映画「ザ・エージェント(原題名:Jerry Maguire) | Que amor con amor se paga

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もうすぐトム・クルーズの映画 「ナイト・アンド・デイ」が公開になるので
トムの映画もお気に入りの一つ「ザ・エージェント」を紹介します。
こんな事いっちゃあナンですが、
お世辞にも上手い役者さんの部類に入りません彼は(笑)
が、これ「何をやってもトム・クルーズ」な彼が120%楽しめます。





トム演じるジェリーは一流スポーツエージェントSMIのエージェント
何十人の有能なスポーツ選手をクライアントとして抱え
時には高価な年棒と引き替えにファンの気持ちを犠牲にする事も
ファンあっての人気商売これでいいのかと「ミッション・ステートメント」を書き上げる
が、この論文が元でジェリーは会社をクビに。
あれだけいた顧客もライバルのボブ(ジェイ・モアー)に奪われ、
残ったのは落ち目のフットボウラー、ロッド(キューバ・グッティングJr)と
バツイチ子持ちの会計係ドロシー(レニー・ゼルウィガー)だけ。
フィアンセでNFLパブリシストのエブリー(ケリー・プレストン)に
クライアント候補を紹介して貰うものの、お間抜けにもボブにかすめとられ、
逆切れしたエブリーはジェリーをぶちのめし出て行く

トム演じるジェリーはプライドは高いわ大風呂敷野郎だわ、
そのくせ気が小さい
大風呂敷広げた末に、『オレについてくるヤツいるっ?』ってシーンこちら。

だめんず好きでもない限りついていこうという気になれない
劇中でドロシーの姉ローレル(ボニー・ハント)にも、
だめんずに惚れちゃだめよ、と忠告される
男性は誰でも自分の仕事に夢を持ってるし、
しょーもない女がブリブリまとわりついて邪魔してるのをみると
「やめてくんないかな」とも思う、
このあたりは「アメリカン・ギャングスター」という映画にでているのだけど、
それはこの映画の紹介をするときに

理想を捨てる代わりにお金、地位、安定を選んだ瞬間
何かを犠牲にしてる気がするのだ
そんなやきりれなさをジェリーは吹っ飛ばす、
とんでもなく気も弱いはったり男が一世一代勝負をする姿はかえって勇気を貰える、
クライアントを捕まえる為に電話で「Show me the Moneeey!」と叫び

「君を救う事が、僕を救うこと」と、今度公開の「ナイト~」と同じく
「僕といれば安全、いなきゃ危険」と同じぐらい訳わからんせりふをのたまう。
崖っぷちに立たされると人間の本性がでるというが嘘もつけない
猪突猛進なトムそのまんまがでてスカッとする

今では「ブリジット・ジョーンズの日記」で有名なレニーちゃんも、これが長編デビュー作
監督は寡作で知られるキャメロン・クロウ
彼が実際にあったスポーツエージェントで映画のコンサルをつとめる、
リー・スタインバーグをモデルにして書き上げた映画です。人気商売に関わる方は是非
力を貰える映画です
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