し)たいが、数学等方便で大学入学後は関わりたくないと考えている場合が大半(=逃げの姿勢)

③イベント学園祭の類いには力は入れるものの、それを通じて何か解析的に精緻な研究をするわけでもないことが通常(文化祭を見回っての男子校との比較で見られるはっきりとした違い)

④言語で稼ぎに行ければ試験は問題ないし、その後も何とかなるだろうと踏んでいる(進路を選べば「何とかなる」かもしれないが選択肢は実際にはぐっと狭くなる)

 

この辺りがあるかと思います。基本的に逃げの姿勢が見られ、又方便として消化して後はさようならで構わない、こう考えている女子学生が偏差ランク上位校でも8割方を占めるでしょう。 そしてこうした姿勢を保つ殆どの女子学生にとっての最後の砦になるのがこの1対1です。

 

答案を書き切ることをまずは目標に

基本的に向いていないことをやることになる為、要求水準を満たす答案を書けないのが通常です。具体的には、

 

①処理の息切れ(途中で投げ出してしまう)

②経験が足りない(深く考える問題の演習量が絶対的に足りない)

③大胆な着想に欠ける(習い事の感覚で学ぶことが通常であるため、リスクが取れない)

 

この辺りが答案に現れているのが通常です。男子学生に見られる大胆な着想や強靭な腕力(計算力)等に欠ける分、小切れに、コンパクトに答案をまとめ、なんとか逃げ切ろう、そんな学生が大半です。 尤も出来ないことをやれというのは理不尽ですから、これが限界ならば致し方ないところですが、特に②については深刻に捉えるべきだと考えます。

 

学校の副教材に指定されることも

一部の進学校では副教材として手渡されることもあります。ただ、先に記した体系数学等と比してもかなり難易度が高いためこれをこなすことができる層は限られているため、ほんの一握りの学校に限られます。

 

東大・東工大現役安定合格を目指すなら

別に東大でなくとも構わないのですが、1対1の前範囲を高2の終わりまでに全部潰して身につけておきたいところです。上には上があり、やるべきことはこの上にも山ほどある為です。

 

数学を楽しめるようになるのはこの先のレベル

そう言う訳で義務としてこなさなければならないという側面が大きいこの1対1、あるいはこのレベルの問題ですが、これを超えることが出来れば多少楽しみながら自由度の高い思考で問題に取り組むことが出来る水準が見えてきます。 何でも基礎が大事ということですね。

 

女子学生の大半は上位と言えども嫌で嫌で仕方が無いかもしれませんが頑張りましょう。このClassOnCloudではこの教材を数学が苦手な学生向けのクラスで採用しています。併せてご検討ください。


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おもに、灘高校の生徒に向けてメッセージがあります。 それを軸にした、英語に関する記事になります。 かなり気合を入れて、今の私の指導経験のすべてを詰めてみましたので、 英語に悩む方は是非読んでみてください。(僕も英語は修行中ですが!)

 

英語を苦手としている、けれどもゴリ押しで伸ばそうとしている学生に

今回は私の出身校である灘高校の生徒をモデルに、英語の学力向上のストーリーを提案してみることにします。 なぜこういう記事を書くことに至ったかというと、現在灘高校在籍中の生徒が複数おり、それぞれに英語の読解能力の向上がみられているという現状をかんがみ、それを敷衍して灘の生徒にどのようなアプローチができるかを考察しようという運びになったからです。 別に、灘に限ったわけではなく、あくまでもモデルにすぎないのですがね。 灘の特徴は理数系に強く、英語がそのぶっちぎり傾向に追従する形、もしくは若干足を引っ張り気味になるというものです。この傾向がある学生にとっては、同じようなストーリーをたどることができると思いますよ。

 

英語の底上げが出来たなら、浪人率は更に下がる

もちろん灘高生が英語に弱いと断定するわけではありませんが、あくまでも灘は理数でごぼう抜きをしようという生徒が多く集まっていることは確かで、英語に絶対的な自信を誇る学生がもっと多くてもいいのでは、と思います。かくいう私は、理数に全く手ごたえがないなかで、英語に関しても暗中模索の状態が継続したという経験を持っているんです。 もし灘の生徒が、英語に関しても、数学の公式を常識のように取り扱うのと同じ程度に、自由に読み・書く(聴く・話すについては、思うようにいかないやも知れませんが。)ことができれば、今以上に、もはや日本で右に出るものはいないくらいの素晴らしい集団になるのではないでしょうか。

 

大学で英語をゆったり底上げ出来る暇等無い

じつは、英語というのは理系の生徒にこそ地に足をつけて学ばれてほしい科目なのです。灘の理系の生徒が身につけるべき英語は、「日常会話」「パターンを使って自由に話せる紋切型英語」ではなくて、理科の専門的内容を含む素材を読み解いたり、書き表したりできるような英語ですよね。なぜならほとんどが医学部ないしは難関の理科系学部に進学するという事実があり、そこでは否応なしに英語の論文とつきあわなければならないからです。医学界の共通語も、ドイツ語からどんどん英語へとシフトしているといいます。ひとたび業界人になってしまえば、英語は目的ではなく手段になります。 「いや、そんな先のことまで考えてないし、綺麗事に聞こえる。受験が突破できればとりあえずいいんだ」と考える方も多いと思います。ただ私からは、大学に入ると理科の専門科目の勉強が非常に忙しくなり、英語の底上げをしている暇なんてないんだよということは言っておきましょう。

 

大学以降の英語教育では、英語それ自体の指導などしてくれない

論文や素材と向き合うとき、そこにさしはさまれる思考は、純粋に実験や調査の内実をどうにか掴もうとする意志だけです。日本語に直しても理解できるかわからない文章なのに、文法がどうとか構文が分からないというレベルの思考がはいるスキは全くないということです。 それから、大学では、読解レベルから英語の個人指導が受けられるということはほぼありません。残りは自力で這い上がれ、の世界です。大学教授のほうも、大学受験レベルの英語から徐々にステップアップしていこうという温情は与えてくれません。 英語は英語だろ、読みなさい、と冷酷に専門用語をたっぷり含んだ文章を与えてきます。いや、与えてくれるだけまだましで、大学生は「何を読むか」「何を【読まないか】」まで自分で取捨選択しなければならないのです。これは少なくとも灘高校生の主要進学先どこにでも当てはまる現状です。

 

地道に取り組めば確実に効果が上がるミドルレンジ

具体的戦術がわかりやすいように、東大英語の例で考えてみると、60点で大きなキズにならないように収めようとしている生徒に対して、90点以上を目指させるというストーリーが考えられます。これで30点以上のアドバンテージになります。 なぜこれが有効かというと、30~40程度しか取れていない生徒はそもそも基礎力が足りていないと判断され、地道な努力に見合った一歩一歩の伸びを期待するしかないのですが、すでに60をとりきる能力のある生徒であれば、そこに甘んじない少しの勇気と、語彙強化と速読の体力づくりだけですぐに効果がみられる可能性があるからです。(単にやったことがないことをさせる、という試みです)

 

酷い固定観念と、育っていない英語(言語)に対するイメージ

灘の生徒をみていてしばしば抱くのは、 「持っているセンスは悪くないのだけれど、英語はこうお勉強するものだ、という固定観念にしばられて自由に考えられていないなあ」 「とにかく単語に対するひとつひとつの新鮮なイメージがなくて、力任せに読もうとしているなあ」 「頭の働かせ方や、読み詰まったときの解決法そのものが違っているなあ」 という感想です。そしてその割には、構文の取り方や訳読の安定感に欠けるといった場合が多いです。おそらく頭の回転があまりにも良いので、せわしなくなってしまって、腰を据えてゆっくり解体してやろう、という真摯さが足りないのだと思います。それになんら疑問を抱いていないことに不安を覚えます。

 

見方の転換

点数が足りないのは単なる努力不足、と間違った判断をしてしまいます。(往々にして灘の生徒は努力を敬遠しますが、努力嫌いなら、努力しなくても成果を上げる方法を英語でも考え付けばいいのです。)数学には天性の要領の良さを発揮するのに、なぜ英語には発揮しないのでしょうか。 このような特性を客観的に観察している私からすれば、「ここの考え方をちょっと変えるだけで気が楽になるのになあ・・・」と助言したくなるのです。 英語という科目の特徴は、情報のインプットが多くを占めるので、数学の解答とは違って、自分の思考プロセスが紙の上に書き残せないという点にあります。これは重大なことです。友達と読み方を比べることもできません。自分にしかない「クセ」があったとしても、誰からも教えてもらえません。確かめるために、全文和訳を常にするわけにもいきませんよね。これは本当に重大です。 料理にたとえてみましょう。 単語を覚えたりして予備知識を入れること=材料をそろえる段階。 初めての文章と格闘すること=調理中。 出来上がった解答や和訳文=できた料理。 とすると、数学では調理中の姿まで師匠に見せながら、教えてもらえるのですが・・・ 英語になれば(国語も同じですが)、できた料理だけを見て「味が悪い」と一喝される。そこで生徒が見直すのは、調理中ではなく、なぜか材料をそろえる段階。 「材料が悪かったから、有機野菜を買い揃えよう」と新しい単語帳を買ったり、 「包丁が使いにくいから、とごう」として文法の問題をしたり、 「何回も作れば改善するだろう」として同じ方法で作りまくったり・・・。 これでは意味がないですよね。やはり調理中にどんな火加減で、どんな調味料の入れ方をしたかを反省しなければいけません。 ClassOnCloudで僕がやっていることは、調理中の状態に生徒をひきもどして、逐一立ち止まって、「このとき何を考えた?」「単語を覚えてても、読むときに適切な語義が出てこないのは、なぜ?」「読めないなら、どう打開すればいい?」とリアルな視点をもって実況中継をすることです。

 

きっかけを大事にし、少々の実践を通じて大きく変わる事が出来る

多少おせっかいかもしれませんが、足りない部分を補うだけで、大多数の生徒が大きく事態を好転させることは考えられます。 ClassOnCloudでは、灘の生徒が抱きやすい諸問題が多少なりとも把握できているので、具体的レベルから有効なアドバイスをすることができます。 実際に、灘の受講生からも「センター英語で7割から9割弱まで上がった」とか、「読みやすくなった」という反応をいただいていますし、普段接する中でも、明らかに感度が上がった、繊細さが増したと思える瞬間が多くなっています。 他の塾・予備校は基本的に受け身の授業なので、自分の思考の流れを振り返ることができません。少人数の双方向指導だからこそ、お互いにコンディションを確認しながら、正しく頭を稼働させる方法について学べるのです。英語は力づくで何とかする科目ではありませんよ。 他と同様に、長い経験と科学的根拠によって、正しく勉強する科目です。もちろん単語の覚え方や文法事項の考え方についても、すっと理解できるやり方というのを個人に合わせて考案する必要があるのです。みんな同じようにはいきません。 結果的に宣伝になってしまうのですが、このところをよく考えていただいて、ぜひ受講をしていただければと思います。体験授業もいつでもやっています。ぜひご検討ください。

 


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ICUHSのまとめは今年の3月に上げましたが、現状最もご覧になっていただいているまとめになります。ogに作成していただきました。

ICUHSは進学校にはない、文字通りの世界の縮図のような生徒の揃い方が魅力の学校です。アイデンティティをぶつけながら、人格形成を磨き合うことができる、数少ない国内の学校です。

他方で高校入学であること、そもそも日本の中等教育のカリキュラムがかなりの厚みがある反面、それに慣れていない学生が適応しようにも、時間の短さに加え数学理科のの基盤を作る心の構えが間に合わない傾向があるように感じています。

 

cocでは現役生を数名指導に当たらせていただいていますが、主に数理科学の強化に時間を割いています。受験指導にとどまらない、computer scienceを始め横断的な指導を提供しておりますので楽しんでいただけるかと思います。体験授業の方もどうぞご検討ください。


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腹ぺこデラックス食堂でいただいた大根のてんぷら。初めていただきました。


JG文化祭お邪魔してきました。女子校のため写真はNGです。生徒だった灘obの原くんと行ってきました。(原くん曰く「あんなに女子比率の高い場所にいることはこれからもまずなさそう)
節々に見られることですが、JG生は人との接し方、所作がしっかりと鍛えられ、また自然体で洗練されています。質問や会話を振ってもまごつく子は中1でもいません。おそらくこの力は全国でもトップです。

院長先生は「JGでは本音での対話が日常的に行われており、これが良さでもあるが、社会に出た時に本音すぎて取り繕わないことでちょっと苦労することも、たまにあるかもしれない(苦笑)」という話しも講演でされていましたが、まあ誤差の範囲の弊害です。

女性の社会進出という文脈でJGのプレゼンスが落ちることは、基本的には今後もないでしょう。ただし後述するように数理科学の力なり理解はやや課題を抱えているようには思います。
女性の社会進出という文脈の一つを担っているのは、今回初めて拝見したYWCAです。聞けば歴史は長いようで、人権活動が主体です。

人格形成で大きな役割を担っている一つが聖書の授業かと思われますが、宗教委員会という、学校の運営と連続している組織もあります。

パフォーマンスの品質の高さは相変わらずで、演劇班を拝見しましたがあれを他校で再現するのはまず無理かと思います。笑いもあれば勢いもあり、流れが丁寧に創作で構成されています。

天文班はさらに増えて70人程度の大所帯。文化祭で魅せることに重心を置いているようであるため、個人の研究はありませんが、丁寧な説明能力の高さも健在です。

数楽班は相変わらずの切り絵主体。今回初めて知りましたが、30年前は数学を扱っていたようです。そういうわけで数学・物理・プログラミングを扱う班はありません。

余談として、「神女生の友達はいますか?」という質問も振ってみましたが、いると答えた子はいませんでした。これも予想通りでしたが、いろんな意味でちょっと残念でした。

教室内には新たに設置された設備などもあるようです。行かれる方はそうした細部にも目を向けられると気づくことはあるのかもしれません。


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主に東大生を中心とする受験エリートには、頭の中で考えるのをやめてとりあえず行動しろと伝えています。当面のところは嫌だ、面倒臭いと思うことがその主な対象です。僕の立場の場合雇っている大学生に仕事の選り好みをするな、ということもまた一つです。

所詮自分の頭の中だけで考えることは一人称の世界です。相手がいない。ペーパーも個人でやる研究もまたそうです。あくまで相手がいて、能動的に働きかけることで初めて他者からの反応が来て、そこで人間関係が構築される。当然衝突も起きれば消耗するプロセスです。

それができる子たちが揃うのが直前に記したJGですが、脳内で満足して何も行動を起こさないのは、相手を理解するという意味では最悪の意思決定です。

行動を起こしてから見えかたや認識が初めて変わることも多くあります。むしろリアリティとは論理ではなくその目で見て確かめた事実を蓄積していかなければ形成されることはない代物です。リアリティが形成されなければ職業観もまた形成されることもなく、よって人格と職業が一致することもありません。新たな職業観を新たに生み出すことなど雲をつかむような話です。


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易経 (中国の思想)/徳間書店

¥2,412
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昨日の漢文の授業で扱った易経。
当初センター漢文を無難に扱おうと思いましたが、あまりにひねりがないので面白いものはないかと引っ張り出してきたもの。
易経はいわゆる易占で使われる古典で、この本ではまず占い方から始まり、64卦の結果に対するコメントが並び読みやすい構成です。
ミッション系の学校ではまず扱わないとは思います。
易経は当初易占の手引きから始まりましたが、1000年程度の時間を経て思想書にまで昇華された古典です。政策論から始まった孺子や墨子と比較してもユニークな生い立ちを備えています。


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物理部のヘルメットでかぶる看板
アマチュア無線部は最近できた様子。

いやーめっちゃ楽しかった!

物理部は変なものばっかり作ってるし、相変わらず電光掲示版で歩いて宣伝してるし、生物部はタランチュラや食用ゴキブリ飼ってるしやりたい放題!

全体的に危機管理をしっかりできているのが1番の要因かなと思います。生徒を信頼してなければできない。

現obの子が作ったキャラ、まだ物理部で受け継がれてるんですね、あれも素敵です。

また来年も行こうと思います。


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教え子も何人かいるICUHSに来ています。

ICUHSは帰国子女が8割以上という相当特殊な学校ですが、インターではありません。
男子ダンス部はおそらく国内随一じゃないでしょうか。少なくとも首都圏で叶う集団があるとは思えません。

チアも相当の鍛え方をされています。渋幕にもダンスドリルはありますが、リフトを始めさすがに技術面では相手が悪い感があります。

ICUHS文化祭の中核はパフォーマンスです。科学系部活動も一切ありません。

残念ながらダンスとチアは撮影禁止ですが、明日もやっています。

ちなみに運良く校長先生ともお話しする機会をいただきました。貴重なお時間をいただきありがとうございました。


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9/16に四天王寺でうちわを配布しました。
お問い合わせは以下のメールアドレス・HPからでも大丈夫です:)

「謎」の進学校 麻布の教え (集英社新書)/集英社

¥820
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8割がた読み終えたところでとりあえずの感想
まずこの本自体がさほど整理がついていない。インタビュー形式で手を入れていない良さもありますが、多分インタビューしてる方もさほど頭の中が整理されてません。obらしいですがやや冗長です。


・教師の純粋培養率(obが占める比率)が1割というのは、diversityを確保する上で絶対的な競争力になります。麻布の一番の強さはここにあると思います。

・麻布がプログレス21を使ってるのは前から知ってました(市川の評判の悪い校長が麻布出身で、麻布を真似て導入した話も知っている)。プログレス21の一つの利点はnativeが書いているためよりシャープなスタイルで身につけることができることですが、果たしてそもそも対話が苦手な男子学生に合うのかという問題がある。

・ただ麻布は国語ではかなり書かせるので、書き言葉には耐えられるかもしれない。他方で話し言葉はまた別の能力なのでこの点は下記にもある通り耐えられるかは疑問。

・高校受験枠を増やしてdiversityを確保したほうがいいのは他校と同じ。純化されすぎて不確実性によるショックへの耐性が急激に落ちる。

・アルバイトokなのは高評価。職業体験がないと人格形成上生きていく上で何が必要かがわからない。幸い港区には優れた企業がゴロゴロあるので、その辺りも活かせるようになったら学校としては相当強いと思うが、そこまで気が回ってるようには見えない。

・「麻布生は勉強しない」と、「集中力がある」を強調しているが、そもそも中学受験で下地を作っていることは他の一貫生と事情は同じなので、さほど強調しなくていい気はする。「来るべくしてきている上の1/3」「受験勉強頑張った真ん中の1/3」「なんでここにいるのかわからない下の1/3」と分けられる東大生ですが、売りにしてる競争力の中核がこれであるならば、真ん中寄りの子は多いのかなと。文化祭の展示の完成度もグダグダなので、集中力を売りにするのであれば高い完成度のものは見たい。

・英語指導について過保護との記述があったが、要するに対話を強制できるかどうかにかかってるんじゃないかとは思う。書き言葉では限界もあれば自分から逃げられるので成長しない。スキル以前に姿勢の問題かなとも。そしてそれが徐々にできなくなっているであろう点がかいま見えるところに、今の麻布の限界をやや感じる。

・野生を残しているのが麻布の良さだと個人的には認識してますが、言葉が丁寧に出てこないなり、対話の経験がさほどないことは他の男子校と大差ないようには思います。政経の授業の冒頭で、「センターで点が取りやすいからよく聞け」と学生の注意を集めるよう仕向けるとの記述がありますが、難易度が低かったのも数年前までの話で、今はそれで通用しません。

・尤も学校側もわかってるとは思いますが、他者との対話の基礎を身につけるのは倫理政治経済くらいでしか期待できないので、ここは頑張ってほしいなと。

・学校の先生側が生徒一人一人を見ている強度が違う、というのは実感としてあります。麻布がまだ持ちこたえている一番の理由は、生徒側にあるのではなく先生なり体制側にあるのかなと思います。(生徒側は所詮環境要因でいくらでも大きく影響を受ければ、自分を客観視できている子は、通常欧米圏の海外進学を考えている子+αくらいだとも)

・麻布の受験者数が落ちてるのは、はっきり言ってしまえば親の器の狭さが直接の原因だと思うので、さほど気にする必要もないかと思いますが、それで粒が揃わなくなり始めると学校の競争力として相応の危険はあるのかも。JGも一時期不人気になりましたが盛り返してきたのも、あの文化が絶対無二のものであり何物にも変えがたいと認識されているため。

・「最終学歴・麻布」で十分やっていける教育、というのはさすがに言い過ぎかなと。

・この本全体に言えることですが、科学の要素が話に出てこない。つまり麻布らしさという要素の中核に科学の競争力が挙がることが少ない、ということを意味しています。自由は各校の歴史に裏打ちされ、その積み重ねの上に定義される固有のものですが、それ以前に物理的な限界を理解させる科学への理解が表に出てきていないのは弱点かなとも。


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yonten_09-17-2016_1
9/17 四天王寺前にて団扇を配布しました。
受け取っていただいた皆さん、ありがとうございました。
お問い合わせは以下のメールアドレスからでも大丈夫です:)

今回の関西への出張で出会った社会人の皆さんとの話をざっくりとまとめました。

////////////

高校時点で対人弱い学生、大学入ってから軒並み息をしていない。そして数年で修正できそうな気配がない。

東大受験塾出身を中心に、情報量が山ほど降ってきて、自身の判断が効かない状況に慣れすぎている子が、軒並み評価が低いその理由は、単純に表情がないからだ、という指摘も出てきた。

自分がないのが、対話をしている時の表情での表現や、言葉の拙さ、リアリティのなさ、あらゆる点に出ている。実感がないので、何を振ってもぼんやりとした顔をしてやり過ごし、言葉が出てこない。それに耐えれないので同質化されたグループの中にすぐに埋没しようとする。こういうタイプはミッションを与えても、手ごたえがないので成長が遅い。当然採用もされない。

経験知はその実態を脳内で想像してても身につくことは永遠にないので、自分で足を運び調べてアルバイトやインターンを重ね、自分とは全く違う世界の人間の接客の経験をしたり、散々振られる経験をしたり、気が遠くなるような試行錯誤を積み重ねる研究の現場に立ち会ったり、一歩間違えれば一生トラウマになるような、巨額が動くトレーディングの世界の空気を肌で感じたり、そういう経験が必要なのだと思う。

その為の大前提が精神力の強さであったり、それを支える体力であったりする。体が弱かったり、持久力が低いというのは、仕事を安定的・持続的に続ける上でかなりのdisadvantageになる。


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