コードブルー 2nd season 最終回 感想☆ | ぽんの日記

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あー、とうとう終わってしまいました(TдT)

ちょっと・・・寂しすぎます;;

今日は家族の前で涙こらえるの必死でしたw

前回に引き続き、飛行機墜落事故の現場で

それぞれフェロー、一人一人が患者を見るので

次々と画面が変わるので、ついていくのに

大変でした(汗)




まず藤川。

前回、再会した救命隊員の細井が金属片が

首に刺さった重症の状態で運ばれてきた。


藤川「君に刺さってる金属片は、

   頸動脈(けいどうみゃく)スレスレに刺さってる。

   少しでも動くと大出血だ。

   ヘリで病院に搬送してもらうよ。」



細井「藤川先生、俺の搬送はあとにしてください

   もう腰抜けの自分に戻りたくないんです・・・

   藤川先生も見たでしょ?

   だから・・・それぐらいのことはしたい。」



藤川「・・・確かに、君はビビってた。

   でも俺もビビってたよ?そりゃ、ビビるって!

   あの状況でオペって、意味分かんないって。

   でも最後には助けたじゃん。」


しかし細井は自分の搬送をあとにしてもらうように

藤川に頼む。


このシーン、嫌な予感したんですよね・・・。

何となく嫌な予感が;;



次に藤川は骨盤骨折を負った女性を担当。

黒田先生からの連絡を受け、黒田先生の指示に

従い、治療。


このシーンは藤川が頼もしすぎて・・・

かなりカッコよかったです。

1stシーズンから、あんなにお調子者キャラで

黒田先生からもなかなか認めてもらえず・・・

そんな藤川がここまで成長したんですね。

こんなに藤川がカッコよく見えたのは今回が

初めてでしたw


ところが、ヘリで搬送中に細井は大出血をして、

藤川は必死に助けようとしましたが、

とうとう亡くなってしまいました・・・・・。

最後の最後に死なせなくても・・・(TдT)

最後の、このシーンはとてつもなく悲しかった。




一方、白石は怪我を負った父の博文と共に

患者の治療をしていた。

妊娠をしている女性の父親を治療していて

一段落したと思われたが、

何と心破裂していることが判明。

父と喧嘩をしたまま、こんなことになってしまった

と言う女性が悔やんでいる姿を見た白石は、


「お父さん。娘さん、まだあなたと話したいことが

たくさんあるんですよ!

嬉しかったこと、悲しかったこと・・・

まだまだいっぱい話したいことがあるんですよ!

これからも、まだ娘さんのこと見てあげてください!

まだ生きてください!」


このシーンは白石の、父・博文に対する思いが

痛いほど伝わってくるシーンでした(;д;)

「まだまだ話したいことがたくさんある。まだ生きて」

このセリフは、博文に対する言葉でも

あったんでしょうね。




緋山は命が危険な状態の男の子、翔太を診る。

症状がよく分からくて、橘に連絡を取り、

指示してもらうことに。

橘は、内臓が上に移動しており、胃や腸を

元の位置に戻すために今すぐ開胸手術を

しなければ危険と判断。

だが緋山は手が震えてメスを使うことが出来ない。


「すいません・・・。ここ4週間、まともに手術を

していないんです・・・!

出来ません・・・。

私みたいな医者に当たってしまい、申し訳ありません。

他にも医者はいっぱいいるのに・・・。」


しかし翔太の母親は


「・・・先生、聞いて。

私も正直、他の医者呼びたい。

でも、ぶっちゃけ無理でしょ!?


でも、私はあなたに当たって運が悪いとは思わない。

だって、ここには医者に診てもらえずに

死んでいった人たちがたくさんいる・・・・!


確かに他に医者はたくさんいる。

でも翔太はあなたに診てもらってる。

私は先生に何があったのかなんて知らない。

そんなことどうだっていい。


でも今、翔太を救えるのは・・・

先生しかいないんだって・・・!」




このシーン、翔太くんの母親が

カッコよすぎました(T∀T)

今度は緋山、何を言われるのかと思ったら

こんなとこで、こんな救世主がいたとは・・・!

先週から、結構チャラチャラしたイメージを

受けた母親だったので、正直、こんなセリフを

期待していなかった分、とても感動しましたw

「今、翔太を救えるのは先生しかいない」

この母親の言葉で、

緋山がどれだけ救われたか・・・。

本当に良かった。


それにしても、この翔太くんの母親役の

人が、すごくいい演技してるなぁと思って

見てました。

何ていう役者さんだろう?(・д・)



藍沢は前回、息子を機体の中に置いてきたと言い、

治療を拒む父親・北村を担当していた。

そして藍沢は息子を探しに機体の中に入り、

北村の息子・勇樹を発見。

ところが、シートに体を挟まれて身動きが出来ない。

勇樹は足に何も感覚を感じないと言う。

勇樹の足は死んでいる状態で、今すぐに

切断しなければ命に関わるという状況。

勇樹は、もう痛い思いはしたくないと言い、

救助されることを諦めかけていた。

それを見た藍沢は、冴島に父親を探しに行かせる。


冴島は父親を発見したが、


父親「息子は俺のことを見ていたんだ。

   炎の中で息子を見捨てて逃げる、父親の姿を

   じっと見ていたんだ・・・。

   俺が行っても出来ることは何もない。」



冴島「あります。側にいることです・・・。」



そして父親は勇樹のもとに行き、藍沢に足を

切断しなければいけないことを聞く。

藍沢は


「人は一人だと命を大切にしない。

でも悲しませたくない、一緒にいたいと思う相手が

いれば、人は命を大切にする。


勇樹くんは、俺が来たときに真っ先に聞いたことは

あなたのことでした。

こんな状況なのに、自分のことよりも

あなたの心配をしていました。

あなたの無事を確認すると、勇樹くんは

笑顔を見せた。


あなたみたいな親でも、勇樹くんはあなたのことを

大切に思っているんです。」



それを聞いた父親は涙を流しながら、


「勇樹!俺はここにいるぞ!死ぬな!

頑張れ・・・俺はここにいるぞ!!」


と、勇樹くんに向かって何度も叫び続ける。


ちょっと・・・このシーン、一番やばかったです。

回りに家族がいたので必死に涙をこらえてましたが

一人だとボロ泣き・・だったでしょうね;;

今まで、藍沢の言葉に感情移入できなかった私が、

まさか最終回で泣かされるとは

思いもしませんでしたw


そのあとで藍沢が言った、

"どんな親でもいないよりはマシ"。

本当にその通りだと思います。

親を持つ人たちは親のことをウザイと思ったり、

時にはひどい罵声を浴びせてしまうことも

あるかもしれません。

でも、親や兄妹はこの世にたった一人しかいない

家族なんですよね。


このシーンを見て、

親の本当の大切さは、親がいない人にしか

分からないのかもしれないって思いました。

毎日、当たり前のように一緒に過ごしていたら

大切なものには気づきにくいんですよね。


本当に大切なものは、"持っている人"よりも

"持っていない人"のほうが気づきやすいなんて

何か上手く言えないけど・・・残念ですよね。





フライトドクター認定証を無事もらったのは

藍沢、白石、藤川。



藤川と黒田先生の電話のシーン。


黒田「まさかお前が、それをもらうとはなぁ。」


藤川「俺は、これをもらうことがどんなに

   嬉しいだろうと思ってました。

   でも実際もらったら、そんなに嬉しくないですね」


黒田「この仕事が楽しい仕事とでも思ってたか?

   救えることよりも救えないことのほうが

   多いかもしれん。

   でも、それがこの仕事だ。それが嫌なら・・・

   やめろ。」


藤川「でも・・・救えることもあるんですよね。

   だから、俺はこの仕事を続けます・・・!」


黒田「相変わらず最低だぁ、お前は


電話越しだけど、藤川と黒田先生が

微笑み合ったのって、これが初めてじゃないかな?

きっと藤川の成長ぶりが、黒田先生にも

認めてもらえたでしょうね。

良かったなー、藤川(´∀` )



白石は、博文にフライトドクターになれたことを

真っ先に伝える。


博文「そうか・・・おめでとう。」


白石「私、この救命に残る。

   残って、もっと自分を磨く。

   お父さんを安心させるためにも。」


博文「もうとっくに安心してるよ。

   言うことはもう何もない。

   言うことがなさすぎて寂しいくらいだ。

   でも、無理はするんじゃないぞ。」


白石「お父さんも、無理しないで・・・!

   私、お父さんみたいな医者になるから!

   一人でかっこつけて病気のこと隠して、

   怪我してても患者さんのこと診て、

   骨折してることにも気づかないで家族に

   怒られて・・・

   私、そんな医者になるから!」


この言葉、お父さんにとって、どんなに嬉しかったか

想像はつかないけど、本当に安心できる

嬉しい言葉だったでしょうね。

白石がどれだけ博文のことを誇りに思ってるか、

とてもよく伝わってきました。



緋山のところに野上直美がやってきた。

そして


直美「すいませんでした・・・。

   会議のときに何も言えなくて・・・。

   私、同意書とりたかったです。

   そうすれば緋山先生を救えることが

   出来たかもしれない・・・。

   私は、大切な人を2人も守ることが

   出来ませんでした」


緋山「・・・そうですね。私も、同意書

   取ってもらえばよかったかもって思います。

   直美さんのお兄さんはお見舞いに来ることが

   出来ないまま翼くんを亡くした。

   書類一つで、どれだけ直美さんのお兄さんの

   心のよりどころになれたか・・・。

   

   でも、またこうして直美さんと話すことが

   出来てよかったです。

   それが・・・一番、嬉しいんです。

   会いに来てくれて、ありがとうございました」


まだかまだかと思って見ていたら、とうとう

直美さんが会いに来てくれました!

もう、このまま緋山と直美さんのシーンは

ないのかな・・・と思ってたので(´д`;)

本当、良かった。緋山と直美さんが

最後に分かり合えることが出来て。



緋山は、命を取りとめた田所部長のところに行き、

西條先生が、緋山を指差して

「誰だか分かりますか?」と聞くと、


田所部長「緋山先生、残念でしたね。

      フライトドクターの認定証もらえなくて・・・」



緋山「ちょっと遠回りすることになりました・・・」


田所部長「私と一緒ですね」


と言い、微笑み合う二人。


やっぱり緋山は卒業することが出来なかったけど

これからは田所部長に支えられて

頑張っていけると思います!

もう患者に対する恐怖心も、完全に吹っ切れた

みたいですし(^ω^)

いやー、本当に良かった。

緋山が元気を取り戻してくれて。



藍沢は母親の墓参りに行き、父・誠次と再会。

藍沢は母親に語りかける。


「母さん。俺、フライトドクターになれたよ。

6歳の頃の俺よりは・・・マシになったのかな。

でも、まだまだだ」


そして誠次に


「俺、病院の若手の中で誰よりも、手先が器用なんです。

この手は、俺の一番の誇りなんです。

他は分からないけど、この手だけは・・・

きっと、あなたに似たんだと思います。

来年は、命日に来てください」


と言ってその場を去る藍沢。


もう、この親子は和解できないんだろうなー;と

思ってたんですが、最後に少しだけ

分かり合えたみたいです(´ω`)

藍沢の手の器用さは、父親譲りだったんですね。

素晴らしい医者としての腕を持つ、

今の藍沢がいるのは誠次のおかげでも

あるんですね。



いやー、スッキリした終わり方で本当に良かった。

最後の試練を乗り越えて、

みんな自分との戦いに勝つことが

出来たみたいです。



でも、結局みんな救命に残ってるってことは・・・

また続編があるかもしれませんね!(゜д゜)

そうなってくれると、本当に喜ばしい限りですw



30分拡大でもあっという間だったけど、

とにかく本当にいい最終回でした!(^∀^)/