What Is History/Penguin UK

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言語と計数の認識の仕方でスイッチを切り替えるという感覚、高校生にはないのかもしれません。これはかなり大きなカギになると確信してもう5年くらいは経つんですが、実は相当高度な熟練の技すぎて、中高生に伝わってないのかもしれません。

「大学に入っていろんな人と話す機会に恵まれて、初めて自分が今まで日常会話も数学の思考で話していたことを自覚しました」

と語ったのは前数学担当で灘卒理Ⅰの学生です。

言うまでもなく、男子学生は数学のものの見方で何でもかんでも考えてしまう傾向が、女子学生は言語の認識の仕方で見てしまう傾向が強くあります。適切な切り替えが出来ないため、前者は言語の価値を、後者は数理科学の価値を軽視する傾向があります。

とりあえず男子校の子は、新書とpenguin booksあたり読む習慣つけた方がいいんじゃないかとは思います。自分の思考回路がいかに極端か、それでわかります。認識の仕方を一般化して解いても聞く耳を持たないし、学校の土壌がもたらすバイアスでその意味がわからなくなってしまう。

女子校の子は、例えば一度、IMOの後半の問題を丸一日かけて延々と考える日を設けると良いと思います。それで、受験勉強ばかりやっていると足りないものなり、摩耗していく才能なりが、大方の子は見えてきます。ただそれをやる気になるかどうかが極めて怪しい。男子校にとっての新書や洋書を読む行為と同じです。

結局百聞は一見に如かずで、直視させられないと、如何に特殊な環境にいて、多くのバイアスを「校風」なり所属校の環境から受けているか、実感できないと思います。場に出て行かないとこれはわからない。頭で理解することじゃなくて、肌で感じるべきことです。

裏を返せば学校外に自分から出て行かないと気づく機会には一生恵まれません。hlabや生徒会の経験者が、その後の伸びで頭一つ抜けることが多いのはここの違いじゃないかとも思います。
外に出ていけないという意味でもぼっち「コミュ障」はさらに追い込まれていきます。

また何より、こうした試みは独学でやろうとするとまず萎えて挫折します。こうしたコミュニティが育っている学校は数えるほどしかありません。cocではそのような場を提供することも意図しています。


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