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メンタルの弱い旦那
やんちゃな息子2人、老犬一匹をつれて
認知症の母と少し偏屈な父と同居開始
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認知症の母が
自分自身のことを何歳だと思っているのだろうと
考える時がある
我が家には家族の集合写真が飾ってある
両親に三姉妹家族にワンコ
総勢12名と1匹
母はよくそれを見ては
「ここに私はいないわよね」
や
「ここに、あなたは写っているの?」
と聞いてくる
そのとき母に
「お母さんも写ってるよ!どれだと思う?」
と聞いてみると
「これかしら・・・」と自信なさそうに指差す先は
高確率で姉や私だ
「お母さんはこっちだよ!」と私が母を指差すと
「やだー、私ってこんなおばあちゃんなの!?」といつも驚く
母は今、自分のことを40歳ぐらいだと認識しているのかもしれない
そして昨日は
デイサービスから絵はがきを持って帰ってきた
デイのレクリエーションで書いたようで
お花の絵に色鉛筆で色が塗られていた
母が塗ったのだろう
そして驚いたのが
一番下に、母の字で名前が書いてあったことだ
母がまだ字を書けたことにも驚いたのだけれど
それ以上に名前が母の旧姓になっていたことにビックリした
しっかりとした字で結婚前の名字が書かれていたのを見て
今の母は独身時代の20歳代に戻っているのかなと思った
認知症の記憶は最近のものから忘れていくのかもしれない
だから25年程前に引っ越してきた我が家を忘れ
娘たちのことも忘れつつあり
もっと昔の小さかった頃のことや
独身時代のこと、母の兄弟のことは
かろうじて覚えている
そうだとしたら、母は記憶の中では少しずつ若返っていることになる
結婚したことも、子ども産んだこともなく
体も健康で肌も綺麗
最も母が青春を謳歌していた頃に
↓母の徘徊がはじまったときの記事
1.我が家の行方不明事件 ★アメトピ掲載