日本人化
ここ1、2週間の溜まった写真の中から。

ぽぽちゃんのリクエストで、コロッケを作った日。
それに野菜のお味噌汁、ほうれん草のナムル、出し巻き卵(大根おろし添え)、ミニトマトという副菜。
その中で、旦那さまが
「これが一番美味しい!!!」
と絶賛したのが、なんと「出し巻き卵+大根おろし」の組み合わせ

特に大根おろしがサッパリしていて気に入った模様。いや~日本人でもこの組み合わせが必ずしも一番と思うわけではないから・・・少々びっくりしました(笑)
と同時に思ったこと・・・
(もう旦那さまに『オーストリア人から見てどう思う?』という感想は聞けないな~(^^;))
旦那さまの御両親を初め、オーストリア人の友人をご招待する時、よくメニューに困って聞くのですが、作る方が日本人なのだから、せっかくだしオーストリア人の受け入れやすい日本食の部類でおもてなし・・・って思ったりしませんか?
でも旦那さまの基準がだんだん日本人化しているので、彼の意見があまり参考にならない昨今(汗)
そんな中、こんな出来事もありました。
旦那さまが子供達を幼稚園に送っていった帰り、卵や牛乳などの必需品を買ってきてもらうのが彼の役目なんですが(ちなみに私は暖かくなったので車の運転を再開したいのに、旦那さまは「僕だって早起きしたい。子供達の為に役目が欲しい」と言って聞いてくれず、言い争いになります。妹に相談したら「くっだらない」と一蹴され(爆)、でも二度とペーパーになりたくない私には死活問題なのデス)、その日、私が一番必要だったバターを言うのを忘れてたんです。
「あぁ~~~~~、バター買ってきてって言うの忘れちゃった・・・」
とガックリしている私に、旦那さまがひとこと。
「GOMENNE..........(←日本語で)」
!!!!
いやもう、この驚き。こちらに住んでいる人だったら分かってもらえるはず。
なんてたって、自分に責任がない限り「ごめんね」なんて言う人種じゃないですから!!!!
タイミングバッチリ!使い方バッチリ!
私の方が「いや、そんなごめんねなんて言わなくていいのよ・・・」とうろたえちゃいました(^^;
そんなわけで、旦那さまの3週間の留守から帰って来て現実が始まり、「また次の旅行なんてないのかな~」なんて時々思う私ですが(爆)、でも彼もそれなりに頑張ってくれてるんだなって、ここに書いて自分でもちゃんと認識しないと!と思う私です(笑)
は〜るよ こい!
先日、家事を終えてフと窓を見るとこんなものが。

何かなと思って、その中の一枚をよく見ると・・・

「ふゆ もうだめ!
は・る・だ・よーーーーー
おはなみ いきたい」
とぽぽちゃんの字が。
どうやら冬にもの申してる模様(^^;
そんな内容のが5枚貼ってありました(笑)
このアイデアって、ぽぽちゃんのオリジナルでなく、大好きな絵本、「ばばばあちゃん」シリーズの中の「たいへんなひるね」から。
たいへんなひるね
ばばばあちゃんのおはなし(こどものとも絵本)/さとう わきこ

あんまり冬が長居するので、みんなで「春よ来い!」というメッセージを袋につめて花火に詰め込んで打ち上げ、冬をおっぱらうというお話。
ばばばあちゃんシリーズ、私も子供も大好き!「かがくのとも傑作集」のばばばあちゃんシリーズは、お料理がテーマとなってるので、これを読む度に「あれつくってー」「これつくってー」と催促されます(^^;
興味のある方、本屋さんで手に取ってみて下さいね~♪

何かなと思って、その中の一枚をよく見ると・・・

「ふゆ もうだめ!
は・る・だ・よーーーーー
おはなみ いきたい」
とぽぽちゃんの字が。
どうやら冬にもの申してる模様(^^;
そんな内容のが5枚貼ってありました(笑)
このアイデアって、ぽぽちゃんのオリジナルでなく、大好きな絵本、「ばばばあちゃん」シリーズの中の「たいへんなひるね」から。
たいへんなひるね
ばばばあちゃんのおはなし(こどものとも絵本)/さとう わきこ

あんまり冬が長居するので、みんなで「春よ来い!」というメッセージを袋につめて花火に詰め込んで打ち上げ、冬をおっぱらうというお話。
ばばばあちゃんシリーズ、私も子供も大好き!「かがくのとも傑作集」のばばばあちゃんシリーズは、お料理がテーマとなってるので、これを読む度に「あれつくってー」「これつくってー」と催促されます(^^;
興味のある方、本屋さんで手に取ってみて下さいね~♪
リンツにもButlers!
ツイッターでもさんざん愚痴ったのですが(爆)、我が家の入ってるアパートで窓の総取っ替え工事があり、うちの窓も全て新しくなりました。
これで、強風の時には家の中のカーテンもバッサバッサとはためくほどのすきま風に悩まされていた私達ですが(←大袈裟でなくホント!)一件落着。湿度も意外と保ってくれて嬉しい限り

それにしてもね。
・・・いや~、こちらの人の工事って素晴らしい!!!←もちろん嫌味です(←オイオイ)
土足でドカドカ入ってくるのは仕方がないとしても、トイレも無断で使うし(泥だらけだっちゅーねん!)、工事で出たがれき、ホコリ、すべてそのまんまにして帰っていきました
もちろんベッドも窓から棚の服もがれき、ホコリまみれ。(まさか、そのまんまで帰るハズないよね・・・(汗))
という私の心の声も虚しく。
それだけならまだしも、窓枠から変えたので使ったのであろう、セメントのような固まるもの、ゴム状の固まる液体、すべてがはねて、床、家具(作り付けの動かせない)、ポッタポタについて固まってるじゃないの
!!!いや~、勉強になったので、次回にはびっくりしないと思います(笑)はねてほしくないところは自らカバーをかける!教訓ですね。
でね、前置きが(いつものように)長くなっちゃったんですが、そんなわけでカーテンレールもすべて取り払われていて、おまけに
「再び取り付けるのはこちらの仕事じゃないから」
だって(爆)オ~イっ・・・(絶句)
カーテンレール、私達の前に住んでいた人がつけたもので、壁に埋まっているタイプだったの。それを根こそぎ取られたので、新しくレールを買いにIKEAまで出向きました。
そのIKEAがあるショッピングセンターでお茶をしていたら、私の大好きなButlersの紙袋を下げた人が通り過ぎたじゃあ~りませんかっ!
慌ててその人を捕まえて(爆)、
「Butlers、ここにあるんですか?」
と聞いたら
「あるわよ」
と、向かえのお店を指差されました(爆)
ガーン、知らなかった・・・・!!!
今までてっきりウィーンにしかないものと思いこんでました。
このブログを長いこと読んで下さる方はご存知、私、雑貨がホントに大好きなので、ともすると服なんか全く買わなくても雑貨だけは!!というほど好きなので、しかも雑貨に関しては金銭感覚も狂ってしまうほどで、すぐにでもButlersに飛び込みたかったけれど・・・残念ながら今日は金銭感覚にシビアな旦那さまも一緒(^^;
「別行動しようっか?」
と提案しても却下されたので(爆)、
(今日はウインドウショッピングのみかぁ~・・・)
と期待せず入ったのですが、
なんと旦那さまの方が興奮してました

そんな中、私が見つけたのがコレ!↓

我が家ではよくシフォンケーキを焼くのですが、それを保存しておく高さのあるケーキカバーがなく、いつもラップを2重に巻いて保存してました(^^;毎回取り出すのも面倒くさかったし、これは丁度いい!
旦那さまも気に入って早速お買い上げ☆

シフォンケーキだけでなく、カップケーキなんかもタッパー保存でなく、見せて飾れて便利便利♪
(でも結構場所取るんだよね、コレ・・・(汗))
震災のことで家のことも疎かだったけれど、少し落ち着いてきたので、イースターグッズなんかも出してみました。

とは言ってもここ2、3年、毎年同じもの(^^;
何となくコレ!というイースターグッズに巡り会えず・・・今日に至ります。

ひっさしぶりに、チューリップなんぞも買ってみました。

今年はここ5年ぶりくらいに、この時期に鬱らなくてすみました(爆)年明けから太陽に恵まれていたというのもあるかもしれません。
私にとっては、オーストリアの冬の景色、春先のまぶしい緑も、いつもドンヨリした気分の中で過ごしてきたので、久しぶりにそういう季節の美しさもハッキリと感じ取ることができて本当に嬉しい(^^)
・・・な~んて気を抜いてガックリ来ないように、イースターまで気をつけようと思います(笑)
リンツにもButlers!のはずが・・
いつものような記事を書こうにも、震災の話で思うことを綴っているとなかなか収集がつかず・・・おかげで、最近のブログ、下書き(保存のみで公開せず)がたっくさん溜まってます(汗)
友人達と話していて思ったこと。
不謹慎と思われる方もいらっしゃるかも分かりませんが、今回の災害もしかり、復興作業は何年にもおよぶ中で、支援活動が持続する為には、やはりそれを楽しんでやらないと、と思うのです。(同じこと、パリ在住の中村江里子さんも書いてらっしゃいました)
今はまだ緊迫した状態が続いています。災害直後からの報道で、多くの人の「何とかしないと!」という気持ちから、募金活動、チャリティーコンサート、バザー、さまざまな企画がオーストリア各地で催されています。私自身もいくつかの企画に並行して参加させていただいています。
と同時に、何かしたいという思いと、現実的な壁、多分、色々な方が純粋な気持ちだけで突っ走れないことを感じているのも事実だと思います。
最初の支援活動の波がひとまず終わったら、今後の支援活動に対してどのような形で継続することができるのか、ある程度形が見えてくるような気がします。
なんて書くと随分大変な思いをしながらやってるのねと思われそうですが、そうではなく、私、めっちゃめちゃ感動してるんです
こんなピリピリした中で何かを企画して・・・人のやることだから意見の相違というものもありますが、誰1人足を引っ張る人がいない!
企画が発足したのは災害直後になりますから、今よりももっと皆の精神状態が緊迫していた時でした。
でも、お互いの意見をぶつけあいながらも尊重し、一つの方向性にまとめあげていって・・・。
こんな時だからこそ人間性が出ると思うのです。
別に何かをやる、やらない、やらなければならないという話でなく、やるとなったらどのような形で協力しあえるのかということ。
近しい友人達は皆、もちろん些細なストレスもあるかと思うのに誰1人「やーめた!」と言わず、ちゃんと協力しあって、最後の目的に向かっている!
こんな時だからこそ人が見えます。改めて・・・たくさんの素晴らしい人に囲まれていたんだなぁと感動し、尊敬しました。
私達が毎週通っているウィーンの「日本語を話す子供の会」でもチャリティーバザーが行なわれることになりました。ここでも、すぐに全員のお母様方から義援金バザー出品に関して賛同を得られました。
あ、これは来週ですので告知させていただきますネ☆
+++++++++++++++++++++++++++++++++
【「日本語を話す子供の会」春のバザーのお知らせ☆】
日時:2011年4月1日(金)15:15~16:30
場所:Volkshochschule Brigittenau
Rafaelgasse 11, 1200 Wien 2.Stock 教室222
子供服、絵本を初め、大人服、靴、本、雑貨などがあります。
バザーの収益金の一部は東関東大震災の被害者のための義援金にあてられます。
なお今回、東関東大震災を受けて、義援金バザーコーナーも急遽併設することが決まりました。
保護者の方による手作り品(和菓子、洋菓子、お惣菜、お抹茶、また手芸品など)が並びます。こちらの収益金は100%、義援金にあてられます。同時に募金箱への寄付も受け付けております。
義援金は「子供の会」が責任を持って、日本大使館を通じ日本赤十字に寄付致します。
大規模なバザーではございませんが、震災の被害者の方へ何かしたいという方、
バザーに少しでも興味がございましたら、是非お気軽にお越し下さい☆
+++++++++++++++++++++++++++++++++
えぇっと、何を書こうとしてたんだっけ・・・なんだかタイトルとは全く別の話になってしまいました(^^;
しかも支離滅裂な内容ですみません(汗)
今回はこれで〆て、またゆる記事は次回にしますネ!
友人達と話していて思ったこと。
不謹慎と思われる方もいらっしゃるかも分かりませんが、今回の災害もしかり、復興作業は何年にもおよぶ中で、支援活動が持続する為には、やはりそれを楽しんでやらないと、と思うのです。(同じこと、パリ在住の中村江里子さんも書いてらっしゃいました)
今はまだ緊迫した状態が続いています。災害直後からの報道で、多くの人の「何とかしないと!」という気持ちから、募金活動、チャリティーコンサート、バザー、さまざまな企画がオーストリア各地で催されています。私自身もいくつかの企画に並行して参加させていただいています。
と同時に、何かしたいという思いと、現実的な壁、多分、色々な方が純粋な気持ちだけで突っ走れないことを感じているのも事実だと思います。
最初の支援活動の波がひとまず終わったら、今後の支援活動に対してどのような形で継続することができるのか、ある程度形が見えてくるような気がします。
なんて書くと随分大変な思いをしながらやってるのねと思われそうですが、そうではなく、私、めっちゃめちゃ感動してるんです

こんなピリピリした中で何かを企画して・・・人のやることだから意見の相違というものもありますが、誰1人足を引っ張る人がいない!
企画が発足したのは災害直後になりますから、今よりももっと皆の精神状態が緊迫していた時でした。
でも、お互いの意見をぶつけあいながらも尊重し、一つの方向性にまとめあげていって・・・。
こんな時だからこそ人間性が出ると思うのです。
別に何かをやる、やらない、やらなければならないという話でなく、やるとなったらどのような形で協力しあえるのかということ。
近しい友人達は皆、もちろん些細なストレスもあるかと思うのに誰1人「やーめた!」と言わず、ちゃんと協力しあって、最後の目的に向かっている!
こんな時だからこそ人が見えます。改めて・・・たくさんの素晴らしい人に囲まれていたんだなぁと感動し、尊敬しました。
私達が毎週通っているウィーンの「日本語を話す子供の会」でもチャリティーバザーが行なわれることになりました。ここでも、すぐに全員のお母様方から義援金バザー出品に関して賛同を得られました。
あ、これは来週ですので告知させていただきますネ☆
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【「日本語を話す子供の会」春のバザーのお知らせ☆】
日時:2011年4月1日(金)15:15~16:30
場所:Volkshochschule Brigittenau
Rafaelgasse 11, 1200 Wien 2.Stock 教室222
子供服、絵本を初め、大人服、靴、本、雑貨などがあります。
バザーの収益金の一部は東関東大震災の被害者のための義援金にあてられます。
なお今回、東関東大震災を受けて、義援金バザーコーナーも急遽併設することが決まりました。
保護者の方による手作り品(和菓子、洋菓子、お惣菜、お抹茶、また手芸品など)が並びます。こちらの収益金は100%、義援金にあてられます。同時に募金箱への寄付も受け付けております。
義援金は「子供の会」が責任を持って、日本大使館を通じ日本赤十字に寄付致します。
大規模なバザーではございませんが、震災の被害者の方へ何かしたいという方、
バザーに少しでも興味がございましたら、是非お気軽にお越し下さい☆
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えぇっと、何を書こうとしてたんだっけ・・・なんだかタイトルとは全く別の話になってしまいました(^^;
しかも支離滅裂な内容ですみません(汗)
今回はこれで〆て、またゆる記事は次回にしますネ!
一歩前へ
東関東大震災から早いもので10日も経ちました。
その間、2回ほどブログを書きかけたのですが・・・やはりもともと書くことが苦手なこともあり(と書くと信じてもらえないでしょうけど(汗)・・・特に自分の思考をまとめなければならなとき)、なかなか筆も進まず、地震後の日本の様子も、こちらで報道されていることも、自分の状態も毎日変わり・・・書いて消化するということができずに今日まで来てしまいました。
おそらく私を初め、震災の被害を直接受けてない方は、直後のあのショックとパニック状態から少しではありますが、一歩抜け出したような気がします。(もちろん余震や原発のことは今もなお緊迫した状態にはありますが)
最初の1週間は、日本人のお友達と会ってもいつものように話が弾まなかったり、涙することも多く・・・海外にいても皆、心ここにあらずという状態でした。PCにつきっきりだった人も多いはず。
地震や津波の災害のことよりも原発にスポットがあてられたオーストリアの報道で、また周りのオーストリア人の反応で、日本の報道が果たして真実なのか、はたまたこちらが大袈裟すぎるのか、両国の狭間で何を信じて良いのか迷った人もいるはず。パートナー(オーストリア人)に「日本の家族を早くオーストリアに引き寄せて!」と言われたという話も、どれだけ聞いたことか。
・・・・悲しい話に涙し、奇跡の救出に涙し、危険な中を頑張って働いて下さる方に涙し、被災者を助けたいという人々の想い・行動に涙し、オーストリアの報道で「日本人って凄い!」と書かれているだけで涙し・・・本当にこの10日でたくさんの涙が溢れました。
これらを通じて思ったこと。
今回の災害、またそこから立ち上がることは私達日本人全てのテーマ。
被災者の方の現在の状況、心情を察するとかける言葉も見つからないのが本当のところですが・・・直接の災害に逢っていない私達も、報道を通して、支援活動を通して、たくさんの人と意見を交わしたり、交渉したり、色々な人がいることを受け入れなければならなかったり、一方で他人と一緒の想いを共有することの素晴らしさを体験したり、人種を越えた人の愛に触れたり・・・毎日心が震える経験をさせてもらっています。
「日本のために何かやらなければ!」と突き動かされるように始めたことの数々。でもそれは結局自分の成長の為であることに気づいたり。
たったちっぽけな一人の人間でもこういう思いをするのだから、小さくてもたくさんの人の気づきや想いが交差したり積み重なったりして・・・例えばだけれど、いずれは原発に代わるエネルギーが開発されたり(←史子さん、勝手にリンクごめんなさい!)、いずれは自分達の将来のために、政治までも良くなって欲しい・・・決して大袈裟なことでなく、心から切望して止みません。
こんなにもたくさんの方々の死を、決して無駄にしてはならないと。
それには、被災者の方々に手を差し伸べたい私達こそ、心身共に健康でなくては、と思います。
日々の生活をより一層充実したものにすること。悲しみから立ち上がるエネルギーは笑顔から。
私達がまず一歩を踏み出さなければ。
と同時に、この救済・復興支援が一過性のもので終わるのでなく、この震災で親を亡くしてしまった子供たちが大きくなるまで・・・子供を持つ親としては、見続けていきたいと思っています。
ブログの記事もそんなわけで、いつものゆる記事に戻るかもしれませんが、決して他岸の火事と思っているわけではないことをご理解いただきたいと思います。心はいつも日本です。
皆さん、一緒に頑張りましょう!!!
その間、2回ほどブログを書きかけたのですが・・・やはりもともと書くことが苦手なこともあり(と書くと信じてもらえないでしょうけど(汗)・・・特に自分の思考をまとめなければならなとき)、なかなか筆も進まず、地震後の日本の様子も、こちらで報道されていることも、自分の状態も毎日変わり・・・書いて消化するということができずに今日まで来てしまいました。
おそらく私を初め、震災の被害を直接受けてない方は、直後のあのショックとパニック状態から少しではありますが、一歩抜け出したような気がします。(もちろん余震や原発のことは今もなお緊迫した状態にはありますが)
最初の1週間は、日本人のお友達と会ってもいつものように話が弾まなかったり、涙することも多く・・・海外にいても皆、心ここにあらずという状態でした。PCにつきっきりだった人も多いはず。
地震や津波の災害のことよりも原発にスポットがあてられたオーストリアの報道で、また周りのオーストリア人の反応で、日本の報道が果たして真実なのか、はたまたこちらが大袈裟すぎるのか、両国の狭間で何を信じて良いのか迷った人もいるはず。パートナー(オーストリア人)に「日本の家族を早くオーストリアに引き寄せて!」と言われたという話も、どれだけ聞いたことか。
・・・・悲しい話に涙し、奇跡の救出に涙し、危険な中を頑張って働いて下さる方に涙し、被災者を助けたいという人々の想い・行動に涙し、オーストリアの報道で「日本人って凄い!」と書かれているだけで涙し・・・本当にこの10日でたくさんの涙が溢れました。
これらを通じて思ったこと。
今回の災害、またそこから立ち上がることは私達日本人全てのテーマ。
被災者の方の現在の状況、心情を察するとかける言葉も見つからないのが本当のところですが・・・直接の災害に逢っていない私達も、報道を通して、支援活動を通して、たくさんの人と意見を交わしたり、交渉したり、色々な人がいることを受け入れなければならなかったり、一方で他人と一緒の想いを共有することの素晴らしさを体験したり、人種を越えた人の愛に触れたり・・・毎日心が震える経験をさせてもらっています。
「日本のために何かやらなければ!」と突き動かされるように始めたことの数々。でもそれは結局自分の成長の為であることに気づいたり。
たったちっぽけな一人の人間でもこういう思いをするのだから、小さくてもたくさんの人の気づきや想いが交差したり積み重なったりして・・・例えばだけれど、いずれは原発に代わるエネルギーが開発されたり(←史子さん、勝手にリンクごめんなさい!)、いずれは自分達の将来のために、政治までも良くなって欲しい・・・決して大袈裟なことでなく、心から切望して止みません。
こんなにもたくさんの方々の死を、決して無駄にしてはならないと。
それには、被災者の方々に手を差し伸べたい私達こそ、心身共に健康でなくては、と思います。
日々の生活をより一層充実したものにすること。悲しみから立ち上がるエネルギーは笑顔から。
私達がまず一歩を踏み出さなければ。
と同時に、この救済・復興支援が一過性のもので終わるのでなく、この震災で親を亡くしてしまった子供たちが大きくなるまで・・・子供を持つ親としては、見続けていきたいと思っています。
ブログの記事もそんなわけで、いつものゆる記事に戻るかもしれませんが、決して他岸の火事と思っているわけではないことをご理解いただきたいと思います。心はいつも日本です。
皆さん、一緒に頑張りましょう!!!