【雑記】KOTO卓球スタジオのオンラインレッスン(試行段階)を受講してみた | 働くカットマンのチラ裏卓球ブログ

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【現在の使用用具】
ラケット:ビオンセロ (特注グリップ/ニッタク)
F面:ディグニクス09C (特厚/バタフライ)
B面:バーティカル20 (特薄/STIGA)

 ちょっと月日を遡りますが、9月の大阪OP予選が終わった頃に、TTPCの創造主であらせられる、KOTO卓球スタジオの(今年入籍してノリノリの)大西コーチからLINEが来ました。

 

 

 これからオンラインレッスンやってみようと思ってる、と。

 

 タダで良いからちょっと試しにモニターになってくれないか、と。

 

 

 そういうことは、はよ言えと。

 

 タダより高いものは無いと言いますが、タダより安い受講料は無いです。タダで新たに流出する個人情報も今更ありません。

 

 大西慎悟選手を本業のプロコーチとしてタダで使えるチャンス。

 

 TTPCに出まくってるので僕の試合ぶりは長期間にわたり見てるし、普通に練習する時もあるし、僕の考えの拗らせ方も知ってるしで、おそらく初見のお客さんを相手にするであろうオンラインレッスンのサンプルモニターとして、そもそも僕が適切なのか?と言う根源的な問題はタダで受けた後に思い出したかのように伝えることにしました。

 

 

 今年のボーナスも大部分が家庭用口座に吸収されていき、可処分所得にほとんどならない僕といたしましては、KOTO側の都合なんか知らんということで、即YouTubeでストックしていた自分の負け動画(大阪OP予選)のURLを送りつけました。

 

 

 

 オンラインレッスンのβテスト版はこんな感じでした。

  1. 僕から見て欲しい試合動画を送る(YouTubeの限定公開とか)
  2. 同時に、KOTO側が用意したオンラインレッスン用シート(エクセル)に思いの丈を綴り倒して送る
  3. 試合動画とシートを確認した大西コーチから、フィードバックが記載されたシートが送られてくる
  4. 日程調整してZoomでオンラインミーティング(30分ぐらい)。意識のすり合わせと擦り込み教育を受け、入信する
  5. フィードバックで提案された練習メニューをやりつつ、撮影する
  6. 練習中の動画を送る
  7. 再びオンラインレッスン用シートに思いの丈を綴り倒して送る
  8. 練習動画とシートを確認した大西コーチから、再びフィードバックシートが送られてくる
  9. 練習に邁進しながら信仰を深める
 
 2では自分で
  • 使用用具、戦型、コンセプト、練習頻度、目標
  • 見てもらう試合の位置づけ、試合前所感
  • 試合中の所感
 を記入。一応、記入欄があって枠が決まっていますが、とにかくタダで大西コーチを使えるので書けば書くほど良い(知らんけど)。所詮エクセルなので文字ちっちゃくするなり行挿入するなり幅でかくするなり何でもできる🤗
 
 
 3では
  • 試合を通しての全体的な所感、技術・戦術・精神面でのアドバイス
  • 重点的に練習すべき事項、メニュー提案(短期・長期)
  • 自分の強みと励ましの御神託
 が綴られたものが送られてきます。ほぼ天啓。預言。福音書。
 
 対戦相手のタイプと自分の強みに照らして、攻め方が適切だったかどうか、改善ポイントと、その改善・強化ポイントに対してどういった練習をすべきかの他、試合中の所作まで見られています。ラケット見てしまう所作を。。。😇
 
 オンラインミーティングでは意識面での擦り合わせもさることながら、特に試合前や試合最序盤から思考レベルで力みまくっていたことを指摘され、仰る通りでございます。。。😇となります。
 
 
 7,8では大西コーチから提案された練習メニューをこなしている自分を晒しつつ、練習目的を正しく捉えて積み上げているかどうか、実際の動きを見てもらっての修正ポイントや、再度のメニュー提案を受けます。
 
 僕の場合、習熟度的にもっと重点的に強化するポイントが見つかったので、ランダム要素を下げてやり込むべきメニュー提案を受けました😇
 
 
 。。。と、ここまでがβテスト版での一連の流れですね。
 
 
 
【感想】
 おーにしコーチ。。。だいぶ見てんな。。。
 さすがKOTO卓球スタジオのオペレーションマネージャーでありプロコーチやな。。。
 
 とまず思いました。はい。舐めてましたすみません。
 
 …オペレーションマネージャーって何?
 
 
 
 今回オンラインレッスンを受けて、その後練習を続けて実感した・得られた効果を列挙しますと
  • 改善点・強みの客観的な指摘を受けての意識改善
  • 所作・思考部分の指摘を受けての意識改善
  • 課題解決に繋がる効率的なメニュー提示を受けることでの練習への没入
  • 捉え方が間違っていないか確認できることで得られる安心感と没入
 このあたりが大きなところでしょうか。
 
 
 
 結局継続的に練習しなければ何にもならんのは当たり前で、何か1度でもレッスンを受けたり、有り難い講義を拝聴しても劇的な変化は訪れません。(訪れると思うのは自由)
 
 この手のオンラインレッスンを受ける層といえば、そもそも練習場所や打てるところが無いとか、卓球を始めたいが何から手をつけていいやら…という部分で困っているのではなく、自分の卓球や練習方針にコンサル的なところを欲している層になるので、僕ぐらいの層にちょうどハマりますね。
 
 特に僕は「何をすべきか色々考え得るパターンはあるけど、このまま突っ切って良いのか分からない、違う方向が有り得るのじゃないかと頭を過ってはイチイチ意識が持っていかれる」という性質があるので、思考の逃げ道を先回りして塞いでおいて、安心感をもって没入できる点がデカいですね。
 
 あと、練習メニューに関しても、「なんとなく課題は分かっちゃいるがどう考えてメニュー組んだら習熟しやすいか分からん」という、考え方の考え方が足りないイマイチ惜しい人間にとっては救いになりますね。
 
 一度提案を受けて、メニュー作成方法の考え方まで盗むことができれば、その後は自律思考できるので応用が効きます。
 
 感覚を養う・良い感覚を出すためのメニューと、身体のキレを増して習熟を深めるメニューと分けて考える、とかは、まぁ自分で考えていただけではまず思い至らないところです。
 
 
 まとめると、まともな卓球の基礎教育を受けて来ず、ただただ自己流で時間をいたずらにかけるだけかけては拗らせている層にどハマりでしょう。
 
 そんな層がどれほどいるのかは知りませんけど…強豪校出身ではないが卓球をし続けている層では多いと思いますね…はい。
 
 
 というところで、今はまだ短期メニューにひたすら取り組んでいるところです😇
 
 長期目線で提案を受けた、バック粒面でペチーンする練習は、あまりできておらず。。。練習できていないので、できるようにならない当たり前の状況です。。。
 
 最終的には、やるかやらんかですね。