シャンソン「ラ・ボエーム」を、フランス語でピアノ弾き語りができるように
少しずつ練習しています。
前回は、ピアノの先生に、伴奏の楽譜を作って頂いたことを書きましたが、
今回は、歌詞の準備について、今日、ピアノの先生に教わったことを書きます。
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歌詞 (以下の①、②、③) を WEBページで探して、歌詞の準備ができた私。
(WEB検索で直ぐに見つかります。 便利な時代です!)
① フランス語の歌詞
② カタカナ歌詞
③ 歌詞の日本語訳 (一般的なもの)
先生に、報告しました。
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” 歌詞の準備ができまして、少しずつ覚えているところです
歌詞と音符の対応について、教えて頂けますか? ”
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すると、
本当の意味での歌詞の準備はできていなかったことを
思い知らされました・・・
先生いわく、歌詞の準備には、
他に、以下の ④、⑤ が必要になるとのことです。
④ 辞書で各単語を調べる。
⑤ 歌詞を自分なりに翻訳して、①のフランス語と対応づける。
(どのような想いを込めて歌いたいか)
先生から教えて頂いた内容を、自分なりに下記にまとめました。
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・ ”①~③だけでも、歌えはするが、自分が表現したいことを明確にするには
③と④が必要である。
・ ③の、歌詞の日本語訳は、誰かの解釈である。
(訳した人によってニュアンスが変わることがあるので、
原語を自分で調べることが大切だと言われました)
・ ④の、各々の単語を辞書で調べて、意味を理解することは大前提である。
単語には複数の使われ方があり、例文も載っているので、その中から意味を特定する。
・ ⑤の、自分で翻訳してフランス語と対応づける。
・歌われている内容を考え、自分なりに翻訳(解釈)する。
・そうすれば、歌う際に、フランス語のどの単語にどのような気持ちを込めて歌うか、
より気持ちを込める部分と、そうでもない部分についても考えられるようになる。
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早速、今日から地道に作業を始めています。
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作業の例を、少し書きます。
「ラ・ボエーム」の冒頭は、こんな感じです。
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① フランス語の歌詞
② カタカナ歌詞
③ 一般的な日本語訳 ※参考程度にする。
④ 辞書で各単語を調べる
⑤ 自分なりの日本語訳
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① Je vous parle d'un temps
② ジュ ヴ パルル ダン タン
③ ある時代のことをあなた方に話そう
④ わたし あなた方 話す ひとつの 時代
⑤ ある時代の思い出を、みなさん、聞いてください
④ の詳細
Je → わたし (代名詞)
vous → あなた、あなたがた (人称代名詞)
parle → 話す (動詞)
d'un → ひとつの de + un = d'un
de → ~の (前置詞)
un → ひとつ (形容詞)
temps → 時、時間、時代など・・ (名詞)
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これで、歌詞全体の 1/64 ですので、道のりはまだまだ長いですが、
この作業と並行して、カタカナ歌詞の暗記と、歌の練習もできそうな気がしています。
(歌も素人ですので、一通り終わった段階で、歌の教室に通うつもりです)
ラ・ボエーム
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では、また。