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メンタルの弱い旦那
やんちゃな息子2人、老犬一匹をつれて
認知症の母と少し偏屈な父と同居開始

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↑数日前の記事で母が転んだことを書いた

 

 

実はその次の日にも事件が起きていた

 

 

 

 

夕方に両親の夕飯を1階に持っていくと

テーブルの上にマキロンやらガーゼが置いてあった

 

 

 

父に「これどうしたの?」と聞くと

 

 

 

「さっき、お母さんと散歩に行ったんだけど、またお母さん転んじゃって」

と言うではないか

 

 

「え!昨日も転んだのに今日も転んだの!?」

 

 

「そうなんだよ。車道から歩道に上がるときに段差につまづいたみたいで。

帰ってきてからも、ずっと膝が痛いって言っているんだ」

 

 

母の方をみると

キョトンとした表情をしている

 

もう転んだことは忘れてしまっているみたいだ

 

 

 

「怪我したところは念の為、消毒はしておいたんだけど・・・」と父

 

 

 

心配になった私は

「おかあさん、膝みせてくれる?」と言って

母をソファに座らせてズボンをめくってみると

膝の皮がすりむけて、血が滲んでいた

 

父がガーゼをテープで貼っていてくれたようだけれど

もう半分以上、剥がれてしまっていた

 

「おかあさん、ガーゼ貼り替えようか」

そういってガーゼを剥がし

 

「大きい絆創膏を持ってくるから、ちょっと待っててね」

と私が立ち上がった瞬間

 

 

「なんだか、ここが痛いのよね」

と言いながら

母は怪我したところを力強くなでた

 

 

「お、お、おかあさん!怪我したところ触っちゃだめだよ!」

私は慌てて母の腕を掴んだ

 

 

認知症の母は

「痛い」ということは分かるけれど

「怪我をしているから触ると痛い」というのは分からないらしく

思いっきり触ってしまう

 

触ることによって傷口がますます広がっても困るので

私は急いで絆創膏を持ってきて

薬をつけてから貼ってあげた

 

 

「わたあめがいてくれて助かったよ」

と父がポツリとつぶやく

 

 

たまに転ぶなら、まだしも

2日連続で転んだとなると

さすがに危機感を覚える

 

 

1年前までは歩くのが大好きで

何時間でも歩けたし、歩いたあとも疲れを見せない母だったけれど

 

最近は認知症がかなり悪化して

散歩もあまり行きたがらないようになってしまった

 

そのため、家で過ごすことが増え

それと同時に足腰もかなり弱ってしまった気がする

 

足元は覚束ないし

疲れてくると、小さな段差さえ母はやっとの思いで飛び越える

 

 

たった数ヶ月、積極的に歩かなくなるだけで

人間はここまで足が衰えてしまうのか・・と恐怖さえ感じる

 

 

 

このままでは、近い将来

母は歩けなくなってしまうのではないか・・・

 

そんな思いが頭をよぎる

 

 

 

 

しかし、二度あることは三度ある

 

数日後にまた事件が起こったのだ

 

(つづく)

 

 

 

 

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