こんにちは。高橋ゆりこです。
今回はね。
分け目問題について。
だいぶ辛口に語ります。
「何すか？分け目問題って？」って思いました？
これはねー。
美容院で、
髪をシャンプーしてもらった後とか、髪を切る前とかに、
「分け目はどうしますか？」
って聞かれません？
あれですあれ。
私は、40才で次男を高齢出産した後、
おなじみの産後の抜け毛期は終わってるはずなのに、
31才で長男を出産した時に比べて全然毛量が戻らない。
頭頂部の髪のボリュームがすごく減って、
頭のてっぺんの髪がぺたんこになってしまっていて、
鏡を見るたび、ものすごーく老けたように見える。
という状態に地味に悩んでたんです。
そんな日々が1年ほど続いたある日。
代官山のカリスマ美容師とご縁があって、
「代官山とかいうおしゃれな街に髪の毛を切りに行く。」
という恐怖のミッションをすることに。
そのときの話は、5年前の記事に書いています。
（当時の代官山に対する私の偏見がスゴイ 笑笑）
このカリスマ美容師ニワさんとの出会いは、
私にとってかーなり衝撃でした。
なぜなら、
「分け目は作らない方がいい」
ていうか、むしろ、
プロの美容師の視点として、
「分け目を作る意味が分からない」
という事実を教えてもらえたから。
当時の私はガッツリ分け目ありの髪型でした。
（写真からも人見知りの匂いがぷんぷんするwww）
分け目に疑問を抱いたことがなかったんだよ。
だって、
幼い頃からずっと、
どこの美容院でも、必ず、
「分け目どこにしましょうか？」って聞かれてたから。
分け目を付けることが当たり前。
だと思い込んでいたから。
でも、確かに、
ニワさんにそう言われてみて、
その視点で芸能人を見てみると、
分け目ガッツリな人なんてほとんどいない！！！
いない。
いない。
分け目ガッツリの人、ほとんど居ないし！！！
何だったんだ！？
美容院における、分け目つけて当たり前感は…！？
UMIの講師となった今は、
「当たり前を疑え。」
という視点になっていますが、
当時の私は、この「分け目つけて当たり前」を、
微塵も疑っていませんでした。
疑おうという視点すら、思い浮かばなかったです。
UMIでは、こういう、
自分では全く無自覚に持っている当たり前のフィルター。
というものに気づき、
必要に応じて「外す・緩める」作業をしていくことで、
自分の枠を広げて、自分の当たり前を書き換え、
意識と行動が変わることによって現実を変える。
ということを行っています。
ちょっと話が反れました。
そういうわけで、
2016年2月以降、私の頭頂部から分け目が消えました。
（分け目が消えても写真から滲み出る人見知り感は消えずwww）
それから2年。
2カ月に一度、せっせと代官山の美容院に通っていたのですが…。
遠い～～～！！！(笑)
ものすごーく良い美容院なんだけど、何せ遠い。
2018年9月。
UMIマスターコース8期のサポートが終盤に差し掛かり、
かなり疲れ切っていた私は、
近くに良い美容院ないかな～と探し始めました。
しばらくして、ふと、
美容室を何店舗も経営している敏腕社長のことを、
思い出したのです。
相談してみたところ、
「うちのトップスタイリストを担当させますよ！」
と紹介して下さり、
近くの美容院に通い始めることになりました。
そこは、
カットもヘッドスパも技術は良い美容室だったのですが…。
ひとつだけ問題がありました。
初回。
カウンセリングタイムの際に、
あれこれ要望や悩みなどを聞いて下さったときに、
「頭頂部の毛量が少ないことがコンプレックスなので、分け目は付けないでください」
と、はっきり伝えたんです。
結構強めに。
それなのに、
２回目も、３回目も、４回目も、毎回、
「分け目はどうなさいますか？」と聞かれるんです…。
バカなの！？人の話聞いてないの？？？
そのたびに、イラっとしながら、
初回に言ったことと同じことを伝えました。
何度も何度も、同じことを毎回伝えました。
めちゃめちゃモヤる。
「私の話ちゃんと聞いてないの？」
「カルテに記録してないの？」
「カルテ読んでないの？」
ていうか、
カルテ作ってないの！？（怒）
お客としても、
経営者としても、
何かもう、色々もやもやが。
「次また同じことを聞かれたら、もう行くのをやめよう。」
美容院を出るときに毎回思うのに、
そして、
行ったらまた同じことを聞かれるのに、
「行くのをやめる決断」ができない。
そうこうしているうちに丸2年が経った昨年10月。
「分け目はどうなさいますか？」
と聞かれるどころか、
一切何も聞かれずに分け目をつけられた。
「ダメだこりゃ。」
心の中でシャッターが下りたよ。
その日ようやく、
私はこの美容室に通うことをやめる決断ができました。
ほんとうに些細なことなんだけど、
私にとっては、分け目問題は大問題。
美容室に行くのが苦痛になるほどの2年間でした。
たかが分け目。
されど分け目。
この分け目問題の話を、
今お世話になっている美容師のりえちゃんに話したの。
そうしたら、
「私は美容師になってから一度もお客様に分け目について聞いたことがない」
って言うの。
プロの美容師の視点として、
「分け目を作る意味が分からない」
と、りえちゃんは言ったんです。
ニワさんと同じこと言ってる！！！
やはり、
その人の美しさを引き出す仕事のプロは、
視点が高い。
日々髪の毛のことばかり考え研究しているからこその視点。
りえちゃんが、ブログに私から聞いた話を書いてくれてた。
分け目について毎回聞いてきた挙句の果てに、
何も聞かずに勝手に分け目つけちゃう美容師の、
意識の低さ、視点の低さ、とは明らかに違う。
行かない決断ができないまま通った２年間は、
本当にほんとうにほんっとうに苦痛だったけど！
大切なことに気づかせてもらえた良き体験となりました。
どんな分野でも、
お世話になるなら、絶対に視点が高いプロにしよう。
そう心に誓ったのでした。
私は心理サポートのお仕事をしています。
ご存じかとは思いますが、かなりの心理オタクです。
毎日毎日、
心理のこと、宇宙の法則のこと、ブロック解消のことばかりを、
考えては研究し、
実験しては検証し、
をくり返している、沼にハマっているオタクです。
だからこそ、
自分の中にある当たり前を、常に疑う視点を持ち続けたい。
プロとして高い視点を持ち続けたい。
今回の経験から、
私自身、クライアントさんから、
「前に話しましたよね？」
って思われるような対応をしていないかな？
クライアントさんが抱えている問題を、
些細なことと軽んじたりしていないかな？
という、とても大事な部分を、
改めて見つめ直して、気を引き締めました。
今回、行かないって決めたら、
ものすごーーく晴れ晴れして、
どれだけ自分に苦痛を強いて来たかに気づけました。
違和感あるのに、もやもやしてるのに、
やめると決められないことはないですか？
合わないところから離れることは、
自分への優しさ、自分への愛、なんだな～。
相手にどう思われるか？とか、
誰かへの義理立てとか、
そういうモノのために自分を犠牲にして、
自分に苦痛を強いてまで続けることが、
いかに不毛で無駄で、
自分の運を下げる行動なのかが体感できました。
違和感やもやもやがあるけど続けていることがある場合は、
ぜひやめる決断も選択肢に入れてみてくださいね。
晴れ晴れするよ～！
ちなみに。
りえちゃんに教わったシャンプー＆ドライヤーで、
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りえちゃんのブログに、
シャンプーやドライヤーについて記事があるので、
髪のお悩みがある場合はぜひ読んでみてー！
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