エネルギーの元になるもの
たくさんの感動を与えてくれた
奈良の空海展でしたが
昨日で終わりました。
私があまりに熱く語るもんだから
終了する数日前に
東京から、父と友人が日帰りで
展覧会を見にやってきました。
この、父の友人の女性が
素敵なんです。
年齢は70代。
フットワークが軽くて
好奇心が旺盛で
なんなら
食欲とお酒の量も旺盛で…。
ワタクシなんぞは、足元にも
及びません。
父とは
ロングステイクラブという
会員制の旅行クラブの仲間です。
沢山のお仲間の皆さんと
共に仲良くさせて頂いています。
ここの女性たちの元氣なこと！
今年に入ってからも
すでに海外旅行に行っている様子。
2〜3ヶ月前には
オーストラリアに行っていたそうです。
すごいなーーーー！！！と
思ったのが
宿はだいたい
キッチン付きのところを借りる。
スーパーで現地の食材を買ってきて
自炊する。
『安くて美味しいものが
たくさん食べれたわよ〜』
とおっしゃる。
何よりすごい！！！
と思ったのが、移動の距離。
なんと一緒に行った
65歳の女性の方がレンタカーを借り
数日間で
数百キロも運転なさったそう！！！
オーストラリアの大地を
ドライブするなんて
さぞかし
氣持ち良かったでしょうね〜
なかなか
真似できることじゃない。
その原動力は
なんなのでしょうか！！？
国際免許の黒歴史
国際運転免許。
実はワタクシも
取得した事があります。
日本の観光庁の観光大使でもある
表博耀先生の付き人として
文化交流事業の視察に
イスラエルに行った時のこと。
聖地エルサレム
当時
イスラエルに行くのは初めて。
ちょうど近隣で戦いが激化していて
入ってくる情報は
ミサイルが…とか
激しい銃撃戦が…とか
レバノンの兵隊が…とか
そんな震え上がる情報ばかり。
イスラエルは電車がないので
ほとんどがバスかタクシーでの
移動になります。
翌年の文化交流事業の
ツアーの目的地の一つに
バニアスという場所がありました。
歴史上でも重要な聖地バニアス。
ヨルダン川の源流の一つでもある
水の美しい国立公園です。
視察でそこに行くためには
公共のバスを乗り継いで
行かなくてはなりません。
その行き方を調べている時
わたしに入ってきた情報は
怖いものばかり。
内戦が起きたら
爆発が起きたら
公共交通機関はストップする
そんな時は
路上駐車されてる車を奪って
自分で運転して
すぐに空港のある
テルアビブに向かい
イスラエルを脱出せよ…！！
ワタクシの心に刺さったのは
こんな情報でした。
当時は真剣で必死でした。
ホントにその情報を信じて
いざという時は車を奪って
激戦の中をすっ飛ばして
何のとしてでも無事に帰国せねば
そんな覚悟をして
国際免許を取得したのです。
いま思うと
スパイ映画の観過ぎとしか思えません。
バニアスにて。
行ってみると実際は
ところが実際に行ってみて
イスラエルは素晴らしい国でした。
自然に溢れていて
食べ物も美味しく
イスラエル人は優しく親切で
美しかったです。
現地でお世話になった
イスラエル日本友好協会の方のお宅で。
イスラエル人の多くは
日本文化が大好きで
日本人も大好き
日本に憧れているのに
日本では怖い情報ばかりが
流れていることを悲しんでいました。
『日本とイスラエル
もっと友好関係を結びたい』
とおっしゃって頂きました。
エルサレムのヘブライ大学で
神楽の奉納をさせて頂きました
健康的なイスラエル
実は渡航前が忙しくて
ワタクシひどい喉風邪をひいてしまい
声が出ないほどで現地入りしたのです。
それが
新鮮な野菜と果物中心の食事と
行った先々で頂く生の葉っぱの
たっぷり入ったミントティーのおかげで
すっかり元氣になりました
砂漠、というイメージもありますが
気候も穏やかで過ごしやすかったです。
ガリラヤ湖に沈む夕陽
翌年のツアーでは
早朝のガリラヤ湖で禊をしました。
湖に頭を突っ込んで
顔をあげた瞬間に朝日がのぼり
ダイヤモンドのように輝いていた光景
一生忘れません。
戦争のイメージしかなかった
イスラエルでしたが
とても健康になって帰国しました。
使わなかった国際免許
国際免許に関しては
結局、一度も使うことなく
期限が切れてしまいました。
（使わなかった理由が
もう一つあるのですがまたの機会に）
わたしが国際免許をとった動機は
恐怖と不安から。
オーストラリアで
ドライブを楽しんだご婦人は
ワクワクから免許をとった。
この動機となるエネルギーが生む
結果の違いよ…。
これからは
車があることに感謝して
ワクワクしながら楽しんで
運転しようと誓ったのでした。
爆撃地を突破するために
運転する、なんてことは
わたしの人生には
間違っても起きないでしょうね。
イスラエルはワインも美味しい。
現地で仲良くなった友人と。
ステンドグラス体験教室のご感想です
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中道あんさん
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たくさんの方々にお越し頂き
ありがとうございました！！！
