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メンタルの弱い旦那
やんちゃな息子2人、老犬一匹をつれて
認知症の母と少し偏屈な父と同居開始

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「わたあめ、ただいま〜!!」

 

 

姉と母が帰ってきた

 

 

この日は、かかりつけ医での月一の診察日で

姉が母を連れて行ってくれたのだ

 

 

 

「おかえり〜!どうだった?」

 

 

「前回は血液検査しなかったから、糖尿病の数値は分からないんだけど薬はもらってきたよ」

 

 

「そうだったね。ありがとう助かったよ」

 

 

そんな話を姉としていると

 

 

 

 

ガチャガチャ!!!!

 

 

 

 

玄関で音がした

 

 

 

 

部屋を見渡すと母がいない

 

 

 

 

嫌な予感がした私は玄関へ急いで行くと

案の定、母が鍵のかかった玄関のドアをガチャガチャと開けようとしていた

 

 

 

「お母さんどうしたの?」

 

声を掛けると

母は「いや・・・ちょっとね・・・」と一生懸命、鍵のあたりを触っている

 

 

 

「姉がお昼ご飯買ってきてくれたから一緒に食べよう!」

 

 

 

「ん・・・でもココじゃなくてね、家でゆっくりね・・・」

 

 

 

そう言いながら、ドアを開けようとする母

 

 

 

 

 

これは完全に、我が家を自分の家だと分かってない

 

 

そして、自分の家に帰ろうとしている・・・・

 

 

もし鍵が掛かっていなくて、母がドアを開けられていたら

一人で外に出てしまったのだろうか

 

 

そのまま徘徊してしまったら家に帰ってこれなかったかもしれない

 

 

そんな想像をしてゾッとした

 

 

 

 

 

でも母は外に出たそうだったので

 

「お外、見てみる?」とドアを開けてあげた

 

 

 

目の前にドアから外の門へと続く見慣れた景色が広がる

 

 

 

母はそれをみて満足したのか

 

「こうなっているのね」と言ってドアを閉めてくれた

 

 

 

 

その後、みんなでお昼ご飯を食べたのだけれど

母は2〜3口食べて

「これ、おとうさん食べて」と渡してしまった

 

 

 

「お母さん足りた?もうちょっと食べたら?」と勧めたら

 

 

「さっき、食べてきたから」と母

 

 

 

 

 

今朝、朝ご飯を食べてから何も食べていないはずである

 

 

 

先ほどの家に帰ろうとした事といい

母の中の記憶(想い)と現実が噛み合っていない

 

 

 

まるで私がいる場所とは違う世界で

母は生きているような感じがした

 

 

 

 

 

 

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