昨日の記事、「『くすぐり』 と SM(3)」 の続きです。
「くすぐり」 における、ひとつの関心事は、「くすぐり」 を 「性欲」 に繋げられるのかどうかということでした。
「フェチズム」 も、以前 「性の多様性の話(5)」 でご紹介したように、いろいろありますが、「脚フェチ」 や 「尻フェチ」、「巨乳フェチ」 や 「筋肉フェチ」、「巨根フェチ」 など、異性の身体や性的な特徴に固執するものや、異性が身に着けているものに固執する 「下着フェチ」 や 「ナイロンフェチ」 などはまだ理解しやすいですし、「ニオイフェチ」 や 「音響フェチ」 (音響フェチは声フェチ的なものを想像しています) は、感覚に直接訴え掛けるものとして、まだ認識しやすいのですが、「機械フェチ」 や 「鉄道フェチ」 まで来ると、もうその人の 「好き」 という感情が高じ過ぎてしまっていて、自分の好きな対象と自分が融合することを夢見たり、そんな妄想から抜けられなくなっているとしか思えないのですが、それで性的に興奮するのであれば、その人にとっては、それがツボなわけで、分かる人には分かるけど、分からない人にとっては分からないのが 「フェチズム」 なわけですが、しかし、「くすぐり」 という行為や刺激が、どう 「性欲」 に結び付いているのか、そこが一番の疑問点でした。
それで、いろいろな 「くすぐりモノ」 を見てみたものの、性的に興奮している素振りを見せるものは、明らかに 「くすぐり」 とは別の 「性的」 な刺激を与えているものが大半でした。
「フェチズム」 とは、「性的倒錯」 という言葉の通り、やはりモノや行為などが、性的な興奮や性的行為に結び付く必要があるわけで、そこの部分がどうしても謎でしたが、いろいろと調べていくうちに、「アメブロ」 内で次のような記事に出会いました。
まさか、「アメブロ」 内に、「くすぐりフェチ」 マニアの方がいらっしゃるとは。(^^;)
ということで、早速勝手に 「リブログ」 させていただいたわけですが、どうも、このお方も似たようなことを考えておられたようで、リブログさせていただいた記事には、それが次のような 「ダイアグラム」 で表されています。
これによると、やはり 「くすぐり」 と 「セックス」 は、異なる軸のものではあるものの、双方を共有しているのが、「いちゃいちゃ系のくすぐり」 というもの。
「SM」 も、必ずしも 「性行為」 を伴う必要はなく、叩いたり叩かれたり、虐めたり虐められたりすることで、双方の 「性欲」 が充足されれば、それはもうある意味純粋な 「SM」 と言えるわけですので、この 「くすぐりフェチ」 も、どうやら、お互いが十分に満足出来れば良いと考えれば良いようです。(笑)
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そして、この方の記事を読み進めていくと、出てくる出てくる。(笑)
どうやら、このお方は、10年来の 「くすぐりフェチ」 の方だそうです。
「好きこそ物の上手なれ」 という言葉がありますが、未経験ながらも、これだけのこだわりと自覚があれば、十分に 「フェチ」 で通用するということでしょうか。
そして、とうとう念願の 「オフ会」 が開催されたようです。全員男性?
「拘束」 とか、「ぐり」 とか 「ぐら」 って言うのは、「くすぐりフェチ」 の用語なんですか。(笑)
ちなみに 「ぐり」 は、くすぐりの 「ぐり」 で、「ぐら」 は、くすぐられの 「ぐら」。
英語だと、それぞれ、「Tickler(ティックラー)」 に 「Ticklee(ティックリー)」 .なので、感覚的には同じです。(笑)
足の裏に対する 「くすぐり」 が、一番ディープであることは、何となく、「くすぐりフェチ」 系の動画を見ていても感じたことでしたが、「手の指をワキワキと動かす」 という表現には、ついていけませんでしたので、早速調べてみると、どうやらこういう動きを言うそうです。
そして、とうとう実体験することが、出来たようなのです。
下手なラブホだと、男2人は断られてしまいそうですし、「年下なのに大人びた感じの美人」 だとか、「ジャケットの下はノースリーブ」 とか、このときの、お相手は女性?(苦笑)
しかし女性なのだとしたら、胸を揉んだり、乳首をくすぐったりみたいな発想はないのか。(笑)
「くすぐりフェチ」 を 「性癖」 と呼びつつも、性行為をすることは目的ではない、ということなのでしょうか。「くすぐり」、「くすぐられる」 ことで性欲が満たされるのだとしたら、「くすぐりフェチ」 の 「ぐり」 と 「ぐら」 の間には、もう性別による境界などはないのかも知れません。
恐るべし、「ぐり」 と 「ぐら」。
(つづく)
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