商品棚内の商品展示

 

 人は右側の商品の方が取りやすいものです。

右利きの人が多いからです。

腰をひねって、左側の商品を取ることはないでしょう。

移動して取ることになります。

 

 また、商品棚の中央に売れ筋商品を並べ、お客様を

商品棚の中央まで誘導するようにします。

横陳列の場合は、特価品等は左よりに置きます。

横陳列の場合、お客様は左から商品を見ますので、

最初に目に付くことになります。

 

 逆に縦陳列の場合は、右上から見ますので、

右上に特価品を置きます。

これは、文章を読むときの習慣からきています。

 

 この最初に目の付くところに、特価品を並べる

ことで「このお店は結構安いなぁ」と印象付けるのです。

お客様は、全ての商品の値段を知っているわけでは

ありませんから、この最初に「安い」と印象付ける

ことは大事です。

 

 左側に特価品、中央に売れ筋品と並べ、そして右側

には、こだわり商品を、POP等を合わせて展示します。

中央まで呼び込んだお客様は、右側も見ます。

前記したように、右側の商品は手に取りやすいのです。

POP等で興味を示したお客様は、商品を手に取る可能性が

上がります。

 

 

商品棚内へ誘い込む

 

 次にお客様は、店内をどのように歩いているか

観察してみましょう。

普通は正面を向いて歩いています。

しかし、商品棚の前では、カニ歩きのように横に移動

する歩き方をします。

 

 この歩き方の違いは重要です。

正面を向いて歩いている時は、殆ど商品は目に入って

いません。

その為、商品棚内の商品を知らせる工夫が必要です。

 

 スーパー等では、こういった工夫を色々しています。

商品棚のエンドに商品群を明示し、棚内にも商品分類を

明示することで、正面を向いて歩いているお客様にも

商品棚内の商品がわかるようにしています。

 

 このように、正面を向いてまっすぐ歩いている

お客様を、横歩きにさせなければなりません。

その為には、まず商品棚内まで誘いこまなければなりません。

 

 その際、有効なのが商品棚のエンド部分(商品棚の端)

です。

エンドは正面からも、側面から見えるものです。

単なる特価品置き場でなく、商品棚内へ誘い込む為に

重要な場所なのです。

 

 

お客様の自然な動きに

逆らうことなく

お客様を誘導するような

商品展示をしよう。

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売上げを増やすには

変化(変革)しかありません。

何を変革するか考えましょう。

詳しくはホームページをご覧ください。

https://ch-sakaue.amebaownd.com

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