卵を食べる方は、以下の動画をご覧ください。
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卵をより多く採取したい採卵養鶏場にとってオスひよこは価値が無いとみなされています。
そして卵を生むことができるのはメスだけ。
オスひよこは生まれたその日に、孵化場で選別(雌雄鑑別)されて殺されています。
日本での殺処分方法は、
ゴミ箱に入れて窒息死、圧死、放置死させる方法と、
グラインダーと呼ばれる粉砕機ですりつぶす方法が取られていることがわかっています。
海外ではガスで殺す方法を取ることもありますが日本での導入は今のところ把握できていません。
ゴミ箱に入れる方法は、何の費用もかけず何一つ動物の苦しみを考慮しない方法ですが
この方法をとる孵化場が最も多いという状況です。
フランス、オーストリア、ルクセンブルクは、オスひよこの殺処分を禁止しており、イタリアも2026年から禁止されます。
EU全体でも禁止の検討が始まっており、オスひよこを殺し続けることが卵業界の大きなリスクになると述べています。
これは世界中の卵に言えることです。
あまりにも命を軽視するこの慣行は、卵業界だけでなく、すべての市民の道徳観を壊す行為です。
卵の段階でオスを見分ける方法が実用化され、またゲノム技術によりオスだけ孵化させないという技術も開発されています。
これらの技術は世界中の70億羽のオスヒヨコを救うと予測されています。
EUや各国がこのような最先端の技術開発に資金提供を行っています。
あなたの賛同で
1億1千万羽のオスひよこたちの苦しみをなくせるかもしれません
社会で最も力を持っているのは、実は「市民の声」。
市民の意識が変われば、企業や政治、そして動物たちの現状を変えられます。
国会議員、企業、業界団体、孵化場などにオスひよこ殺処分の廃止を求めるために賛同してください。
声なき動物たちは、今も絶望の中あなたの声を待っています。
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動画には、ヒヨコが生きたままゴミ箱に入れられる様子や、グラインダーで粉砕される様子が映っています。
動画は海外のものですが、もちろん日本でも行われています。
卵をひなへと孵化(ふか)させる農場を、孵化場といいます。
孵化場は、孵卵機という人工的に卵を孵化させるための機械を使って、卵を温めます。
http://takakis.la.coocan.jp/fukuzaki-k02.htm
そして、ヒヨコを孵化させるのです。
孵化場で孵化したヒヨコは、全国の養鶏場へ出荷され、養鶏場で人間が食べるための卵が生産され続けます。
採卵鶏の卵を孵化させた場合は、生まれたヒヨコが、オスかメスかを選別されます。
人間が食べる卵を産むのは、メスだけです。
オスは卵を産まないので、業者にとって利益になりません。
そのため、オスの雛は生まれて間もなく殺されます。
日本での殺し方は、袋に入れて窒息死
圧死
生きたままグラインダーで粉砕などの方法で殺されます。
海外では、生き埋め
生きたまま消毒液に漬ける
生きたまま焼く、といった方法でも殺されることもあります。
また、孵化場では、ヒヨコが機械で運ばれる際に、機械のローラーなどに巻き込まれ、体に傷ができたり、ちぎれたり、死ぬこともあります。
メスであっても、弱っている子や、起立困難な子は、処分されます。
すべての養鶏場が、孵化場からヒヨコを仕入れています。
勘違いされている方が多いですが、平飼い卵や放し飼い卵の養鶏場もすべて、こういった孵化場からヒヨコを仕入れています。
つまり、表向きの飼育環境がどうであろうと、卵を食べる以上、この殺戮は必ず行われますし、この殺戮を応援しているのと同じです。
日本だけで1億1千万羽のオスの雛が、生まれたその日に殺されています。
世界では、毎年およそ60億羽です。
オスの犠牲だけで、ですよ。
ヨーロッパの一部の国では、オスの処分が禁止されています。
卵の段階でオスかメスかを見分ける技術や、
ゲノム編集によってオスを孵化させない技術も出てきています。
しかし、考えてみてください。
国で禁止される理由は、それだけ食べない国民や、関心が高い国民が多いからです。
日本は動物倫理に関して、そういった進んだ国と比べて10年も20年も遅れていると言われています。
日本人の1人あたりの年間卵消費量は337個で、世界2位です。
こんなに無関心で、バクバク食べ続けている国民だらけなのに、国が禁止になんて持っていくと本当に思いますか?
安い卵を大量に作り続けなければならないのに、お金のかかる技術を取り入れて、鶏に配慮なんてすると思いますか?
鶏たちにそんな配慮ができるなら、バタリーケージや、デビークや、強制換羽なんてとっくになくなっているでしょう。
国民の多くが消費をやめて消費を減らし、産業を衰退させていかないと、進んでいくわけがないのです。
まずは、表向きや目先の飼育環境だけではなく、裏側までしっかりと知っていただきたいと思います。
処分を免れたメスたちが、メスに生まれて幸せかというと、全くそんな事はありません。
日本の養鶏場では、もしかするとオスに生まれた方が幸せだったと言えるかもしれませんね。
採卵鶏は、主にバタリーケージという、非常に狭いケージの中に、ぎゅうぎゅう詰めにされて一生のほとんどを過ごします。
1匹あたりA4サイズ以下の面積で、拘束されます。
このように、隙間に挟まったまま、動けなくなる鶏もいます。
不衛生で、病気になりやすく、
骨折や脱臼に苦しみます。
死ぬことは日常茶飯事です。
90%以上の養鶏場で、この虐待飼育を行っています。
鶏は本来、年間に数10個しか卵を産みません。
しかし人間が品種改良を行った結果、年間300個以上産む体にされてしまったのが採卵鶏です。
卵は鶏の生理です。
年中、生理がくる体にされているのです。
鶏がたった1個の卵を産むのに、要する時間は24時間です。
人間は数分程度の食事のために、この卵を何個も使います。
卵の殻にカルシムを必要とするため、大量に卵を産みだす体にされた採卵鶏はカルシウム不足となり、骨からカルシウムを移動するようになってしまいます。
そのため、骨粗鬆症になり、骨がもろく折れやすくなっています。
2004年には、80~89%の採卵鶏が骨粗鬆症で苦しんでいると推定されました。
骨粗鬆症に伴う骨折は、バタリーケージ飼育による運動不足で悪化します。
骨折しても治療はされませんので、ひたすら痛みに耐え続けなければなりません。
そして、餌や水を得ることができなくなり、やがて衰弱し、死亡します。
採卵鶏は、卵を繰り返し産まなければならないことで、生殖器にダメージを受ける鶏が多くなっています。
キューピーへの卵の納入業者は、鶏たちを生きたままゴミのように捨てる
卵の産みすぎで、卵詰まりを起こして死亡する鶏もいます。
卵管と卵巣の使い過ぎで、きちんとした分泌も排泄もできず卵管に卵材料がたまってしまいます。
また、卵巣ガンも多発します。
人の卵巣ガンの研究の実験動物として利用されているほど、卵巣ガンになりやすいのです。
いずれの場合も、腹水がたまり、腹部が膨張する原因となります。
以下は、腹部に液体の溜まった、保護された廃鶏。
以下は、腹部が膨張し、卵を産めなくなったため淘汰された鶏。
平飼い卵であろうと、放牧卵であろうと、品種改良によって病気になりやすい体にされている現実は全く変わりません。
上の写真は、平飼いの採卵鶏たちですが、幸せそうに見えるでしょうか?
おそらく、多くの人が想像する平飼いのイメージと異なっているでしょう。
商売である以上、生産者は必ず都合の良い部分しか見せません。
快適そうな幸せそうに映った写真だけをHPに載せ、都合の悪い部分は載せず、うちの鶏たちは幸せだ、家族だ、とアピールするでしょう。
どれだけ表側の環境が良かろうと、生産者側が思いやりを持っていると言おうと、裏側なんて誰にも分からないのです。
この大前提を、日本人の多くがもっと理解する必要があります。
また、採卵鶏は 生後10日までに、デビークといって、くちばしの先を切断されます。
鶏は本来、一日に15000回地面をつついて過ごす生き物です。
しかしケージ飼育のせいで、その欲求を満たすことができず、その欲求不満が仲間をつつくという行為に発展します。
http://zookan.lin.gr.jp/kototen/tori/t222_5.htm
クチバシには神経が通っており、当たり前ですが痛みを感じます。
その後も、慢性的に痛みが継続します。
スイス、ノルウェー、フィンランド、スウェーデンなどでは禁止されていますが
日本では、80%以上の養鶏場でこの虐待が行われています。
採卵鶏(卵を産む鶏)は、産卵を開始して、約1年が経過すると、卵質や産卵率が低下します。
この時点でと殺する養鶏場と、
強制換羽を行って、さらに長期利用しようとする養鶏場があります。
強制換羽とは、2週間程度、絶食などの給餌制限をおこない栄養不足にさせることで、新しい羽を強制的に抜け変わらせることです。
換羽期に羽毛が抜けかわると再び卵を産むようになるという鶏の生態を利用し、
卵の質を均一にし、生産効率を上げるために行われています。
ショック療法の強制換羽では、死亡率が上がります。
さらに5%の採卵養鶏農家は、絶食させるだけでなく、絶水までさせています。
このような方法を行って、最大2年くらいまで卵を産ませ、と殺します。
また、と殺場に送る前に、
奇形、歩行困難、病弱の鶏や、卵詰まりや成長不良などで卵を産まなくなった鶏は、
と殺場に送ることなく、農場内で殺します。
農場での殺処分方法は
・ いつの間にか死んでいた
・ 隔離後放置死
・ 生きたまま焼却炉
・ 生きたままレンダリングへ
・ 溺死
・ ビニール袋に入れて窒息死
・ 頚椎脱臼
・ 頭部への打撃
・ 二酸化炭素などのガス
・ 脳震盪式スタンガン(キャプティブボルト)
・ 電気的スタニング
などがあり、苦しみの大小はありますが、全てにおいて悲惨です。
以下は、いつの間にか死んでいた鶏たちの映像です。
養鶏場では、このような光景は日常です。
病気にかかり、衰弱し、長く長く苦しんで死んでいきます。
養鶏場の仕事は、鶏の死体の回収から始まると言われています。
以下は、隔離後に放置死させられる鶏たちの映像です。
場所を移動されただけのことで、先ほどのいつの間にか死んでいた鶏たちと、辿る運命は全く同じです。
徐々に衰弱し、長く長く苦しんで死んでいきます。
以下は、頸椎脱臼によって殺される鶏の映像です。
職員が、鶏の首をひねって殺すのです。
この子は、頸椎脱臼が行われてからも、ピクピクと足を動かしており、動かなくなるまで2分もかかりました。
全く安楽ではない頸椎脱臼ですが、養鶏場の殺処分方法の中では、まだ苦痛の少ない方だと言われています。
以下の動画には、生きたまま焼却炉に投げ込まれる鶏の映像があります。
これらの苦しみを経て、生産率が落ち、養鶏場にとって使い物にならなくなれば食肉処理場に送られ、殺されます。
それが大体1~2歳くらいの時です。
鶏の寿命は10年くらいと言われていますので、寿命の5分の1以下の年月で殺されるということです。
平飼い卵や、放し飼い卵も同じです。
以下は、食肉処理場に送るために、カゴに詰め込まれているところです。
動画の通り、乱暴に、雑に、叩きつけられながら、詰め込まれます。
詰め込まれてからの扱いも非常に雑で、足がもげてしまったり、
首がはさまってしまうこともあります。
そして、ぎゅうぎゅう詰めにされ、トラックで屠殺場へ運ばれます。
と殺が翌日に行われる場合は、ぎゅうぎゅう詰めにされたまま、夜間、放置されることがあります。
当然、餌も水も与えられません。
どうせ殺すわけですから、生きてようが死のうがどうでもいいわけです。
品種改良によって卵を産む機械とされた彼女たちは、この状況でも卵を産みます。
下にいる子達は、卵で体が汚されていきます。
何も身動きができませんので、ただじっと耐えるだけです。
痛かろうと苦しかろうと、ただただ惨めにうつむき、耐えるしかありません。
そして最後は、足を吊り上げられ
麻酔なしで首を切られ、出血多量で死亡します。
https://www.facebook.com/LifeInvestigationAgency/videos/1095595077130411
閲覧注意ですが、卵、鶏肉を食べる人は、しっかり映像をご覧ください。
鶏は、日本だけで、1日あたり約175万羽が屠殺されています。
上記はあくまで屠殺数でしかありません。
これらの問題も平飼いだとか、放牧だとか、一切関係がないのは言うまでもないでしょう。
結局は、寿命を迎えることなく、残酷に殺されることは、絶対に変わりません。
麻酔がたっぷり入った鶏肉を食べたいですか?
数々の苦しみと、犠牲のもとに生みだされたのが、卵です。
日本人はすぐに、感謝していただいています、とか言いますが、
このような悲惨な一生を送っても、感謝されたら許しますという変人の方がいらっしゃったら、ぜひ申し出てください。
感謝とか、いただきますなんて、誰でも言える中身のない建前の言葉であり、
そんなセリフを言ってる時点で、思考停止であり、感情のある命と何も向き合っていない証です。
鶏も、犬猫と変わらない感情のある生き物です。
人間は卵を食べなくても生きていけます。
・ 菜食の始め方
・ 人間の体と食べ物
卵の消費をやめ、鶏たちを解放しましょう。
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