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メンタルの弱い旦那
やんちゃな息子2人、老犬一匹をつれて
認知症の母と少し偏屈な父と同居開始

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毎日、暑い

 

 

暑くてお昼ご飯は冷たい麺類ばかり食べている

 

 

 

 

この日も両親と姉と私の4人でそうめんを茹でて食べることに

 

 

 

そうめんだけでは物足りないので冷凍のコロッケも揚げる

 

 

 

 

料理が出来上がり、4人で

 

「いただきまーす!」と食べ始めた

 

 

すると認知症の母はいきなり

何もつけずにそうめんを食べようとする

 

 

 

「あっ、お母さん、このお汁つけて食べたほうが美味しいよ」

 

 

そういって、私は麺つゆの入った蕎麦猪口を母に持たせた

 

 

すると母は

 

「こうするのね」

 

そう言って、蕎麦猪口を傾け、麺つゆをそうめんにかけようとした

 

 

 

「違う違う」「あっ、違う」「違うよー!」

 

 

慌てて、父、姉、私は同時に叫んだ

 

 

そうめんは平皿に乗せていたので

麺つゆをかけたら全てこぼれてしまう

 

 

 

「そうめんを麺つゆに入れて食べようね」

 

姉がそう言うと

 

 

「分かったわ」

 

母はそう言って、また蕎麦猪口を傾ける

 

 

 

「違うーーーー」「違うよっ」「違う違う」

 

 

また3人、同時に叫ぶ

 

 

 

「こうだよ」

父はそう言って、自分のそうめんを麺つゆに浸け食べた

 

 

「お母さん、お父さん見て!こうやって食べるんだよ」

 

 

「あ、そうなの」

 

母はそう言いながら、また蕎麦猪口を傾ける

 

「あぁぁぁーーーーーーーーーーーーーー・・・」

 

 

 

姉が

「こうすれば良いんだ!」

そう言って、そうめんを母の持ってる蕎麦猪口に入れてあげた

 

 

「はい!食べていいよ」そう言うと

母はズズズッと蕎麦猪口からそうめんをすすって食べた

 

 

 

「そうそう、上手!」

 

私達はホッとして自分たちもそうめんを食べ始めようとした

 

 

すると母

蕎麦猪口の中にまだそうめんが入っているのに

また蕎麦猪口を傾け麺つゆをそうめんにかけようとした

 

 

 

「ちがうーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!」

 

 

また3人の叫び声が我が家に響き渡った

 

 

 

 

 

結局、母のそうめんを深い器に移し替え麺つゆをかけて渡してあげた

 

 

すると母は美味しそうに食べ始めた

 

 

 

 

認知症の母がいる我が家は

毎日がコントのようだ

 

 

 

 

 

そして、その後

コロッケをコップに入った麦茶につけて食べようとする母は

ボケの天才かもしれない

 

 

 

 

 

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