シガー・カタログ<トリニダッド・ロミオ&ジュリエッタ・ダビドフ・コイーバなどの一般ブランド>  
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TREASURER



「TREASURER」はイギリスのチャンセラー社製の高級煙草。一般に、通称銀トレ。シガレットとしては世界最高級にして世界最高価格だ。写真はDから頂いた一品!中身はもうない。。価格は円で3000円といったところ!シガーを吸う方々にもかなり好まれていたようだが、現在は残念ながらお目にかかることはできない。製造元のチャンセラー社が倒産し、他社に買収されたとのことです。ただ、この「銀トレ」ブランドは見ることはできないが、「マイルド・ゴールド」と呼ばれる「金トレ」は日本でも入手可能!次回ここでアップしよう。



「キザミ」と言われ、肉に例えればハンバーグのように思われてる「シガレット」の中でも、この銀トレは同じハンバーグでも「松坂牛」で作ったハンバーグといったところかな!



シガーをやらない、ただのタバコ好きの方には価格的にも面白みに欠ける部分があるかもしれないが、どんな講釈好きの輩にも、最初に「なるほど!!」と言わせる一品であることは間違いない。

TRINIDAD(トリ二ダード)

いまだにどこの店でも買うことはできないが、近年、選ばれた少数の人のみが吸うチャンスを得た幻のシガー。その人々とは、1994年10月にパリで開かれたマービン・シャンケン(シガー雑誌の編集人)主催の「世紀の晩餐会」に招待された164名のゲストだ。この晩餐会で、トリ二ダードの唯一のサイズであるラギートNo.1(コイーバ・ランセロに似ている)が、食前のシガーとして振る舞われた。コイーバのどのシガーよりもダークなラッパーに、大地のような深い味わいを持つこのシガーは、むしろ食後にふさわしいと感じたゲストもいたことだろう。



このシガーの生い立ちは謎に包まれている。自身はシガーを吸わないフィデル・カストロが、コイーバの市販化に伴い、それに代わる国家元首らへの贈り物用としてトリ二ダードを作らせた、というのが通説であった。だが、1994年に雑誌のインタビューの中で、カストロ自身がトリ二ダードの存在すら知らないと語ったのだ。彼は、シガーを愛好する知人たちには、引き続きコイーバを提供することに何の不都合もないと考えている、と話した。



そうすると、エル・ラギート工場にトリ二ダードの製作を依頼したのはいったい誰なのか。キューバ政府の高官以外に、その答えを知る者はまだいない。

GLENFIDDICH(グレンフィディック)

世界で一番売れているシングル・モルト・ウイスキーは、主要なボトルの熟成年数を長くしただけでなく、ハバナ・リザーブやクーランのように議論の的になるような新機軸の商品も紹介してきた。



グレンフィディック蒸留所はダフタウンの、蒸留所と同じ名前の小さな川のほとりにある。フィディックとは、「鹿の谷を流れる川」という意味で、それゆえに会社の紋章は雄ジカとなっている。



有名であると呼ばれるにふさわしいこの蒸留所は1886年から1887年にかけて創立された。現在も創業時の一族が経営に当たっている。第二次世界大戦後の好景気の間、同社は比較的小さな会社であったので、大きな会社との激しい競争にさらされた。1963年に蒸留所が決断したことは、大会社のブレンダーにウイスキーを供給するよりも、自社のウイスキーをシングルモルトの形でボトリングし、入手しやすくすることであった。ブレンディッドスコッチに支配されていた業界は当時、この決定を愚かなことと見なした。シングルモルトは、イングランド人と他の外国人にとってあまりにも強烈、独特、あるいは複雑すぎるというのが、当時、広範に受け入れられていた考えだったからだ。



この独立した精神は1つの見本であり、それなしには、他の蒸留所もシングルモルトを瓶詰めして売り出そうとはしなかったであろう。シングルモルトの愛好家たちは、グレンフィディックに対して恩義を感じている。シングルモルトをこのように早くスタートさせたことが、グレンフィディックの成功の礎となった。また、モルトの中では比較的穏やかな味であったことも、疑いもなく幸運なことであった。



より大きな試みを受け入れたいモルト愛好家は、熟成年数が長いバージョンにはるかに高度な複雑さを見出すであろう。たとえば最近の新商品、15年の熟成の後、ソレラシステムでヴァッティングされたグレンフィディックなどにである。 グレンフィディック蒸留所は個性にあふれている。グレーがかった蜜蜂色の石でできた創業当初の建物が、現在も美しい形で残っており、そのスタイルはごく最近の新しい建物にも活かされている。また、グレンフィディックは初めてビジターセンターを設置した蒸留所でもある。このビジターセンターはモルト愛好家のためではなく旅行者のためのものだという意見もあるかもしれないが、ハイランドのこの地域を訪れたならば無視すべきではない。 本当に伝統を守っている点は、2つのスチルハウスのうちの1つで、石炭の直火焚きのスチルを使用していることである。スチルは小さく、ウイスキーは主として「プレーンオーク(リフィル・バーボン)」で熟成されるが、約10パーセントはシェリー樽で熟成される。様々な樽で熟成されたウイスキーは、プレーンオークでマリッジされる。



ウィリアム・グラント社はまた、グレンフィディックの敷地に隣接しているザ・バルヴィニー(1892年創業)と最近できた(1990年)キニンヴィ蒸留所も所有している。キニンヴィは、スチルハウスだけの存在にすぎない。そのリッチでクリーミーなモルトは、グラント社のブレンディッドに使われるが、まだシングルモルトとしては瓶詰めされていない。同社はスコットランドの他の場所に、ガーヴァンというグレーンの蒸留所をもっている。
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