生命倫理は遥か昔に破壊されてきた | チロ・ツグミ・メリー・マフユと 動物問題 ~ ヴィーガン ~

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愛猫チロとツグミ、愛犬のメリーと暮らしています。
主に、動物問題について書き記します。
超偏食&料理経験なしでしたが、畜産の悲惨な実態を知ってから、ヴィーガンになりました。

以下の投稿をご覧ください。

 

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ゲノム編集というのは、何十年かけた畜産動物の品種改変を、遺伝子情報を操作することにより一瞬でやってしまう技術です。


品種改変で動物たちは今、苦しみ続けています。
ゲノム編集される動物も、苦しみ始めています。


海外では動物をゲノム編集で作ることに、アニマルウェルフェア上の問題があるとして躊躇する議論が活発です。
しかし日本は、すでにゲノム編集されたマダイとトラフグが開発され、その内容は非常に残酷です。
ものすごく早く、ものすごく太るようにしたのです。


ブロイラー(肉用鶏)と同じです。

 

 

 


しかも日本では、アニマルウェルフェアにどんな影響があるのか=動物が苦しむかどうかという評価は一切行われていません!!!


動物たちはすでに自然な状態からかけ離れ、尊厳も、命の大切さも、生命倫理なんていうものははるか昔に破壊されてきました。
このままでいいの?


工場畜産、養殖がある限り、この残酷で過激な生命操作は続きます。

 

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人間が行ってきた品種改良により、動物達は不自然極まりない体にされ、

慢性的に苦しく、病気になりやすい体にされています。

 

 

 

短期間で太るようにされたブロイラー。

 

 

 

 

 

 

 

大量に母乳が出るようにされた乳牛。

 

肉牛の年間乳量は、1000kg。

乳牛の年間乳量は、8636kg(2018年)。

 

 

 

 

 

短期間で太るようにされ、多産にされた豚。

 

生後6か月の体重は、30年前から、20kg増加。

 

 

 

 

 

卵を大量に産む体にされた採卵鶏。

 

 

本来、年間に数10個しか卵を産まない。

採卵鶏は、年間300個以上、卵を産む。

 

 

 

 

 

 

人間好みの外見のために、極端な体型にされ、遺伝病を蔓延させられている犬や猫。

 

 

 

 

 

これらの品種改良は、これまで数十年かけて行ってきましたが

それを一瞬にして行ってしまうのが、ゲノム編集です。

 

日本では、マダイとフグにゲノム編集が行われています。

 

 

養殖の魚が置かれた状況は、畜産と全く同じです。

不衛生で狭い環境に閉じ込められ、短期間で太るように改良され、

その負担が苦しみとなり、病気になりやすくなっているのでしょう。

 

養殖の魚が持続可能とか言う人がいますが、

養殖の魚の餌に、魚を使っていますので、持続可能でも何でもありません。

 

 

>>動物たちはすでに自然な状態からかけ離れ、尊厳も、命の大切さも、生命倫理なんていうものははるか昔に破壊されてきました。

 

多くの動物が人間によって遺伝子が破壊され、

体は改造され、

苦しみ、痛みを与えられ、

人間の嗜好のためだけに、奴隷になる運命として、命を与えられ生まれてきます。

 

命という面だけに注目して、動物の置かれた現状から目を反らし、

感謝していただけばいいとか、血統を残すことが大事、などと言っている人は、

いかに自身が無知で浅はかなのかを自覚した方がよいでしょう。

 

 

 

以下は、鶏肉になる鶏たちの一生。

 

品種改良によって、短期間で太る体にされたブロイラー(鶏肉になる鶏)たちは、わずか50日の子供のうちに殺されます。

 

50日経つと見た目は大きいですが、まだ子供のため、鳴き声は、コケコッコーではなく、ピヨピヨと鳴きます。

 

そして、そのわずか50日の間にも、

品種改良や、飼育環境が原因で、あるのは苦しみばかりです。

 

体が小さいうちは、従業員により踏みつぶされることがあります。

 

内臓が飛び出し、痛みにもがき苦しみながら死んでいきます。

 

生理機能の限界まで体重を増やす品種改良が行われてきたため、奇形や病気になりやすく、

ブロイラー種ではない鶏と比べて、死亡率は7倍にのぼります。

 

足が曲がった子。

 

 

 

 

首がねじれた子。

 

 

 

クチバシが変形した子。

 

脊髄骨に異常がある子。

 

呼吸器に障害がある子。

 

 

 

ケガをする子たちもいます。

 

 

体に異常のある子達は、歩行困難になったり、起き上がれなかったりします。

 

 

鶏舎には数万羽の鶏がいるため、従業員に気づかれないことも珍しくありません。

 

動けなかったり、起き上がれなければ、餌を取ることができず、衰弱し、餓死します。

 

 

 

 

衰弱している子を、従業員が見つけて、首をひねって殺すこともあります。

殺される際は苦痛を感じますが、いっそ殺された方が楽になれるのかもしれません。

 

死んだ鶏は、ゴミのように捨てられ、処分されます。

 

 

 

ブロイラーは平飼いですが、中は過密で、大きくなれば足の踏み場もなくなっていきます。

 

 

 

糞尿だらけで不衛生、水が混ざってドロドロで、座ることを嫌がる鶏もいます。

 

 

 

多くの鶏が、足の裏に炎症(FPD)や、関節部分の炎症(ホックバーン)を起こします。

 

 

床状態、飼育密度、品種改良が原因です。

 

炎症で痛む足のまま、重い体を支えているのです。

 

治療はしてもらえませんので、辛くても苦しくても痛みに耐え続けるほかありません。

 

炎症が深刻な場合は、歩行困難になります。

 

目に見える外傷がなくとも、およそ25%の肥満系ブロイラーと七面鳥は、生涯の3分の1の期間、慢性的疼痛にさらされています。

 

 

 

 

衰弱していても、ハアハアと苦しそうに息をしていても、治療をされることは一切ありません。

ただ、耐えるほかないのです。

 

そして50日が経てば、屠殺場に運ばれ、片足を吊り上げられ

 

首を切られて、出血多量で死亡します。

 

・ 菜食の始め方

 

・ タンパク質は組み合わせが鍵

 

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