映画:「バタフライ・エフェクト」
バタフライ・エフェクト [THE BUTTERFLY EFFECT]
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監督: エリック・ブレス Eric Bress
出演: アシュトン・カッチャー Ashton Kutcher
エイミー・スマート Amy Smart 他
【解説】
少年時代、エヴァンは記憶を喪失する“ブラックアウト”を起こすことがしばしばあった。そこで、精神科の医師の勧めに従い日記をつけるようになるエヴァン。そんなある日、エヴァンが13歳の時、ひとつの出来事が原因で幼なじみケイリーとの仲が引き裂かれてしまう。しかしその時にも彼にはブラックアウトが起きていた。やがて大学生となり、ブラックアウトもなくなり平穏な日々を送っていたエヴァンは、ふと幼い頃の日記を手にとる。すると突然13歳のあの時の記憶が鮮明に蘇った。やがてケイリーのその後の運命を知ったエヴァンは、彼女への想いのあまり、ある行動に出るのだが…。
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注)ややネタバレしています。
バタフライ・エフェクトとはカオス理論の「一羽の蝶が北京で今日羽ばたいて空気を乱した影響で、次の月にニューヨークに嵐がやってくる」という喩え話からきた言葉。
主人公エヴァンは過去の日記を読み当時を思い出すと、一時的にその時点に戻ることができる特殊能力の持ち主。彼は過去に遡って干渉することで自分や周囲の人にとって望ましい現在を得ようとする。しかし、その時点では最善と思えることも意外なところで別の影響を与えていて……という話。それが何パターンも繰り返される。昔、「if もしも」っていうTVドラマがあったけど、あれをさらにマルチエンディングにした感じかな?
この作品の面白いところは、過去を変えることで現在を変えることはできるけど、未来についてはどうなるか分からないこと。エヴァンは納得のいく現在を得るために、あれこれ過去を変えて、最後にはとりあえず妥当な結論を得るけど、未来について考えた時に果たしてそれが最善なのかどうかはエヴァン自身にも分からない。もしかしたら、今は最悪に思えても未来にはそれで良かったと思えるパターンもあったのかもしれないってこと。そういう視点で見るとまた違った見方ができるかも。
どうやらこの作品には別のエンディングも用意されていたらしい。ま、エンディングなんて何パターンでも作れそうな作品ではあるけど、別エンディングがどうなってるかも気になるところ。あと、伏線として用意されていたはずのいくつかの出来事が未消化のまま終わっちゃったのが残念。
ストーリーの構成の仕方(初めにクライマックスシーンを持ってきて過去に遡る)や「記憶」を扱っているところは「エターナル・サンシャイン」 に通じるものがあるけど、個人的には「エターナル・サンシャイン」のほうが好きかなぁ。でも、SFやミステリーが好きな人はきっと気に入る作品です。
【超個人的評価】
★★★★☆
映画:「マルコムX」
マルコムX [Malcolm X]
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監督: スパイク・リー Spike Lee
出演: デンゼル・ワシントン Denzel Washington
アンジェラ・バセット Angela Bassett 他
【解説】
才人スパイク・リー監督が、自身も尊敬する、近代アメリカきっての偉大な思想家であり、キング牧師と並ぶ黒人解放運動のリーダー、マルコムXの生涯を描いた伝記的作品。物語は、マルコムがチンピラだった頃から始まる。若くして窃盗罪で服役し、刑務所の中でイスラム教に改宗、出所ののち彼は、イライジャ・ムハマットの下でブラック・モスレムきっての白人を敵対視する煽動家となる。やがて組織に疑問を感じ、多人種共存の道を探ってメッカを巡礼、そしてあらゆる人種の真の友愛を悟って帰国。そしてアメリカ黒人の解放運動を今までになかった新しい理念によって大きく展開しようとした矢先の1965年2月21日、ハーレムのオーデュボン・ボールルームでの講演中に13発の銃弾を浴びて射殺されるまでの、壮絶な軌跡を克明に追う。
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すごく難しい映画。アメリカのように多民族国家ではない日本では考えられないような抗争の話。
正直、マルコムXのことは名前くらいしか知らない状態で見たけれど、すごく考えさせられた。彼の考えには賛同できないところもたくさんあるけど、彼の人生を追って見ていけばそういう考え方もあるんだなぁと思える。
マルコムXの「X」とは、先祖が白人の奴隷主から付けられた奴隷としての姓を捨て、自分のアイデンティティーを取り戻そうという意思の表れ。また、姓から先祖を辿ることの出来ない黒人たちの象徴。
彼の言葉はとても過激だったけれど、本当に訴えたかったのは、差別されている現状を仕方ないと諦めるのではなく、何故なのか理由を考えて、その理由が納得いくものではないのならば声をあげて改善を求めようということかなと思った。
3時間以上もある長い作品。でも中身がぎっしり詰まっているので中だるみする所はなし。デンゼル・ワシントンの演技も流石。最後にマルコムX本人がスピーチしている映像が出てくるけど、それを見るとデンゼル・ワシントンがどれだけこの役に力を入れていたかがよく分かる。
見て楽しい気持ちにはなれないけれど、ちょっとだけ自分の世界観が広がるような作品。
【超個人的評価】
★★★★☆
映画:「ジョンQ-最後の決断-」
ジョンQ-最後の決断- [John Q]
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監督: ニック・カサヴェテス Nick Cassavetes
出演: デンゼル・ワシントン Denzel Washington
ロバート・デュヴァル Robert Duvall 他
【解説】
イリノイ州シカゴ。ジョンは、妻デニスと9歳になる息子マイクの3人で幸せに暮らしていた。だがある日、マイクが野球の試合中に倒れ、病院に担ぎ込まれる。診断の結果、心臓病を患っており、生き延びる方法は心臓移植しかないと判明する。しかし、リストラで半日勤務となっているジョンの保険は、高額な移植手術に適用されなくなっていた。ジョンは家財道具を売るなど金策に走ったが、病院から無情な退院勧告が出される。我慢の限界に達したジョンは拳銃を持って救急病棟を占拠。医師や患者を人質に、マイクの手術を要求するのだった。
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「家族愛」全開の作品。
高額な手術費用が支払えない父親が息子の心臓移植手術を求めて救急病棟に立てこもる。ま、この父親を演じるのがデンゼル・ワシントンときちゃあ、悪人のはずがない。
びっくりしたのは、人質を取って病院に立てこもった犯人である父親が同情すべき善人として描かれていること。救急病棟を乗っ取っているということは、その病院に運ばれていれば助かる人の命を危険にさらしているということ。息子を助けるためならば、他人は死んでも良いと思っているということ。そういう利己的な人間である主人公が善人とはとても思えない。
それに、「医療は慈善事業ではない。費用が払えないのならば手術できない」「例外を認めれば今後何万人という患者に例外を認めなければならなくなる」と至極まっとうなことを言っている病院の院長が悪人のように描かれていること。費用を払えない患者を治療していたら病院だって成り立たない。ちゃんと治療費を払っている患者がバカを見る。当たり前。それなのに院長は果たして悪者なのか。
立てこもり事件はテレビで中継され、野次馬が病院に集まる。野次馬たちはみんな立てこもり犯の味方。と言っても、彼の息子のための手術費用を募金する訳でもなく、ただ囃したてるだけ。それでいいのか。
そういった脚本の悪さばかりが目に付いて、全く主人公に感情移入できなかった。その上、院長、外科医、TVレポーター、警察といった(作品中での)悪側の人間が白人ばかりで、主人公一家や人質は黒人や女性、外国人といかにも同情を引こうとする意図が見え見えなのにも閉口。
ただ、デンゼル・ワシントンの演技はさすがで、家族を愛する父親を上手く演じていたと思う。
【超個人的評価】
★★☆☆☆
Gu-Guガンモはコーヒーが酒代わり
「うつぼ」 → 「ボール」 → る、る・・・「累積赤字」!
アジカンのライブ行ってきたよ。
新曲もやってくれたし、満足満足。
翌日は案の定筋肉痛でしたが。歳かねぇ…。
MCの最中に話しかけてくるアホ女に「うっせー、ブス」と罵るゴッチに萌え。
そのあと「すんません、言い過ぎました」って謝るゴッチに萌え。
調子に乗ってさらに話しかけるアホ女に「あー、お前もブスだ」 カコ(・∀・)イイ!!
映画:「愛してる、愛してない…」
愛してる、愛してない... [A la folie...pas du tout]
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監督: レティシア・コロンバニ Laetitia Colombani
出演: オドレイ・トトゥ Audrey Tautou
サミュエル・ル・ビアン Samuel Le Bihan 他
【解説】
フランス・ボルドー。美術学校に通うアンジェリクは心臓外科医のロイックと恋人関係にあった。彼には弁護士で現在妊娠中の妻ラシェルがいるが、離婚は時間の問題。アンジェリクは彼に、出会いの記念として1本のバラを贈る。絵を描いているときもアンジェリクの頭の中はロイックのことでいっぱい。ベビーシッターをしていたのが縁でいつのまにやらロイックの隣人宅に留守番として住み込むことにも成功する。ところが、裁判所の前で寄り添っているロイックとラシェルを目撃した頃からアンジェリクの様子がどこかおかしくなっていく…。
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オープニングはすごく可愛らしい。好きな人を驚かせようと、花屋さんに無理を言ってバラ1本の配達をお願いする女の子。それに合わせて流れるキャストの文字の出し方も凝っていて素敵。
始めのうちはラブコメかなぁと思っていたら、ストーリーが進んでくると、実は女の子は不倫していて…と結構ドロドロ。しかも、彼女は思い込みが激しくて、だんだん彼に対してやってることがエスカレートしていく。でもまぁ、男の方も態度が煮え切らないし、仕方ないねぇって感じ。ここまでが前半。
後半は時間を巻き戻して男の方の視点から一連の出来事が描かれる。
ここから以降のストーリーは何を書いてもネタバレになっちゃうけど、「シックス・センス」オチというかなんというか、「あぁ、そういうことだったのね」っていうオチがつく。
オドレイ・トトゥは「アメリ」と同じような思い込みの激しい妄想癖のある女の子の役だけど、「アメリ」が表とすればこの作品は裏と言えそうなくらい結果が異なる。そういうのもきっと計算済みなんだろうけど、同じようなキャラなのに一方はファンタジーで一方はサスペンスと、全然展開が変わってくるのがなかなか面白かったです。
【超個人的評価】
★★★☆☆