人気ドラマのリブートや原作小説の映画化…となると、元の作品を超えられない事が多いのですが、これは元の作品のマニアも満足させる出来になったんじゃぁないでしょか。
予告編はこちら。あらすじいってみる。
湾岸戦争の特殊部隊『アルファチーム(Aチーム)』として活躍した4人が、イラク戦争で再集結する羽目に。
リーダーのハンニバル大佐(リーアム・ニーソン)は、CIAのリンチ(パトリック・ウィルソン)からゲリラ集団が米ドル原盤を盗みテロ資金にしているという情報を仕入れる。
Aチームは傭兵のパイク(ブライアン・ブルーム)に,、原盤奪回任務をとられてたまるかと上司のモリソン将軍(ジェラルド・マクレイニー)に直談判し無事原盤を奪回するが将軍は殺されチームは軍法会議にかけられてしまい全員が別々の監獄へ送られてしまった。
半年後、リンチから原盤で刷られたドルが見つかった何とかしろと言われ脱獄を企てるAチームの面々。
今度こそ元凶になったドルの原盤を奪回してチームの無実を証明しなくては!と意気込む。
チームの一員で根回しと物資調達の達人・フェイスマン中尉(ブラッドリー・クーパー)も、今度こそはチームの足を引っ張るまいとするが、美貌の恋人の軍人・キャリサ(ジェシカ・ピール)が、任務に絡んできて大弱り。
それだけでなく意外な黒幕が二重にも三重にもなりAチームを待ち構えていた…
テレビ版より、メインの登場人物が、何倍もデンジャラス(爆)になってる所がミソなこの映画。
映画の冒頭では、フェイスマンが任務先でアラブの美女に、ちょっかいを出したら、女性のダンナは、かなりヤバフォな男で、フェイスマン砂漠のド真ん中で生きたまま丸焼きの刑にされる所を、他のチームの面々が助けに行くというアフォなノリから始まります。
4人が4人とも、個性的杉で、大統領相手でもブン殴る狂気なリーダー、万年躁鬱病の変人天才操縦士や、剛腕軍人とか、なんでこんな輩が仲良くやってんだという。
最新技術を、おちょくり、男の裏切りと嘘つき野郎は生かしちゃおかねぇと派手にやりまくる。
…しっかし主演のリーアム・ニーソン…
『シンドラーのリスト』で有名になり、知的な俳優として売ったものの、 『シャンプー台の向こうに』で 有名な愛妻・ナターシャ・リチャードソンが事故でお亡くなりになってからは
アクション俳優路線一直線(爆)
元々ボクサーだった+『シンドラーも~』も奥さんの助言で出演したというのもあったから、奥さん死んでしまったら、元のアクション俳優に戻っちゃったんだろうか(涙)
ブラッドリー・クーパーと、その辺りデンデン違うよな…うん。
監督はジョー・カーナハン
ビデオスルーになった 『プライド&グローリー』の共同脚本として名前があがってる人で、業界の中では新鋭。
『「MIーⅢ』の監督をトム・クルーズにオファーされたそうなんだけど、断ったらしい。
ジェームス・スペイダー主演の『ブラックリスト』の監督も確かこの人だったと思う。
ドンパチアクションだけでなく、深い知的な作品も作れる監督さんなので、これから期待大です。
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