怯える子ザルを慰める母親とそれを笑う実験者 | チロ・ツグミ・メリー・マフユと 動物問題 ~ ヴィーガン ~

チロ・ツグミ・メリー・マフユと 動物問題 ~ ヴィーガン ~

愛猫チロとツグミ、愛犬のメリーと暮らしています。
主に、動物問題について書き記します。
超偏食&料理経験なしでしたが、畜産の悲惨な実態を知ってから、ヴィーガンになりました。

以下の動画をご覧ください。

 

**************stillavegan**************

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

必死に母親を起こそうとする子ザルの姿をみて、
そして彼らを笑う実験者の方の声を聞いて、
⁡『人間なんて…』
⁡そう思ってしまう人の気持ちもわかる。
⁡⁡
自分で投稿しといてこう言うのもあれですが、⁡人間の可能性だけは諦めないでほしい。
⁡⁡
僕たちの誰もが良くもなれるし、悪くもなれる。

人間はそのどちらかなのではなく⁡
どちらの方向へ向かいたいのか⁡
それが大事だと思うんです。
⁡⁡
僕もこの動画を繰り返し見て何度もやりきれない気持ちになりました。

動物たちの言葉は、僕たち人間には伝わらないのかもしれない。

でも、いつから彼らの表情や仕草、そして叫ぶ声、
そういったものさえも伝わらなくなってしまったんだろうと思うわけです。
⁡⁡
そういった意味では実験者の方も『被害者』なんじゃないかと思ったりします。
⁡⁡
子供の頃は、動物たちの立場に寄り添うことが当たり前のようにできていたはずの心が
⁡それを押し殺さないといけないような環境で仕事をしないといけない。
⁡⁡
もともとは持っていたはずの良心も自分で形を変えてしまわないと続けることができない

そんな職業なんじゃないかと思うんです。

身体的にも、精神的にも暴力に晒される動物たち。

その様子をみて、嘲笑うことができてしまうほど 心が影響される環境に置かれ続けた実験者の方たち。
⁡できることなら、どちらも救われてほしい。
⁡⁡
非効率で人にも動物にも危険な動物実験を繰り返す現代より
⁡動物たちをこれ以上傷つけないために代替方法を模索し続ける未来を作りたい。

でも、まずは知ってもらうところから。
⁡伝え続けていきたい。

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子ザルに不安を与えるために、母親に鎮痛剤を打ち、乳首にテープを貼る研究員たち。

意識が朦朧とする中で、動揺する子供を慰めようと必死に起きる母親。

そして、それを笑う研究員。

 

鎮痛剤を打たれる際、母猿は全く抵抗しておらず、完全に自分の運命を受け入れているように思います。

 

 

動物実験は、動物虐待の中でも最悪の部類に入り、ありとあらゆる残虐な行為が行われています。


今回はもう1つ動画をご覧ください。

残酷な映像はありませんが、必ず音声をONにしてご覧ください。

生の映像を見ることも大事ですが、それとは違ったものを感じ取れるはずです。

 

**************stillavegan**************

 

動物実験に関わらず、見えないところで動物たちがどんな目に遭ってるのかを知って、
⁡結果的に『ヴィーガン』というライフスタイルに行きつく人が増えてます。

⁡もしも、ヴィーガンにはなれないという人も
どうか自分自身が違和感を感じたところからでも何か変えられることがあるか考えてみてほしいです。
⁡⁡
音声だけでも伝わってくる暴力。

残念ながら人間に利用される動物たちにできることはありません。

次から購入する日用品は動物実験が行われていない物を選んでみるところからでもぜひ。

あなたの選択には力があること、知っておいてほしいです。

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呆気にとられ、

 

顔を歪め、

 

涙を流す。

 

動物達の叫び声を聞いただけでも、どれだけ悲惨な事が行われているのかが分かるでしょう。

それを生で見た彼らの精神的負担ははかりしれません。

 

 

しかし、この残虐な事を行っている研究者たちが実際にいるという現実があります。

 

研究者たちは一旦研究室に入ると完全に感覚が麻痺し、

どんな残酷な事でもやってのけられる心理状態に変わってしまいます。

実験動物と友達になった調査員

 

 

動物実験は、我々に身近なあらゆる商品に対して行われています。

 

 

まずは、食品。

 

日本人なら知らない人はいないであろう、大手食品企業「味の素」が行っていた動物実験では、

以下のような実験が行われています。

味の素が行っている動物実験

 

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犬の胃を切り裂いてチューブを挿入し、18時間ものあいだ空腹状態にさせ、

化学調味料(味の素、グルタミン酸ナトリウム)や他の一般的なアミノ酸が入った液状食を投与し、

胃液を採って薬物を注入します。

 

ウサギにも一般的なアミノ酸を強制的に与えて空腹にし、繰り返し採血を行います。

そのあげくに、殺して解剖します。

 

他にも、ラットに何度も電流を流す、マウスをお互いに傷つけあうように強いる、薬品を注射するなどの実験があります。

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以下は、食品のための動物実験の実際の映像が映っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

次に、化粧品やシャンプー。

 

まずは、ウサギの片目に、試験物質を点眼し、角膜の変性、虹彩の損傷、結膜の炎症などについて調べる「眼刺激性試験」。

 

目を手足でこすらないようにするために、頭だけが出る拘束器に入れられ、まぶたをクリップなどで固定されます。

 

実際の映像です。

 

麻酔をかけないため、ウサギは痛みに耐え続けなければなりません。

 

あまりの痛みに大暴れして、首の骨を折って死んでしまうこともあるといわれています。
 

 

 

そして、ウサギやモルモットの皮膚に試験物質を塗り、刺激・腐食の程度を観察する「皮膚刺激性試験」。

 

皮膚は炎症を起こし、骨が見えるほどただれていくこともあります。

https://jammin.co.jp/charity_list/181119-java/

 

その他、化学物質が体内に取り込まれたときの毒性を測る「急性毒性試験」。

化粧品やシャンプーが動物を苦しめる

 

化学物質を塗った皮膚が紫外線など太陽光線を浴びたことによって生じる刺激性を測る光毒性試験。

 

 

絶食させたラット、マウスに、主に口から試験物を投与し、観察する単回投与毒性テスト。

などがあります。

 

 

そして、タバコ。

 

動物たちは、1日6~10時間、毎日、煙を吸わされ続けます。

タバコ好きは犬好きではない

 

猿は、唇を糸で縫われてタバコを口から落ちないようにされることもあります。

 

タバコなどというくだらない嗜好品のために、動物達は毎日毎日煙を吸わされます。

 

 

獣医学部の学生たちは、解剖実習を経験します。

 

動物の命を救うはずの人たちが、実は大学で数多くの動物達を傷つけたり、殺したりしているのです。

一頭の犬に手術を5日連続で行う実習

 

今も多くの動物達が、獣医学部の学生によって、切り刻まれ殺されていることでしょう。

獣医学部の実習のために、四肢を画鋲で板に張り付けられ、腋下を鋏で切られスポイトで血を吸い上げ殺されたネズミ

 

 

人間のために、実験という名のありとあらゆる拷問が、様々な動物達に今もなお繰り返されます。

人工心臓の実験に使われるヤギ

 

音像定位実験のために、頭にステンレス製の器具を埋め込まれた猫

 

心理的ストレスを引き起こす実験のために、足を繰り返しハンマーで打ち砕かれた犬

 

心理学の実験のために、まぶたを縫い合わされ、脳に電極を差し込まれた子猿

 

ヤケドの実験のためにバーナーで焼かれた犬

 

 

実験中に命を落とすことは日常茶飯事であり

これらの苦しみに耐えて生き残ったとしても、待ち受けているのは殺処分です。

 

 

せめて行き場のない野良犬や殺処分予定の動物を使ってほしいと思う人がいるかもしれませんが、

現実は、動物実験のために繁殖させられる動物が数多く存在します。

 

生体販売の繁殖犬と同じように、母犬は狭い場所に閉じ込められ、

繁殖能力が衰えるまで子供を生まされ続けます。

動物実験用のパピーミル

 

 

1匹1匹のケアは行われませんので、生まれた子犬は死亡することも多々あります。

 

 

繁殖した犬たちは、監禁されながら飼育され続けます。

 

 

 

そして、動物実験に利用され続けます。

 

 

そして用済みになれば、殺されます。

 

 

ものによっては、他で代替可能な実験があるにも関わらず、

このような残虐な動物実験を行う企業がまだまだ多いのが現状のようです。

動物実験の虐待を取り締まる法律がなく、費用面で安上がりだからでしょう。

 

 

そしてここ最近は、動物実験の多くは意味がない、と言われ始めてきています。

こちらは、とある本の解説動画です。

 

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動物実験の成功率わずか8%。

つまり、92%の動物達の命は無駄になる。

 

現代医療の多くは、延命や対症療法のための薬の開発。

その病気も、人間の食生活が肉食になったことで発生するようになった。

動物を殺して食べて病気になり、その病気の症状を和らげるために動物実験が行われている。

 

研究員は低賃金。

動物研究員も家に帰るとペットがいる人もいる。

研究室は人間の感情や共感性を奪う。

冷たく無機質で没個性的、人間の共感能力を奪う作りになっていて、PTSDなどの精神疾患が出にくい。

動物実験に関わる同僚たちは、マウスを殺す装置をマウシュビッツなどと呼び、ブラックユーモアを言いながら淡々と仕事をしている。

 

実験用のラットは、耳にタグを打ち付けられる。

実験用のラットは大人しい性質のものが使われるが、

耳にタグを打ち付けられると痛みに泣き叫ぶ。

 

著者は初めての仕事がこの業務だったが、これは必要なこと、と自分に言い聞かせて業務を行っていた。

 

実験の結果が出ると、ラットは全て殺処分。

ドライアイスを入れ、煙を充満させた処分バケツの中に、ラットを入れ、

二酸化炭素中毒にして殺す。

 

首を切り落とす、ギロチンによる殺処分方法もある。

 

アメリカでは、動物実験は法律で規制されているが、ラットやマウスには報告義務がない。

著者の関わった実験では、1度も鎮痛剤が打たれたことはなかった。

おそらく全米でも同じ。

ほとんどのこうした違反行為は見つからないし、バレても少額の罰金で済む。

 

アメリカは、これでも日本より進んでいる。

日本はの法律による規制が一切ない。

 

LD50という動物実験は

ある薬品を生物の集団に投与して、その集団の半数が死に至る量を測る実験。

著者はこの実験を、死体数えと呼ぶ。

 

1927年に始まったこの実験は、人類史上、最も多く動物を殺した。

1番の問題点は、この実験結果は、人間にはあまり当てはまらない

 

投与量を5段階に分けて、それぞれ10匹ずつに投与。

大体30日間行われ、多い時は250匹マウスを使う。

実験終了後は、生き残ったマウスも含めて全て殺処分する。

 

実験していた当時は、マウスはどこまででも使い捨てが効く動物だ、と考えていた。

 

被爆実験・潰瘍実験といった、体内を腐らせる実験もあった。

 

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欲のために、動物を大量に殺し、肉、卵、乳製品を食べ、

病気になりやすい体にしておきながら、食生活を改めるでもなく、

今度は病気の症状をその場しのぎで和らげるために、薬の研究を行い、

人間にはあまり当てはまらない実験のために、最も多く動物を殺す実験が行われ続ける。

 

これが人間という生き物です。

 

 

薬は必要、薬は仕方がないから動物実験は仕方がないとか言う人がいますが、

0にできないからといって100の虐殺を許すという考えが浅はかです。

 

少なくとも、タバコなど人間に必要ありませんし、

化粧品、シャンプーは、動物実験をせずに、代替実験で製品を作っているものがあるわけですから、そちらを購入してください。

 

動物実験をしていない化粧品メーカーの一覧

 

LUSHは、化粧品のための動物実験をしないメーカーとして世界的に有名です。

 

私は、シャンプー・トリートメントは、ダイアンビートゥルーを使っています。

 

動物実験なし、無添加、容器もリサイクルプラスチックです。

マツモトキヨシや、ココカラファインで購入できます。

 

ハミガキ粉は、ロゴナ デイリーハミガキを使っています。

動物実験なし、無添加、ヨーロッパの基準の厳しいオーガニック認証を取得しています。

こちらの購入は通販のみ。

 

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