1週目に切れてしまった私

実はバンコク滞在中、

めったに喧嘩をしない私たちが、

なんと1月に2回も主人と大きな喧嘩をしました。

 

1回目は到着後1週目だったかな。

 

私が、

 

「まるで私だけのために
皆が我慢してついてきたみたいじゃないムカムカ
「そんなに文句ばっかりならもう来年はやらないムカムカ
「家族で海外生活する手配は私はもうしないムカムカ
 
と切れてしまったんです、、、タラー
当然すっごく険悪なムードになりました。
 
 
もうね、今考えると、
反省どころが満載なんですが、
この時の私には、それだけ心に余裕がなかったり、
出来事を出来事として捉えることができずにいたんですね。
 
 

原因は・・・

たぶん、小さなストレスの積み重ねとスタンスの違い。

そして私の1つのパターン。

 

お互いに慣れない環境での

小さなストレスの積み重ね。

 

小さいストレスも毎日毎日解消されないままに積み重ねられていくと、

気づくと大きなストレスになっているんですね。

 

そして、私のパターンチュー

 

「一生懸命やっていたことを認めてもらえなかった」

という失意アセアセ


つまり私の中の本当の気持ちは

「一生懸命やってきたことを認めてほしかった」

なんですね。

 

認めてほしかった私

 

今回のプチ移住。

計画から手配までを全て私の方で手配しました。

  • 学校探しと入学手配
  • 住居探しと手配、
  • エアーのチケット手配、
  • 現地情報の確認
  • 荷造り

主人にお願いしていたのは、

  • 現地でのSIMカードの購入方法
  • 自分の分の持ち物の準備
  • 国際免許の取得(前回取得してもらったものは期限が切れていたので)
かな。
 
とはいえ、主人は主人でそれなりに準備や
バンコク経験者に聴いたり現地調査などはしてくれていたわけです。
 
が、私の中で今回のバンコク滞在に関してのもろもろを、
ほぼ私が自分一人で手配していた感覚でした。
 
1人で頑張ってる感満載もやもや
1人で頑張っている感ほど恐ろしい物はないと分かっているのに。
 
1人で頑張っている感は、
うまくいけば「達成感」や「自己重要感」にも繋がるのですが、
失敗すると「自己犠牲感」や「自己失望感」に繋がってしまんです。
 
これ私のパターン。
今回見事に後者として受け取ってしまったわけです。
 

なぜ「失敗」だと受け取ったのか

私としては、
今回のチャレンジは
「家族でのチャレンジ」
という位置づけ。
 
家族でのチャレンジなんだから、本当は協力しあって準備したい。
でも、快適に過ごしたいという想いが私の方が強いので、
主人任せにはせずに、私がもろもろ手配しよう!
 
というスタンス。
 
つまり、私は、
もちろん私自身も行きたいけれど、
家族にとっても良い経験にしたい!
という想いが強かったんです。
 
これを世に「エゴ」というらしいてへぺろ
 
 一方主人は
個人的には別に行きたいわけではない。
 
がしかし、私や息子くんにとって、良い経験になるのであれば、
一緒に行ってもいいよ~。
 
つまり
「行きたいならついていってあげるよ。」
というスタンスで、一緒に行くこと自体が「貢献心」からなわけです。
 
なので必然的に
「行きたいなら自分で手配してね」
というスタンスにもなりますし、何かしたとしても
「手伝ってあげている」
という状態になります。
 
そして、拘りがそれなりにある私と、
拘りがない主人。
 
「任されてもいいけど、
自分は拘りないからどんな風になっても知らないよ~」
という主人。
 
確かに、事前準備の折にも、
何度もこの主人のスタンスには触れていて、
そのスタンスの違いは理解していたはずだったんですが。
 
どこかで、手伝ってほしい。
もう少し主体的に関わってほしいという想いもあったのかもしれません。
 
そして何より、
私としては、私だけではなくて、
息子くんや主人、今回同行をお願いした私の母、
皆に少しでも楽しんでほしいという想いがあったわけです。
 
が、到着して1週間目、、、
聴こえてくるのは家族の不満ばかり、、、
 
息子くんは日々の生活はとっても楽しんでくれているものの、
一番肝心な学校が、毎日バスに乗る時には大泣きえーん
そうこの世の終わりくらいに泣くわけです、、、
 
 
学校から帰ってくると、
「楽しかったよーーー」
と言ってくれる日もあったものの、
朝の泣き方は本当に悲痛で、、、えーん
 
主人においても、
 
いつもカフェを転々として気分転換しながら仕事をする主人。
コンドにあるライブラリーを利用するも、
同じところでずっと仕事をするのは好きではないわけです。
 
日本と違って足(車)が無いので、
自由にあっちこっちにいくことができない。
 
歩いたり走ったりして移動するには、
排気ガスがすごすぎて辛い。
 
タイ料理は口に合わない。
日本のラーメン屋さんの一風堂も行ったけどまずかった。
 
母も今回手配したコンドミニアムが、
キッチンは付いてはいるものの、小さくて、
あと、高さが日本人向けではないので高くて使いにくい。
 
食材も何を買ったらいいのかよく解らない。
(これはすぐに解消されていったのですが。)
 
主人と同じくタイ料理は口に合わない。
 
2人の口から出てくるメッセージに、
「楽しい」
とか
「バンコクイイね」
というものは全然なくて、
マイナスなイメージのことばかり。
 
この時点で、私は自分が手配したことが、
ことごとく「失敗」判定をされている感満載なわけです。
 
 
確かに、日々の慣れた環境とは勝手が違うのだから、
全く同じようなことをしようとしたら、
そりゃできないことの方が多いはず。
 
でも、私としては、
そんな中でもバンコクだからこその面白みを発見したり、
日常でできないあれこれを一緒に楽しんだり面白がってほしかったんですよね。
 
↑↑↑
これは完全に私のエゴもやもや
 
小さな不満の声が、
私の中で小さなストレスとしてどんどん積もってくもやもや
「失敗」「失敗」と言われている感が満載もやもや
 
でも実際彼らがそう感じていることは事実で、
彼らとしても文句が言いたいわけじゃなくって、
日常とは異なるいろいろが小さなストレスとなって、
 
たまたま明確なこととして浮彫になってくる
食文化の違いや
排気ガスのこと
環境のこと
として表に出てきていたんだと今なら理解できるのです。
 
今なら理解できることも、
私自身もその時小さなストレスを重ねていた状況だと、
理解するための心のゆとりが失われていて、
 
彼らから発せられるメッセージを
一生懸命手配した私への「批判」「文句」としか
受け取ることができず、、、もやもや
 
そうなると手配をした側としては、
もう「失敗認定」されているようで居たたまれないわけです。
 
悲しさや痛みが先行してしまって、
彼らの感じるストレスを受け入れることができずにいたんですよねアセアセ
 
で思わず
 
「まるで私だけのために
皆が我慢してついてきたみたいじゃないムカムカ
「そんなに文句ばっかりならもう来年はやらないムカムカ
「家族で海外生活する手配は私はもうしないムカムカ
 
と切れてしまったんです、、、タラー
 

本当は、、、

得たい結果は、
家族で楽しむ
ことだったのに・・・
 
楽しんでもらうために、
彼らのストレスを減らす努力や
彼らのストレスに耳を貸す努力は
その時はできていかなったなぁと反省ガーン
 
小さなストレスも、重なってくると、
本当に大きなストレスとなり、
自分の内側に納まりきらずに、
現状への不満として外に吐き出されてしまうんですね。
 
そして、「失敗」の烙印をバンバンと押されているようなこの感覚。
 
主人や母は環境への不満として。
私は環境を受け入れて楽しんでくれないと、
このバンコク滞在が「失敗」になってしまう不安として。
 

不満や不安、ストレスを吐き出す

ストレスを不満として、
外に吐き出すこと。
 
想いをちゃんと伝えることは、
私は悪いとは思っていません。
 
内側に燃えるマグマとして、
グツグツと爆発の時を待っているような状況や
 
常に押さえつけつづけて、
無かったことにすることが習慣となり、
感覚がどんどん鈍くなっていってしまう状況
 
の方が私は恐ろしいと思うんです。
 
言いたいことも言えず、
我慢することが当たり前になっていく。

ストレスがあってもそれを隠してしまう。
 
そんな家族ではいたくないって思うんです。
 
ストレスがあるなら、
「ストレスがある」
伝えたことがあるなら
「伝えたいことがある」
とちゃんとお互いに伝えあえる家族でいたいと思うんです。
 
自己処理して、スッキリできるなら、
自分で自分のご機嫌を取ることはとっても大事ピンクハート
 
大事ではありますが、
自分でご機嫌取れないときには、
家族に助けてもらう意味でも伝えることはとっても大事だと思っています。
 

伝えたいことを伝える

今回の私はダメダメなケースなのですが、
「ストレスがある」
「伝えたいことがある」
ということをどう伝えるのかは1つ考えた方がいいと思うところ。
 
 
 
本当に伝えたいことをちゃんと伝えること。
 
そのためには、
「切れる」んじゃなくて、
「伝える」ことが大事なんだと思っています。
 
「感情的な爆発」そのものを伝えたいのであれば、
今回のような「切れる」を選択してもいいと思います。
 
が・・・
 
「切れた」ところで、
私はスッキリするところももしかしたらあったかもしれませんが、
本当に伝えたい、肝心なところは
「切れる」行為では残念ながら伝わらないケースの方が多いわけです。
 
主人に伝わったのは
「もう来年はやらないムカムカ
「家族で海外生活する手配は私はもうしないムカムカ
ということガーン
 
ち・・・・・ちがーーーーーーーうガーン
伝えたいのはそこじゃなーーーーいえーん
 
伝えたいのは
 
「がんばったところを褒めてほしい」
「一緒にこの環境を楽しんでほしい」
「私の味方でいてほしい」
 
ということなんですよね。
 

いつ伝えるの?

ただ、困ったことに、
切れてしまう、感情が爆発してしまう瞬間というのは、
感情的で、冷静に自分と向き合うことが難しいアセアセ
 
そして、ストレス下にある時って、
そもそも、冷静に自分と向き合う時間を上手く取れてないことが多いと思いませんか?
 
だから爆発しちゃうんですもの。
 
冷静に向き合えていて、
日々自分のご機嫌を取れているときには、
爆発しないものです。
 
それができていないから・・・・アセアセ
 
なので、私はこうして爆発しちゃった時は、
もう仕方がないと思っています。
 
だって、しちゃったんだものてへぺろ
 
なので、後から冷静に向き合うんです。
 
なんで爆発しちゃったんだろう。
本当に伝えたかった気持ち、想いはなんなんだろう。
 
って。
 
爆発して熱が冷めたタイミングで、
じっくり自分の気持ちや想いと向き合うんです。
 
そうすると、ちゃんと見えてくる。
本当に伝えたかった想い。
 
そこがわかったら、
主人にごめんなさいと一緒にその想いを伝えるんです。
 
その想いを主人がどんな風に受け取るかは解りませんが、
冷静に向き合って確認した自分の想いを伝えることは、
するようにしています。
 
だって、これからもずっと一緒に、
楽しく素敵に人生を歩んでいきたい人だからおねがいラブラブ
 
「のりはそんな風に思うんだね」
「のりはそんな風に考えるんだね」
 
ってただただ知ってもらえるだけでもいいって思っています。
 
それが彼にとって不都合であれば、
彼から「こうしてほしい」という案が出てくるとおもうし、
彼が自分の中で「のりマニュアル」を更新してくれるかもしれないし。
 
とにかく、切れたときに伝えたまんまの言葉と、
本当に伝えたかった想いが違うのであれば、
それは後日でも訂正するのは絶対に大事だって思うんです。
 
後日でもいいんです。
(なるべく早い方がいいとは思うけどね照れ
 
大切なのは、
 
本当に伝えたいことを、
ちゃんと伝えること。

時間と人間の適応能力が解決

最後に補足ですが、
そんなこんなで一度は私が切れて、主人と喧嘩になったのですが、
 
日々生活していく中で、
「慣れ」てくる部分もあって、
「慣れ」てくるとストレスというのはちゃんと軽減されてくるんですね。
 
現状を受け入れる力ってすごいなぁと思います。
 
そんなわけで、2週目に入ると、
私も主人も母も息子くんも、
それぞれに現状に慣れ始めたり、受け入れ始めることができてきたみたい。
 
自然と、ネガティブな声は聞こえなくなりました。
 
そして、何より息子くんの変化が私の心を救ってくれたかな。
一番には息子くんにとって、良いチャレンジであってほしいという想いが強かったので。
 
学校で泳げたことが嬉しくて、
それを知って一緒にコンドのプールで楽しく遊べるようになったこと。
 
本当に嬉しかったピンクハートハートピンクハート
 
朝のバスでは「ニコニコ」とまではいかなくても、
泣き叫ぶことはなくなって、
帰ってくると
「楽しかったーーー」って言ってくれる日も増えて。
 
息子くんにとって、
この夏のチャレンジが少しでも楽しかったものであってくれたら、
ママは心から嬉しいですラブラブ
 
虹も見られたね虹
 
泳げるようになってよかったねラブラブ
新しいお歌を歌えるようになってよかったねラブラブ
新しい先生やお友達と遊べてよかったねラブラブ
沢山の人と「コップンクラップ」「サワディークラップ」したねラブラブ
宝物も増えたよねラブラブ
象さんに乗れたね~ラブラブ
キリンさんにもご飯あげれたね笑い泣き
トゥクトゥクにも乗ったね~ラブラブ
 
ママはYUTOとパパとばぁちゃんと一緒にバンコクで過ごすことができて、
とっても楽しかったですラブラブ
 
 
プチ移住:バンコク編 バックナンバー

【準備編】

【プチ移住:バンコク】準備編:学校選び

【プチ移住:バンコク】準備編:滞在先選び

【プチ移住:バンコク】準備編:フライト予約
【プチ移住:バンコク】準備編:何を持っていく??

【プチ移住:バンコク】準備編:最終確認&到着後のシミュレーション
 

【現地編】

【プチ移住:バンコク】現地編:0日目:まさか?!

【プチ移住:バンコク】現地編:1日目:買い出し先の確認

【プチ移住:バンコク】現地編:2日目:生活スタート

【プチ移住:バンコク】現地編:3日目:インターナショナルスクール初登園

【プチ移住:バンコク】現地編:4日目:時差を活用して朝方生活

【プチ移住:バンコク】現地編:5日目:現地で買いそろえたもの

【プチ移住:バンコク】現地編:6日目:お食事事情

【プチ移住:バンコク】現地編:7日目:通学1週間

【プチ移住:バンコク】現地編:7日目:子どもの遊び場ハーバーランドへ

【プチ移住:バンコク】現地編:8日目:バンコクの遊び場はグローバル

【プチ移住:バンコク】現地編:9日目:アジアハーブアソシエーションへ

【プチ移住:バンコク】現地編:10日目:バンコクでのお買い物(日用品)

【プチ移住:バンコク】現地編:11日目:7日目のパイレーツ

【プチ移住:バンコク】現地編:12日目:3歳ちょっぴり夜遊びデビュー

【プチ移住:バンコク】現地編:13日目:スクールサマーキャンプ2週目コンプリート

【プチ移住:バンコク】現地編:13日目:スペシャルパワーチャージ

【プチ移住:バンコク】現地編:14日目:アソークのターミナル21

【プチ移住:バンコク】現地編:15日目:噂の遊園地に潜入してきた

【プチ移住:バンコク】現地編:16日目:バンコク子どもの遊び場

【プチ移住:バンコク】現地編:17日目:ライオンエアでちょっとそこまで

【プチ移住:バンコク】現地編:18日目:マッサージ&フルーツ&タピオカドリンク

【プチ移住:バンコク】現地編:19日目:ハーブ大国タイの国立病院が商品開発

【プチ移住:バンコク】現地編:20日目:初の腸内洗浄

【プチ移住:バンコク】現地編:21日目:古都アユタヤへ

【プチ移住:バンコク】現地編:22日目:王様ドリアンへの挑戦

【プチ移住:バンコク】現地編:23日目:タイのエコ意識とロイヤルプロジェクト

【プチ移住:バンコク】現地編:24日目:飛行機に乗り遅れました

【プチ移住:バンコク】現地編:24日目:ここで遊びたいと思える学校

【プチ移住:バンコク】現地編:25日目:弾丸チェンマイの旅

【プチ移住:バンコク】現地編:26日目:未練があるくらいがちょうどいい?!

【プチ移住:バンコク】現地編:27日目:インターナショナルスクールサマーキャンプ完

【プチ移住:バンコク】現地編:28日目:Goji Kitchen&Bar@Marriott

【プチ移住:バンコク】現地編:29日目:帰国日到来