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メンタルの弱い旦那
やんちゃな息子2人、老犬一匹をつれて
認知症の母と少し偏屈な父と同居開始

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昨日、映画に行って思い出したことがある

 

 

 

 

 

数年前の両親とは一緒に住んでいなかった頃

 

 

その日、両親と最寄り駅で待ち合わせてお昼ご飯を一緒に食べた

 

そのときに

「このあと一人で映画見に行く予定なんだ」と

両親に話すと

 

「あら、映画良いわねぇ!私も一緒に行きたいわ!」と母が言ったのだ

 

 

 

 

あの頃の母は、診断されていなかったけれど

おそらく認知症の超初期の時期だった

 

 

 

当時の母はとても怒りっぽくて

ちょっとしたことで怒鳴ったり、物を投げたり

大暴れしていた

 

特に父に対して毎日のようにキレていた母は

父と一緒に家に帰るのが嫌だったのかもしれない

 

 

 

父も「行っておいで」と言ってくれたので

2人で電車に乗って映画を観に行ったのだ

 

 

 

映画はとても面白くて

母も最後まで楽しめていたようだった

 

観終わった後、母は嬉しそうに映画のパンフレットを買っていた

 

 

 

 

 

帰りも最寄りの駅で別れたのだけれど

母は問題なく一人で家に帰っていた

 

 

今から思えば、あの日が

母と2人で楽しく出かけられた最後だった

 

 

 

 

あれは何年前だっただろうかと

その日みた映画の公開日を調べてみると2017年12月だった

 

 

いまから約6年半前

 

 

あの当時の母を思い出すと

たった6年半でここまで人は変わってしまうのかと愕然とする

 

 

 

今の母は外出するのでさえ大変になってきている

 

 

 

あの日、あの時

母と一緒に映画を観に行って本当に良かった

 

 

あのときの母と楽しく過ごした時間は

私は一生、忘れないだろう

 

 

 

 

認知症の母と毎日一緒にいると

私の記憶の中の母が

少しずつ”認知症の母”が濃くなってきていて

昔の元気だった頃の母が薄れつつある

 

 

私はそれがすごく寂しくて悲しい

 

 

将来、母が死んだ時

私の思い出す母が

現在の”認知症の母”ばかりなのは絶対に嫌だ

 

 

 

昔の明るくて社交的でお茶目な母を真っ先に思い出したい

 

 

それが本来の母なのだから

 

 

 

 

あの日の楽しそうな母を忘れないために

今もパンフレットは大事にとってある

 

 

 


Pick Item

 
あの日、観に行った映画はコレ
調べてみたら「ゴジラ-1.0」と同じ監督だった
 
この映画をみるたびに
私は母と過ごしたあの日のことを思い出すだろう
 
 

 

 

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