肺炎になり、泡をふき、タバコの吸い殻を食べる牛たち | チロ・ツグミ・メリー・マフユと 動物問題 ~ ヴィーガン ~

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愛猫チロとツグミ、愛犬のメリーと暮らしています。
主に、動物問題について書き記します。
超偏食&料理経験なしでしたが、畜産の悲惨な実態を知ってから、ヴィーガンになりました。

牛乳を飲む方、乳製品を食べる方は、以下の動画をご覧ください。

 

****************引用****************

 

これは某畜産農家で、もう見た瞬間から溜息が出るくらい不衛生。
15頭程しかいないのに衛生管理はもちろん、牛の体調管理さえ一切出来てない。


肺炎にかかってる牛たちが多くて、中には泡を吹いて急性肺水腫になってる子も。



これだけ狭い牛舎に換気もせず、糞尿も大して片付けていないのだから肺炎になるのは当たり前のこと…
悪臭が鼻をついて私もえずいて、目がチクチクして頭痛くなってくるぐらい😵‍💫

しかも牛舎でタバコを吸い、その吸い殻をその辺に捨てる。
牛に最低限のご飯しかあげていないようで、空腹の牛たちは、目に見えるもの全てに必死に舌を伸ばして食べようとするのでそのタバコの吸い殻を食べている目撃情報もあり、ご近所でもかなりトラブルになってるようです。

レスキューする予定の牛ばかり見てて気づきませんでしたが、
なんと生後2ヶ月程の子牛が牛舎の隅っこに繋がれていてこの子も肺炎にかかってました😢



腹式呼吸で何とか呼吸をしてましたが、かなり酷い状態で緊急で交渉に入りましたが、ご近所トラブルでかなり神経質になっているのか聞く耳持たず…
罵詈雑言の嵐。
そして厄介なことに日本人じゃないし。

肺炎は薬はほぼ効かないし、完治は難しい。
しかも母牛たちは出荷規制もあるので、抗生物質での治療はできません。

早急にレスキューしようと動き出したのに、その日の翌日に子牛は亡くなりました。
泡を吹いて痙攣を起こして倒れたようで、最後は自力で呼吸ができなかったとの事。

ものすごい苦しかったと思います。

まだレスキュー予定の牛がここにいるので、
特定されるようなことは書けませんが、日本の動物福祉が問題になってる最中で、未だに家畜動物を物以下と認識している人も本当にまだまだ多いのが実情。

ついこの間も島根県の酪農家が牛を蹴って炎上してましたが、私からするとあれは別に普通というか…
あの酪農家に限らずというか、農家さんを何件も出入りしてればわりと見る光景だったりします。
もちろんちゃんと管理して牛に愛情を持ってる農家さんも沢山いることが前提です。

 

****************引用終***************

 

 

日本の不衛生な酪農場。

 

換気もせず、糞尿の掃除をほとんどせず、悪臭が漂い、

体調管理もしないため、肺炎になってしまう牛たち。

 

タバコを吸い、その辺に捨て、餌を最低限にしか与えられていない牛たちは、タバコの吸い殻を食べてしまう。

 

映像の短いロープで繋がれた子牛は、肺炎になり、泡を吹いて死亡。

 

 

先日炎上した、酪農場で 牛を縛って、蹴ったり,目潰しをする職員の動画。

 

最初の投稿をされたshiomi_andoさんは、

いくつかの酪農場を見て回ってきて、仕事を手伝ったり、牛をレスキューされたりしており、

私も何度かシェアさせていただいておりますが、

彼女によると、このような酪農家はわりと見る、とのこと。

 

私も上の記事で紹介しましたが、当の酪農家たちもよく見る光景だと語っていました。

 

 

 

さらに、shiomi_andoさんの3月に投稿されたこちら。

 

****************引用****************

 

今手をつけているレスキュー案件、
ここぞとばかりに高値でつけてきてだるい状況。
保護目的だとバレているのか、感じがすごい悪くて意味なく怒鳴られ。

確実に足が折れているのも分かっているのに放置。
無理やり搾乳機に連れて行くにも、立てないから足で体や顔を蹴って、「本当にこいつは使えない」

早く助けてあげたいけど、
年齢的にはまだまだ若いので子は産める。
ということは農家さんにとっては価値がある。
そう簡単に手放してはくれないでしょうね。

ある日突然、いきなり昨日屠殺に出しちゃったと言われないように毎日顔を出して、状況把握。
飼い主さんと仲良くなっていくのが近道、これしか出来ることってないよね。

まだまだ時間かかるな😫

 

****************引用終***************

 

 

肺炎の牛がいた酪農経営者、牛を蹴った職員は外国人なので、

外国人は野蛮だ! という声が聞こえてきそうですが、上の酪農経営者は日本人です。

 

 

牛への虐待は、日本の酪農場で頻繁に行われているということですね。

 

そして、皆さんはそれらの牛の母乳から作られた、牛乳なり、乳製品なりを摂取しているわけです。

つまり、これらの虐待を支えているのは、牛乳,乳製品の消費者です。

 

 

各酪農家から集められた生乳は、各地域ごとに1カ所に集められます。

つまり、様々な酪農場の生乳が混ぜられて、メーカーに送られ、皆さんが飲む牛乳や、食べる乳製品になるわけです。

 

なので、○○の酪農場は牛に優しいとか、○○の酪農場は放牧をしているとか全然関係がないですし、

虐待をしている△△の酪農場の牛乳だけを不買、とか出来ないわけです。

 

つまり、牛乳を飲んだり、乳製品を食べたりしている時点で、あなたはこういった酪農場を支援することになるわけです。

 

 

不衛生な飼育や、暴力は、分かりやすい虐待ですが、

そもそもが、牛乳の一般的な生産は虐待に満ちていますので、

牛乳を飲み、乳製品を食べれば、どうあっても牛の虐待につながることを認識しましょう。

 

 

乳牛は放牧によって飼われていると思い込んでいる人が多いと思いますが、それはメディアによる刷り込みです。

 

実際は、飼育される牛の70%以上は、つなぎ飼いという拘束飼育をされています。

牛乳を考え直そう

 

見ての通り、ほとんど身動きができない、ひどい飼育方法です。

 

40%以上の農場が、24時間365日、ずっとこの状態です。

 

皆さんが放牧のイメージを抱いているであろう、北海道ですら60%がつなぎ飼いであり、放牧はわずか10%以下。

北海道の酪農の実態

 

北海道だけで約27万頭もの牛が、繋ぎっぱなしで飼育されています。

すなわち日本の牛たちは、ほとんどが繋ぎっぱなしで飼育されているといっていいでしょう。

 

繋ぎをするだけでもひどいですが、さらに繋ぎ方までがひどい農家がいるのです。

冒頭の牛舎の牛は、上体が四方から縛られ、足かせまでつけられて拘束されていました。

 

こちらの牛舎の牛は、顔を動かすことすら制限されています。

 

牛の位置を制御するために、カウトレーナーという電流を流す器具を用いて、牛たちに電流を流して痛みを与えることで、さらに動きを制御する農家もいます。

 

牛たちに電流を流して痛みを与えることで、さらに動きを制御しているのです。

 

糞を同じ場所に落とすようにして掃除を楽にするため、と言った理由でしょう。

 

出産する時ですら繋いだままにする酪農家もいます。

出産時も繋がれたまま

 

 

 

牛の出産では、人間が牛の出産の介助をしているシーンをよく見かけます。

しかし、牛は本来自力で出産が可能とのことです。

 

つなぎ飼育を行うことにより、母牛が運動不足となり、

体力と筋力がつかず、ストレスから無気力となり、出産が困難になってしまうことも原因であるようです。

 

 

牛は、人間の160倍以上の糞をするため、掃除をしても追い付かず、床が糞尿まみれであることがほとんどです。

 

牛の体が汚れているのをよく目にしますが、掃除が行き届かず、糞尿で汚れてしまうためです。

 

こちらは繋いだまま出産させ、糞尿だらけの床に産み落とされた子牛です。

 

糞尿まみれのため、ひづめの間に菌が入り込み、

炎症になって、出血したり、足を引きずって歩くようになることもあります。

 

この足を痛めて、ひきずって歩くことを跛行(はこう)といいます。

 

不衛生な環境下で、不自然な動作で寝起きを繰り返すことで、炎症がおきます。

 

 

ひどくなると、穴があき、中の肉や骨が見えてしまうことまであります。

アカネの一生

 

立てなくなってしまう牛もおり、こうなってしまえば農家にとって使い物にならないので、と殺場に送られ殺されます。

 

 

農場で不要になった、牛を殺す場合もあります。

パコマという消毒薬を注射し、30秒で泡をふいて死亡します。

業界は、このようなものを安楽死などと言っています。

 

恐ろしいことに、生きたままレンダリングに出して圧死する牛も一部いるとのことです。

 

 

 

酪農では、生まれた子牛は母牛からすぐに引き離されます。

 

酪農家によって、どの程度で引き離すかは様々ですが、

↓この画像の 日本の酪農家の元で生まれた子牛は、わずか50分で母牛から引き離されました。

50分で引き離される

 

↓この画像の子牛も、日本の酪農家の元で生まれましたが、なんと母牛が生んだ直後に連れ去られました。

 

なぜこのような事を行うのかというと、

子牛が母牛の母乳を飲むことを覚えると、哺乳瓶でミルクを飲まなくなってしまうからです。

 

人間が飲む牛乳とは、牛の母乳。

牛乳を売る事で、酪農家は儲けているわけです。

なので 酪農側は、子牛に母乳を飲ませてはならないのです。

 

そのため、親子をすぐに引き離して、カーフハッチと呼ばれる小さな牛舎に隔離し、

 

初乳をバケツや、哺乳瓶などで与えます。

 

 

お腹を痛めて産んだ子供が、あっという間に奪われるのです。

 

 

人間同様、子供を奪われることで、母牛は精神的苦痛を感じます。

 

人間に、目の前で子供を連れ去られた母牛。

 

それを見て、あとを追いかけます。

 

子牛が捕らえられた車のまわりをウロウロして、気にかけています。

 

走り去る車を追いかけます。

 

母牛は最後の最後まで、車を追いかけました。

しかし、もう二度と、この親子が会う事はないでしょう。

 

この動画の母牛は、子牛を奪われ、精神的苦痛で悲痛な鳴き声をあげ続けています。

 

以下は日本の酪農家による投稿ですが、同様に子牛の方を見て悲痛な鳴き声を上げています。

 

子供を取り上げられた後、子牛のための母乳は、人間のために奪われ続けます。

 

牛乳のために乳房はパンパンに膨れ上がり

 

1日2回、妊娠直後の乳牛で25~30L、少ない牛で3~5Lの乳が絞りだされます。

 

 

乳牛は品種改良により、母乳を大量に出す体に変えられてしまっています。

 

肉牛の年間乳量が1000kgほどに対し、乳牛の年間乳量は8500kg以上もあります。

中には、年間2万kg以上も出す乳牛もいます。

 

牛の乳は、牛の血液からつくられています。

 

牛乳1パック分のお乳をつくるのに必要な血液は400~500リットル。

1日に約30リットルの乳を出す牛は、毎日約1万リットル以上もの血液を乳房に送り込んでいることになります。

 

カロリーの高い濃厚飼料が与えられ、

大量の乳を出すことにエネルギーを費やす体にされてしまった牛は、代謝機能が阻害されるため、

乳房炎、ケトーシス、第四胃変位などの様々な病気にかかりやすくなっています。

 

こちらは、北海道で、2020年に、乳牛を診療した頭数と、病名の上位20位を表したものです。

2020年次 産業動物(診療・死亡頭数 上位病名) 

 

診療された牛の合計を見ると、約61万頭となっています。

北海道の牛は、約83万頭なので、およそ73%の牛が何らかの病気にかかっているということになります。

全く診療にかからない牛の方が圧倒的に少ない、ということです。

 

病気が増えるのは、本来の牛の生理生体には合っていない穀物主体の食事にも原因があります。

 

また、ホルスタインは暑さにも弱いです。

このように人間都合の品種改良によって、不自然な体、病弱な体にされてしまった事も決して無関係ではないでしょう。

 

 

牛乳は牛の母乳です。

母乳を出すために、牛は何度も何度も妊娠させられます。

 

メスの牛は、好みのオスの牛と交尾させてもらって妊娠するわけではありません。

人工授精 つまり 人間の手によって、妊娠させられるのです。

 

その方法は、非常におぞましく、

人間が、牛の肛門から腕を突っ込んで糞を掻き出し、腸の中から膣を掴んで、器具を用いて精子を注入します。

 

人工授精は、別名レイプ繫殖と呼ばれています。

https://www.instagram.com/p/CWcytsVPcB2/?utm_source=ig_web_copy_link

 

当然、牛は嫌がります。

これを業界の人間は喜んでいるといったり、受け入れているなどと言って、嘘をついています。

 

 

オス牛も強制的に精子を採取されます。

擬牝台(牛の皮で作った乗駕用の台)や人工膣などを用いて精子を採取します。

老齢や肢蹄故障で採精できないという時は電気ショックが用いられることさえあります。

 

擬牝台にうまく乗らないという場合は生きた牛が乗駕用に連れてこられ

雌牛だけでなく、おとなしい雄牛、去勢雄牛が使われることもあります。

 

これらの非常に気持ちの悪いことを、当たり前に行っているのが酪農業界です。

 

 

また、乳牛は約73%が、麻酔なしで角を切断されます。

 

生後3ヶ月以内の牛の場合は、角芽を焼くために、熱された焼きゴテで、皮膚をやけどさせられます。

 

 

除角・断角が牛に与える苦痛

 

 

角が育ってしまった牛の場合は、ワイヤーのこぎりで、神経を含めて角を切ってから、焼きごてを押し当てられます。

 

 

除角の時の牛の痛みは相当なもので、失神してしまうこともあります。

 

首を固定した状態で大きな恐怖と苦痛を与えることで、頚椎脱臼・骨折などでショック死させてしまうこともあります。

 

 

さらに、麻酔なしで鼻輪をつけられることがあり

 

麻酔なしで耳標を付けられます。

 

 

乳牛たちは、これらの苦しみを経て、

レイプ→妊娠→出産 のサイクルを3~4回繰り返し、

乳量が減って用済みになれば、と殺場へ送られます。

 

北海道から東京までの長距離だろうと、夏場のうだる暑さ、冬場の凍える寒さであろうと、体調不良や病気や骨折で立てなかろうと、

ぎゅうぎゅう詰めにしたり、紐で結んだりして、荷台に乗せられ、

どれだけ辛かろうと、動物達の都合で休憩することもなく、長距離を人間のペースで移動させられます。

と殺場に着いた頃には、ぐったりして動けない牛もいれば、死んでいる牛もいます。

 

こちらは、カナダで撮影されたトラック輸送の際に、ケガをして血まみれになった牛です。

 

動けない牛や、死んだ牛は、このようにして、片足を吊り上げられ運ばれます。

巨体を片足で釣り上げられる

 

どちらも日本の映像です。

 

と殺場では、短い紐で繋ぎながら、水を飲むこともできず、一晩中、放置されることがあります。

 

この子は立てないほど疲弊してぐったりしているのですが、

短い紐でつながれていたため、寝ることはおろか、座る事すらできませんでした。

 

そして最後は、眉間にと畜銃を打たれ、頸動脈を切られ、出血多量で死亡します。

牛乳を飲む人、乳製品、牛肉を食べる人は、動画をしっかりご覧ください。

 

 

日本人はすぐに、感謝すればいいとか、いただきますと言えばいいなんていいますが、

殺された後に感謝してくれれば、このような悲惨な一生を送ってもいいという、おかしな方がいらっしゃれば、ぜひ名乗り出てください。

 

感謝やいただきますなんて言ったところで、牛には伝わることはありませんし、

伝わったところで、牛からすればあなたの感謝なんて何の役にも立ちません。

感謝しなくていいから、子供を奪わないでほしい、母乳を奪わないでほしい、殺さないでほしいと願っていることでしょう。

 

 

人間は、牛乳や乳製品を摂取しなくても生きていけます。

 

・ 菜食の始め方

 

・ タンパク質は組み合わせが鍵

 

・ 人間の体と食べ物 

 

以下、ちょっとだけ乳製品の料理や代替品をまとめておきました。

 

ドリア? | チロ・ツグミ・メリーと 動物問題 ~ ヴィーガン ~ (ameblo.jp)

 

牛乳を飲むのをやめ、乳製品を食べるのをやめましょう。

 

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