【試合】12/17 第1回 向日市レイティング大会 | 働くカットマンのチラ裏卓球ブログ

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 初開催だった、京都府 向日(むこう)市レイティング大会に参加してきました。
 
 向日市ってむこうしって読んで、向日って書くんですよ。僕ずっと指摘されるまで 日向 やと思ってました。九州にあったよな~と思うけど京都にも日向ってあるんや、みたいな。
 
 向日市です。また卓球しに行く以外に用事のない街が増えました。
 
 
 京都府在職メンバーと一緒に出たんですが、まず会場。
 
 後ろめっっっちゃ広い。
 
 もう公式戦です。会場レイアウト次第では取ることを諦めてるボールが取れます。
 
 
 台間隔は右利きと左利きの人が並ぶ時、一部フォア主戦の方が気にされる場面がありましたが、まぁ僕的には申し分なし。
 
 神戸レイティングのレイアウトは正直(かなり優遇されている)Aですら下がるプレイヤー的にはキツく、その分犠牲になっているBCD級は中陣の人ですら窮屈な環境なので、毎回よく来るなぁ三宮つえーな…と思ってるんですが、向日市民体育館はまず箱そのものがデカいため、180人規模やったようですが、めっちゃ伸び伸びできる環境でした。
 
 どの最寄り駅からも若干遠いですが、歩けない訳でもありません。恵我ノ荘駅⇔はびきのコロセアム間と変わりません。
 こちらは奈良県の交通事情で感覚が狂っているので問題ありません。
 
 会場の床(特にAが使っている真ん中の列)がすべるという声を複数聞きましたが、まぁサーブ変わるたびに靴の裏を手で拭いとけば特に問題ないかなって感じでした。行儀は知らん。
 これは靴だけは評判のいいミズノがすごい説もあります。
 あとは夏場の雨上がりの奈良県生駒市高山SCを知っているため、基準が狂ってるのかもしれません。
 
 
 なお、向日市レイティングは独自ルールなしです。
 
 
 今大会は京都府民のうち社会人のだいたいつえーやつ全員集合って感じのようでした。あとは普段あまり見ない滋賀県や少し遠方から参加される方もチラホラ。
 
 兵庫県の協会登録勢はだいたい社会人選手権に出場していたため、兵庫県勢がほぼ皆無でしたが、それでもかなーりレベル高かったです。大阪勢もいろいろ分散してか少なかったですね。
 
 おそらく第2回はさらに上位層が増えてもっとレベルが引き上がりそうです。
 
 
 というわけで、また羽曳野レイティングの上位互換が登場しましたね。
 
 
 僕の初期値は前回しっかり落としたので1995です。
 なお、新規参加者が多いため名前は上の方にありますが、今大会A級ではだいたい真ん中ぐらいの立ち位置です。
 


【予選リーグ(7人編制)】

 ハイレベな上に7人リーグでエグかったです。。

 時間の都合を考えれば2台進行が良いんでしょうけど、1台じゃないと途中でしんでまいそうです。1台進行でよかった。

 

■1試合目 vs右Sさん 3-1(7,9,-10,4)
 初見・初対戦の方です。こういうのがあるから普段出ないところに行くのはいいですね。

 

 あちらはフォア主戦でバックはレシーブの時に振るぐらい。序盤は主軸のフォアがイマイチだった様子で、まぁカットマンやし初戦やし…ってこともあって1ゲーム目を無事取ります。

 

 攻守ともにイイ感じでしたが、フォアからクロスに打たせたボールを引き返してもフォアで粘られ、期待値的にちょっと分が悪いため、打つなら自分から、打たせるならなるべくバック側に…という形になるように組み立てます。

 

 2ゲーム目、徐々にあちらの調子が出始めて危なかったですが、最後あちらのサーブ3球目ミスに救われました。

 

 3ゲーム目はフォアを狙われ始めて、対応に苦心してちょっと厳しかったです。

 

 4ゲーム目は何とかあちらのツッツキのタイミングを狙い打つなど混ぜてバグらせることに成功しました。

 

 序盤のリードが効いた試合でしたね。。。朝からめっちゃ練習してたのが奏功しました。。

 

 

■2試合目 vs右S学生あがりさん 1-3(-9,-9,10,-8)

 初見・初対戦の方。社会人1年目という事前情報あり。学生時代は強豪大プレイヤー。

 

 学生時代は安定していただろう下回転打ちに苦心されている様子でした。元々カット打ちが得意な人間は置いといて、社会人なって練習量が落ちてまず難しくなるのが下回転打ちですからね。

 

 普通に卓球選手としての総合力で見ればあちらが10倍ぐらい強いんですが、下回転打ちを強制すればワンチャンある感じでした。

 

 感じでしたが…フォアから打たせるととんでもないボールが来ます。バック側回り込まれてもとんでもないボールが来るんですが、まだひと呼吸あるので何とか取れます。

 フォアは打点も早くてとんでもないので、とんでもないです。

 

 とんでもないボールを頑張って引き返したりフィッシュで返すと、とんでもないボールがとんでもない打点でストレートに飛んできて触れること能わず。

 

 

 というわけで、僕としては自分から打つか、打たない場合はバック対オールの形をまず作ってカットとツッツキで変化つけて粘り倒すか。

 

 

 ただ要所要所で、あちらのサーブが僕の意識外のコースに飛んできて上手くレシーブできないんですよね。。。サーブのコース取りがうまい。。。

 

 1,2ゲーム目のどちらか取ることができていれば、もうワンチャンス手繰り寄せられたかという感がありましたが、まぁ頑張りました。。。しゃーないです。。。

 

 この方がリーグ全勝で、この日準優勝です。

 

 


■3試合目 vs左Sさん 1-3(-8,9,-7,-4) 

 レート1960ぐらい。僕が学生か、社会人2年目ぐらいか…ぶりに試合しました。京大生じゃないのに京大サブフロアに生息していた勢の方です。たまに練習・試合していただくこともありました。

 1年前ぐらいに羽曳野で久しぶりにお見かけして以来。

 

 今はそこまで練習されていないようですが、元々強豪大出身プレイヤーでサブフロアで見かけた頃はめちゃくちゃ強かったです。

 

 

 あちらの練習不足につけ込みたかったのですが、たまーにそういうボールを手繰り寄せることができたものの、元来フォアが強い方で、カットでは足が追いついてしまうのでなかなか厳しい。

 

 あちらのフォア対バックカットで勝てないので、この時点でかなり詰んでました。

 

 バック側も回り込みの素早さが落ちているので、ちょっとチャンスあったのですが、バックでツッツかせたボールに対して僕のドライブをしっかりブロックされて、決定打にならず、得点リソースがほとんどなくて一生厳しかったですね。

 

 点差が少しつくとバックドライブも振られてより一層厳しいです。

 

 勝つならあちらの豪打をさらに2回ぐらい返球するか、ドライブをあちらのフォアにも見せてブロックを狂わせるか…でしたが、どちらも僕がまだまだ下手で難しかったです。

 

 

 こうなるんちゃうかな~~ と思ってた展開になってしまいました。想像するとこまではいけましたが打開できず、無念。

 


■4試合目 vs右S JKさん 3-1(6,-7,8,10)
 初見・初対戦。強豪高校の子らしいです。

 

 1ゲーム目で攻撃が効き、カットも決め球のところでミスしてくれてなんかイイ感じで取れたので、これはイケると一瞬思ってしまいました。

 

 が2ゲーム目、得点リソースとして計算していたカット打ちの展開であまり点数が取れず。精度高く粘られてるうちに、何か仕掛けないと…と、こちらが少し無理をしてしまい失点を重ねて落とします。女の子にはツッツキでは負けてもカット打ちさせといたら勝てるはず…とタカをくくっていましたが普通に上手くて厳しいです。

 

 3ゲーム目、相手が嫌がっていたフォア側に曲げるボールの割合を何とか増やします。これが上手くいきましたが、実際の要点は7-5での取れない系ネットインフォアカットと、8-7での絶対取れない系エッジバックカットです。。

 

 4ゲーム目に入ってさらに粘りが増し、あちらのレシーブも厳しなって得点リソースが減り、フルゲームを覚悟しました。僕の作戦は既に「気合」しか残されていませんでしたが、最後はあちらのサーブミスで終わりました…。強かった…ラッキーでしかない…。

 


■5試合目 vs右中Pさん 3-1(7,4,-9,4)
 レート1870ちょい。対戦4回目ぐらいですね。前回は僕の休職中でした。

 

 このあたりから疲れもキていますが、9時半開始から既に14時過ぎ。僕らの台の進行はかなり遅れ気味でしたので2台進行になりました。

 

 ロンサーが何回当たっても取り辛いです。その後の一発もかなり鋭いので、ロンサーに気をつけながらまず繋ぎでミスしないこと、なるべく浮かさないことを意識しながら、できることを積み上げていきました。疲労度で言えばそろそろ一息つきたいですが、そんなん言ってられません😇

 

 1,2ゲーム目、しっかり動けて、あちらのミスもあり、点数を確実に取れてイケそうな気配。

 

 3ゲーム目もこの調子で…と思いましたが、あちらが繋ぎの球威を1段階上げてきて、差し込まれることが多くなります。プレッシャーがかかり、手打ちミスやこちらの返球ミスが出て落とします。

 

 4ゲーム目も同じ展開になること前提で、とにかく相手のボールに対応することを心掛ける、特に作戦でもなんでもない気合戦術。出足でかなりリードできたことがあり、そのままアドバンテージ利用で押し切ることができました。

 

 

■6試合目 vs右Sさん 1-3(-8,-4,5,-6)
 レート2110オーバーのリーグボス。初対戦です。

 京都のクラブチーム指導者さんで、めちゃめちゃ強いです。

 脱力センス系の動きですが一発も威力ありますし、連打の流れがめちゃくちゃスムーズです。過去の下積みの高さを感じます。。。

 

 あちらサーブは基本的に徹底してバック側へのナックルロングからの >バックカット >3球目ドカン

 の流れでした。

 

 またイイ感じに白線付近に滑るようにサーブがきます。3球目も球が早く厳しいですがこれはもう拾うしかないので頑張ります。

 

 こちらサーブは何が効くか手探りですが、そんな甘いレシーブは来ないですし、ちょっと浮かしてくれるかなと思っても回転残してレシーブされてそれはそれで嫌です。

 

 何とかラリーの入り口で躓かないよう気をつけながら、カット対ドライブの展開に持っていって、後は気合しかないという結論。

 

 フォア側に打たれたボールは何とか返せても、フォア側に返すと練度の高い連打を喰らって厳しいため、やっぱりバック対オールが基本に。

 

 1ゲーム目に質高い繋ぎをしようとしてしまってのミスが多く、落とします。2ゲーム目は強打で後ろに下げられ、何とか拾うと次はほぼストップみたいなツッツキが来て…と辛いです。これはチャンス無い…と感じます。

 

 3ゲーム目、こちらが拾えるボールが増えてくると、どうやらあちらも下回転を持ち上げる時しんどそうです。僕も既に6試合目でめっちゃしんどいですが、ほぼ全てのステータスを上回られているので、年齢的な体力で勝つしかありません。

 とにかく粘って体力ごと削り●すしかないと思い、気合で粘って奪取。

 

 4ゲーム目も引き続き粘りますが、5-7となり、1本サーブで点数を取ってから、その後は僕のミスが4本重なって崩れて終わってしまいました。。。

 

 一瞬背中を捉えたと思いましたが、やっぱフィーバータイムは続かないですね。相手を削り切るための基礎力が足らず、自分のMPが先に尽きてしまった感じでした。当たり前にできることの水準がまだまだ低いなと思った次第です。。 

 

 

 予選は3勝3敗で4位。僕が負けた3名が上位3人となって上位トーナメントへ。僕は4~7位の下位トーナメント送りとなりました。

 

 

 

【A下位トーナメント】

 新規参戦の方がほとんどのトーナメント。

 僕はシードとなって2回戦からです。

 

■2回戦 vs右Sさん 1-3(-9,-5,6,-10)
 初対戦…だと思っていましたが、どうやら僕の暗黒期で卓球をほぼ辞めてる状態だった6~7年前、対戦したことがあったようです(お相手談)。

 
 この試合は2023年の僕を総括する、反省しかない内容でございました。。。
 
 1ゲーム目、ちょっと不運が続き、最後は不運ボールでトドメを刺されます。
 2ゲーム目、ちょっと序盤に不運を引き、ここで一瞬熱くなり、すぐ落ち着かせるモードへ。しかし心が折れています。。
 
 3ゲーム目、再度不運を引いたところで、アカン動きへ。もはや洗脳ベジータ状態でしたが、
 「お前、2023年の試合このままこれで終わっていいんか?」
 と、僕の僅かながら残っていた良心が訴えてきます。
 
 洗脳ベジータ状態の僕の良心はミジンコレベルなので、そのまま不徳が勝ちやすいのですが、
 
 最近はさらに
 「おとーちゃんおこってる?」
 と、お風呂~寝る前までの言うこと聞かずグズってる子どもにちょっとイラッと来てる時、ドストレートに子どもが確認してくるシーンが脳内に過って、追い打ちをかけてきます。
 
 この脳内のやり取りをボール拾いにいってる間の3秒ぐらいの間に10周やって、とりあえず感情優位にならないよう声をおさえ、期待値のドローダウンが来るのはしゃーないと受け入れ、やれることをやるべく徹底します。
 
 
 ここで上手くハマって3ゲーム目奪取。
 
 4ゲーム目も良い調子で10-6までいきましたが、そこからお相手も粘って点数を取られ、5ゲーム目用にサーブを温存してラリーで点数を取ろうとしたところこれに失敗。色々失策でした。
 
 最後は決定的な場面で打ちミスをしてしまい、気づけば6点連取されて終わりました…😇
 
 
 この結果と相まって不徳の致すところでしかないですね…
 
 
 徳が低過ぎるので2024年こそは徳を積みます。。。
 

 

 

【反省総括】

 基礎力と徳が低かったです。

 

 徳は積むとしまして、あとは基礎力ですね。。

 

 何としてもバック対オールに持ち込み、ちょっと崩してからフォアに飛ばす、という攻撃型的な思考でのラリー展開が自在にできるように練習していかんとイカンです。

 

 結局はそれが実行できなかったり、その手前でミスってしまうので負けてしまう試合が多いですね。

 

 

 2024年は、おそらく途中で試合に出られない時期が来ると思いますが、基礎力と徳を積む年にしたく思います。。。