蹴られた牛のミルクを飲んでいるのは誰? | チロ・ツグミ・メリー・マフユと 動物問題 ~ ヴィーガン ~

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愛猫チロとツグミ、愛犬のメリーと暮らしています。
主に、動物問題について書き記します。
超偏食&料理経験なしでしたが、畜産の悲惨な実態を知ってから、ヴィーガンになりました。

ご存じの方は多いと思いますが、とある酪農場の乳牛を蹴る従業員の動画が炎上していますね。

 

****************引用****************

 

拘束縄を掛ける所から始まります

◼️前半◼️———


目潰し → 5回 (※ロング2回 )


蹴り  → 2回


パンチ → 2回




◼️後編◼️———
   目潰し → 3回 (※ロング1回 )
   蹴り  → 5回


⚠️なんとわずか約3分の間に
  17回も暴力を振るわれていました‼️



殆どの時間を苦痛を感じている状態です💧


🐄


牛さんはこれ位なら虐待に入らないそうだ


 

恐ろし世界です


大切に育ててると言いながら
     → スタンチョンで24h拘束し

無麻酔で除角や去勢は当たり前🔪🩸

可愛いって言いながら→ レイプする

仔牛産まれたとニコニコ顔で
     →オスならさっさと殺処分
     →メスなら母牛と同じ拷問の日々

何回産んでも愛しの我が子とは引き裂かれ
     →ひたすら乳を奪われ続ける

乳の出が悪くなったら
     →タダ飯喰うなと屠殺場へ

短い牛生尽くしたのに
     →酪農家族に笑顔で味見🥩

こうして骨の髄まで利用されます🐄
     
牛達の血と涙の異常な世界が酪農です


牛肉・牛乳・チーズ・乳製品を食すという事は
これらの暴力に加担するという事です

私はこの狂った世界に加担したくありません

🌱どうぶつさんを摂取しなくても
  充分に健康に生きてゆけます
🐄

 

****************引用終***************

 

 

 

動画の酪農場は、島根県の「大田原農場」です。

 

 

↓農場の代表が謝罪文を出しています。

 

 

 

ニュースでも、インタビューに答え、謝罪しています。

 

代表は「弊社の従業員が著しく不適切な行為を行い、本当に申し訳ない」と言っています。

 

しかし、冒頭の映像をよく見てもらえば、虐待をしている従業員の奥に、別の従業員が平然と仕事をしているのが分かります。

 

別の従業員がきても、虐待従業員は特に焦る素振りもありません。

そして、別の従業員は気にする素振りもありません。

 

つまり、これはこの農場で日常的に行われている行為ということです。

 

 

この大田原農場は、かなり大規模な農場で、乳牛1300頭に対して、社員が26名しかいません。

社員1人あたり、乳牛50頭です。

 

ヘルパーなどがいたり、機械化されている部分もあるかもしれませんが、

あのような大型の動物を、1人あたり50頭近くも丁寧に扱うなど到底不可能でしょう。

雑な扱いになっている事は容易に推測できます。

 

 

虐待を行っていたのは、外国人従業員の20代の男とありますが、

TikTokのアカウントの動画を見た方によると、フィリピン人である可能性が高いようです。

 

こうなると「やっぱり外国人か。日本人はこんな事しない」とか言う人が大量発生しそうなので、それは明確に否定しておきます。

 

 

先ほどの投稿にあった通り、酪農関係者が、これは酪農家の日常だ、牧場によってはたまにやる、と語っています。

 

牛にとっては痛くも痒くもない、とまで言っていますね。

これ日本人のツイートですからね。

 

 

さらに、以下の元酪農家によると、こんなのはマシな方だ、と書かれていますね。

 

 

↑現在削除したようです。

もちろん、これも日本人の元酪農家。

 

 

また、こちらの方は、元酪農家なのか、現役の酪農家なのかは分かりませんが、

いくらでもある事例、と語っておられますね。

もちろん日本人です。

 

 

 

また、以前もシェアしたことのある、ベジ漫画 Natsumiさん作「牛乳のひみつ」のワンシーン。

牛乳のひみつ - 牛乳を考え直そう (rethink-milk.com)

 

 

この牛が殴られるシーンは、日本の酪農の実話をもとに描かれているんですよ。

 

 

 

以下の記事には、酪農家たちの本質がよく分かる問題発言をまとめています。

 

息を引き取るまで搾り取られた

 

 

 

酪農家の「牛は家族」という言葉を真に受けている人が多いですが、

実際は裏側で、日本の酪農家による虐待は日常的に行われているということです。

 

 

そして、その牛乳を皆さんは飲んでいるのです。

 

****************引用****************

 

SNSで拡散された乳牛へのひどい暴行動画。
あの動画に出てくる牛のミルクを飲んでいるのは誰???

日本中の牛乳、乳製品に入っている可能性がありうるので誰もが飲んでいる可能性あり。

写真の説明はありません。

 

なぜなら、牛乳は全国10の指定団体(農水省が作った仕組み)が全部共同販売しているから。

写真の説明はありません。


どの乳業メーカーも、これらの指定団体から生乳を購入し、自分のブランドのパッケージに詰めて売っている。
※酪農場による自己販売を除く

牛を殴ったり蹴ったりすることは、他の農場でも見られる行為。

全員がやるわけではもちろん無いが、一定数、動物をはけ口にするかのように暴力を振るう人がいる。牛に限った話ではなく、豚も鶏もそう。


でも、酪農業界の悪いところは、そういった暴力を是正しようという自浄作用が働かないこと。
暴力があるといえば、かばい合ったり否定したりするだけ。

生産者が減るのが嫌で、見て見ぬふりをしているケースも見たことがある。

写真の説明はありません。


補助金を出す側の団体に訴えても逆ギレされたりしたこともある。
しかも、生産者はものすごい破格の額の補助金を受け取れる業界でもある。
もちろん出処は税金。

写真の説明はありません。

 

****************引用終***************

 

 

 

各酪農家から集められた生乳は、各地域ごとに1カ所に集められます。

つまり、様々な酪農場の生乳が混ぜられて、メーカーに送られ、皆さんが飲む牛乳や、食べる乳製品になるわけです。

 

なので、○○の酪農場は牛に優しいとか、○○の酪農場は放牧をしているとか全然関係がないですし、

大田原農場の牛乳だけを不買とか出来ないわけです。

 

つまり、牛乳を飲んだり、乳製品を食べたりしている時点で、あなたは今回の虐待従業員を支援することになるわけです。

 

今回は、相当頭が悪い人が自らの虐待シーンをアップする事で発覚しましたが、

そもそも無意味に暴力を奮う酪農家は常に一定数おり、実際は、このような事は裏側で行われるので発覚しません。

 

あなたが今後も牛乳を飲み、乳製品を食べるのであれば、あなたは常に暴力酪農家支援者です。

 

 

酪農の実態やシステムも理解せず、今回の暴力酪農家だけを非難しても意味がありません。

 

そもそもですが、暴力うんぬん以前に、酪農自体が虐待産業であることを理解すべきでしょう。

 

日本では、酪農場の70%以上が、つなぎ飼いという拘束飼育を行っています。

renko_animal

 

見ての通り、ほとんど身動きができない、ひどい飼育方法です。

renko_animal

 

歩く事さえできず、餌を食べる以外何もやる事がない時間を延々と過ごします。

 

この農場では、出産時も繋がれたままでした。

 

繋がれたま羊膜を舐めています。

 

 

牛の位置をさらに制御するために、カウトレーナーという電流を流す器具を用いる農家もいます。

 

牛たちに電流を流して痛みを与えることで、さらに動きを制御しているのです。

 

糞を同じ場所に落とすようにして掃除を楽にするため、と言った理由でしょう。

 

 

 

牛は、人間の160倍以上の糞をするため、掃除をしても追い付かず、床が糞尿まみれであることがほとんどです。

 

牛の体が汚れているのをよく目にしますが、掃除が行き届かず、糞尿で汚れてしまうためです。

 

投稿のように、出産のときですら、つなぎ飼いのまま出産させる農家もいます。

上の画像は、糞尿だらけの床に産み落とされた子牛です。

 

 

糞尿まみれのため、ひづめの間に菌が入り込み、炎症になって、出血したり、足を引きずって歩くようになることもあります。

 

この足を痛めて、ひきずって歩くことを跛行(はこう)といいます。

 

 

不衛生な環境下で、不自然な動作で寝起きを繰り返すことで、炎症がおきます。

 

 

 

ひどくなると、穴があき、中の肉や骨が見えてしまうことまであります。

アカネの一生

 

 

立てなくなってしまう牛もおり、こうなってしまえば農家にとって使い物にならないので、と殺場に送られ殺されます。

 

 

 

農場で不要になった、牛を殺す場合もあります。

パコマという消毒薬を注射し、30秒で泡をふいて死亡します。

業界は、このようなものを安楽死などと言っています。

 

恐ろしいことに、生きたままレンダリングに出して圧死する牛も一部いるとのことです。

 

 

また、乳牛は約73%が、麻酔なしで角を切断されます。

 

生後3ヶ月以内の牛の場合は、角芽を焼くために、熱された焼きゴテで、皮膚をやけどさせられます。

 

 

除角・断角が牛に与える苦痛

 

 

角が育ってしまった牛の場合は、ワイヤーのこぎりで、神経を含めて角を切ってから、焼きごてを押し当てられます。

 

 

除角の時の牛の痛みは相当なもので、失神してしまうこともあります。

 

首を固定した状態で大きな恐怖と苦痛を与えることで、頚椎脱臼・骨折などでショック死させてしまうこともあります。

 

 

麻酔なしで、しっぽを切られることもあります。

 

尾を切断された牛は慢性的な疼痛を感じています。

 

 

さらに、麻酔なしで鼻輪をつけられることがあり

 

麻酔なしで耳標を付けられます。

 

 

牛乳は牛の母乳です。

母乳を出すために、牛は何度も何度も妊娠させられます。

 

メスの牛は、好みのオスの牛と交尾させてもらって妊娠するわけではありません。

人工授精 つまり 人間の手によって、妊娠させられるのです。

 

その方法は、非常におぞましく、

人間が、牛の肛門から腕を突っ込んで糞を掻き出し、腸の中から膣を掴んで、器具を用いて精子を注入します。

 

人工授精は、別名レイプ繫殖と呼ばれています。

https://www.instagram.com/p/CWcytsVPcB2/?utm_source=ig_web_copy_link

 

当然、牛は嫌がります。

これを業界の人間は喜んでいるといったり、受け入れているなどと言って、嘘をついています。

 

 

オス牛も強制的に精子を採取されます。

擬牝台(牛の皮で作った乗駕用の台)や人工膣などを用いて精子を採取します。

老齢や肢蹄故障で採精できないという時は電気ショックが用いられることさえあります。

 

擬牝台にうまく乗らないという場合は生きた牛が乗駕用に連れてこられ

雌牛だけでなく、おとなしい雄牛、去勢雄牛が使われることもあります。

 

これらの非常に気持ちの悪いことを、当たり前に行っているのが酪農業界です。

 

 

しかし レイプされて生まれた子であったとしても、自分の子を育てることは、母牛にとって喜びなのです。

 

ですが、酪農では多くの場合、生まれた子牛は母牛からすぐに引き離されます。

 

母牛の母乳を飲むことを覚えると、哺乳瓶でミルクを飲まなくなるからです。

母牛の母乳は、人間のための牛乳として使われるため、酪農側からすればそれは困るわけです。

 

なので、すぐに引き離し、隔離します。

 

そして、初乳を、バケツや哺乳瓶などで与えるのです。

 

 

以下は、自分の子供が目の前で奪われた母牛の動画です。

 

人間に、目の前で子供を連れ去られた母牛。

 

それを見て、あとを追いかけます。

 

子牛が捕らえられた車のまわりをウロウロして、気にかけています。

 

走り去る車を追いかけます。

 

どれだけ辛いのかがよく分かります。

 

 

この牛は、子供を失い、鳴き続けているところです。

母牛も自分の子供を取り上げられることは、精神的苦痛を伴うということです。

当たり前のことですが、牛と人間が感じることに違いなどないのです。

 

 

子供を取り上げられた後、子牛のための母乳は、人間のために奪われ続けます。

 

牛乳のために乳房はパンパンに膨れ上がり

 

1日2回、妊娠直後の乳牛で25~30L、少ない牛で3~5Lの乳が絞りだされます。

 

 

乳牛は品種改良により、母乳を大量に出す体に変えられてしまっています。

 

肉牛の年間乳量が1000kgほどに対し、乳牛の年間乳量は8500kg以上もあります。

中には、年間2万kg以上も出す乳牛もいます。

 

牛の乳は、牛の血液からつくられています。

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牛乳1パック分のお乳をつくるのに必要な血液は400~500リットル。

1日に約30リットルの乳を出す牛は、毎日約1万リットル以上もの血液を乳房に送り込んでいることになります。

 

カロリーの高い濃厚飼料が与えられ、

大量の乳を出すことにエネルギーを費やす体にされてしまった牛は、代謝機能が阻害されるため、

乳房炎、ケトーシス、第四胃変位などの様々な病気にかかりやすくなっています。

 

 

乳牛たちは、これらの苦しみを経て、

レイプ→妊娠→出産 のサイクルを3~4回繰り返し、

乳量が減って用済みになれば、と殺場へ送られます。

 

そして最後は、眉間にと畜銃を打たれ、頸動脈を切られ、出血多量で死亡します。

牛乳を飲む人、乳製品、牛肉を食べる人は、動画をしっかりご覧ください。

 

 

分かりましたか?

従業員が暴力を奮ったとか以前に、そもそもが酪農自体が虐待産業でしかなく、牛乳を飲む事自体が虐待でしかないわけです。

 

 

日本人はすぐに、感謝すればいいとか、いただきますと言えばいいなんていいますが、

殺された後に感謝してくれれば、このような悲惨な一生を送ってもいいという、おかしな方がいらっしゃれば、ぜひ名乗り出てください。

 

感謝やいただきますなんて言ったところで、牛には伝わることはありませんし、

伝わったところで、牛からすればあなたの感謝なんて何の役にも立ちません。

感謝しなくていいから、子供を奪わないでほしい、母乳を奪わないでほしい、殺さないでほしいと願っていることでしょう。

 

 

 

日本は非常に遅れているため、企業のマーケティングによって、いまだ牛乳が健康に良いと洗脳されている人が多いですが、

海外では牛乳が体に悪い、という事実はどんどん広まってきています。

 

カナダ政府の食事ガイドでは、乳製品は一切排除されました。

 

この事実が広まったアメリカでは、大手の牛乳メーカーが相次いで廃業になっています。

 

 

牛乳の代替品は沢山あります。

 

豆乳、アーモンドミルク、ココナッツミルク、クルミミルク、ライスミルク、ピスタチオミルク、オーツミルク、マカダミアナッツミルクなど。

 

つまり、あなたが乳製品を食べる理由は、美味しいという欲のみです。

 

結局、感謝と言ってごまかすのであれば、あなたも暴力従業員と本質は同じです。

欲のためだけに虐待者に金を払って、虐待を見て見ぬフリをすれば、自分は虐待者ではないとでも?

 

 

今回の虐待に反対しておきながら、乳製品を食べるのは矛盾でしかありません。

 

あなたの一時の欲望のために、牛は存在しているのではありません。

 

・ 菜食の始め方

 

・ タンパク質は組み合わせが鍵

 

・ 人間の体と食べ物 

 

牛乳を飲むのをやめ、乳製品を食べるのをやめましょう。

 

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