【雑記】2023年の学び総括 | 働くカットマンのチラ裏卓球ブログ

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現在は書き殴りながらの思考の整理がメイン

【現在の使用用具】
ラケット:ビオンセロ (特注グリップ/ニッタク)
F面:ディグニクス09C (特厚/バタフライ)
B面:バーティカル20 (特薄/STIGA)

 2023年も終わりなのでダラダラと書き散らかしていこうと思います。

 

 

 まずは…今年もいっちゃん強い大学同期には勝てませんでした。全くビジョンが見えません。

 正確には今年5ゲームでの試合をしなかったのですが(たしか)、たまに打つ度に圧倒的実力差を感じます。

 

 あちらは練習頻度的にも年々衰え、僕は極めて少しずつですが強くなってるはずなので、相対的に差がグイグイ縮まっているはずなのに、また広がったように感じます。

 

 今まで遠すぎて意味不だったのが、差が感覚的に数値化できるレベルまでたどり着いて、ようやく差を体感できる感じでしょうか。

 

 遠すぎる。。。

 

 とりあえず、今年度マスターズに出場された引退後の塩野選手相当の力量になれば、勝てそうだということは分かりました。

 

 。。。😇

 

 

 あと、黒ペンドラ氏にも今年終わりにボコボコにオーバーキルされて終わりました。(0-3。うちラブゲーム含む)

 

 

 基礎力と徳で負けてる場合、どこで勝つべきなんでしょうか。相手方の妻子を人質にとり盤外戦術に持ち込むしかないんでしょうか…😇

 

 精神と時の部屋が欲しいです、切に。あれぞコソ練の最たるモノですね。1人で入って分身と練習し続けたいです。



 さて、2023年といえば、3月にもういよいよフォアカットは捨てる!と決め、両ハンドでカットしまくる理想のカットマン像を目指すより、今の練習量で勝てるベクトルに舵を切ったわけですが、そこから約9ヶ月です。

 

 方針転換を決めて直後に心身面で卓球あまりできないシーズンに入りかけたところ、休職を2ヶ月挟むことで😇、2ヶ月間は働きもせず週の半分以上卓球する日々を過ごしました。これもし独身やったら確実に週7やってどこかで身体壊してますね。

 


 方針転換してからというもの、練習に充てる時間の半分以上は、攻撃練習、特にフォアドライブを使う練習に費やしました。フォアカットは相手に求められる以外で練習することはありませんでした。

 

 スマッシュの使用頻度も落ちました。

 みんなわざわざカウンターにおあつらえ向きな高めのループなんかしてくれなくなりました。というより安易に高めのループを打つ層と当たらないことが一番の原因かもしれません。

 それでも高めのループを混ぜてくる人は、うまい具合にこちらの待ちとタイミングを外してくるか、弾道の低さを犠牲にとんでもない回転量で打ってきます。

 

 F面を09Cにしてから早2年程ですが、やはり柔らかいラバーと比べるとスマッシュそのものが難しくなったため、カウンターを狙う場合でもスマッシュではなくどんどんドライブの割合が増えています。

 命中率と得点率の期待値バランスや汎用性、特に使用できる場面を考えると、最終的にはそちらの方が良いであろうという感覚があります。



 さて、方針転換してから、学生時と比べれば練習量は圧倒的に少ないですが、それでも9ヶ月。合計で言えば流石に少なくない時間を費やしました。

 

 一般の雑草プレイヤー視点で言えば、多少は攻撃系技術の素地があると思っていましたが、そこからのスタートでもずっとやっていると、やはり目に見えて骨身に染み込んできて、動きが多少変わってきた感覚があります。

 

 というより、ちゃんとした下地なんかほぼ無に等しかったため、伸び代しかなかったと言うべきでしょうか。


 意味のある積み上げをしっかりやれば、たとえ短時間・期間であっても着実に上達していくのだという実感があります。壮大な人体実験です。

 


 …と言いますか、僕より圧倒的に歴の浅い小学生プレイヤー達が、短期間でもめちゃくちゃ基礎力の高い動きを獲得していくのを目にしますから、当たり前のことを当たり前に体感しているだけですね。

 

 結局は反復練習。意味のある基礎練習。多球練習。これらをどれだけ積み重ねたかどうか。

 どれだけ技入力を簡単コマンドで素早く済ませ、状況に応じて威力を自在にコントロールし、再現性高く技・コンボを決められるような練習を積んだか、という基礎力部分が一番大事なんやなと思うところです。

 

 戦術やらの部分は基礎力が拮抗した世界線でしか活きません。(それでも戦術面で反省することも多いですけど)

 ステージ違いの基礎力を前にすると、何されてるか理解していても、たたかうコマンドで殴られ続けるだけで為す術なくタヒにます。

 

 カットマンは希少性以外のステータス面において、全体的にあまり尖り得ないので、負けるとよくそういうことを思います。

 


 さて、方針転換最初期は、

  • フォア側に来た上回転をカットではなく上回転で返球する癖を身体に染み込ませること

 がメインでした。当初かなり苦労しました。

 

 これまで費やしてきた時間の多くは「フォア側にきた上回転は基本的にカットで返球するべし」でやってきた訳ですから、フォアカットで拾おうとする癖がついています。

 これは入るかどうかという現実とは別次元の、もはや「カットで返球することこそ正義」という謎の思想体系によってプログラミングされた動作です。

 

 この強迫観念からまず解脱するため、身体を別プログラムで上書きするべく練習で意識と動きを染み込ませ、試合でも無理やりやって、今はかなり自然になってきたかなと思います。

 

 まだ試合中、やることが定まっていなかったり、競った上にちょっとビビッて消極的になっている状況だと、フォアカットで取ろうとした挙句ミスるコンボにハマります。

 

 

 その後、少しずつ

  • フォアドライブと他の技術との切替スピードを上げる練習
  • フォアドライブ連打での動きのスピードを上げる練習
  • フォアドライブそのもののスピードを上げる練習
  • 加えて、フォアドライブを使うためのラリー導入の練習

 と、時々の課題意識に対して補強・強化を念頭にメニューを変えてやっています。

 

 基本的にやっている練習はシンプルな練習ばかりで、ランダム要素もそこまでありません。

 

 動きの連携や狙った場所に打てることの習熟度を高めることと、フットワークに注力しています。

 

 いわゆるフリー練は、僕の練習頻度なら自分でわざわざ時間とってやる必要はなく、大会やゲーム練で十分だろうと思います。

 とにかくひたすら、意味のある、必要な反復練習を重ね、動きの連携のスムーズさや動作の速さを獲得することこそが、最も手っ取り早く上達に繋がる…と実感するところです。


 ひたすらに、時間制限付きで計算ドリルを解いている感覚です。なので練習後は結構身体がしんどいです。


 どうしても手打ちが誘発されるせいか、肩周りをすぐ痛めて湿布を貼ってます。年齢のせいもあるかも知れませんが😇 股関節のストレッチに加えて肩周りのストレッチも欠かせません。



 少ない時間でも効果があると、楽しい反面、今まで何やったのかという思い、たったこれだけで効果を感じられる程度には低次元やったんかという現実、もっと早くやっていれば…という後悔など諸々が入り混じって複雑な心境です。



 そんな感じで過ごし、2023年は自分の成長方針と練習方法がようやく定まった年になりました。

 

 …と締めるつもりでしたが、最後2ヶ月ぐらいはそうでもないです。



 やることが定まって動きがシステム化された結果、「コイツ何してくるか分からん系ランダム感」が無くなり、冷静に対処され、攻略されやすくなったように感じています。


 相手からすると、僕の動きに割く意識配分への負荷がだいぶ少ないんちゃうかなと思います。

 バックで触ったらカットしてくるし、フォアで触ったらちょっと引き返すかフィッシュかやし、フォアカットはあんませーへんねんな、分かりやすい、そんな球速くないからとりあえずフォア側集めてフォア対オールの形にしとくか。

 という思考のもと、僕にフォアで打たれるのが極端に嫌な人以外には、システムに慣れられた瞬間ええ感じに対処されやすいなぁ…と感じることが多いです。


 試合中にガチャガチャして誤魔化し誤魔化し点数取れることが少ないというか。


 負けてる相手の基礎力が単純に高いだけ説が濃厚ですが、向こうの弱いところとこちらの強いところで勝負したいのに、結構簡単にこちらの弱いところでの勝負に持ち込まれ易く感じます。そしてその勝負から技術不足もありなかなか抜け出せません。被害妄想ですかね。

 実際は以前と結果が同じで内容が異なるだけで、どういう負け方をしているのか捉えられている分、まだ前進していると言えるのかも知れません。


 …と思う一方、「やっぱ多少は意図的にフォアカット使ってく必要あるかなぁ」という極端な思想からの揺り戻しの時期が来ています。ちょっと沼ってますね。

 咄嗟にフォアカットした際、相手が返球にツッツキを選択する率は非常に高いので、うまく意図的にフォアカットを組み込んで攻撃の起点にできたらそれに越したことは無いのですが、そのフォアカットの命中率を上げるために割く練習時間と伸び率とのバランスを考えると、またどうしたもんかとどんどん思考の沼に浸かっていきます。

 

 切替可能なシステムを2つぐらい用意できているのが理想なんですが…これが戦術の幅というやつですか…。

 

 と、ここまで考えて、結局基礎力を上げてしまってコチラが物理で殴り続けていれば勝てるぐらいになれば、こんなこと考える必要ないんかも知れんな、と思うに至り、また思考の永久ループに入ります。沼。

 

 練習できる時間が無限にあればどんな形であれ全て解決するんですけども…😇

 

 

 

 休職中の2ヶ月だけは結構思いっきり練習しましたが、とはいえ時間帯や日などの諸々の制限はあったので、僕が思う存分悔いなく卓球をやって、「もうここまで頑張ったから卓球ええわ」と思うとしたら、

 

 働きもせず、家庭を顧みず、とにかく卓球だけする生活を2~3年間続ける

 

 という感じですかね。。。現実的ではないです。。。老後かな。。。😇

 

 

 

 休職中~復職後は周りの環境への感謝の念が増えました。

 

 職場では激おこモードから怒りの感情が消えるところまで行きましたが、今はかなり上下左右全方位から支えてもらってる感があります。

 

 

 2024年も転換期が来るやろなと思われます。特に次年度からは、どれだけ卓球できるかちょっと分かりませんが、可能な限りやりたいと思います。

 

 と、書き散らしてちょうど4000文字ぐらいみたいです。

 

 皆様よいお年を。