104℃の蒸気で蒸し焼きにする | チロ・ツグミ・メリー・マフユと 動物問題 ~ ヴィーガン ~

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愛猫チロとツグミ、愛犬のメリーと暮らしています。
主に、動物問題について書き記します。
超偏食&料理経験なしでしたが、畜産の悲惨な実態を知ってから、ヴィーガンになりました。

卵を食べる方、鶏肉を食べる方は、以下の動画をしっかりとご覧ください。

 

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アメリカの獣医師会で、インフルエンザなどのウイルスに感染した動物たちをお金をかけずに大量に手っ取り早く殺処分するための動物実験が行われた。



「養鶏場の換気をストップさせ密閉状態にし、104℃の蒸気で蒸し焼きにする」というもの。

 



ナチスドイツが行っていた恐ろしい人体実験と、ガス室での大虐殺を思い出すよ。

 



「畜産は現代のホロコースト」とは、よく言ったものだ。



これでもまだ肉を食べますか?

卵を食べますか?
乳製品を食べますか?
革製品を欲しがりますか?



私はやめました。



こんな蛮行を正当化できる様な腐った人間にはなりたくないからです。

 

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アメリカで、鳥インフルエンザの際に、ニワトリ、七面鳥、アヒルなどの家禽を大量殺処分するための実験が行われました。

それが高温の水蒸気で蒸し焼きにする、というもの。

 

動物実験の残酷さと、畜産の残酷さの両方を象徴する実験といえるでしょう。

 

実験を行ったのは、アメリカの獣医師会です。

日本でも同じですが、獣医師会というのは、動物のために存在するのではなく、獣医の利益のために存在しています。

 

 

日本では、直近では5月に北海道網走市で、鳥インフルエンザが検出され、759羽が殺処分されました。

 

4月には、北海道の白老町で鳥インフルエンザが検出され、52万羽が殺処分。

さらに、網走市のエミューからも鳥インフルエンザが検出され、500羽が殺処分されました。

 

 

世界で、これまで鳥インフルエンザの鳥を殺処分した数は何羽くらいだと思いますか?

 

100万羽?

ひょっとすると、1000万羽?

 

なんと、2億4600万羽です。

 

しかもこのデータは、2004年以前は含まれておらず、2021年5月時点でのデータです。

 

鳥インフルエンザの殺処分だけで、凄まじい数の鳥が人間によって虐殺されているのが分かるでしょう。

 

もちろんこの大虐殺を支えているのは、卵を食べ、鶏肉を食べる人たちです。

 

 

以下は、鳥インフルエンザが原因で、アヒルが殺処分される日本の映像です。

 

 

鳥たちを、コンテナの中に詰め込みます。


このコンテナが、殺処分する場所になります。

 

 

詰め込み終われば、二酸化炭素ガスを注入します。

 

ガスを注入されたアヒルたちは、この中でもがき苦しみ、窒息死します。

 

そして、死体を別の密閉容器に移動させます。

 

死体を運ぶための容器です。

 

 

この際、死にきれていないアヒルを発見した場合は、

 

もう1度コンテナに戻され、再びガスを注入されます。

 

これから殺されるアヒルたちは、この様子をただ恐怖しながら見続けなければならないのです。

 

二酸化炭素ガス殺は、安楽死ではありません。

 

安楽死などと思っている人は、以下の動画の8:40あたりを再生し、犬がもがき苦しむ様をしっかり見てくださいね。

まさか、鳥は苦しまないとでも言うつもりですか?

 

 

冒頭の動画では、換気をストップし、104℃の蒸気で蒸し焼きにするという実験でしたが、

日本でも鳥インフルエンザの発生した際、換気を止め、それが原因で熱死・窒息死することがあるそうです。

 

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2021年2月27日

【国防最前線】想像絶する鳥インフル殺処分、自衛隊は噴き出す血で防護服を真っ赤に奮闘 日本はアニマル・ウエルフェア後進国というタイトルで、

今季 猛威を国内養鶏場で猛威を振るっている鳥インフルエンザ発生時の殺処分の現場についてのレポートが掲載された。

 

オムツをして殺処分作業に携わるなど過酷な現場であることが分かると同時に、このレポートには、殺処分についての生々しい描写があった。

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殺処分のためには、まずファンを止めて換気を遮断する。

鶏は1つのケージにぎゅうぎゅう詰めになっているので、窒息死するという。

 

息も絶え絶えの鶏も死んだ鶏もポリバケツに詰め込む。

 

ケージは何段も重なっているため、天井近くの高所まで上って鶏を引っ張り出す。

ファンを止めるタイミングが早すぎると、鶏の腐敗が進みガスが溜まってゲージにくっついたり血が噴き出して、防護服が真っ赤に染まるのだという。

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私たちがこれまで把握していた鳥インフルエンザ時の殺処分は「二酸化炭素ガス殺」あるいは、

発生させた泡で鶏を包み、気道を閉塞させて死なせる「泡殺鳥機」であった。

 

二酸化炭素ガスは家禽に嫌悪感があり意識を保ったままで呼吸困難で苦しむことが分かっているし、

気道を閉鎖させるという泡殺鳥機もまた非人道的であることはいうまでもない。

 

しかし「換気を止めて殺す」はそれを上回る恐ろしい苦しみを家禽に与える。

 

換気を止めて家禽を殺した場合、家禽はどのように死に至るのか


① 鶏舎の換気扇を止めるなどして、鶏舎内外の空気の出入りをシャットダウンし、鶏舎を密閉する。
② 鳥の体温により、鶏舎の温度が上昇し、鶏舎内の酸素が低下する。
③ この状態で数時間維持
④ 最終的に高体温及び低酸素(窒息)により死亡

 

死までの時間
「理想的な条件」であっても、死に至るまでに約30分〜1時間

 

死に至るまでにかかる時間が30分~1時間であっても「理想的な条件」とされていることに驚くが、

そもそも理想的な条件とは何だろうか?

 

米国獣医師会(AVMA)は動物の大量殺処分のガイドラインの中で

「換気のシャットダウンによる殺し」について次のように書いている。

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1時間未満で95%を超える死亡率を引き起こすレベルまで、気温を適切に上昇させる能力を備えた施設でのみ使用することを推奨する。

目標は100%の死亡率であり、この目標を達成するには、追加の熱源またはCO2の追加が必要になる場合がある。

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だが、このレベルの低い「理想的な条件」を達成することさえできるのかどうかは不明だ。断熱材やドア、窓、換気システムなどの鶏舎構造、および鶏舎に閉じ込められてる家禽の種類、数、体重は、鶏舎によって異なる。30分~1時間でじわじわとようやく死に至ることができる「幸運な」鶏はいるかもしれないが、1時間を過ぎてもな死ぬことができず苦しみ続ける鶏もいる。

 

2015年には米国家禽卵協会がノースカロライナ州立大学に資金提供をして、

ケージに閉じ込められた鶏を「換気シャットダウン」し、そこに熱あるいは二酸化炭素を追加した場合、

死ぬまでにどれだけの時間がかかるかという非人道的な研究をおこなったが、

 

これによると、(熱や二酸化炭素を加えず)換気を停止した場合、

家禽が100%安楽死することはなく、約4%が生き残ってた

(死ぬまでにかかった時間は92分。熱を追加した場合は54分、二酸化炭素を追加した場合は12分)。

 

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鳥インフルエンザの発生により、換気を止められ、

鶏舎の温度が上昇し、酸素が薄くなり、

数十分あるいは数時間苦しんだ後に、熱死、窒息死するということです。

 

日本人の欲のために貢献してくれている鶏たちに対して、まだマシな処分方法を選ぶべきであるはずですが、

すべては効率重視で動くのが世の中というもの。

 

卵や肉を食べている人が、殺処分はかわいそう、などと言いますが、

鶏からすれば、鳥インフルエンザで殺されようと、肉のために殺されようと同じことです。

 

もちろん平飼い養鶏場であっても、鳥インフルエンザが発生すれば全て殺処分でしょう。

 

かわいそうと言うなら、食べなければいい話です。

食べ続ける限り、この大虐殺は永遠に終わりません。

 

 

鶏の大虐殺は、鳥インフルエンザに限った話ではありません。

 

採卵鶏において、卵を産むのはメスです。

オスは卵を産まないので、養鶏業者からすれば、存在するだけで赤字になる邪魔者です。

なので、オスの雛は生まれて間もなく殺されます。

 

殺し方は、袋に入れて窒息死

 

圧死

 

生きたままシュレッダーで粉砕など、残酷な方法で殺されます。

全てに共通しているのは、生きたまま

 

孵化場で、ヒヨコが機械で運ばれる際に、機械のローラーなどに巻き込まれ、体に傷ができたり、ちぎれたり、死ぬことがあります。

次々と柔らかな身体は潰される

 

メスであっても、弱っている子や、起立困難な子は、処分されます。

採卵鶏のオスが殺される数

 

採卵鶏のオスが殺されている数は、世界では、毎年およそ60億羽。

日本だけで、毎年およそ1億羽です。

 

 

そして、採卵鶏のオスの犠牲ばかりが注目されることが多いですが

実は、そこに至るまでにも多くの犠牲があります。

 

私たちが知る「採卵鶏」は、人間の品種改良によって、卵を産むマシーンと化してしまった鶏です。

 

この卵マシーンである採卵鶏を生む、親の鶏がまた別にいるのです。

種鶏、または、PS(ペアレントストック)といいます。

 

つまりPSは、採卵鶏を生むマシーンにされてしまった鶏です。

 

こちらにブロイラーのPSの話がありますが、その一生は死と隣合わせで交尾だけの生活を送る悲惨な一生です。

採卵鶏のPSもおそらく同じでしょう。

 

さらに、そのPSを生む、親の鶏がいます。

原種鶏、または、GP(グランド・ペアレント)といいます。

 

つまりGPは、PSを生むマシーンにされてしまった鶏です。

 

以下は、2021年の1年間に採卵鶏のGPとPSが輸入された羽数(検疫解放羽数)。

2021-輸入Egg-laying chicken

 

ご覧の通り、PSめす10万に対して、PSおすは1万しかいません。

同様に、GPめす1万3000に対して、GPおすは2000しかいません。

つまり、メスに対して、交尾をするオスは、10%程度しか必要ないのです。

 

では残り90%のオスはどうなるのか?

当然、殺されるわけです。

 

上の表だけでも、PSおすが9万、GPおすが1万殺されていることが分かりますが、

これはあくまで輸入された分の話ですから、実際は、輸入先でこの何倍も殺されているでしょう。

 

 

また、農場内でも、多くの鶏たちが死んだり、殺されたりしています。

 

奇形、歩行困難、病弱の鶏や

卵詰まりや成長不良などで卵を産まない鶏は、養鶏場にとって金にならないため、殺します。

 

殺し方は様々で、このように隔離して、水も餌も与えず、餓死、脱水死、衰弱死させることもあります。

 

使い物にならなくなれば放置され殺される

 

 

これを業界では、淘汰、などという言い方をしていますが、

要するに金にならない鶏を、人間側が意志を持って殺しているだけであり、自然淘汰とは全く意味が違います。

 

鳥インフルエンザ、と殺、採卵鶏のオスの雛の処分、PSのオスの処分、GPのオスの処分、農場での淘汰。

 

「卵は殺されるわけではないから可哀そうではない」と考えてる人がいると思いますが、

現実は卵のために、凄まじい数の鶏たちが殺されているのです。

 

 

そして、殺されなかったとしても、その一生は苦しみばかりなのです。

 

採卵鶏は、主にバタリーケージという、非常に狭いケージの中に、ぎゅうぎゅう詰めにされて一生のほとんどを過ごします。

イセ食品の実態

 

1匹あたりA4サイズ以下の面積で、拘束されます。

 

このように、隙間に挟まったまま、動けなくなる鶏もいます。

 

 

不衛生で、病気になりやすく、

 

 

 

骨折や脱臼に苦しみます。

 

 

死ぬことは日常茶飯事です。

 

 

 

90%以上の養鶏場で、この虐待飼育を行っています。

 

 

鶏は本来、一日に15000回地面をつついて過ごす生き物です。

しかしケージ飼育のせいで、その欲求を満たすことができず、その欲求不満が仲間をつつくという行為に発展します。

 

そのため 生後10日までに、デビークといって、くちばしの先を切断されます。

採卵鶏のクチバシの切断

 

クチバシには神経が通っており、当たり前ですが痛みを感じます。

その後も、慢性的に痛みが継続します。

 

日本の養鶏場の80%以上で、この虐待が行われています。

 

 

鶏は本来、年間に数10個しか卵を産まないのですが、

品種改良により、300個以上産む体にされてしまっています。
 

卵は鶏の生理です。

年中、生理がくる体にされているのです。

 

鶏たちは1日がけで卵を産んでいます。

人間は食べる数分のために、この卵を何個も使います。

 

この問題は、 平飼いにしても、放牧にしても一切解決しません。

 

 

何個も生む体にされた影響で、卵巣か卵管に疾患を抱える子が多くなっています。

 

卵管と卵巣の使い過ぎで、きちんとした分泌も排泄もできず卵管に卵材料がたまってしまうことがあります。

卵にカルシウムを奪われ、どれだけカルシウムを摂取しても、カルシウムの備蓄機能がうまく働かなくなってしまうこともあります。

廃鶏の約9割は卵巣か卵管に疾患があります。

 

以下は、卵詰まりを起こして死亡してしまった鶏。

卵が総排泄口に詰まる

 

以下は、腹部に液体の溜まった鶏。

廃鶏の診察

 

卵管に黄身や白身が詰まっているか、卵管に腫瘍ができている可能性があります。

 

 

採卵鶏(卵を産む鶏)は、産卵を開始して、約1年が経過すると、卵質や産卵率が低下します。

 

この時点でと殺する養鶏場と、

強制換羽を行って、さらに長期利用しようとする養鶏場があります。

 

強制換羽とは、2週間程度、絶食などの給餌制限をおこない栄養不足にさせることで、新しい羽を強制的に抜け変わらせることです。


 

換羽期に羽毛が抜けかわると再び卵を産むようになるという鶏の生態を利用し、

卵の質を均一にし、生産効率を上げるために行われています。


ショック療法の強制換羽では、死亡率が上がります。

 

さらに5%の採卵養鶏農家は、絶食させるだけでなく、絶水までさせています。

このような方法を行って、最大2年くらいまで卵を産ませ、と殺します。

 

 

出荷される鶏たちが、コンテナに詰め込まれるときの様子です。

 

動画の通り、日本の多くの鶏たちは、乱暴に、雑に、叩きつけられながら、詰め込まれます。

 

 

 

 

仕事を早く終わらせるべく、詰め込むことしか考えていない従業員たちは、

作業が雑になり、鶏たちは様々な事故にあいます。

 

このように、コンテナとコンテナの間に、首がはさまってしまったり

 

 

コンテナとコンテナの間に、足が挟まり、足がもげてしまうことがあります。

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どうせ殺すわけですから、知ったことではないのです。

 

 

そして、ぎゅうぎゅう詰めにされ、トラックで屠殺場へ運ばれます。

 

と殺が翌日に行われる場合は、ぎゅうぎゅう詰めにされたまま、夜間、放置されることがあります。

 

当然、餌も水も与えられません。

どうせ殺すわけですから、生きてようが死のうがどうでもいいわけです。

 

品種改良によって卵を産む機械とされた彼女たちは、この状況でも卵を産みます。

 

下にいる子達は、卵で体が汚されていきます。

 

何も身動きができませんので、ただじっと耐えるだけです。

 

 

痛かろうと苦しかろうと、ただただ惨めにうつむき、耐えるしかありません。


 

 

 

そして最後は、足を吊り上げられ

 

麻酔なしで首を切られ、出血多量で死亡します。

 

鶏は、日本だけで、1日あたり約175万羽が屠殺されています。

しかし、上記はあくまで屠殺数でしかありません。

 

先ほどに述べた通り、それ以外にも多くの場面で、数えきれないほどの鶏が卵や肉のために殺されています。

 

こうした、数々の苦しみと、犠牲のもとに生みだされたのが、卵です。

 

日本人はすぐに、感謝していただいています、とか言いますが、

このような悲惨な一生を送っても、感謝されたら許しますという変人の方がいらっしゃったら、ぜひ申し出てください。

 

感謝とか、いただきますなんて、誰でも言える中身のない建前の言葉であり、

そんなセリフを言ってる時点で、思考停止であり、感情のある命と何も向き合っていない証と言えるでしょう。

 

 

人間は、卵を食べなくても生きていけます。

 

・ 菜食の始め方

 

・ タンパク質は組み合わせが鍵

 

・ 人間の体と食べ物 

 

いつまで美味しいという欲だけのために、鶏を虐待し続けますか?

 

 

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