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メンタルの弱い旦那
やんちゃな息子2人、老犬一匹をつれて
認知症の母と少し偏屈な父と同居開始
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夕方、母がソファに座っていたので
私は母の隣に座った
すると母は手を伸ばしてきて、私の手をギュッと握ってきた
いつもハグをして挨拶をしたり
外を歩いている時には必ず手を繋いだりと
スキンシップは多い方だけれど
座っているときに手を握ってくるのは珍しい
握った母の手の温もりを感じ
私は昔のように母に甘えたくなり
母の肩に頭をのせた
すると母は私の頭をポンポンと撫でてくれる
昔よく、こうしてもらってたなぁ〜と
気持ちがホッコリとしていると
「わたし・・・なにもないのよ」
と母がポツリと呟いた
「ないって何が?」
「・・・・どうしたら良いのかしら」
そう言いながら、母は空いている右手の爪を噛む
なんだか悲しそうな表情をしていた
母は何が「ない」と言っているのだろう
記憶?
思い出?
現在の母は認知症のため
娘のことも、家のことも忘れてしまった
そういう意味では
「記憶が空っぽ」とも言えるかもしれない
ふと我に返って自分のことを考えた時
「なにもない」
と母は感じたのだとしたら
それは、すごく悲しいことだ
私は思わず母の手をギュッと強く握った
母のほうが私に甘えたかったのかもしれない
「でもさ、お母さんにはお父さんがいるじゃない!」
私が精一杯、明るく言うと
母は台所にいた父を見て
「そうね」
と少しだけ笑顔になってくれた
ほんとは
「隣には母のことが大好きな娘もいるからね!」
とも言いたかったけれど
混乱させてしまうだけなので、やめておいた
↓母の徘徊がはじまったときの記事
1.我が家の行方不明事件 ★アメトピ掲載


