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メンタルの弱い旦那
やんちゃな息子2人、老犬一匹をつれて
認知症の母と少し偏屈な父と同居開始

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数日前、いつものように夕飯を両親のところへ持っていくと

寝室の前に母のスリッパが並べて置いてあった

 

 

 

リビングに行くと父しかいない

 

 

 

この日の母はデイサービスに行っていて30分ほど前に帰ってきたはずだ

 

 

 

 

「お母さんは?寝室にいるの?」

 

父に聞くと

 

「お腹が痛いから横になるって言って、ベッドで寝ちゃったんだよ」

 

 

「え!大丈夫なの?」

 

 

父の言葉を聞いて、数ヶ月前に我が家を襲った胃腸炎の恐怖を思い出す

 

 

 

父は「大丈夫だろ」と言って寝室へ行ったので私も後をついて行く

 

 

 

 

寝室に入ると、母は洋服のままベッドで寝ていた

 

 

 

「お母さん、ご飯食べよう」

父が声をかけると母は目を開けた

 

 

「お母さん、大丈夫?」私がそう聞くと

 

 

「なにが?」と母は不思議そうな表情をする

 

 

「体調は大丈夫?」

 

 

「え、私どこか悪いの?」

 

 

認知症の母は、30分前にお腹が痛いと言ったことを忘れていた

 

 

 

「お腹は痛くない?体がダルい?」

 

 

「そんなことないわよ。元気よ」母はそう言って起き上がった

 

 

 

体を触ってみても、熱くはないので、熱はないようだ

 

 

 

「疲れただけじゃないか」と父

 

寝起きだからかもしれないが、確かに顔が少しやつれて見える

 

 

それでも母は起き上がり「ご飯なのね」とリビングへと移動したので

私は「ご飯、無理して全部たべなくて大丈夫だからね。食べれるだけ食べて」

そう母に声をかけた

 

 

 

 

 

 

こんなときが1番困る

 

 

症状が治まってしまえば、認知症の母は忘れてしまう

 

 

どの程度の痛みだったのか

どのぐらい続いたのか

頻繁に腹痛はあるのか

病院にいって診察してもらったほうが良いのか

 

 

そういったことが一切、判断がつかない

 

 

 

しかも、デイから帰ってきて、すぐにベッドで寝たのは初めてだ

 

 

 

今日のデイで、何か疲れることや嫌なことがあったのかな

デイでも体調が悪かったのかな

 

色々と心配になってしまう

 

 

当の本人は、この時点でデイに行ったことさえ忘れてしまっているのだけれど

 

 

 

 

 

結局、母は夕飯をすべて食べ、お腹も大丈夫そうだった

 

 

 

いったい何だったのだろうか

母自身は腹痛のことも忘れケロリとしているのに

私のほうがずっとモヤモヤとしてしまった

 

 

 

 

 

 

 

 

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