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メンタルの弱い旦那
やんちゃな息子2人、老犬一匹をつれて
認知症の母と少し偏屈な父と同居開始

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朝の7時半

 

私は仕事に行く前

両親のいる1階へ顔をだした

 

 

「おはよ〜!」

と声を掛けると

リビングには父だけしかいなかった

 

 

「あれ、お母さんは?トイレ?」

 

母は1日の半分はトイレにいるのではないかと思うぐらい

頻回にトイレに行く

 

なので母が見当たらないときは

真っ先にトイレに探しに行くのだけれど

トイレの電気は消えていた

 

 

「おかあさん、珍しくまだ寝てるんだよ」と父

 

 

 

 

7時半になっても

まだ母が寝ているなんて珍しい

 

 

ここで普通だったら

「今日はデイもないし、ゆっくり寝てるのかな〜」なんて

思うのだけれど、なんせ高齢な母だ

 

 

思わず

「生きてる?」

と父に聞いてしまった

 

 

「さっき僕が起きたとき、モゾモゾ動いてたから生きてると思うんだけど・・」

と言いながら父は寝室へ見に行った

 

 

 

しばらくして父は

「うん、大丈夫、息してた」と戻ってきた

 

 

「起こしたほうが良いかな?」と聞いてきたので

 

「今日はお休みだし、ゆっくり寝かしておいてあげたら〜」と伝え

私は仕事のため家をでた

 

 

 

 

以前、一緒に働いていた人が

ある日突然、亡くなったことがある

 

死因はくも膜下出血だった

 

 

前日まで私も一緒に仕事をしていて

その人はとっても元気だった

 

 

ただ、その日は連休明けだったこともあり

いつも以上に仕事が忙しく

お昼休憩もしっかりと取ることも出来ないほど

慌ただしい1日だった

 

そして、その夜

自宅に帰ったその人は

お酒を飲んだ後「ちょっと疲れたから横になる」と言って

布団に入ったまま帰らぬ人になってしまった

 

 

この経験をしてから

私は”人はいつどうなるか分からない”という思いが

より一層強くなった

 

 

しかも、この亡くなった人は

まだ50才台後半で若かったのだ

 

 

それを考えると

70才台の両親はとても心配だ

 

 

いや両親だけではない

40才台の旦那や私だっていつどうなるかわからない

 

 

 

 

この前、息子たちに

 

「願い事が一つだけ叶うなら、何をお願いする?」

 

と聞かれた

 

 

以前の私だったら

「大金持ちになりたい」や「魔法が使えるようになりたい」

と答えていたただろう

 

 

でも今だったら絶対に

「病気や怪我をしない体になりたい」と答える

 

 

 

病気にならないということは

 

くも膜下出血で突然死ぬことも

認知症になり不安ばかりの毎日を過ごすことも

花粉症で毎年苦しめられることも

 

全てなくなる

 

 

最高ではないか

 

 

 

歳をとればとるほど

お金が欲しければ働けば良いし

本当にやりたいことは、大人の経済力や行動力でなんとでもなる

と、諦観する

 

それと同時に

健康だけは自分の力だけでは、どうすることも出来ないと

日々、感じるようになるのだ

 

 

 

人は手に入らないものほど

欲しがるのかもしれない

 

 

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