lunch_09-26-2015
写真は西宮ガーデンズでの食事会から

3週間ほど前から調整していたJGOG&現役生対象の食事会の実施も明日になりました。
今回も小規模でやる見込みですが、直前での参加も歓迎いたします。
11/1に市ヶ谷で16時から食事会を実施します。
場所はお問い合わせをいただいた方のみにお知らせしていますが、
予算1000円程度で済ませられる、普通のレストランです。

主にJGを想定していますが、近くにお住い&学校に通っていらっしゃる学生の皆さんも是非ご検討されてみてください。現在7名程度です。

お問い合わせはこちらから >>>
http://www.classoncloud.jp/party/


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体験授業は土曜17:00から随時定期的に実施しています。

どうぞお気軽にお問い合わせください

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説明会・食事会も定期的に実施しています!高校生・大学生が主な対象となります。
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chatparty_1
先日のオンライン懇談会より。

最近、試験的にオンライン懇談会を週末に実施することを始めました。

classoncloudに関心を持つ内外の学生をつなぐサロンとして機能させることが目的です。受講生・スタッフ・ときおり手伝っていただいている大学生や、関心を持っていただいている中高生を一堂に会し、夜22時からビデオ会議でつないで2h程度を費やし雑多な議論を展開します。遅めの時間帯に実施しているのは、海外に住まう学生に配慮しているためです。参加はフリーです。

試験的に始めた試みです。受講生と食事会や説明会にお越しいただき、関心を持っていただいている子達をつなぐ場として機能させたいと考えています。これは授業ではありませんが、授業の延長上にあるものと考えています。学生たちの動機がどこにあるのか、何がしたいのか、そういうものを理解できなければ、良い指導が提供できることはありません。コミュニケーションが全てを決めます。

前回はビジコン(キャリア甲子園)・各々の進路・日頃読んでいる本・親に対してプレゼンをすることの意味などについて話題を共有していました。

どちらかというと起業寄りの話題が多かったですね。身近に実践している人間がいる子が多かったため、地に足の着いた話が出来たかと思います。

話題は雑多ですが、進路や職業観、関心の対象を掘り下げることで我々にできることを模索しています。以降定期的に実施し、希望に応じて即席の説明会や授業デモも見せていくつもりです。

cocの雰囲気を掴んでいただくには、食事会と並んで良い場であると考えています。ご興味がおありの方は食事会のページからお問い合わせください(食事会のページにオンライン懇談会のチェックボックスを選択肢に設けてあります)。


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日常での学習から受験勉強とそれ以外の趣味の勉強を分けて考えようとするから頭が固くなります。

割り切れば割り切るほどつまらない頭にしかなりません。原書を読みながら和訳の力をつけたり、そこらに転がってる数学の問題を解きながら入試数学で使える力を養えばいい。素人にはそれが難しいから指導者がいるとも言えます。


本日9:30からは高3向物理になります。ここのところ電磁気を中心に演習をしてきましたが、二次対策を想定し融合問題に以降手をつけていきます。主に東大・京大・東工大あたりの志望者が対象となります。

担当は理Ⅰで元物理オリ代表で銀メダリストの学生になります。

また10時からは高1向数学になります。こちらは現在数学オリンピックの問題や数論の問題を中心に演習をしています。

体験授業として加わっていただくこともできます。
PCおよびSkypeIDが必要となります。

お問い合わせは下記のリンクからお願いします。


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lunch_09-26-2015
次回の食事会は明後日11/1 15時 @市ヶ谷になります。


科学研究に十分な予算が割り振られないと不満を漏らす話を院生から多く耳にします。気持ちもわかりますし、現状は過酷だと思います。他方で、では割り振った時にどうやってそれ以上の市場価値を生み出すのか、その問題に対して明確な回答を持ち得ている院生・研究者は殆どいないでしょう。そういう教育を受けていないというのも大きな理由としてあります。裏が取れないから政府も予算を割り振らない面があるわけです。財務官僚だってバカではありません。真剣に考えて最適化した結果がこの現状何だと考えるのがまずは妥当です。

保護者が教育に向き合うに当たりやるべきことはいくつかありますが、その中でも喫緊の課題として、教育にまつわる政治問題に取り組むことからまずは始めるべきだと思います。特に国家予算の問題。無い袖は振れません。ここから目を背けている保護者が殆どなんじゃないでしょうか。

日本の国家予算に占める教育費の割合は、先進国の中でも低いことが知られています。そのため民間のサービスが2兆円規模で請け負っているのが現状です。願望では質の良い教育は振ってこない。代替案を望むなら、まず、「財源はどこにありますか?どこから引っ張るべきだとお考えですか?」という問いに、各自が応えられるようにならなくてはなりません。手元の家計だけで教育を語ろうとしても無理です。そもそも家計が持ちうる予算は公的な予算や民間の市場規模と較べたら小さなものであるためです。

必ずその時、アメリカに対する債権の問題が出てきて、アメリカからその金を引きはがすに当たり、如何に国家として自立度を高めるべきかという問題に突き当たります。そこから逃げてはいけません。最低限の常識として認識している必要があります。

当然軍事・エネルギー・食糧等各分野の安全保障の話題にもつながってきます。実態を把握するにも時間もかかり、こうした問題を解消するにはさらに多くの時間がかかるとは思います。しかし保護者の役割は子供に奴隷のように無意味な演習作業を強制することではなく、政治参加を通じて、現実味のある打開策を議論を通じて共有することにもあると考えます。

ところが残念ながら、多くの保護者はこうした話題をまず認識してもいなければ、わが子と共有することすらできていません。子供達が先行き不透明な状況で、馬車馬のように受験勉強ばかりさせられて気持ちが暗くなるのは当然です。

医師だから、東大卒だから収入が高いなんて時代はとうの昔に終わっています。それでもその信仰にとどまり、ビジョンなど全く見えていないのが殆どの家庭ではないでしょうか。

問題の核心は、どうしたら豊かさにつながるのか、富を確保し、それを教育に還元する循環を生み出せるのか、思考停止していることにあります。僕はどの家庭からもそうした議論、現実味のある議論を久しく聞いていません。挙句の果てに出てきたのが、「自分だけは生き残りたい」が結晶化した「グローバル人材」の議論です(最近はだいぶ雰囲気が変わってきましたが、当初はとにかく超人的に優秀な人間になって生き残れという論調がひどいものでした)。下策であるこれですら、わが子だけは生き残れればまだましですが、更に笑えないのは「海外は金がかかるからダメだ」と聞く耳持たずに却下する保護者が山のようにいることです。

「わが子だけには「いい(勝てる受験指導メインの)」”教育”を。しかも金をかけずに」と目論んでいる間は、所詮わが子の才能を摩耗させるばかりのラットレースを抜け出せません。殆ど夢物語です。手段もなければ根拠もありません。受かったところで得られるのは自己満足のみです。最近感じますが、大学生は所属校で内輪で固まる傾向が強い割に、市場価値を生み出す組織外の信用の連鎖を生み出すことが出来ません。保身の意識が強すぎて、互いに排他的になってしまうためです。当然強調して利益を生み出すことができません。

所謂合成の誤謬です。過当競争を加速させて所得水準を地盤沈下させる潰し合いしか生まれません。その問題意識を全国レベルで共有し、どうしたら豊かになれるのか、互いに同志を探しながら新たな教育の在り方を模索していかないとダメじゃないかと思います。

それ抜きに、スキルとしての数学や言語、プログラミングなどを身につけさせても徒労に終わります。そのスキルを通じて生み出されたものなりサービスを通じて、誰がどのように豊かになり、また結果的に自身に還元されていくのか、社会のありようはどのように変容していくべきなのか、そこまで考え、保護者同士・学生同士で共有する必要があります。それが大人の役割だとも思います。ビジョンを真剣に考え抜きましょうという話です。その力が無ければ、ラットレースが形を変えて逆戻りするのみだと考えています。


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プログラミングコンテストチャレンジブック [第2版] ~問題解決のアルゴリズム活用力とコーディ.../マイナビ

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アルゴリズムの勉強もその一つ。アルゴリズムを背景とした数学の問題は入試でもたくさん出題されています。

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日常での学習から受験勉強とそれ以外の趣味の勉強を分けて考えようとするから頭が固くなるものです。割り切れば割り切るほどつまらない頭にしかなりません。

英語であれば原書を読みながら和訳の力をつけたり、新聞を読んだりする。

数学であれば、そこらに転がってる問題を解きながら、入試数学で使える力を養う。

本来の学びのあり方というのはそういうものです。しかし素人にはそれが難しいから指導者がいる。素人と職業人なり、優れた専門教育を受け、実践してきた人間の違いは、その頭の中での繋がり具合と柔軟性の高さにあります。受験塾に頼ろうとすればするほど、また機械的にこなせばうまくいくだろうとたかをくくればくくるほど、自身の創造性なり、思考回路は痩せていくものです。


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What Is History/Penguin UK

¥1,975
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言語と計数の認識の仕方でスイッチを切り替えるという感覚、高校生にはないのかもしれません。これはかなり大きなカギになると確信してもう5年くらいは経つんですが、実は相当高度な熟練の技すぎて、中高生に伝わってないのかもしれません。

「大学に入っていろんな人と話す機会に恵まれて、初めて自分が今まで日常会話も数学の思考で話していたことを自覚しました」

と語ったのは前数学担当で灘卒理Ⅰの学生です。

言うまでもなく、男子学生は数学のものの見方で何でもかんでも考えてしまう傾向が、女子学生は言語の認識の仕方で見てしまう傾向が強くあります。適切な切り替えが出来ないため、前者は言語の価値を、後者は数理科学の価値を軽視する傾向があります。

とりあえず男子校の子は、新書とpenguin booksあたり読む習慣つけた方がいいんじゃないかとは思います。自分の思考回路がいかに極端か、それでわかります。認識の仕方を一般化して解いても聞く耳を持たないし、学校の土壌がもたらすバイアスでその意味がわからなくなってしまう。

女子校の子は、例えば一度、IMOの後半の問題を丸一日かけて延々と考える日を設けると良いと思います。それで、受験勉強ばかりやっていると足りないものなり、摩耗していく才能なりが、大方の子は見えてきます。ただそれをやる気になるかどうかが極めて怪しい。男子校にとっての新書や洋書を読む行為と同じです。

結局百聞は一見に如かずで、直視させられないと、如何に特殊な環境にいて、多くのバイアスを「校風」なり所属校の環境から受けているか、実感できないと思います。場に出て行かないとこれはわからない。頭で理解することじゃなくて、肌で感じるべきことです。

裏を返せば学校外に自分から出て行かないと気づく機会には一生恵まれません。hlabや生徒会の経験者が、その後の伸びで頭一つ抜けることが多いのはここの違いじゃないかとも思います。
外に出ていけないという意味でもぼっち「コミュ障」はさらに追い込まれていきます。

また何より、こうした試みは独学でやろうとするとまず萎えて挫折します。こうしたコミュニティが育っている学校は数えるほどしかありません。cocではそのような場を提供することも意図しています。


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harvard_1


ハーバードの出前授業であるhlabや、政治系イベントのぼくいちは、割とよく知られたワークショップイベントです。それぞれ有名人に会ったり、海外のブランド大学の授業を体験できるということで新鮮な体験を味わうことが出来ます。

他方でhlabやぼくいちはワークショップなので、そういうものがあるよと見せる分にはあれでいいんですが、継続的に経験を上積みしていく場として機能させることは出来ないのが限界かなと思います。

教育は原則徒弟制です。しかし経済効率を優先した結果大規模指導が世に浸透しているにすぎません。さらなるコンテンツの量産化を進めた結果が衛星予備校です。本来の姿は少人数が主流であり、優れた教育を提供する海外の機関もほとんどが少人数です。

やはり微細な変化なり成長は日頃から継続的に学生を追いかけていないとわからない。それは学生本人が感覚できないこともよくあります。メソッドではめ込むことができない科学教育は、時間もかかれば、辛抱強さも要求され、その傾向はさらにあるとは思います。


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数学と英語の授業があります。
数学は21時から、英語は21:30からになります。

数学担当は灘でも総合力で張り合えるのは上1割のみ。
開成なら恐らく5%.人物評価を加味するならばさらに半分になるかもしれません。
それくらいの器の子です。

ちなみに1年半受講してくれている灘の子は、
センター英語7割水準から駿台全国で校内席次上位30まで上昇しました。

よろしければ覗いてみてください。
PCとskypeIDがあれば受講して頂くことが可能です。
体験での形での受講であれば無料です。

数学担当は筑駒卒理Ⅰで理Ⅲ合格点での通過者で数オリ予選通過者、
英語担当は神女卒東京外大でTOEFL100+ホルダー、哲学オリ国内銀賞受賞者です。



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灘中学入試理科より「イカの絵を描け」 Class On Cloud

人間の認識の仕方は大雑把に言って合理主義的なものと、経験主義的なものとに分けることができます。

合理主義的な認識の仕方とは、要するに脳内で想像して組み立て、そこでの推論なり帰結から判断をなすような捉え方です。1+1=2であることをいちいち手元でものを並べて数えるような人はいません。主に計算を処理したり、植え込まれた知識を引き出してなす判断がこれにあたります。そして多くの受験エリートが得意とする認識の仕方です。

これは和歌の世界観とも共通しています。平安時代の貴族達は、和歌を詠むのにわざわざ現地に足を運んで得た体験を経て和歌を詠むのではなく、あくまで言葉の響きから得られる想像を膨らませて和歌を詠みます。そのため主観的で、他者が存在せず、ぼんやりとした印象を与える歌が出来上がります。

対して経験主義的な認識の仕方とは、実際に手に取り、見聞きした上で得た感覚を元になされる判断を指します。科目学習でいうと主に生物や政治経済などでこれは重要になります。上にあげた生物の問題も、実際にイカをまじまじと眺めて特徴をしっかりと捉えられた経験がある子でないと十分な解答ができません。政治経済分野も、ただ知識を並べても全く意味をなさず、得た知識を元に正しい議論ができるようにならないと力がついたとは言えません。

これは俳句の世界観とも共通しています。芭蕉は俳句の修行として全国を歩きました。そこで実際に目にした光景なり、体験を元に歌を詠んでいるため、情景描写が非常に細やかで、精度が高いものが多くあります。

残念ながら、多くの受験エリートはこの経験主義的な学びを非常に不得手としています。ペーパーテスト対策しか価値の重きを置かないため、また学校教育の現場でも実験なり議論は重視されていないため、学生の印象に残りません。上記の映像での問題は実際に灘で出題された中学入試の問題ですが、理Ⅲ合格点だったスタッフですら、満足な解答を得ることはできませんでした。

これが示唆することは非常に大きな問題を示しています。もちろん合理主義的な認識の仕方を磨くことはとても重要です。しかしこちらに傾いてしまうと、例えば霞が関の官僚が平安貴族と同じであるように、実際に現場に足を運んではヒアリングすることなく意思決定をしてしまうことが、大きな政策上の歪みをもたらします。地方国立大を馬鹿にする傾向がある某予備校教師や、それを真に受ける学生にも、この意味で非常に問題があります。

また受験エリートは皆、中学ですらペーパーテストで選抜されるため、同期内での共通認識は合理主義的な認識の仕方で形成されます。そのため互いの地元の話や、アナログな話題、自分が実際に手に取って調べたり、経験したことがない話題は関心が重なり合うこと少なく、何でもかんでも脳内で処理して楽しむ傾向が加速します。主にこれが原因となって、いずれの上位校も自閉的な環境を生み出すことへと繋がっています。

cocではこうした認識の仕方を是正するため、経験主義的な学びを重視しています。全国の学生をつなぐことに意図や、上記のような問題を取り上げるのにも、このような事情があります。

実際にその目で見て確かめたことがないにもかかわらず、わかった気にならないこと。これがとても重要であると考えています。


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<先日のオンライン懇談会から>


(神戸女学院卒1名・ICU高校1名・灘高校1名)


留学中の学生A「海外って、寝てる人がいないですよね」

留学中の学生B「基本的に寝れるような環境でもないんで。小さいのですぐわかるし。」

A「海外って、基本的に少人数がメインみたいで」

鈴木「僕はそれがわかってるんですよ。もう少人数制が世界の潮流であるということが。わかってないのは日本の学生と家庭だけです。」

短期研修の経験がある国内の学生C「1クラスが3、4人のクラスもありましたね。」

B「歴史とかの授業はディスカッションばかりなので、発言しまくりで。時代背景を踏まえた上で、外交文書を読んだりして、誰がどういう意図でそれを書いたのか、そういうことも考えます。
でもしゃべってばっかりでもダメなんですけどね。ちゃんと必要な知識を植え込んで行かないと。そう考えると何でもかんでもアメリカの教育がいいとは言わないですね。」

鈴木「外交戦術をトレースしてる感じですよね。ストーリーを把握しているか、その攻防がそのように行われ、ドラマが起きたのか、正確に捉えられるかどうかを大事にしてる。その議論を擁護するための材料として細かい知識を植え込んでいく。」

A「ペーパーでの点数はそんなでもないんですけど、実際議論をするといろんなことを知ってるのがびっくりします。」

C「それはわかります。」

B「あと、ディスカッションするのを憚りますよね」

C「そうですね、みんな喋らないですもんね。」

A「disったみたいな感じに受け取る。日本だと真面目な人以外質問しないみたいな空気あるじゃないですか。でもこちらだと国民性としてはshyなのに、授業ではみんな発言したりする。」

B「友達同士で、この前安保法案どう思うみたいな話になって。ありえないんだけどと思ったけど、そういうことが普通に行われてますね。」

日本の主に社会科学分野の教育が如何に的外れかが、流れを受けてすぐ分かります。これではコミュニケーション能力は育ちません。またこれは社会科学分野に限りません。自然科学分野においても互いの盲点をしっかり検証していく姿勢は重要です。他者が存在しなければ気づかないことは多く、「自学自習」で何でもかんでも収めようとする現状の中等教育が如何に危険かを示しています。


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10年遅い。それでも変われないくらい遅れているのが日本の中等教育。

>>> 新しい時代に対応する能力を養う教育が必要
http://www.huffingtonpost.jp/jpolicy/eucation_b_8397626.html


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