アマヤドリ -102ページ目

漢字バトン

H.F.さんからのバトンです。
いろんなバトンがあるもんだなーと感心してしまいます。


【 規 則 】
回答は全て漢字一文字
・誰も読めないような漢字は避けること
・同じ漢字は複数回使用可能
・設問から連想する漢字を答えること
・( )内の数字は答える漢字の個数


一,回してくれた人(5)
 真、碧、読、求、風

二,以前通っていた高校(3)
 律、舞、汚

三,今通っていた(いる)大学(3)
 代、返、多

四,自分の性格(3)
 奔、滅、笑

五,自分の好みの異性(3)
 芯、澄、広

六,初恋の人(1)
 投

七,今の恋人(2)
 妄、想

八,今の日本(3)
 褪、忙、混

九,今の世界(1)
 忘

十一,自分が今いる場所の状況(3)
 藍、橙、微

十二,自分の父親(2)
 甘、頑

十三,自分の母親(2)
 厳、優

十四,自分の兄弟・姉妹(3)
 迷、優、途

十五,自分の名前の中で一番画数の多い漢字(1)
 朝(12画)
【最後に…】
十五番の質問で答えた漢字の画数と同じ数の人にバトンを回してください!それぞれの人に印象を表す漢字を一つずつ付けること


え!12人…!
よし。

 ちゅん…瞳
 スニフさん…柔
 マグさん…透
 かーたん…凛
 ユージ♪さん…烈
 ミミィさん…翡
 プレアデスさん…抱
 Nao sanさん…創
 Okapiさん…実
 大汐たるとさん…疾
 たかおさん…響
 アトス・マニャーニさん…眼

すみません。マイミクさんじゃない方のお名前もあります。
なんだかかなり、気になるかたへ本当に一方的にまわしてみました。
もしこれを読んでいて、お暇があれば遊んでみてください。
しかも1はなんともイメージの仕様がないと思うので飛ばしちゃってください。
もし、でいいですからねー!勝手にまわしてごめんなさい。

ちなみに問10はもともとない、とのことです。

いいこいいこ


私の夢にはある女の子が時々出てくる。
決まった誰かではないけれどいつも同じかんじのする女の子。
とても大事で、とても透明で、白くて、ふっとすぐに気まぐれで消えてしまいそうな中性的な女の子。
時には子供の姿をとり、時には私くらいの年齢で現れる。
私にとって守るべき存在であるらしく、私の年以上であることはない。夢のシチュエーションもなかなか見つからないその子を懸命に見つけたり、危ないところを危険を感じ取らせないように守ったり、出会うだけで涙が出たり、そんなかんじ。

寝言でよく、その女の子のことを話すそうだ。
あの子に渡して、とか、女の子がこっちにくる、とか。
それを聞いているひとは怖いだろうな。私にしてみれば全然怖い存在ではないのだけれど。

私には実はもうひとりきょうだいがいた。
私が母に風疹を伝染してしまったことが原因で生まれてこれなかったのだけれど。
私はそのことを長いことしらなかった。
だけどあるときから私の夢の中にはもうひとりのきょうだいが現れるようになった。
たいていは、妹。時にはお兄ちゃん。
夢の中で私は3人きょうだいでそのことが自分のなかですごくしっくりいっていた。
でも次第にその夢が苦しくなってきた。私はもうひとりのその女の子をいつも夢の中で探すようになったのだ。時には誘拐されたその子を焦燥感の中でさがす。時には、もう死んでしまっていることを知っていながら探す。
水の底にその子が沈んでいるのをどうしても見ることができなくて見なかったふりをして夜が来るまで探し回ったこともある。

そういう自分のなかの鋭い部分が一番どうしようもないノイズを発していた17歳くらいのとき、私はその夢を母に伝え、そしてもうひとりのきょうだいのことを知った。
こころのどこかで私がちゃんとその子のことを知っていたことに安堵した。
夢のなかの女の子は相変わらず時々訪れるけれど、それはもう不安を与える存在じゃなかった。
大事で、壊れやすくてやわらかくて華奢で、どんなものからも守ってあげたいような。

そういう話を友達にしたら、それはきっと君自身なんだね、とあっさりと言われた。
もちろん私はその夢の子のことをそのきょうだいの霊だと思ったことはない。多分私は無意識のうちにそのきょうだいのことを知っていて、それを夢に出演させていたんだろうと思っていた。
でも、そのおんなのこは君がずっと守ってきた、守りたい、自分なんだね、と言われたときに、薄いガラスがぱーんと割れたような気がした。
あの懐かしさやいとおしさの種類は、あの切ない気持ちや去られたくなくて涙が出てしまう感情は、まぎれもなく、そうかもしれない。

私は私のことを、いいこいいこしたかったんだ。
私は私のことを、見つけ出してあげたかったんだ。
私は私のことを、ずっと守ってゆくと決心したんだった。

普段は自分のことを図太くて強くて、わははっと笑い飛ばせて、ほおっておいてもちょっとやそっとじゃ折れない、と思ってるくせに。
私のなかのほんの一部は、こんなにも、細い腕を伸ばしてる。

そのことが可笑しく、ちょっとせつなくもあった。
私はいもうとだ、と理由をつけなければ、自分のそんなところを認めることができなかったのだろう。

今でもときどきおんなのこはあらわれる。

風の強い日、13:44



ひとりぐらしは、とってもできないなぁ、と、こんなときに思う。

ベランダはひとりをことさらに思わせる。
強い日ざしがつくるひだまりに、足をのばすことができない。

からからになった植木たちにお水をあげていたらちゅんも水浴びをしたそうにしていたのでボールに水を注ぎ、今日はみんなにとって暑すぎるよね、とはなしかける。
つつかれた手の甲に汗が染みて、私もシャワーを浴びようかな、と考える。


こんなに風が強いのに長くベランダの外まで伸びた枝は折れずにその度しなる。
洗濯物が吹かれてさおがきいきい鳴く。
夕闇のなか揺られた船たちが桟橋をこする音を思い出した。


誰かこのなぞを解いて。

ビブラフォンとほのおと呼吸



ベランダから空を眺めるのをいったん中断し、お風呂に入ることにした。
ぐったり疲れていたし、珍しく坐骨神経をおかしくしちゃったみたいなので今日はゆっくり湯ぶねにつからなきゃ、と思って。

このあいだからお風呂に入るときに友達の曲を聞くことが心地いい。
音が呼吸に近いからかもしれない。音のサイクルが。うねり?
目を閉じてお湯にひたっていると、静かだと感じていたお湯の表面が、私の心臓に影響されて波をつくっているのを感じることができる。
私の呼吸が大波を加える。
しずかにしずかに、息を細くながく吐いて、吸って。
そこにビブラフォンの音が重なる。
にじむようだ。

最初にプラネタリウムで行われたイベントで一緒に流されていた映像がモノクロのものだったことも影響してか、el fogさんの音楽はちょっとダークで、ノイズのある、うすぼんやりの揺れる、景色が似合うと思っている。
だからお風呂にはろうそくを持ち込んでみた。

大切にともしている大きな長い蜜蝋のものと、ベルリンで買ったちいさな、スパイシーなフルーツのかおりのするもの。
溶けた蝋の処理をどうしてよいかわからずにだんだん芯が短くなって炎がちいさくなる。
あたためられてやわらかくなった部分を指でちぎって形をつくり、ちいさなろうそくにつけたしてゆく。別になにかを創ろうとしているわけじゃない。ただ、どんどん砦を築いて蝋が外に流れ出ないようにしているだけだ。
炎が揺れると、私の腕についている無数の水滴も強くきらめく。
ちょうどそこに、ビブラフォンの通る音が突き抜けて行ったりして。

思ったよりもずっと長いお風呂になってしまった。


お風呂疲れも加わってか、目覚ましをかけた2時には起きられず。
気づいたのは朝の5時半でした。
ペルセウス流星群…


ちなみに、el fogさんCDは「竹ノ輪SHOP 」で買うこともできます。
竹ノ輪さんは以前、安岡亜蘭さんのインタヴュー写真を撮らせていただいたサイトでもあります。

ペルセウス流星群をみよう

ペルセウス流星群は今夜が最大なんだって。

リハーサルでへとへとに疲れたからだをひきずってうちに帰り、駅からうちまでずっと空を見上げていた。
今日は濃い、いい夜空だなぁ。

すぐベッドに倒れこみたかったけどもったいないから今ベランダから空を見ている。
今日の夜空は広い。
月が不在だからかな。
おおきく覆っていて、地上とのさかいをくっきり際立たせている。

さそり座が見える。
小さいときは夏になると自分の星座が夜空にかかるのが嬉しかったけれど、東京に住むようになってからさそり座がわからなくなった。
心臓はわかる。だけどぎゅっとかっこよい角度に反ったしっぽがどの星なのかがわからない。
今も心臓と、たぶんあれがからだ…というのはわかるんだけど、むかしみたいにまさしくさそりだ、という主張が見えてこない。
もしかしたら子供の頃はもっと想像であのさそりを見ていたのだろうか。

夢で見る夜空はときどき、いろんな星座の絵がひしめいている。プラネタリウムと同じようにこの夜空に青白い物語がいっぱいに広がっている。銀河も見える。彗星も地平線ぎりぎりに爆発している。


だけど今日はいい夜空だな。

ちらちらまたたく星が、足踏みするみたいに寄ったり離れたりしてる、ように見える。

どこかとおいところへ向かう飛行機がさそり座を横切っている。


見えるといいな、流れ星。